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![]() | 【秘】 宝石人 リリス → 3回生 スノウ「そう?そう、かな。 だって、そう思ったから。」 好きと言う言葉のほかに、どうやって伝えたらよいかわかりません。 もし嫌われてしまったり、嫌がられてしまったなら悲しいですが、自分の気持ちはどうしようもないですもの。 自分の気持ちは誤魔化しようのない事実として受け止めるしかなかったのです。 だから伝えました。 スノウのことを男の子だとちゃんと知っている事も、その中で一番好きなことも、よく考えたらみんなの中で一番だったと言うことも。 そして、スノウにも一番と思ってもらえる事がとても嬉しくて、一瞬聞き間違いかと思ってしまうほどでした。 本当に?と、聞きたくなってしまいます。 それを見越したかのように、スノウはリリスの肩をそっと掴んで向き合い、抱きしめてくれました。 そして嘘じゃないと教えてくれたのです。 リリスはこくりと頷きます。 伝わりました。嘘じゃない、本当なのだとしっかりと。 耳元でトクトクトクと、リリスと同じくらい早く動く心臓の音が聞こえます。 リリスの頬の熱さも、きっとスノウに伝わってしまっているのでしょう。 (-93) 2023/06/24(Sat) 15:10:57 |
![]() | 【秘】 宝石人 リリス → 3回生 スノウ「伝わった。とっても…嬉しい。」 リリスからも手を伸ばします。 スノウの腰に抱きつくようにして手を回しました。 すり、と遠慮がちに、でも甘えるように顔を擦り付けます。 誰かとたくさんくっついていたいなんて、生まれて初めて思いました。 全身が熱くて、でもとても幸せな気持ちです。 あの時は怖かった変化は、今は自然と受け入れられました。 (-94) 2023/06/24(Sat) 15:11:21 |
![]() | 【人】 宝石人 リリス−現在・大図書館某所− そう、何度でも言いましょう。 ここはシュリンプロールの出店の前です。 そこに、何事かを囁き合っては抱きしめ合う二人の姿がありました。 リリスとスノウの二人です。 是非とも皆々様には、グランドと言う晴れがましい日の青春の1ページだと、温かく見守って頂きたいものです。 たとえ、リリスがつい「子供、欲しくなるくらい」と呟いてしまったとしてもね。* (241) 2023/06/24(Sat) 15:12:01 |
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![]() | 【秘】 3回生 スノウ → 宝石人 リリス思った事を口に出すのも 意外と大変だからさ。 [好き、と認めたとして それを口にした時に考えてしまうのが 相手に断られたり、それだけならまだマシで 相手との関係がギクシャクし疎遠となる…… そんなネガティブな事を考えがちなのが僕である。 だからそれを伝えられる彼女は凄いと思ったし 応えようとも思えたのだ。] ……良かった。 [彼女の言葉を聞けて、どっ、と緊張が解けるよう。 抱きしめたのはやり過ぎか?とも心配したけれど 少し熱いリリスを感じてると暖かい気持ちになるし 彼女から腰に手を回して来たのが分かったら ちょっと、いや、かなり、顔が熱くなる。 リリスが顔を擦り付けて来て >>215さっきもあったけど、親愛の表現としての クセみたいなものなのだろうか。 そんな彼女を可愛いと、頭を撫でる] (-96) 2023/06/24(Sat) 15:31:38 |
![]() | 【人】 宝石人 リリス両親から言われていたことがあります。 宝石人を見つけたら、どうにかして子供を宿して一族を残して欲しいと。 何よりも生き延びて欲しいと。 そこに好き嫌いや愛情については入っていませんでした。 両親がそうして親になったからなのでしょう。 最終的にはそこに愛があったと思いたいですが、それよりも生きるのに必死な毎日でした。 一族を保ちたい。その気持ちもわからないではないのです。 ただ、好きな人ができました。 好きな人がいるのに、同じ宝石人というだけでその人と子供を作らなくてはならないのなら、それはとても悲しい事に思えたのです。 それなら好きな人と子供を作りたくなるのは至極当然のように思えました。 他の種族のヒトたちは違うのでしょうか。 (247) 2023/06/24(Sat) 15:56:28 |
![]() | 【人】 宝石人 リリスこれは、両親もきっと悪いのです。 宝石人の男を見つけたなら何とか子供を宿しなさいとリリスに教えてきたのですから、好きな人にも同様と考えても仕方がありません。 けれどそれ以上に、両親はリリスに自分を護る術を覚えて生き残るように願ってくれていました。 その結果、血を残す相手が宝石人ではなかったとしても、きっと許してくれると思うのです。* (248) 2023/06/24(Sat) 15:56:44 |
