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【秘】 友達 ネコジマ → 奔放 クリスあなたがひとりになった、どこかのタイミング。 廊下だろうか、それとも校舎の周りか。はたまた他の場所か。 彼が後ろからついて来てるのに、あなたは気付いていただろう。 「栗栖ニイ」 しばらく歩いていても、別に声は掛けられなかったから、 結局猫島の方がしびれをきらして呼びかけた。 あなたからしなくても、猫島がそうするって知っているからね。 昔と変わっていないみたい。 (-3) 2022/07/06(Wed) 21:16:33 |
【秘】 奔放 クリス → 元弓道 マユミ『所詮どれも創造された話だ』 『それが形を持つと想像したって、何ら悪くないだろう?』 然し乍ら、その手の話は探偵とは無縁であり、不得手の部分だ。 つまり、探偵と名乗りながらも、その事実ではなく、真実をそこに並べるだけ。 『甘言を齎すのが悪魔とは聞くね』 『然しながら、どういう物であっても、悪魔と名づけてしまえばいい』 『“ここから現れるのはきっと悪魔だ”なんてね』 つまり、“わからないもの”が悪魔であると。 自らにとって、悪魔と呼んでしまえる人を、ふと思い浮かべて。 ポチポチと打ち込みながら、フフフ、と笑いをこぼした。 『そっちの方が』 『なんだか身近な存在に感じれて、おもしろいからね!』 相馬栗栖は、きっとそういう考え方をする。 (-4) 2022/07/06(Wed) 21:21:20 |
【秘】 奔放 クリス → 友達 ネコジマどのタイミングだったか。 この男がずっと誰かといるわけがない。 気が向けばどこかへいく。 気が向かなくてどこかへいく。 気分屋を演出して。 誰かの意思は尊重しない。 そんな彼がどうしてこうやって暮らせていけているのか。 きっと、巡り合わせが良かったのだろう。 「やあ、猫島」 一人分の足音が二人分になったときから気づいているのに。 「だあから、あの時に言えばよかったのに」 なんて、言葉だけで笑った。 (-5) 2022/07/06(Wed) 21:53:52 |
【独】 奔放 クリス昔は逆だった。 本当は、今向こうに行っているのは自分の方だったのじゃないかと。 想像を超えない。自分は届いていない。 早々にリタイアした。倒錯した復讐劇は、今もなお続いている。 (-6) 2022/07/06(Wed) 22:14:22 |
【秘】 友達 ネコジマ → 奔放 クリス「今会えたからいいんすよ。 …猫島は栗栖ニイと二人で話したかったんですし」 かち合った視線を逸らして、所在なく明後日の方をチラチラと 見やりつつ、煙草の箱より少し小さいくらいのプラスチックの ケースから折り畳まれた紙を取り出してあなたに渡す。 広げるとそこには、鉛筆の文字が連なっていた。 これは何?と分かり切ったことをあなたが聞くことはあるだろうか。 数年前の別れの頃、自身がこの三途に戻ってくるのなら持ち帰ってくると どこか確信めいて言っていた、あのあいまいな謎のことに違いない。 「これ、真相はどんなものだと思います? これだけじゃ分からないっていうのが正しいですけど」 夫婦が死にました。心中か、殺されたかのように見えます。 夫婦はもうすぐ離婚をするところでした。夫のDVが原因です。 周りの人間が離婚話を進めていましたが、 妻は夫への依存心を捨てきれていませんでした。 夫婦には子供がふたりいて、ひとりは未成年です。 調査の結果出てくる証拠は、上の子が犯人である説を示すものばかりです。 下の子は自分が二人とも殺したと言い、上の子は無理心中に違いないと言います。 (-9) 2022/07/07(Thu) 1:54:25 |
