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人狼物語 三日月国


132 【身内RP】穏健なる提案【R18G】

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【秘】 不運 フカワ → 規律 ユス

『愚かにも俺はそれは当たり前だと思っていました。
 ここにきてわかったんです、与えられていなかっただけ。貰いにいかなかっただけ。手に入るとも知らずに努力を怠りました』

『記憶喪失のようだと言われたのは二度目です』

『俺ってもしかして。すみません。
 頭のネジが外れているのだと思います。
 全部他人事のようにしか思えなくて、自分の事のように感じられないんです昔から』

その事実は本人の口から明かされることは二度とない。
本人が自覚していないことなのだから。
性格? 変なひと? 妙な物言いでくくられた異常者として治されるべきだった人間は健常者として居続けることになった。
やけに恵まれたその空間が、彼の異常を包み込んでしまっていた。


『概ねそうだと思います、そうでした。
 ここには
暇潰し
のつもりできましたから』

『それなのに』

『知らない他人の情緒と感情が見えてしまって。
 自分の中にある感覚と
 一致し始めてきてしまったんです。
 おかしいでしょう?
 これまでなにもなかったのに。

 でも変わるきっかけはあったんですよ』

あの日。あの日からすべてが。
ドナーに選ばれたあの日から。
(-360) 2022/02/28(Mon) 15:56:00

【秘】 ツルギ → 規律 ユス

君の指を同じくらいぎこちなく、そっと握る。赤子が触れた物を何だろうと掴むみたいに。

人に自分から触れたいなんて、どうかしてる。
………君もどうかしてるから、まあいいか。

恐る恐る、君が差し出した一本の指を確かめるように、目を閉じて、五本の指でなぞっていく。
見ればわかるけど、そんなの誰だって知ってるから。触らなきゃわからないことが知りたいんだ。

節の位置、爪の形、皮膚の感触。
あんなにおぞましかったものが、今この時だけは恐くない。

君には全部をあげたいな。
俺があげられるものも、あげられないものも全部あげたい。
命も、時間も、感情も、
幸運
も。
俺が過去に得てきたものは、君に全部あげたいよ。

どれだけの間かはわからないけど、多分、長い間そうしてた。
(-361) 2022/02/28(Mon) 15:57:34

【秘】 不運 フカワ → 規律 ユス

      
育ててくれた

『俺をコントロールしていた存在に、捨てられてから。
 言われるがままに指示をされないと動けない存在から、考えることをしなければ生きていけないような人間になりました。まだあまりよくわかりませんけれど。
 だから今は、きっと。
 いつかの感情を思い出す、そうであったことをはじめて知る時間として、充実すれば良いなと思っています』
(-362) 2022/02/28(Mon) 15:59:54

【独】 規律 ユス

これ多分俺最終的にツルギに同じ状況作られて殺されるんじゃないだろうか。
(-363) 2022/02/28(Mon) 16:01:23
ユスは、全部が欲しい。
それ
も欲しい。
(a45) 2022/02/28(Mon) 16:04:07

ユスは、例えそれがどんな意味を持っていたとしても、望み続ける。
(a46) 2022/02/28(Mon) 16:04:38

ユスは、長い間、求めてきた彼にそうし続けた。
(a47) 2022/02/28(Mon) 16:05:14

【秘】 医者の息子 カイ → 規律 ユス

「………………」
「はは、君は無責任の塊だな……」

無責任な応援。
そんな背中を押すような言葉をくれるなら
いっそお前には才能がない、無理だと
言ってくれたほうが楽だ。

ふいに立ち上がって君を見下ろした。

「応援してくれるっていうなら
 僕に投票しないでくれよな……?」

当然、君にそこまでする義務はない。
それが無理なことは、カイは知っている。
だからこれは、嫌がらせのようなものだ。

「そう。じゃあな、見たい景色見れるといいな
 僕も応援してるよ、無責任に」

お返しみたいに、そう零して、カイは立ち去る。
(-367) 2022/02/28(Mon) 16:20:30

【秘】 規律 ユス → 医者の息子 カイ

「人間、大抵の者に対して責任を取るなど出来ないからな。例え背中を押す言葉を貰って相手が踏み切った行動を取り、失敗したとしても。言葉を投げた相手はたいてい責任など取ってくれない。そういうものだ」

