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【秘】 商人 レオン → 捻くれもの ベルヴァ「おー、いらっしゃい。入って」 ノック音のあと、部屋の中から足音がこつこつ。 そう長く待たずにその扉は部屋主の手で開かれる。 通された部屋は、見慣れたものだろう。 片付けられて入るが、生活感をそこそこ感じる部屋だ。 デスクの上には仕事用の端末が置かれているが今使われていた形跡はない。 ただ、成人男性には似つかわしくないかぎ針やハサミ、綿や毛糸が置かれており、何か作っていたことを察することができるだろう。 「ちゃんと来たね。えらいえらい」 ぽんぽんと肩をたたいて褒めれば、ゆっくり座るように促した。 (-0) 2024/03/26(Tue) 21:58:05 |
【鳴】 商人 レオン「その声はカテリーナかい?」 「こちら、レオン。 そっちは慌てず外へ……本部への通信を続けてくれ。 今すぐにここがどうにかなることはないはずだ、その間に出来ることをしなくてはね」 (=1) 2024/03/26(Tue) 22:23:19 |
【人】 商人 レオン「一瞬見直したんですけど。 元に戻るの早すぎません?」 さて、立場的にこの上司のそばに控えるべきではあるが。 自分たちが二人一緒に潰れるようなこともあってはならない。 ひとまずは自分の直近の部下、ベルヴァの位置を確認しつつ、ユウイへと通信を開いた。 「ユウイ、聞こえる? 今すぐに有事になるとは限らないけれど、この先何が起こるかわからない。敵が乗り込むようなことがあれば対応して」 (3) 2024/03/26(Tue) 22:27:30 |
【鳴】 商人 レオン「まぁまぁ、丁度カポも3人一組なんて言ってたしちょうどいいよね。 とはいえバグが致命的なものになるといけないから調査はかけておこう」 「あー……しばらく寝れない日が続きそうだね。 君たちも休息がとれそうなときに少しでもとっておくんだよ」 (=8) 2024/03/26(Tue) 23:33:25 |
【秘】 商人 レオン → 捻くれもの ベルヴァ「呼び立てなくても来ていいんだけどね」 ふくれっ面をみて、ふはと笑い声を漏らし。 作業中のものを見られれば、そうと頷く。 数少ない、この男の隠れた趣味である。 「うん。 手持ち無沙汰になったりすると自然と手が出るんだよね」 何を作ってるかはまだ内緒なのだろう。 答える気はないようだ。 「ほら座って。 寝る前に珈琲ってのはなんだから、ホットミルクかな」 温かいミルクはすぐに用意できる。 そこに蜂蜜を垂らして、どうぞと差し出した。 (-12) 2024/03/26(Tue) 23:41:28 |
【秘】 商人 レオン → 捻くれもの ベルヴァ「まぁ俺もキャプテンの部屋に行くことはそうそうないけど」 とはいえ、自分と貴方の関係とはまた違うから当然だ。 自分にとって、貴方は大事にするべき家族でもあるのだから。 不安な時に来てくれたなら、それは優しく添い寝して甘やかしたはずだ。 「温かいうちに飲みな。 蜂蜜を取るとよく眠れる」 頑なな態度も少しずつは軟化したとはいえまだまだだ。 そうなった過去のことは調べたから、ゆっくり長期戦だと思っているし、この男は焦りを見せたことは一度もない。 それでもいつか、過去を乗り越え本当の意味でノッテの一員として、家族になってほしいと……そう思っている。 「今日は何を話そうか。 寝る前になにかしても良いけど、やりたいことはある?」 (-26) 2024/03/27(Wed) 1:19:30 |
【秘】 商人 レオン → 捻くれもの ベルヴァ「どう? うーんそうだね」 「まずは……自分を大事に出来るようになることかな」 自分の体を使わねば安心を得られない。 そんな事をしなくても安心は得ることが出来ると知ってもらいたい。 正直、いい気はしてないのだ。 目をかけている子が、体を使って自分の価値を保とうとしてるなど。 使わずとも船医として自分の部下としての力を見せているのだから十分に価値はあるというのに。 「俺だけの可愛い犬でいてほしいんだけどね」 ――ぽそりと呟いた言葉は聞き取れるかどうかくらいの小さな声。 (-79) 2024/03/27(Wed) 21:27:34 |