【秘】 元弓道 マユミ → 奔放 クリス『むむ。そういえばそうでした、怪談は人が作ったお話が多いものでしたね。もしかしたら本物のお化けだっているかもしれませんが』 少女は霊感があるようで。 貴方の話を興味深そうに頭に入れていたが、全てが全て音と言葉で作られたものではないともほんのちょっぴり考えながらメッセージを追いかける。 『ふむ。ふむ。 ……話を聞いて思いましたが、悪魔も怪談も、人が生み出してしまうものなんですね』 言葉によって形作られたものに想いを馳せながら更に文章を綴っていく。 『面白さを追い求める栗栖もたいがい面白いですが、悪魔が身近な存在になったならどうするんです?お友達になるとか、喧嘩とか?"あくまのけーやく"とかいう奴でもしてみたり?」 (-13) 2022/07/07(Thu) 6:03:10 |
【秘】 奔放 クリス → 友達 ネコジマ相馬栗栖は探偵を名乗っている。 「解いてほしいのかい」 だけど、相馬栗栖が好むものは、事実ではなく、真実だ。 作り上げられたものがたり。求められる答え。 事実は、スパイスに過ぎない。 そこから導き出される真実が、何を示している、のだと。 ──ま、どっちにしてもパーツが足りないけどね。 「“彼”は何を思ったんだろうね」 「“彼”は何を祈ったのだろうね。暴かれることか。或いは、ちゃんと真実が導きだされることか」 静かに吐息を含んだ声で、どこか微笑をその声に称えながら。 相馬栗栖は呼びかける。 「猫島」 何度か言ってるだろう。 「“上の子”が殺した」 そう受け取ってほしいかのような文面が、そこに連なってるから。 (-15) 2022/07/07(Thu) 8:41:08 |
【神】 奔放 クリス『うるさいなあ!!!!!!!!!!!!!』 『なんだよ!!!!!』 『なに? タオル?』 ふぅん、と写真を眺めて。 『まだ赤いじゃん、血。ついさっきついたやつじゃないの?』 『てことは此処にいる奴らか、或いは誰か此処に入り込んできた人の血がついてるのは間違いないから』 さて、 『ちょっと鳥飼に聞いてみるか! まだみつかんないのあいつ』 (G3) 2022/07/07(Thu) 9:00:30 |
【秘】 友達 ネコジマ → 奔放 クリス「じゃあ」 彷徨っていた視線があなたへ向けられた。 わずかばかり喜色をはらんだ彼の目を見るに、 あなたの見立ては正しかったらしい。 「じゃあ、 下の子の証言は正しいと思わなかったってことすよね」 やっぱり一番最初に浮かんだのは、なんですか」 上の子のことがが好きだから。 上の子に命令されて逆らえないから。 あるいは両方。 あるいはその他 。話の取っ掛かりくらいに思えなくもないから、 こちらの問いの答えはなんでもいいのかもしれない。 けれど、>>a11 だから、眉尻を下げて笑った。 (-18) 2022/07/07(Thu) 12:21:51 |
【秘】 奔放 クリス → 友達 ネコジマ「上の子のことがが好きだから」 「上の子に命令されて逆らえないから」 「あるいは両方」 「読み取るならそこが一番有力視されるだろう」 瞬きが一つ落とされる。 「だけど、」 きっとここに合理性は必要ないから。 「死んでほしかったからじゃないかな」 相馬栗栖は、その目を見ている。 (-21) 2022/07/07(Thu) 15:34:51 |
【秘】 奔放 クリス → 元弓道 マユミ『そうなのだとしたら、逆もありえるんだろう』 『打ち込まれたがゆえに存在する物語と、物語が存在するがゆえに打ち込まれたもの』 『きみはどっちの方が好きだ』 残された人には、それがどちらか判断する術はない。 悪魔と同じように。ただの創作だと信じ切っているそれが、物語がある故に打ち込まれた文章だったかのように。 『そりゃあ勿論』 『どうか悪魔のままでいてくださいね、ってお願いする』 『悪魔が悪魔じゃなかったら、興ざめだからね!』 (-22) 2022/07/07(Thu) 15:42:03 |
