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【神】 月桂樹の下で ニコロ「……とうとう、来たか。」 朝礼が終わって、暫し残って。 必要な伝達事項を受け取ったりしながら。 ある程度の業務を終えてから辺りを見回したところ。 色んな表情の者が見えた。 困惑する者、満足そうな者、それぞれがそれぞれの表情だ。 「ま、なるようになるしかないよな。」 一番上の行動を止めるなんてそんな事は出来ない。 だから、己は己に出来ることを。 男は一人、呟いていた。 #警察署_朝礼 (G2) 2023/09/14(Thu) 21:55:20 |
【人】 月桂樹の下で ニコロ実のところ、此処にも場違いが居た。 何故か職場に持ち込まれた 電気圧力鍋が1つ。 「…やっべぇ。まあいいよな。 英気を養うには食べるのも必要だし… 俺は使わねえし。 」タイミングが最悪なのはこの上ないが まあいいか、と置いていこうとしている。 #警察署 (7) 2023/09/14(Thu) 22:01:11 |
【秘】 黒眼鏡 → 月桂樹の下で ニコロ「どうすんだろうなあ」 わははは、なんて笑っているので、恐らく何も考えていないか入手経路が違うかどちらかだ。 「おっ、貰ってくれるか。 いいぞいいぞ持ち替えれ。 他のもいるか? タコヤキ、おすすめだぞ。なんでもタコをだな」 がさがさとカウンターの内側を漁っている。 このままでは両手に花どころか段ボールいっぱいに持たされてしまうかもしれない!!!!! (-14) 2023/09/14(Thu) 22:05:41 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 無敵の リヴィオ「…リヴィオ。ちょっといいか。」 朝礼が終わった後のどこか 警察内に居ただろう貴方を呼ぶ男が居た。 多くの会話はしないからか わざわざ呼び止めるのは少し珍しいかもしれない。 (-18) 2023/09/14(Thu) 22:24:16 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 黒眼鏡「そりゃあ、気持ちを無碍にする訳にも… は?タコ?いやいや、待て待て待て。 馬鹿野郎、そんなに持って帰れねえよ!」 追加のお土産が出てきそうな様子に あわあわと焦る様子を見せた。 持って帰るのも大変だけれど 使いこなせる気も全くしないからである。 (-19) 2023/09/14(Thu) 22:26:07 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロさっさと朝礼の場から抜け出した男は、ひとり。 人のざわめきから外れ、窓の外を眺めていた。 そんな男を尋ねてやってきた君。 何事か、理解出来るとは言えないが、 どうして自分に尋ねてきたか位なら多少は分かる。 「……おや、ニコロじゃないか! 俺に用なんて珍しいね、どうしたんだい?」 それでも、署内ではいつも通りに。 笑顔を作り、どうしたのかと問いかけた。 (-21) 2023/09/14(Thu) 22:33:29 |
【秘】 黒眼鏡 → 月桂樹の下で ニコロ「なんだそんなこと」 肩ポン(再)。 「勿論、宅配するよ。 俺を誰だと思ってる?」 三日月島の流通に多大なる影響力を持つ男だ……!!!!!!! 「ちょっとまってろ、今配送便を手配してやるからな。 えーと今の時間だと……」 (-22) 2023/09/14(Thu) 22:34:10 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 無敵の リヴィオ「いや何、ちょっと話したい事があってさ。 時間、貰ってもいいかな?」 少し人目を憚りたい、という素振りを見せるのは 貴方ともう1人の女史との事を口に出すつもりだから。 表に聞かれる訳にはいかない。 ただ、重苦しい空気は纏わず いつもの調子を此方も装うだろう。 (-25) 2023/09/14(Thu) 22:38:33 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 黒眼鏡「そういう問題じゃ…あーもう、分かったよ! アンタの好きなだけ送っといてくれ……」 速やかに行われる配送手配。 何故此方の住所を知ってるだとか 送ればいいという問題でないとか。 言いたい事は山と出てきたけれど こうなってしまえば最早止められない、と判断したのか。 貴方の思うがままに、と諦めるだろう。 「全部署に置いたら怒られっかな…」 ちょっぴり遠い目をした。 (-27) 2023/09/14(Thu) 22:41:42 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ「あぁ……!この前の件かな? 勿論、構わないよ」 辺りを一瞬眺め、わざとらしく手を叩く。 普段見なれない組み合わせは周囲に疑念を抱かせかねないから、 まるで前から約束していたことがあった……というように。 「あの話ならここで話すのもなんだ。 君に着いていくよ」 内緒話、話せそうな場所があるなら移動しよう。 目配せするように片目を閉じて、君の反応を待った。 (-28) 2023/09/14(Thu) 22:45:41 |