 少し経験したことを口にした。
 こちらを見下ろす相手を見やる。無機質な視線が貴方にまっすぐ刺さる。

「分からん。無責任な応援だからな、責任を取るつもりがないからお前に投票することもあるかもしれん」

 馬鹿正直に答えた。嫌がらせも、真正面から受け止める。

「ありがとう。その応援受け取ろう。
 その調子でいいんじゃないか?
 俺も周りと同じことをして気づいた。無責任なのは楽だ」

 湯呑みのお茶を啜りながら、立ち去る貴方を見送った。
(-368) 2022/02/28(Mon) 16:35:27

【秘】 規律 ユス → 不運 フカワ

『どうか謝らないでください。俺が困ることでは無いし、特に何とも思っていないので。
 暇潰しですか。いいと思います。合議とかやる事もありますし。万が一死んだら提供者として命を無駄にしなくても済む』

 自分は考える事を放棄して、多くが麻痺してしまったけれど自分の事は流石に己のものとして知覚できる。似ているようで、けれど決して同じものではないと認識した。

『そうでしたか。確かに家畜や蚕など、人に管理されたものは自分の手で餌を取りに行くことができませんしね。
 俺も残っていると思わなかった感情がまだあるなど気付き始めたものがあるので、フカワさんも同じように変われるのではないでしょうか。例や可能性を提示しただけなので責任は取れませんが』

『貴方が貰いに行こうとするのをやめなければ、きっと多くのものが知れるかと。与えてくれる人がここには何人もいると思いますし。保証はしませんが。
 努力は必ず報われるとは限りませんが、動かなければ何も得られない事実だけは揺るぎませんから』

『頑張ってください。自分のことではないので、無責任に応援しています』
(-372) 2022/02/28(Mon) 16:57:54

【独】 規律 ユス

ナツメ、いいな……普通ってある意味、苦しいよな
(-373) 2022/02/28(Mon) 16:58:58
ユスは、最初の約束の後、終わり次第誰かと図書館で会う約束をしていた。
(a59) 2022/02/28(Mon) 19:51:36

【人】 規律 ユス

 乾いた音を聞いた。
 寮を出て、歩いたところで足を止める。

「あんなところに薬局が出来ていたのか」

 音の聞こえた方を振り向いて、それからまた図書館へ歩き出す。

「悩むな。護身術も武道も学んでいない素人で扱えそうな道具を考えておくべきだろうか」
(12) 2022/02/28(Mon) 19:54:25

【秘】 規律 ユス → 普通 ナツメ

 最後のメッセージを行ってから、かなり長い時間が過ぎた後。

『ナツメ。俺の方の約束は済んだ。先に図書館に向かうが、そちらは時間に気にしないでほしい』

 そんな簡潔なメッセージが送られた。
(-398) 2022/02/28(Mon) 19:56:38

【独】 規律 ユス

エノたぶんとーみんさんだな
(-419) 2022/02/28(Mon) 21:40:53

【独】 規律 ユス

ユス→俺俺俺

カミクズ→許さん
アクタ→おさとうちゃん
ヒメノ→ことりさん
ツルギ→あれんだくん
フカワ→和崎
エノ→とーみんさん
ハナサキ→はるさん
ナツメ→なつさん
カイ→やいさん

ユメスケ→睦月さん
メイサイ→いちかわさんじゃない???

こんなかんじかなあ
(-423) 2022/02/28(Mon) 21:49:20

【秘】 普通 ナツメ → 規律 ユス

 あなたからのメッセージがあって間もなく、
 OK!うさぎが跳ねるスタンプ。

『今からいきます。ちょっと待っててね。』

 その返信からしばらく経って、図書館へ。
 きょろ……あなたの姿を探しながら、入口をくぐった。
(-432) 2022/02/28(Mon) 22:47:35

【秘】 普通 ナツメ → 規律 ユス

/*
先約の秘話が佳境ですが、ライブ感で来ました。
無理が出そうになったら一旦ストップさせてもらうかも…そんな感じでお願いします…!
(-433) 2022/02/28(Mon) 22:48:00