![]() | 【人】 宝石人 リリス−現在・大図書館某所− 確かにこの考えは、人間的と言うべきか、主に人間が作り出した社会や世間の考えからは逸脱していたかもしれません。 唯一それに合っているとしたら、種族ではなく気持ちを大事にして子供を作りたい、と言う点でしょうか。 それも、恋愛至上主義ではなく、種族や血筋を重視する人間や種族からは白い目で見られるかもしれませんが。 でも、人間たちのそう言う事はまだよくわかりません。 そうでなくとも、最近そうした気持ちなしに急に子供が欲しくなるような状況になってしまいました。 その相手がスノウでは無かったことが今となっては信じられませんし、同じことを繰り返したくも無かったのです。 マジマジとこちらを見つめるスノウ>>249と視線が絡み合います。 じっと見つめ合い、返事を待っているとまた抱きしめられました。>>250 それに伴う言葉にまた喜びが増して、満面の笑みを浮かべてしまいます。 (254) 2023/06/24(Sat) 16:29:09 |
![]() | 【人】 宝石人 リリス「じゃあ、赤ちゃん、作ろ? え、えっと、でも人間?のやり方知らないから 教えてね…スノウ。」 でも、改めて考えるとリリスは何も知りません。 セイキを出し入れするそうですがそれしか分かりません。 だから小さな声で囁いて、彼の腕から抜け出ると手を繋ぎ直したのでした。 まさかここで作れるはずありませんからね。* (255) 2023/06/24(Sat) 16:29:31 |
![]() | 【人】 宝石人 リリス−現在・大図書館某所− ドキドキし続けていましたが、ひと段落したからでしょうか。 本来ここにきた目的を思い出して、また急にお腹が空いてきた気がします。 だから、スノウの問いかけ>>257には「うん、お腹空いてた!」と笑いました。 ドキドキが続いているとお腹が空く暇がありませんが、落ち着くとやっぱり空いてきます。 これが、本能の優先順位なのでしょうか。 生存そのものより、子孫を残すと言うことの方が。 とにかくお腹が空いていることを思い出したのでシュリンプロールを買いに行きます。 売り子さんたちの生暖かい視線なんてリリスは気付きません。平常運転です。 リリスはお勧めされていたものを一つ買う事にしました。 「どっちが良い?私はどっちでも良いよ! スノウが一緒ならきっとなんでも楽しい!」 外で食べるシュリンプロールはきっと美味しいでしょう。 空から眺めるグランドサマーフェスはきっと素晴らしいものでしょう。 スノウが隣にいるのなら尚更です。 そのまま外に行くのなら、双眼鏡も探して買っていくつもりです。 (263) 2023/06/24(Sat) 17:20:55 |
![]() | 【人】 宝石人 リリス「勿論、早く教えて欲しいけど。 …だってスノウ、来年はもういないでしょ?」 少しだけ寂しそうに視線が下がります。 赤ちゃんは一度きりのことでできるとは限らないのです。 来年いなくても、生きていれば手紙などで通じ合う事はできるし、会って交流することもできるでしょう。 でも、来年はスノウは学院にはいない筈です。 それを思うととても寂しくなりました。 だから、早く、教えてほしい。 でもスノウのいるグランドサマーフェスもまた今年だけなのです。 だから、それを存分に楽しみたい気持ちもありました。 けれど、その反面今年が楽しすぎたら来年は寂しすぎてしまったりしないでしょうか。 それがほんの少し心配です。 心配だけれど幸せなのは、当たり前に来年のことを考えられるからでしょうか。 (264) 2023/06/24(Sat) 17:21:19 |
![]() | 【人】 宝石人 リリス「だから、スノウが選んで。ね?」 スノウが隣にいてくれたら、リリスは楽しく過ごせる筈ですから。 だからそう言って笑顔を向けました。* (265) 2023/06/24(Sat) 17:22:12 |
![]() | 【人】 宝石人 リリス−現在・大図書館某所→外へ− 「うん、それじゃ外でまずこれ食べて、 それから上から全部見よ! そらから気になるところ色々回って…うん、行こう?」 そう決まったとなれば、リリスの気が逸ってしまいます。 嬉しそうに笑って彼の手を引きました。 外に出る前には学外の催物の地図>>270も貰えましたし、双眼鏡も見つかることでしょう。 準備万端です。 そして手を引いて外に出ると、今まで夜空たったのに昼の明るさに目が眩みます。 わ、と小さく声を上げてリリスは目を白黒させました。 「眩しー、天気が良くてよかったね!」 片手で目元に日除けを作りながら笑います。 でもスノウの言葉に>>271日差しの中でも分かるくらい、キラキラと輝きが増しました。 それは、チカリ、チカリ、と少しずつ落ち着いてはきますが、どうやらその言葉の真意が伝わったようです。 (279) 2023/06/24(Sat) 18:14:27 |