【人】 月桂樹の下で ニコロ法が施行されたからには 警察官として行う仕事は後から後からやってくる。 集まる同僚や上司の姿を見つつも 和やかに会話する時間も惜しい、とばかりに 足早に警察署を後にした。 「外回りに出てくるから、あとよろしくな。」 なんていつもの言葉を置き土産にして。 #警察署 (12) 2023/09/14(Thu) 22:48:43 |
【人】 月桂樹の下で ニコロ街は昨日とは打って変わって 法の施行で持ち切りだろうか。 警察官の制服を見れば囁く者が居たり 活気あふれる街並みが何処か物々しいかも。 挨拶をしてくれる人々の視線も今日は冷ややか。 「やれやれ、だな…」 変わり始めた街中を いつものように見て回る。 #街中 (13) 2023/09/14(Thu) 22:51:36 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 無敵の リヴィオ「おう。こんなタイミングで悪いな。 んじゃあ、こっちに。」 貴方のノリに此方も察して。 合わせるように言いながら、手招くだろう。 そうして貴方と向かった先は人が滅多に来ない離れの休憩所。 閑散とした中、ジジ…と音を立てる自販機がどこか寂し気だ。 「折角だし、好きなの買って良いぞ。」 着くなり自販機にコインを入れて。 飲み物でもどうぞ、と促すだろうか。 (-32) 2023/09/14(Thu) 22:54:27 |
【秘】 黒眼鏡 → 月桂樹の下で ニコロ「…というわけで届くからな!」 後日、ホットサンドメーカーとタコヤキ機とホームベーカリーとフードプロセッサーが届くだろう。増えてる。 「警察署なら空いてるスペースたくさんあるだろう? 若いのも多いんだしいけるいける」 なんとなく内部事情を把握してそうな言葉をしれっと吐きながら、 無責任に笑っていた。 (-34) 2023/09/14(Thu) 23:00:36 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ「おや、いいのかい?それじゃあ遠慮なく」 促されるままに自販機の前に立ち、 1番安いボトルの飲み物……水を選ぶ。 こういう時、選ぶのは決まって安いものばかり。 人に奢ってもらうというのは慣れないからだ。 とはいえそんな事情を知るのは当人のみ。 落ちてきたボトルを取り出し口から引き出して、 キャップを捻りながら口を開いた。 「………それで、本題は?」 (-35) 2023/09/14(Thu) 23:01:22 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 無敵の リヴィオ「勿論。声掛けたのは俺だしな。」 貴方が水を買った後に 自らも買うのはコーヒー缶。 冷たい、ミルクが入った無糖のもの。 「いやさ。 今回チームに入ったの、なんでかって聞きたくて。 あの会合の時のお前、らしくなかったし。」 「なんか大変なことでも抱えてるんじゃないかなってさ。 勿論、俺の理由もちゃんと話すつもりだ。」 冷えた缶を手で転がしながら、切り出す。 (-39) 2023/09/14(Thu) 23:15:57 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロキャップを捻るその先、 問われて手を止め、続きはしない。 しかし、表情はいつも通りで、 何も知らなければ、きっと悩みがあるようには見えない。 「………君にとって『俺』らしさは今の俺かな。 そう見えているなら、俺にとっては幸いだ」 迷うように沈黙していた男は、 ほんの一瞬だけ、自嘲的な笑みを浮かべる。 しかしそれも本当に一瞬で。 「それで、チームに入った理由か。何故、と聞かれたらそうだね。 どんな理由が俺らしいだろうか、実はマフィア嫌いとか?」 「……なんて、茶化すのは良くないね。 何、ただ『自分』らしくあるのに疲れただけさ」 休憩所の壁に凭れて、少しの本音を君に零す。 どうせあの俺を知っているんだ、隠したところで意味がない。 それでも表情はいつも通り、あの日のような笑顔はここにはなかった。 (-44) 2023/09/14(Thu) 23:37:12 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 無敵の リヴィオ「俺は“いつもの”リヴィオしか知らねえからな。 だから俺にとってのらしいは、アレにはなる訳だが。」 貴方の演じてきた“リヴィオ”が 自分にとっては見慣れたものだからそれらしい、と。 素直に答える。 「ハハ、マフィア嫌いは女史で間に合ってるからなぁ。 んで、『自分らしく』あるのに疲れた、か。」 「それがどうして、チームに加わる事になる。 マフィアを検挙するのが、本当の望みだとでも?」 (-49) 2023/09/14(Thu) 23:48:43 |