【秘】 規律 ユス → 普通 ナツメ

/*
佳境は大切なので是非そちら優先していただきたい。


佳境ということは心情などの着地点どうなるかわからないと思いますし、気にせずお相手さんとじっくりロールしてください。
こちらはいつでも大丈夫なので、どうかお気になさらず。ライブはまだ公演前にしましょう。

こちらは後ほど一度返しますが、そちらからの続きは先約が終わってからということで。
(-443) 2022/03/01(Tue) 0:46:25

【秘】 普通 ナツメ → 規律 ユス

/*
はい。


薬局ビックウェーブの端っこに乗れたので満足しています。
では、お言葉に甘えてこちらからのお返事はいろいろ落ち着いてから…
リアル都合もあり、更新跨ぐ予感がほんのりです、よろしくお願いします。(返信不要)
(-449) 2022/03/01(Tue) 1:22:55

【独】 規律 ユス

いやー、いいですね 楽しくなってまいりました
(-467) 2022/03/01(Tue) 4:09:33

【独】 規律 ユス

ところでこれはあまり根拠のない予想なんですけど次の更新及び合議、フカワ二回目の人関連で俺のこと殴ってきそうなんだよな なんとなく

そうなったら受けて立つけどさ
(-468) 2022/03/01(Tue) 4:10:46

【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 規律 ユス

それが送られてきたのは、もう陽が沈んでから。

『デート行ってきていました。

 俺は柚須お兄さんが俺のこと好きでも嫌いでもいやだったから、
 好きでも嫌いでもないって言ってくれてありがとう。
 俺がどう思ってるかを言ったら返ってくると思った。

 安心したね。

 そう、何かを言われたら自分がそれに当てはまるか否かを
 考えるし、「じゃあ相手は?」っていうのが出てくるんですよ。

 柚須お兄さんがこうして俺に俺が言ったことを
 返してきているのがとっても良い例!

 だから誰かに言われればいいと思って
 3つの違うことを投げたのにさ、俺に返すんだ柚須お兄さん。
 俺以外の誰かってちゃんと言っておけば良かったな。
 俺はそれを一番言われたくなかったから』
(-469) 2022/03/01(Tue) 4:12:06

【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 規律 ユス

 
『そうだな、選べるくらいになれたんだ。
       良かったね、おめでとう』
 
(-470) 2022/03/01(Tue) 4:12:22

【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 規律 ユス

『考えただろ? 何かを知って考えて、
 答えが出てしまう過程って基本的に不可逆なんだぜ?

 それが俺にとっては嫌がらせです。
 お兄さんにとってそうでなくてもな。

 柚須お兄さんは言葉通り受け取ってくれるから、
 俺が何を言っていないか分かりやすくてありがたいや。

 俺は自己満足で心が軽くなるのも救いの内と思っているから、
 人生ニアピン〜以下の文章は俺からしたら、
 俺のもお兄さんのも合っている。

 他人がどうなったところで自分の環境が変わるはずがないのは
 そりゃそう。0%じゃないけどすっごく稀だからないと思ってる
 くらいでいいんじゃない?って感じ。

 俺の主目的は自分が救われることじゃないです。
 俺はここで、自分の好きにしていたい。
 思ったことを喋ることが目的。よく喋ること自体が目的。

 だから俺の言葉は最効率ってやつではないよ。
 深くは考えていないからね』
(-471) 2022/03/01(Tue) 4:12:58

【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 規律 ユス

 少し間をおいて、取ってつけたような追加メッセージ。

『「昔ならね」「昔はね」
 昔の話が多いなじゃなくてさ、
 今はそうでないことを言いたかったんです。
 今の話なんてそれで終わり』
(-472) 2022/03/01(Tue) 4:14:34

【独】 規律 ユス

ツルギ見るだけで限界になりそう

もうなってるわ
(-495) 2022/03/01(Tue) 15:20:14

【秘】 規律 ユス → 普通 ナツメ

 少女は知る由もないが、返事が届くなり青年は少し固まった。
 うさぎが跳ねるスタンプ。ねこじゃない……。
 暫くして、青年から🙆という絵文字だけが送られたのだった。


 図書館の入口をくぐった少女の視界には、自由に閲覧できるスペースにいる青年の姿が映るだろう。借りた本を数冊机に積み上げ、今も本を手に読み進めている。

 マイペースに読んでいる為か、まだ貴方に気付いていない。

/*
というわけで返しましたが、打ち合わせ通りそちらからのお返事は落ち着いてからということで。対戦よろしくお願いします。
(-504) 2022/03/01(Tue) 17:08:10

