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人狼物語 三日月国


202 【ペアRP】踊る星影、夢現【R18/R18G】

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視点:

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【神】 緑山 美海

貴方と一緒に蒲公英畑に行くのをずっと楽しみにしていた、それなのに。
今は、太陽のように眩しい黄色の景色が見えないでくれと願う。

その願いに添うように、足取りはさらにゆっくりなっていき。
一歩、一歩、大事に噛みしめるように歩を進めていくだろう。

この幸せな時間がもっと長く続きますように。*
(G13) 2023/03/07(Tue) 9:08:37

【独】 緑山 宗太朗

/*秘話とオレンジで狂う!狂う!
(-14) 2023/03/07(Tue) 9:09:37

【赤】 一匹狼 “楓”

[本当に正しいだろうか。>>*0
 守りたいだけなら、ただ殺したくないだけなら、離れるのが最善ではなかろうか。
 なのに人間だった頃の暮らしにしがみつき続けるのは……?]


  ……絶望なら、とっくにしてる。


[彼女の願いに答える声は、淡々としていた。それが当たり前のことで、何の感慨もないとでも言うかのように。
 人狼となって故郷に帰り着いたあの日、誰もが食料に見えたときを越えるような絶望を、この先の生で彼が味わうことはないだろう>>1:*42
(*1) 2023/03/07(Tue) 10:01:00

【赤】 一匹狼 “楓”

[ちらりと彼女に……いや、彼女の唇に視線を向けた。
 昨日目が離せなかった理由が、もう思い出せなかった。今思うのは、裂いたら同じ色の血が流れるだろうことぐらい。

 それを思ったら、彼の手は自然と彼女の頬に伸びた。
 拒む様子が少しでもあればすぐに手を引っ込めるつもりだったが、受け入れられるのならばそっと頬を撫で、身を屈めて唇を寄せるだろう。
 口づけを望んでいるように見えるかもしれないし、一旦はそうするだろうが、彼が本来意図するのは彼女の下唇に牙を立てて血を滲ませることだ。

 彼女に嫌がるそぶりがあれば、どの段階でもすぐに中断して離れるだろうけれど]**
(*2) 2023/03/07(Tue) 10:01:24

【独】 一匹狼 “楓”

/*
何で突然そんなことしたって思われそうだよな
(すごい悩んだ

そして眠すぎる
なんかだるいんだよな今日……
(-15) 2023/03/07(Tue) 10:02:46

【妖】 武藤景虎


 ……うん、いい子だから掴まってて。

[ベッドへと運ぶ間も微かに意識はあるようなものの、シャツを掴む感触に気を許されてるのだと思えば嬉しくはなった。>>$3

柚樹がどこでも眠れようと、オレの前以外ではここまでぐにゃぐにゃにはならないと思うし……、ならないよな?

そんな様子を微笑ましく思ってる余裕はほとんど今のオレにはなかったのだけど。

視界に映る肌色を意識しないようにしながらベッドへと急いだ。

途中でとらと呼ばれたりしなくて助かったな、とは。

呼ばれていたりしたらベッドにたどり着くことなく途中で何をしてたかわからないし、さすがに裸で床に横たえさせるのも行為に至るのも申し訳ないので。]
($6) 2023/03/07(Tue) 10:23:04

【妖】 武藤景虎

[ベッドへと下ろせばそのまま布団を頭まで被せて寝かせてしまおうと思ってはいたのだけど。

不思議そうに呼びかけてくる声>>$3に引き寄せられるように唇を重ねた後、自然と肌へと指を滑らせていた。

柚樹は何とも思ってないかもしれないが、好きな女の裸を目にして直に触れて何とも思わない程朴念仁でもないし、何もせずに寝かしつけられる程紳士的じゃない。

このまま寝落ちてしまったらやめようと思っていたのは、紳士的だからというわけではなく、何の反応もないのに触れても虚しくはある、ので。

縋るように回される腕や、熱っぽく見つめてくる瞳、大事なもののように呼ぶ声が欲しいというのが最もな理由だったけれど。

少し冷えていたように感じる肌は、指先や唇で辿ればいくらか熱を持つ感覚がして、触れた先からじわりと此方にも熱が移ってくる気がする。]