【秘】 商人 レオン → バンカー ストレルカ『やぁ、ストレルカ』 『本当だよ、こんな事俺がメイドマンになって初めてのことだ』 腕にある端末から画面を宙に起こし、返事を音声入力で返す。 時間があるかとの問にはYESと返し、続きの文面を読み、少しだけ目を丸くした。 『なるほど』 『確かに挙動のおかしいシステムθよりはお前のほうがいいだろうね』 システムθは明らかにエラーを起こしバグをだしている状態だ。 認証権限はシステムθを含めて自分とキャプテンにもあるとは言え、そう簡単に開けられては困る。 もし、今回の件が人為的なものとして、敵がこの船に乗り込んだとしたら大変だ。 『その件は了解。……ん、人格?』 『人格バックアップデータは必要な時に提出してるよ』 『最後は――この船への乗船前になるかな』 『それがどうかした?』 (-81) 2024/03/27(Wed) 21:34:58 |
【鳴】 商人 レオン「ありがとう。まぁ時間を見つけて休むのは得意だし」 「体力には自信があるから任せてよ」 「っと……なんかメンバー決まったみたいだね。 まぁ別行動でもこうして連絡が取れるのはいいことかな」 (=10) 2024/03/27(Wed) 21:39:58 |
【秘】 商人 レオン → 捻くれもの ベルヴァ「仕事上必要なこともあるし、止めろとまでは言わないけど」 自分とて、必要とあらば誰かと寝ることはある。 このところはご無沙汰ではあるが、非合法な取引をやってるのだ。 自分の体が武器になるなら使うというものではある。 ――とはいえ。 「ベルのそれは、安心を得るため……もしくはストレス発散のためだろ」 「お前は十分よくやってるし、必ずしも身体を使わなくたっていいはずだよ」 「まぁこうやって甘やかすだけじゃ足りないのはわかるから、無理にとは言わないけど」 「俺は、お前が身体を使わなくたって、お前が必要だからそばに置くんだ」 「それはわかる?」 身体を求めるなら初日はなかったにせよ、その後身体を頂いていた事だろう。 求めないからといって、貴方自身が必要でないというわけではない。 (-102) 2024/03/27(Wed) 22:41:12 |
【人】 商人 レオン>>31 マンジョウ 「3行でお願いします」 「まぁはい、アンタならそう言うと思ってましたけどね」 普段からこのような態度の男ではあるが、必要とあらば非情にもなれる人。 それでいて甘さの方が目立つキャプテンだ。 きっと、非殺を望むとは思っていた。 「俺もできる限り船で死人は出したくはないですけど。 捕縛後はボスまで報告を上げて判断を仰ぐ事になりますかね」 機密でもないし、聞かれて困ることでもない。 基本、裏切り者には死をが鉄則だ。 とはいえ、この場のボスはキャプテンしかありえない。 その願いには肩をすくめながらも頷いて、できる限り従うことにするのだろう。 (34) 2024/03/27(Wed) 22:47:01 |
【秘】 商人 レオン → 捻くれもの ベルヴァ「そう、理解できてるなら良かった」 えらいえらいと、また頭を撫で。 飲み終わったカップを受け取って、2つまとめて自動洗浄の装置に放り込んだ。 そう。 9年一緒に居た。 最初は捨てられた子犬のようだと思ったのだ。 自分とは状況はかなり違えど、少しだけ自分を重ねてその手を取った。 新しい家族になろうと思って。 「最初の頃とは随分変わったけどね、お互い」 状況だったり、感情だったり、様々。 「とっくに俺だけの子犬だと思ってきたんだけど」 「……間違ってた?」 そういえば言ってはこなかったなぁと、くすり。 (-120) 2024/03/27(Wed) 23:54:17 |
【秘】 商人 レオン → バンカー ストレルカ『あぁ、任せた。 お前までバグってくれるなよ』 信頼はしている。 貨物格納庫をここまでしっかりと管理してくれていたのだ。 武器庫の管理が出来ないわけはない。 懸念事項は、人為的にバグを引き起こされることだけだが……それはストレルカに限った話ではない。 このご時世、多かれ少なかれ人間たちですら無関係ではいられない。 『今夜ね。 わかった。バックアップを取るのは難しい話じゃないし、預けに行くよ』 ストレルカの言うことはもっともだ。 記憶の消去は難しいことではない。 データとして残し証拠とすることは重要だし、それを使わなければボスに報告すら出来ない。 そういうこともあるかもしれない。 ならばデータは細かく取っておくことに越したことはないだろう。 『……ありがとう。 まずはこの困難を乗り越えなくてはね。……皆で』 (-123) 2024/03/28(Thu) 0:06:04 |