【秘】 元弓道 マユミ → 奔放 クリス『面白い方が好きです』 即座に答えた。迷いはなかった。 『作り話でも本物でも、拙はこだわりありません。ただ自分の感覚で面白いと思えるか、夢中になれるか、皆と共有できそうなものか、それだけが重要なのですよ』 『何が面白いの基準かと言われれば、拙は栗栖みたいにきちんと言葉にできないのですが』 身も蓋もない回答だ。 『栗栖らしい願いですね』 『ただ、栗栖の定義に則るのであれば。分からないことを暴くのはいつだって人ですし、悪魔を悪魔ではないと否定するのも人ですから』 『悪魔にそのままでいてもらうなら人はわりと厄介な存在ですね』 それから、ややあって。 『拙は、』 そんな途中にも程がある文章が送信された後、メッセージごと削除された。 *この内容は削除されました*。 そんな文面が、貴方のメッセージアプリにも残っているのかもしれない。 (-27) 2022/07/07(Thu) 17:11:31 |
【秘】 友達 ネコジマ → 奔放 クリス>>a13 それから、へにゃ、とわらって言った。 「そう思いますかぁ」 安心したような、何かを諦めたような、そんな顔。 「猫島は死んでほしいまでは思ってねぇすけどね。 ……ああいや、思ってるかも」 死ぬまでしないと何でもできてしまうから。 わからなければいいと思っていたのに。 “うまくいかない”は“できない”ではない。 殺すだけならむずかしくない。知っている。 この流暢で素直な言葉には、本当が半分くらい。 捻くれてはいても、嘘を吐いたことなんてほとんどなかったのにね。 この数年の内に覚えてしまったらしい。 猫島を知らない人なら、きっとわからなかった。そのくらいの。 (-31) 2022/07/07(Thu) 19:14:21 |
【秘】 奔放 クリス → 元弓道 マユミ『だから悪魔でいて貰いたいんだろう?』 空想の生き物。それが現実に成り下がったとき。 それでもそれを掴めない時。身近にいるのに、それが何も分からない者。 そんな物語。 相馬栗栖は、一人笑った。 『言えよ』 (-50) 2022/07/08(Fri) 11:13:04 |
【秘】 奔放 クリス → 友達 ネコジマその笑顔を。 尊ぶこともなく。 切り捨てた。 「気持ち悪いな、その顔」 「後押しでも欲しかったの?」 「じゃあ」 「そう言えよ」 それしかない奴の言葉なんか、面白くない。 「それとも」 「こういって欲しかったの?」 「なにをどうやったって」 「結局どうにもならないって」 猫は好きだ。 (-51) 2022/07/08(Fri) 11:24:45 |
【秘】 友達 ネコジマ → 奔放 クリス「…かなわないなぁ、本当」 「……要らねぇすよ、後押しなんて」 栗栖ニイに解決してね、って言うわけないじゃないですか」 「解決してほしくないことがあるんなら、 栗栖ニイには絶対言わねぇんです」 「どうにもならない、って。 そう言って欲しかったんなら、 それ、猫島が栗栖ニイを見縊ってるってことすよ?」 「当然、そんなことないんです」 「ないんですよ」 (-63) 2022/07/08(Fri) 17:29:41 |
【秘】 友達 ネコジマ → 奔放 クリス「だからあの日お願いしてて。猫島は誰にも言えないだろうから」 「けれど兄ちゃんもひどい人なのは知らなくて。もっと言えなくって」 「猫島は反抗しないだけでお利口さんじゃなくて」 「だって何か言ったら怒鳴るんです。みんな、みんな」 「こわい、くって」 言葉と一緒に涙があふれて、ぽろぽろ、落ちていく。 (-64) 2022/07/08(Fri) 17:32:29 |
【秘】 不知 ミナイ → 奔放 クリスそれは、トリカイの騒ぎの後。 薬袋から短いメッセージが届いた。 『こんな時だけどメッセージを残しておくよ』 『キミの弟君に昔伝えていたことがあってね なにか聞いていないかい?』 『中々連絡がないんだよ』 貴方は弟から薬袋の話など一切聞いたことなどない。 聞いたとしても、保健室にいつもいた生徒というだけだ。 特別仲がよかったわけでもない、なにか縁があったのだろうか? (-78) 2022/07/08(Fri) 19:59:14 |