 ん……、オレも好き。

[半分寝ぼけてはいるんだろうなと思いながらも、抱きついてくる腕に目を細めて唇で挟んだ耳の内側を緩く舌で撫ぜると熱い吐息混じりの囁きを注いだ。]
($7) 2023/03/07(Tue) 10:23:55

【妖】 武藤景虎


 ……っ、あんまり煽んないで。
 止められなくなる。

[おかしていいよと答える声は意味わかってんのかなって思いはするものの、理性の糸が切れかかりそうだった。

続いて呼びかけられた愛称も、燻っていた熱がずくりと重みを増して。

浮かせ気味だった身体を寄せて本格的に覆い被されば、明らか意図を持った指先で愛でるように肌へと触れる。]

 ……は、……柚樹、かわいい。

[首筋や耳元に幾度も唇を落とすと、しがみつくようにしていた体がいくらか浮いて肩口や首筋へと甘く触れてくる柔らかい感触に薄く笑みが溢れる。

緩く開かれた脚の付け根から先、指先をひとつ中へと潜り込ませれば湿った熱さに下肢に溜まる熱が増す一方だったのだが。

嫌がっているわけではない、むしろ歓迎するような反応とは裏腹に、胸に触れた時だけ首を振られ、逃げるように身を捩る様子に僅かに眉を顰めることにはなった。]
($8) 2023/03/07(Tue) 10:24:17

【妖】 武藤景虎


 ……嫌だった?

[そう問えば、消え入りそうな声音で語られた理由に、眉間の皺が深くなる。>>$5

そんなに気づかれたくなかったんだろうか。
昨日時点、男だと思い込んでるオレにひた隠しにされていたのは気づいてはいたけど。

でも気づかれたかったようでもあるし、裸を見るという気付き方が最悪だったのが原因なんだろうな、とは。]

 オレは柚樹の胸も好きだし、興奮する。

[何度も言ったし、言葉以外でも示してはきたはずなんだが。]

 それに、女だってことはもっと前からどっかで気づいてたよ。

[確かめる術というか、わざわざ性別を確認することが発想としてなかっただけで、と小さく息を吐いた。]
($9) 2023/03/07(Tue) 10:25:11

【妖】 武藤景虎


 ……目、閉じてて。

[手のひらを瞼に被せて視界を塞ぐよう促してから、下肢に触れていた手を上げて両手で胸元に触れた。]

 ……柚樹、オレの触るとこだけ意識して。

[身を捩る様子を見せれば、窘めるように名前を呼んで、胸の先や周辺、僅かな膨らみのラインから脇にかけてを指先でなぞって、唇を押し当てると舌を這わせる。

合間、幾度もかわいい、好きだと言葉を落とす間、此方の熱も上がる一方ではあったけど、今はそれを無視して伝えようとした。

太腿に押し当てた熱で此方の慾は伝わってしまったかと思うけれど、熱が増す原因は胸元以外にないことが伝わるなら良いかなって。

オレが好きだろうが興奮しようが嫌なものは嫌だと言われたら、此処もオレのものなのに?と、理不尽な不満を口にしたかもしれない。]*
($10) 2023/03/07(Tue) 10:25:34

【神】 緑山 宗太朗

余計なものかもしれないけど、必要なものだろうからと何でもせっせと詰め込んだそう。後の楽しみを覚えば、重い荷物にも耐えられる。

「えぇ?……そんなに気に入った?」
きょとんとした声。>>G10

そう、前話した通りあまり首が窮屈な服は好まない。
首に襟とかがあると何となくそわそわするというか、自分が着るとなんだか服に着られてる感が出ていた気がするから。
でも似合ってると言われたなら……少しはスーツに見合う様な大人になれたのかな?