【赤】 月桂樹の下で ニコロ時を同じくしてか、少し遅かったかもしれない。 もう1匹の狂犬もまた、メッセージを確認して。 此方もまた、報告する案件は無いけれど。 相談すべきことは山とある。 端末に向かう旨を打ち込んでから。 ポケットに仕舞って、待ち合わせの場所まで足を運ぶだろう。 (*2) 2023/09/14(Thu) 23:51:06 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ君の素直さはとても好ましい。 そう演じているんだ、そう受け取ってくれる方が本当に幸いで。 だからそうだろうねと、男は頷き笑うだけ。 「いや、マフィアの検挙はどうだっていいんだ。 命令としてあげられるなら、いくらでもするけどね。 俺個人にとっては、そうだな…」 「守りたいものも、帰るべき場所もない。 そんな俺を利用したかった人間と、疲れた俺の利害の一致か。 あとは……他の子達に任せるのは、酷だろう?」 例えば、今日に動揺を見せていた子だとか。 もしも自分が断ることで対象とされたなら? それは、それはあまり……好ましくない流れだ。 「……あとはそうだね。 ──破滅願望、というやつだろうか」 (-58) 2023/09/15(Fri) 0:05:22 |
【赤】 月桂樹の下で ニコロ『ああ、摘発は出来た。部下も一人残らず。 が、予定にはない警察官も一緒にしょっ引かれた。 恐らくは、別で動いている奴らの仕業だろう。』 アリソンに倣って、画面を見せた。 その表情はやや硬い。 『どこもかしこも今は混乱だらけだ。 探りを入れようにもまだ尻尾は掴めないだろうな。』 (*4) 2023/09/15(Fri) 0:12:36 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 無敵の リヴィオ「……。」 貴方の言葉を聞きながら ころり、ころり、と缶を手で弄ぶ。 「確かに…あいつらにお鉢が回るのは俺もごめんだ。 特に、アリーチェやテオドロにはな。 だが…お前がそうも自棄になるのも、放っておけないな。」 「どうして演じるようになった。 どうして、そんなになるまで演じたんだ。 このまま破滅したって、なんも良い事はねえぞ。」 貴方の胸中の想いの、1oだって晴れはしない。 これはそういう法律だから。 (-62) 2023/09/15(Fri) 0:17:47 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ「俺としては君も、居ないことを願っていたけどね。 君達には……いや、この状況なら今更か」 放っておけないと口にする君に、肩を竦めて笑みを見せる。 その手で掴んでおけるものはそう多くはないだろうに、 君は、君の大切なものだけを見ているだけでいいんだ。 「…良いことがあって欲しいと考えているなら、 俺は、あの場には居ないんだよ。ニコロ」 「演じる理由も、こうなるまで演じた理由も、 ただの格好付けさ。 疲れたとはいえ、俺はあの俺が好きだったからね」 そう言いながら壁に預けていた背を浮かし、 近くの椅子へ腰掛ける。 飲み損ねていた水も、キャップを捻りボトルを口につけて、 喉の乾きを潤すように喉奥へと流し込んだ。 「…………それで、君の話はいつ聞かせてもらえるのかな 俺の話ばかりじゃつまらないだろう」 (-73) 2023/09/15(Fri) 0:38:48 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 無敵の リヴィオ「格好つけ…本来の自分はそんなに嫌いか。 破滅しても良いと思えるくらいには。」 貴方の方へゆるりと向き直るようにして 男は笑った。 「全く納得は出来てねえが 俺の話も少しはしておかないとアンフェアか。」 「俺の理由もそう難しいものじゃないさ。 テオとアリーを守るため。傷つけさせないために選んだ。 俺は、かつてアイツらを守る事が出来なかった。 とても怖い思いをさせて、今にまで残る傷を付けさせた。」 「だからもうこれ以上 苦しむような事からは避けさせたい。 例え俺がどんなに非難を浴びる事になってもな。」 (-82) 2023/09/15(Fri) 1:13:58 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ嫌いかと問われて返すのは肯定の代わりに笑顔。 向かい合って浮かぶ笑みに含まれるものは、 きっと互いに異なるのだろう。 