【秘】 奔放 クリス → 友達 ネコジマ「──僕が、もう大丈夫だ、なんて言うわけないだろう?」 相馬栗栖という男は、やっぱりそこにある感情を尊ぶことをしない。 楽しいとか、嬉しいとか、悲しいとか、疚しいとか。 ただ、そこに言葉と共に涙が一つ落とされた事実のみがある。 相馬栗栖は大した男ではない。 ただ、昔。憧れてしまったものがある。それはある種、悪魔とでもいうのかもしれない。 自分を規定したわけでもないし、適応させたわけでもない。 ただ、憧れが模倣に。模倣が、自分の形に。 拙い模倣など、自分の形でしかないことに気付くことは。もしかしたらもうないのかもしれないけど。 そいつは、こう言っている。 ──── (-80) 2022/07/08(Fri) 20:08:35 |
【秘】 奔放 クリス → 友達 ネコジマ「解決してあげようじゃないか、猫島」 きみのそれを、終わらせると。 約束を落とした。 真新しい約束は、拘束力を生まず。 因果は逆転しえない。 何の発展性もない、ただのそんな約束をしたという事実。 そいつは、それを約束した。 「僕は優しくないって」 「よおく知ってるだろう?」 (-81) 2022/07/08(Fri) 20:11:01 |
【秘】 奔放 クリス → 不知 ミナイ『きみたち知り合いだっけ?』 普通の文章。タップの速度も普通。なんでもないこと。 『知らないな、僕。あいつと仲良くないからさ』 『ていうか嫌われてんの僕! いやだねー』 (-84) 2022/07/08(Fri) 20:13:09 |
【秘】 陽葉 シロマ → 奔放 クリス「……栗栖。 牧夫の所、行ったのかい」 音もなく少女が、ふと、貴方の視界の端から現れる。 まるで貴方がここにいると、最初から知っていたかのように。 「マユちゃんはああ言ってたけど……。 誰にも見つからず、この校舎に潜むなんて難しい。 犯人は早く探すべきだと私は思ってるんだ」 その横顔は、貴方を見ていないけれど。 試すような表情を隠しもしない。 「言ってる意味、わかるだろう。君ならさ」 (-85) 2022/07/08(Fri) 20:24:39 |
【秘】 奔放 クリス → 陽葉 シロマ「回りくどい」 相馬栗栖は変わらずにそこにいた。 教室の古ぼけた椅子。まるであの空き教室を占拠した時と同じように。我が物顔で、自分の空間にして。 「行ってきたよ。永瀬はああいってたが、どうにもおかしな状況らしい。今は見るだけに納めておくけどね」 「僕らの中の誰がやったのかって言えばいいだろう、まどろっこしいな」 (-90) 2022/07/08(Fri) 20:46:43 |
【秘】 陽葉 シロマ → 奔放 クリス「ふふ、ごめんごめん。 こういうのは探偵の口から聞きたいのさ」 黒板へ向かい、教卓にひょいと座った。 もしも遺体を発見した時の、彼女の様子を知っていれば。 または、その場にいた誰かから聞いていれば。 その口振りに違和感を抱いたかもしれない。 今目の前にいる少女には、強張った表情も他者を気遣う遠慮も見当たらない。 それは貴方が相手だから、かもしれないが。 「当たりは付けてるのかい? 第一発見者の証言、必要かなと思って来たんだ。 夏彦やカナ姉よりはきっと話せると思うよ」 (-91) 2022/07/08(Fri) 21:01:04 |
【秘】 奔放 クリス → 陽葉 シロマ「かんがえちゅー。流石に当たりを付けるにはパーツが少なすぎるだろ。聞かせて」 非日常の光景だ。 日常的ではない。 死体なぞ、軽々しく登場していい物ではない。 だけれどこうも落ち着いているのは、だからが故か。 或いは、そういう人格か。 目を見やる。相馬栗栖は人の目をよく見る。 人を、よく見ている。 椅子に座ったまま、その距離のまま。 「一応聞いておくけどさ」 「白間は、見つけてどうすんの?」 自分達の中に。誰かを殺すような何者かが混ざってることを。 悲しむ、恐怖する、終わらせる、とでもいうのならば。 相馬栗栖は、笑わないで。 吐息の中に、微笑みを乗せて。 笑った。 それらしい振りでもしてほしい物だね。 (-94) 2022/07/08(Fri) 22:11:16 |
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