「じゃあ俺がこういうの着る代わりに、美海もそういうの着てくれる?」

等価交換。自分のおめかしした姿を見せるから、貴女の今日みたいな姿ももっと見せて欲しい。

スーツでもワイシャツでも着るし、お望みとあらばネクタイも締めて差し上げよう。奥さんの為ならば。
(G14) 2023/03/07(Tue) 10:37:24

【神】 緑山 宗太朗

蒲公英に浮かれたのはお互い様という事。>>G11
考えている事が似たもの同士で、買った服の色合いも似たもの同士で、なんだかちょっとおかしくなってふふふんと笑った。

ぎゅっと噤まれた唇に人差し指を近づけている。

「あんまり緊張しないの〜。」

ふにっと触ろうとしたらしい。緊張が解けるかもしれないおまじない!と男は言うけど、多分ちょっかいをかけたいだけだ。可愛い子にはちょっかいをかけたくなる男だった。
(G15) 2023/03/07(Tue) 10:37:39

【神】 緑山 宗太朗

静かな森を2人並んで歩く。文字通り、歩幅を合わせて並んで。>>G12

「そうだった、焼きそば食う前からめっちゃ晴れてた!」

隣に自分より緊張している人が居ると、何となくそちらに気を取られて自分はあまり緊張を感じてないように思う。
今日は俺がエスコートする側だから、照れる訳にはと気合いを入れているところも理由としてあるけど。

何度も手を握り返されて、その度に握り返したり指で手を撫ぜたり。どうも初デートの時より余裕がありそうだ。
……ガチガチな様子に、時折横の顔を覗き見た。うろちょろしていた目と目が合ったりもしたかな?
その度ににこにこと笑顔を見せた。怖くないよの印、笑顔からは幸せがふんわりと漂っている。

「美海が可愛くて癒されちゃう。」

繋ぎ方を変えてからは、こちらが手を握る機会が増えたとか。離さないように……
(G16) 2023/03/07(Tue) 10:38:23

【秘】 緑山 宗太朗 → 緑山 美海

「俺が馬鹿なのは美海が良く知ってるだろ〜?」

抱き上げる事になるのは万々歳。それだけ気を許して貰えてて、甘えられてる気がして嬉しいから。
だから、重みに感じるのは後悔じゃなくて幸福なんだろう。

いい子。

素直じゃない様に見えて、時折は素直に甘えてくれる貴女。そんな貴女も大好きだ。
(-16) 2023/03/07(Tue) 10:39:17

【神】 緑山 宗太朗

>>G13
金色の花を待ち望む気持ちと、今のままがずっと続いて欲しい気持ち。ふたつがの気持ちがちょうど同じぐらいあって、今は僅差で後者が勝っている。

隣の人の歩幅に合わせて、ゆっくり、ゆっくり。
道には春の花が咲き、新しい緑も芽吹いている。道中のホトケノザがわっと咲いている場所は紫の絨毯にも見える。

道草を見ながらゆっくりゆっくり、時間をかけて歩いても、目的地は変わらないからいつかは着いてしまうだろう。金色の花畑に。*
(G17) 2023/03/07(Tue) 10:39:28

【独】 武藤景虎

/*
嫌な時は蹴っていいので……
泣いたらやめる、いや、どうだろ……
なんかしらんがおこだからな……
(気づいてやれなかったオレが悪いんだが)
(-17) 2023/03/07(Tue) 11:01:38

【妖】 黒崎柚樹


[武藤には無様なところばかり見られている気がするけれど、本当にお酒には強いんだよ?