「はは、君は真面目だね」 納得は出来ていないというのに、 話をしていない現状を冷静にアンフェアだと語る。 最後まで話せと、告げることも出来るだろうに。 「…そうか、やはり2人が理由なんだね。 俺は君達に何があったか、何一つも知りはしない。 けど、君達が互いに大切なことだけは」 「それだけは分かる。 …だから君が、非難を受けることはあまり」 望ましくない。そう思うのは男の勝手だ。 だから最後まで言い切らずに、手の内のボトルに視線を落とした。 何もない男とは違い、君には2人がいるのだから。 (-89) 2023/09/15(Fri) 1:49:44 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 無敵の リヴィオ「話を持ち掛けたのは俺だ。 だったらそのくらいは然るべきだろ。 その代わり、あんまりだんまりしてるとでこぴんだからな。」 本気か冗談か、分からない事を言いながら。 貴方の言葉に息を一つ吐く。 「マフィアに誘拐されたんだよ。ガキの頃に。 臓器販売だったか、人身売買だったか。 体目当ての奴らにな。 俺の目の前で。 別に隠すことなど何もない。 だからさらりと、そう告げた。 「無事に帰ってこれたから良いものの。 下手したら、今生きてなかったかもしれない。 それを俺は、黙って見ているしかなかった。」 「だからもう御免なんだよ。 何も見なかったことにしてのうのうとしてんのはな。」 もしかしたら貴方と同じくらい 違うベクトルで、この男は自身を嫌っているのかもしれない。 (-93) 2023/09/15(Fri) 2:05:25 |
【赤】 月桂樹の下で ニコロ「こっちは酒で良い。」 少し可笑しくて、笑いが漏れてしまう。 酒を飲まない選択肢がある訳がないのに。 『此方もまだ何も。 もしそうだとしたら厄介かもしれない奴は知ってるが。 流石に一般市民を引っ張るにも面倒があるだろうからな。』 確実にそうだと言う心当たりは此方も無い。 だから同じように女史の方を見てしまうだろうか。 (*8) 2023/09/15(Fri) 2:10:49 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ「ははっ、本当に……真面目だね、君は」 改めて同じ台詞を繰り返し、 でこぴんには両手を上げおどけるような素振り。 お人好しすぎるな、君は。 告げられた過去に頷きだけ返し、 君が語り終えるまで口を閉ざしたまま。 「…それでも、生きている。君達は、三人一緒だ。 ただ守る……それだけでは満足出来なかったかい? 手を汚すことは、彼らの不安や悲しみに繋がったりは」 「……なんて、俺に問う権利はないか」 持っていたボトルを隣に置いて、膝の上で両手を組む。 考えたって人の心は分からない。 問わない限り、曖昧なままで形作られることはない。 「…俺にはその気持ちの十分の一も理解出来ないかもしれないが。 そんな話を聞いたら余計に、君にはおちて欲しくないな」 「あまり、頑張らないでくれ」 小さく浮かべた笑みは、"らしくない"ものだった。 (-99) 2023/09/15(Fri) 2:32:21 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 月桂樹の下で ニコロ「一つしか離れてない上に、昔はただの暇つぶしをする相手でな。 好き勝手に自分たちのしたいことをしていたよ、今とは違ってな」 友達の距離感だ、良くも悪くも互いに怪我がなければいいと。 楽しければいいと思っていた程度だったかと、続ける。 今はそのように砕けて仲がいいわけでもないのかもしれない。 「片方は知らんがテオドロには聞いてきてやろうか。 次のあいつの休みに時間がもらえるんだ。 他人に聞かれた方が話しやすいだろあいつも」 「まあ話したくないかもしれないけどなあ、いいかあ? お前の名前出しても」 (-111) 2023/09/15(Fri) 6:51:51 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 無敵の リヴィオ「ただ守るだけじゃ、ダメなんだ。 テオは基本的に人に施されるのを好まないし アリーは自分に自信が無い性格だ。」 「俺が反面教師になるくらいが多分丁度いいと思ってる。 敢えて出世を拒んでるのも、それが理由だしな。」 「それにもう、戻れないだろ、お互いに。 Il dado è tratto、だ。」 カエサルの有名な一言をイタリア語で口にする。 “賽は投げられた”のだ。 「だから悪いな、リヴィオ。 その言葉に応えられそうには、ない。」 らしくない貴方に、此方も笑いかけた。 (-119) 2023/09/15(Fri) 9:18:26 |
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