![]() | 【人】 宝石人 リリス「…………………うん。」 恥ずかしそうに俯いて、なんとなくフードを引っ張って顔を隠しました。 気を取り直して歩き始めます。 あんまりフードを深くかぶったので、途中で転びそうになったりはしましたが何とか落ち着いてシュリンプロールを食べられそうな場所に辿り着きました。 ベンチに座って、包み紙を剥がして頂きましょう。 (280) 2023/06/24(Sat) 18:14:47 |
![]() | 【人】 宝石人 リリス「ンッ、美味しい…! この緑色のこってりしてて美味しい! ソースも何だろ…スノウ、知ってる?」 美味しいの語彙は少ないですが、とても美味しかったようです。 口の中に入っている間は静かでも、口が自由になると色々質問していたのでした。* (281) 2023/06/24(Sat) 18:15:05 |
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![]() | 【人】 宝石人 リリス−現在・大図書館某所→外へ− エビもぷりぷりして美味しいし、アボガドにもトマトにも火が通してあるのでしょうか。 ヒトの食べ物は美味しく、生のものもありますが火が通してある事が多いです。 ヒトと暮らしていくのなら火の使い方を覚えなければ、と一口食べた後のシュリンプロールを真面目に観察しながら考えていました。 一先ず何でも生で齧り、栄養を得ていた頃とは違うのです。 生でも美味しいものは沢山ありますが、火を通したらもっと美味しくなるものも無数にあったのですから。 今までは研究勉学一辺倒でしたが、クラブに参加してみるのも良いかもしれません。 ただし、スノウが卒業してからの話です。 スノウが卒業するまでは、スノウとの時間を大切にしたいと考えました。 勿論、クラブに参加する事でスノウに何か良いことをしてあげられそうなら、参加したいとも思えますけれどね。 (288) 2023/06/24(Sat) 19:04:32 |
![]() | 【人】 宝石人 リリス「それは実?じゃなくて、果汁? うん、一個ちょうだい!」 さっきのココアの時とは違って片手が使えます。 手を伸ばして一つもらうとぷにぷにしていました。>>287 しげしげと見つめて魔力の流れを見れば、薄皮が張っているのではなくて中心に向かって集まるような仕掛けになっているみたいです。 若しくは、液体自体で薄い膜を形成しているのかもしれません。 スノウがしていたように口の中に放り込んでみると、冷たい液体がぴゃっ!と弾けて広がって、リリスは驚いて口を開くところでした。 何とか口を抑えて堪えます。ごくんと飲み込むと、ひんやりとした甘い雫が喉から胃に落ちて体を潤してくれました。 (289) 2023/06/24(Sat) 19:04:51 |
![]() | 【人】 宝石人 リリス「んふふ、これ美味しくて面白い! 思ってたより沢山出てきてびっくりしたけど 飲み物を少しの場所にしまえるから便利かも。」 ジュースを飲んだり、シュリンプロールを食べたり。 一通りお腹も喉も満たすと、今度は空に昇って行く予定です。 白い樫の杖を手にしてスノウと手を繋ぎます。 地面を杖で突くとまた魔力の波紋が広がり、魔法陣が足元に形成されました。 それが、図書館の時のようにゆっくりゆっくり、太陽に向かうように空に上がっていきます。 「スノウ、どのくらいまで昇る?」 最低限、図書館の天井と同じくらい。 できればそれより高く、太陽の熱さに負けないくらい昇るつもりでした。** (290) 2023/06/24(Sat) 19:05:12 |
![]() | 【人】 宝石人 リリス「うん、キャメロットより高く!」 でもそれは、当然大図書館よりもっと高くなるのです。 高くなればなるほど、太陽の日差しが強く感じられましたが、涼しい風が吹いているからかそこまで暑くは感じられません。 夜空と違っていろいろなものが見える分爽快ですが、より高さを自覚する事になります。 (305) 2023/06/24(Sat) 20:13:51 |