部の仲間に"ザルどころか枠だけ"と言われたことがあるくらいには、顔色変えずに飲み続けていられるもの。

直近6ヶ月でそこそこ酔った記憶があるのは5回に満たないくらいで、それは全部武藤と一緒に飲んだ時。
それでも自宅か武藤宅以外の場所で飲んでそこまで酔うことはなかったから、(夢の中とはいえ)今日は相当に緩んでいたんだろうな、とは。

どうやらそもまま寝こけていたら全裸のまま頭まで布団をかけられるという >>$7 、布団団子と化す未来が待っていたようだけれど、幸いそれは回避されたらしい。]

 うん……好き。大好き。

[好きと告げたら、好きと答えてくれる。

やっと言うことが、言って貰うことができたよ、うれしいな……と、半歩くらいは夢の世界に足を突っ込んだ状態で、うっとり笑んで目を細めた。]
 
($11) 2023/03/07(Tue) 11:34:22

【妖】 黒崎柚樹


 …………?

 とめられなくて、いいよ……?

[武藤が抱きたいなら、抱いてくれて良いし。
犯すなんて言い方は少しあれだけど……うん。別に、構わないし。

相変わらず頭の中、7割くらいはふわふわと夢の世界が広がっていたけれど、触れてくる指も唇も、ひたすらにきもちがよくて。

乞うように立ててごく緩く開いた足の間に差し入れられた指へも、もっと、という風に腰を揺らめかしかけたところだったのに。]

 …………っ……、

[胸に触れられた途端、頭より先に身体が勝手に強張って、火照る風にちりちり熱を持っていた皮膚から、すう、と熱が引いていった。]
 
($12) 2023/03/07(Tue) 11:34:59

【妖】 黒崎柚樹


["嫌だった?"の声 >>$9 には、躊躇しながら小さく頷いて。
続いた言葉には、

  ────それは、うそだよ。


なんて、思ってしまった。

"女だってことはもっと前からどっかで気づいてた"、とは、今初めて言われたことじゃない。

胸も好いてくれてるということも、こんな貧相なものでも、押し当てたらこれ以上なく解りやすく身体が反応することも、私はちゃんと知ってるのに。

心が納得しようとすると身体が否定して、身体が受け入れるように脱力しかかれば心が「ちがうもん」と否定する。

自分でも、このちぐはぐな感じがどうすれば終わるのか、ちっとも解らなくて、困惑しながら瞳を泳がせたら、"目、閉じてて"って。 >>$10 ]

 ……ぇ……っ、

[ふわりと手のひらで視界を塞がれ、でもすぐにその手は離れていき、両の胸を温かな手のひらで包まれた。]
 
($13) 2023/03/07(Tue) 11:35:50

【妖】 黒崎柚樹


[武藤から告げられた事を、従順に守ろうとしてしまうのは、もはや私の癖のようなもの。

目は閉じたまま、手の甲を両方重ね、自分で目隠しのようにした。

触れてくる手指の熱に応えるように跳ねて震える身体は、でも快楽ゆえではなかったし、漏れる吐息も引き攣るような恐怖がいくらか混じっていたけれど、でも武藤が、その度、"柚樹"と名を呼んでくれて。

違う嫌だと首を振るようにしても、"かわいい"と"好き"を繰り返され、胸の下側、微かな膨らみが消えるあたりの境界に強く吸い付かれた時、背がひくりと跳ね上がった。]

 ぁ……っ、……ふ、

[ぞわ、と背筋を駆け上がったのは、紛れもなく、快楽で。]

 な、んで…………っ。

[なんで、きもちよくなっちゃうかなあ。
なんで、私の知らない私のきもちいいとこ、武藤は全部知ってるのかなあ。]
 
($14) 2023/03/07(Tue) 11:37:11

【妖】 黒崎柚樹


 ぅー…………。

[目を覆っていた腕を外し、ちら、と下方へと視線を投げたら、私の胸に武藤の赤い舌が押し当てられるのが見えてしまった。

そのまま見ててと言わんばかりに、胸の尖りに優しくキスされ、今度こそ背中が腰ごと跳ねる風な反応を返してしまう。]

 ……むとー、……ごー、いん……っ。

[ここまで煽り立てられたら、もう、嫌だ嫌だと身を捩ることすらできなくて。

太腿に幾度も触れてきた固くて熱いものを笑えないくらいに、私の足の間、奥が疼くようにずくりと熱を孕むのを感じていた。*]
 