【秘】 商人 レオン → 捻くれもの ベルヴァ「そう。……じゃあ何してほしい?」 温和な瞳が弧を描く。 「誰にでも優しい、ね。 無駄に争うのを好まないだけだけど……こんな添い寝を9年も、なんて。 お前以外にした覚えはないけどな」 導くように手を引いてソファからベッドへ移動した。 やんわりと座らせれば、貴方は先を求めて上を向くだろうか。 そうでなくても浅黒い手は白い頬を撫で、軽く触れるだけのキスを落とすだろう。 「 そういう意味 なら、お前が望むまま教えてやってもいい」 (-138) 2024/03/28(Thu) 1:15:29 |
【秘】 商人 レオン → 捻くれもの ベルヴァ「いい顔」 肌が白いから、赤くなった表情がわかりやすい。 熟れた林檎のようだと思った。 「その顔、他のやつには見せないでほしいな」 あまり欲は持たないし淡白な性格だから、この先もずっと今のままでいられると、そう思っていた。 今のまま、いつか貴方を満たす事ができたなら、先に進むべきはその時だと。 いつからか、そんな事を考えるようになっていた。 それはきっと、湧き水のように出てきた……己の欲だ。 「――いいよ。教えてあげる」 それで満たされてくれるというのなら、と。 二人の影が深く重なる。 少しずつ、酸素も思考も奪うようにその唇を奪って。 気がつけばゆっくりと、その体をベッドに沈めてしまうだろう。 (-171) 2024/03/28(Thu) 20:37:05 |
【秘】 商人 レオン → 仕分人 ナル「おや」 呼び止められ、長身の男は作業の手を止め貴方の方を振り返った。 「あぁ、別に隠すようなことでもないからね。構わない」 「でも、これはまだ不確定の話だよ。 ただのバグやヒューマンエラーの可能性だってある」 それでも捨ててはいけないのが、人為的に起こされたエラー。 裏切り者の存在だ。 可能性が0でない限り、話だけはしておかなければいけなかった。 「そうだね……独断で判断するのは危険だけど。 でも、状況が許さないこともある。 そういう時は、不殺なんてことも言ってられないでしょ。 今はまだ、上への報告は怠らないでほしい。 どうにもならなくなったら、その時は自分で判断するんだよ」 (-172) 2024/03/28(Thu) 20:41:51 |
【鳴】 商人 レオン「そうそう。 この回線はいつでも繋いでおくからね。 何かあったらいつでも言ってくるといい」 「これで3人いつでも一緒だ」 (=14) 2024/03/28(Thu) 20:42:54 |
【秘】 商人 レオン → 捻くれもの ベルヴァ誘われるまま、口内を舌で蹂躙する。 鼻に抜ける呼吸の一つすら、ぞくりと刺激されるものがあった。 そのまま舌を絡ませ続けて、あなたの身体から力が抜けて、指が縋るように自分の服を掴んでくるまで執拗に堪能するだろう。 「動揺なんて、してる暇あるのかな」 唇を離して出てきた言葉は少しだけ意地悪だ。 優しいと評判の男でも、やはり己はマフィアであり、ただただ優しいだけの人間ではない事がにじみ出ている。 男はまだ余裕そうに、笑みを携えて。 「脱がすよ」 するりと服の間から手を忍ばせた。 優しく、それでいて、逃げられぬとこまで追い詰めるように。 (-175) 2024/03/28(Thu) 22:55:25 |
【秘】 商人 レオン → 捻くれもの ベルヴァ「話には聞いてたけど……痛ましいね」 男の体に女の象徴のそれは、先天性のものではない。 後付でつけられてしまったものだと、男は知っている。 こういう事をした者に、改めてふつふつと殺意が湧いた。 いつか、潰してやろうと決めているくらいには憎らしい。 「俺はどっちでもイケるから何も問題ないけどね。 寂しいなら触ってあげよう」 手が、きっと開発されきってるであろう薄い胸を撫で、小さな蕾を舌で刺激して。 逆の手は、腹部を撫で、太腿を撫でて、まるで導かれていくかのように自分の身体をその間に収めていく。 女の象徴は、視線さえ動かしてしまえば綺麗に視界に収まるのだろう。 (-182) 2024/03/29(Fri) 2:04:57 |
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