![]() | 【人】 宝石人 リリス「わあ、あっちの方は箒レース? みんなすごく早ーい! ふふ、図書館の時よりみんなが小ちゃい!」 眼下を見下ろせば、人の姿がとても小さく見えています。 そこかしこにいろんな催しがあって、魔法の光が見えたり、何かやり取りしていたり。 そろそろキャメロットの天辺につくでしょうか。 ビュウッと強めの風が吹いて、「わわっ!」と驚きの声を上げながらリリスはスノウにしがみ付きます。 勿論片手は杖を握っていますから、片手で繋いだ手に力を込めて身を寄せるような感じです。 バタバタと黒いローブの裾がはためきました。* (306) 2023/06/24(Sat) 20:14:11 |
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![]() | 【人】 宝石人 リリス−現在・キャメロット上空より− 繋いだ手が一度離れてしまいます。>>316 驚いてスノウを振り返ろうとすると、次の瞬間には腰が抱き寄せられていました。 確かに、手を繋いでいるよりもこの方が安定します。 両手で杖を握って、より集中する事ができますから。 「…えへ。有難う、スノウ。」 よりお互いが近くなってほんの少し照れくさいですが、心配してくれるのも抱き寄せてくれるのも嬉しいのです。>>317 そういえば魔石は渡していますが彼の魔法を見たことはなかったかもしれません。 でも、それはリリスにとっては些細な事でした。 いつか話してくれたら嬉しいと思います。 でも、話してくれなかったとしてもスノウがその方が良いならきっとそれで良いのです。 もしリリスが力をかせる事があるなら喜んで貸すでしょう。 (318) 2023/06/24(Sat) 21:05:20 |
![]() | 【人】 宝石人 リリスキャメロットを超えて、魔法陣は更に高くまで昇っていきます。 足元には魔法陣こそありますが、透けて下の様子が見える為少し脚が震えそうになります。 その為、キャメロットの上空、更に建物三階分くらいの高さまで来て止まりました。 「………、ちょっと怖いかも。」 先程は星に囲まれた夜空でしたから、余計なものはあまり見えませんでした。 それでいて降り立つ目標の場所がよく分かりましたから、星々の光に見守られて楽しく滑り降りる事ができたのです。 けれど、先ほどの強い風の事もあります。 地面を見下ろし、しばし考え込みました。 (319) 2023/06/24(Sat) 21:05:44 |
![]() | 【人】 宝石人 リリス「こう、波みたいに…。 落下して怖くなったら少し上がって、 また滑り落ちて上がって、を繰り返したら 結構いける…かな?」 先ほどのように流れ星めいた動きでは、加速がつき過ぎて失敗しそうな高さでした。 杖を軽く揺らして、波を表現してみます。 そして、そこまでして気付きました。 「スノウ、双眼鏡使ってみる? 何か見える?」* (320) 2023/06/24(Sat) 21:06:02 |
![]() | 【人】 宝石人 リリス−現在・キャメロット上空より− リリスも少し汗をかいていました。 風はありますが天気は良いし、この見た目です。光が明滅する箇所を除けば、リリスは基本的に真っ黒ですから。 太陽に近づけばよりその熱の影響を受けてしまうのは仕方がないのです。 スノウが降り方について理解してくれたので>>327肯定を示すようにこくこくと頷きました。 双眼鏡を使って良い場所も探してくれます。>>328 双眼鏡とオペラグラスの違いなんてリリスは知りませんから、それはリリスにとっては双眼鏡なのです。 「泉の真ん中?わかった! 待ってね、しっかり捕まっててね…! …。 ごー、よん、さん、にー、いち…!」 スノウに自分に捕まっててもらいます。 今は両手で杖を持っているからです。 カウントダウン前に一呼吸。 更に、3からではなく5からカウントダウンするのは、より集中するためでもありました。 (332) 2023/06/24(Sat) 21:50:29 |
![]() | 【人】 宝石人 リリス「ぜろ! っきゃあああああーーー!」 そしてゼロと言うと同時に落下が始まります。 勿論魔法陣に乗ってのことですが、一拍置いて楽しげな悲鳴が上がりました。 けれど、やっぱり加速がつき過ぎます。 さっきの最速加速までスピードがつくと、今度はクンッと魔法陣が上に上がりました。 一瞬の浮遊感、後にまたダイブです。 また楽しげな悲鳴をあげて、また浮遊感、とこれを三度ほど繰り返した頃でした。 もう泉は間近に近づいています。 それでもリリスは魔法陣の異変に気がつきました。 何度もスピードに乗ったからか、魔力の綻びを感じます。 慌てて、最大加速になるよりも前にクンッと魔法陣を上向きにしましたが、その行為自体魔法陣に負荷がかかっていたのでしょう。 パキキッ、という硬質な音を立てて魔法陣が砕け散りました。 (333) 2023/06/24(Sat) 21:50:56 |