($15) 2023/03/07(Tue) 11:37:32

【赤】 片連理 “椿”

[頬を撫ぜる手はその声と同じく、無機質で冷たい。
 光沢のない琥珀色狼の目が近づく。
 それを瞬きもせずにじっと見ている。
 あるいは、乾いた色の唇から覗く牙を。
 赤が重なったのはほんの一瞬、すぐに下唇を歯列が捉えた。何かを感じる猶予も与えられず、牙は柔らかな肉を貫く。]


  ——ぁ


[小さく呻いて、目を見開く。
 舌先にとろりとしたものが触れる。慣れた味がする。
 じわりと滲んだそれは次第に溢れて、唇の端から流れ落ちた。]
(*3) 2023/03/07(Tue) 11:46:18

【独】 武藤景虎

/*
うっ……死……
言うこと何でも聞いてくれようとするとこかわいいね……_(:3 」∠)_
(-18) 2023/03/07(Tue) 11:47:32

【赤】 片連理 “椿”

[しばらくの間、椿は何を問うでもなくただ黙って楓の目を見つめていた。重い沈黙の中、喘ぐような呼吸の音だけが響く。やがて、大きく息を吸いながら一度ゆっくりと瞬いて、椿は低く呟いた。]


  私も、殺す喰べる


[既に日は落ちて、夕暮れの名残に糸のように細い月が浮かんでいた。]**
(*4) 2023/03/07(Tue) 11:48:31

【独】 黒崎柚樹

/*
もっといやいやするつもりだったんだけど、やっぱり武藤に触られるのは嬉しいし、「好き」も「かわいい」も嬉しいし、名前呼ばれるだけで腰にぞくぞく来るんだから、陥落しないわけはないのであった……って、思いました。(……という感想戦)
(-19) 2023/03/07(Tue) 11:53:13

【独】 一匹狼 “楓”

/*
>>*3 >>*4
拝啓 椿様

文章が美しすぎてお返事するのが畏れ多いです
どうしよう

どうしよう……(敬具)
(-20) 2023/03/07(Tue) 12:03:23

【独】 緑山 宗太朗

/*2人ともお互いに気づかれないように買って来て、結局キャンプ前にバレてたら面白いよねって(美海ちゃんのは鏡の前で合わせてる時ぐらいに気づいちゃった宗太朗)(買ったその日ニッッッッコニコで帰ってきた宗太朗の態度で気づいてくれるかもしれない美海ちゃん)
(-21) 2023/03/07(Tue) 12:14:52

【独】 緑山 宗太朗

/*
男物のスーツの見繕い、相談先が仕事場の人の宗太朗。
真っ白でないのはいい感じのご飯屋さんとか行く時も使えるようにだと思う。ドレスコードとかある系の店

今日限りじゃなくて、今後もこれを着ていくぞの意思の表れがストライプ模様に出ているんだと思います(?)
(-22) 2023/03/07(Tue) 12:22:05

【赤】 一匹狼 “楓”

[彼女は拒む様子も無く唇を交わらせ、牙を受けた。>>*3
 軽く滲ませるだけのつもりが、存外深く貫いてしまったのかもしれない。
 舌を這わせて口の端から溢れた赤を受け止め、拭う。それから唇を離し、暫し目を閉じた。

 舌に残るのは“狼”でも変わらない、
                  ひとのちのあじ。

 美味いかどうかまでは、感想が浮かばなかった]
(*5) 2023/03/07(Tue) 13:06:13

【赤】 一匹狼 “楓”

[しばらくの間、彼女と瞳を覗き合っていた。>>*4
 声も囁きも発する気が起きないまま、彼女の呼吸だけを聴いていた。

 彼女は何を思っているのだろう。
 瞳の奥に見えることがあるだろうか。

 じっと覗き込む間に響く呼吸の音が変わり、彼女がゆっくりと瞬いた]
(*6) 2023/03/07(Tue) 13:06:24