【秘】 福祉学部3年 小鳥遊 翔 → 4年 犬鳴 崇[女性だから、というよりも、実家の両親に対する説明が切実に必要だった。 何せ実家暮らしなのだ。 どんなに遅くとも「その日のうちに帰ってきなさい」と言われるし、徒歩圏内だからヘタをすると迎えに来るかもしれない。 連絡なしに帰宅しなかったらどんなに叱られるか。 しかし、帰らない説明もどうしたものか。 難易度はかなり高いのだ、納得できる理由を説明するということが。] 思えば、恋愛くらいですよね。 自分自身の経験で見方が変わりそうなジャンルって。 これは貴重な経験かもしれない…。 [少なくとも、元彼の時は告白されて浮かれてしまったが、じゃあ好きだったのか?というと少し違う。 だから、自分からこう思えたのは初めてだった。 お互いに照れ臭くて笑ってしまう。 手を繋いで歩く、その足取りがどうしても緩くなった。] (-67) 2020/11/15(Sun) 11:17:56 |
【秘】 福祉学部3年 小鳥遊 翔 → 4年 犬鳴 崇今見たら、タイタニックも違って見え…。 うん、えっと。 君の名は、くらいにします? [タイタニックは長いし、ディカプリオはそこまで得意では無い。 しかしそういうシーンがあったと思い返して、安全圏のアニメの方が良いかとタイトルを出した。 そうした、大人しい内容の恋愛モノが良い気がする。心臓的に。]** (-68) 2020/11/15(Sun) 11:18:22 |
【人】 4年 犬鳴 崇[“崇さん“そな呼び方に少しだけむず痒さを覚えはしたが、彼女のように盛大にに反応したりはなかった。] いいですね。 今日はゆったりとしましょうか。 [椅子から立ち上がってDVDを探す。 その中から『陽のあたる教室』を手に取った。 飲みものを聞かれれば、とある映画の有名なセリフを引用する。] I'll have what you're having. [同じものを。]* (51) 2020/11/15(Sun) 12:00:55 |
【秘】 4年 犬鳴 崇 → 福祉学部3年 小鳥遊 翔[彼女の意図に気付いて小さく笑った。 小鳥遊のこういうところがとても可愛らしいと思える。] 随分可愛らしいチョイスですね。 キラーコンドームとは大違いです。 [『タイタニック』は部屋にあるが、『君の名は』はどうだったろうか。サブスクで視聴できたような気がするし、部室にならあるかもしれない。] 一緒に観ていきましょう。 色んな作品を。 [絡めた指を、きゅっと握る。 今日という日は終わってしまうが、また明日がある。明後日も明々後日も、きっと。]* (-79) 2020/11/15(Sun) 12:12:43 |
【秘】 福祉学部3年 小鳥遊 翔 → 4年 犬鳴 崇あの時は心穏やかじゃなかったですしね。 今は、心穏やかにしたいので。 [笑われた、という事は多分意図は透けたのだろう。 それでも構わない。 それに、いろんな作品を見ていけば良い。 これからも一緒に。] そうですね、映画は古いのも面白いし新作もドンドン出てきますし。 また映画館でも見に行きましょうね。 [約束、と笑った。 絡めた指、そこにかかる力。胸の奥がほんのりと温かい。 さほど遠くもない自宅に着くと、名残惜しいがその指をゆっくりと解いた。] おやすみなさい、先輩。また、明日。 [小さく手を振って、玄関へ。 彼が背中を向けるまで見守ってから、中に入るつもりだった。]** (-85) 2020/11/15(Sun) 13:11:15 |
【人】 4年 犬鳴 崇きっと、本当の感動はそういうものなのでしょう。 映画はフィクションです。 例え逸話を元にしていても現実ではありません。 [創作である。 あるいは脚色があり、虚飾が施される。 そこに真実はない。作られ彩られたものがあるだけ。] ですが、時にとても素敵な感動を与えくれます。 [嘘と、作り物と知っていて、なお心動かされる。 素晴らしい作品は人の心を揺さぶる。] (61) 2020/11/15(Sun) 13:18:02 |
【人】 4年 犬鳴 崇僕は映画をそんな風に観たことはありません。 創作物、エンターテイメント。 どこか冷めた目で見ています。 [作品を評価するのとはできても、それをまるで現実の出来事のように受け止めることはできない。 “感動的”と思うことはあっても、“感動”することはないのだ。] サチはとても素敵ですね。 [隣に座る小鳥遊の頭を優しく撫でる。 映画を観て目を潤ませるなんてあっただろうか。記憶にはない。]* (62) 2020/11/15(Sun) 13:18:41 |
【秘】 4年 犬鳴 崇 → 福祉学部3年 小鳥遊 翔はい、約束です。 [離れる指が、まるで約束の指切りの様。 名残は惜しいが手に残る彼女の温もりを握りしめた。] おやすみなさい、また、明日。 [小さく手を振る可愛らしい恋人に、こちらも小さく手を振ると背を向けて歩き出した。 明日もまた彼女に会えると思えば、離れる足どりも少しだけ軽くなった気がした。]* (-86) 2020/11/15(Sun) 13:26:55 |
【秘】 福祉学部3年 小鳥遊 翔 → 4年 犬鳴 崇[彼の背を見て、その背中に向けてそっと人差し指を向ける。 それから人差し指と親指で自分の頬と顎を指し、ゆっくりと下に下ろしながらその指の間を狭めていった。 そうして、家の中に入る。 遅かったね、と母から言われて、笑った。] 映画四本も見ちゃった。楽しかった! [そして浮かれている自分に何か思ったのか、何か言いたげな母に自分は気づくこともなく。 幸せな余韻に浸りながら夢の世界へ。]** (-91) 2020/11/15(Sun) 13:45:18 |
【人】 4年 犬鳴 崇前から優しい先輩ですよ? [急な大声には驚いたが、振り払われないのならと優しく頭を撫で続ける。 耳まで真っ赤で、その様子が おもしろ 可愛かったので。]今日の講義はいつ頃終わりますか? [そういえばすぐに真っ赤になるな、なんてことを思いながら、午後の予定を聞いておいた。]* (72) 2020/11/15(Sun) 14:46:01 |
【人】 4年 犬鳴 崇[小鳥遊 翔とはこんなに可愛らしい生き物であっただろうか。 変わったのは彼女なのか、それとも彼女を見る自分か、その両方か。] 鍵はかかっていませんよ。 [チラリと向いたその先の扉。 今にでも誰か入ってくるかわからないのに甘えた仕草。 その髪にそっと口付ける。] サチはこんなに甘える人でしたっけ? [小さく笑いながら意趣返し。]* (80) 2020/11/15(Sun) 15:21:31 |
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