【独】 規律 ユス

ヒメノとエノお前らロール好きだな……
(-507) 2022/03/01(Tue) 17:30:07

【秘】 普通 ナツメ → 規律 ユス

「あ、」

 閲覧スペース。あなたの姿を見つけて、小走りに駆け寄る。
 結構、それなりに待たせた末の到着だった。
 少女の顔は見ればわかるほど、青褪めている。

「あの、これ」
「危なくて」「誰かと、って」

 握りしめていた手帳を開いて、あなたの前に。
 ぺたりと貼られた付箋は、抜粋されたメッセージの可視化。
 着信からはたぶん、かなりの時間が経っている。

 
『薬局。ヒメノさんとエノさんが刃物と銃でやりあってて危ないです』
『結構2人の怪我酷いです。アクタさん1人で大丈夫かな。
 来れます? できれば誰かと一緒に』


「……どうしよう」

「どうしよう、ユスくん……」

/*
状況が変わっちゃった(>>27)ので…返事をしました…。
もはやどうなってもOKです。よきようになさって
(-513) 2022/03/01(Tue) 18:03:59

【人】 規律 ユス

 これは待ち合わせ中のこと。
 図書館に先に着いた青年はいくつか本を手にして閲覧スペースに来ていた。

 最初に読み進めたのは応急手当の方法がまとめられた本。図解もあるので分かりやすい。
 一旦流し読みをした後、おもむろに手帳を開く。

『ガーゼ タオル 消毒液 ……』

 必要なものを呼びだす。問題なく行えた。大丈夫そうだ。
 雑然と並ぶ道具を一つずつ手に取ってはきちんと使えるか確かめていく。消毒液を手に取った。つんとしたにおいが鼻を掠める。

「…………」

 消毒液。タオル。ガーゼ。
 瞼の裏に別の景色が見える。
(29) 2022/03/01(Tue) 18:12:43
規律 ユスは、メモを貼った。
(a73) 2022/03/01(Tue) 18:14:09

規律 ユスは、メモを貼った。
(a74) 2022/03/01(Tue) 18:14:52

規律 ユスは、メモを貼った。
(a75) 2022/03/01(Tue) 18:16:10

【人】 規律 ユス

 ……。

「…………かさばってしまうな」

 消去手続きを取った。ガーゼもタオルも消毒液も欠片残さず消え失せた。机の上は図書館の資料しかない。
 眉間を指先で揉む。思考の放棄を放棄してから、昔を思い出すことが増えた気がする。
 それに伴ってかつての自分がどういう時にどんな気持ちでいたのかも蘇ってくる。
結局ある日を境に全て色褪せたものになっていったけど。


 下ろした瞼の裏にはもう何の景色も見えない。
 色褪せずに残ったままの景色も、自分の声も、

 もう雲の上だ。海に落ちては取りに行けない。
 ……取りに行く気も無い。


 待ち合わせ中の、ほんの少しの幕間のことだった。
(30) 2022/03/01(Tue) 18:17:27

【秘】 規律 ユス → 普通 ナツメ

「ナツメ?」

 少女の様子がおかしい。
 疑問に思ったのか本を閉じて貴方と向き合う。

 付箋として可視化されたメッセージを読んだ後、座ったまま貴方を見上げる。

「一緒に行くものがいないのならば俺が同行しよう」

「ただ」

 青ざめた貴方を、無色透明な視線が捉え続ける。

ナツメは
どうしたい?」

/*
わあ。ではライブ始めましょうか……。よきようにやりましょう。
(-518) 2022/03/01(Tue) 18:24:08

【秘】 普通 ナツメ → 規律 ユス

「え、」

 こちらを向いたあなたの側に、途方に暮れて立っている。
 無色透明に映り込む、深青が泳いだ。
 薄く張った水の膜がゆらゆらと、揺れて。

「……私、は」
「行きたく、ない、……こわい」

「でも……」

 ほんの少しだけ、目を伏せる。
 瞼が湿って、瞬けばこぼれ落ちそうだった。
(-520) 2022/03/01(Tue) 18:43:07