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【秘】 婉容 ラサルハグ → 酔吟 ミズガネ「屑、ね ──」 言葉と共に、煙を吐き出した。 夜空に浮かんで融けていく。 「別にどうしようもないやつと話すのを趣味にしているわけではないよ。 そこにいる相手と話すのは、私の趣味のひとつだけどね」 「── それに、言うほどどうしようもなくて、屑かい?君は」 そうとは思わない理由は、多々。 対話が成立したこと。 そもそもここから離れていかなかったこと。 (-0) 2022/01/17(Mon) 21:09:35 |
【秘】 婉容 ラサルハグ → 欠けた星 スピカ「人として当然なことを当たり前のようにやれる人間というのは、案外いないものだよ。 特に、余裕のない時は、ね」 あなたの笑顔を見ると、こちらもまた目を細める。 ── 安心をした。 「実際、ここがどこかも分からない。 不安で余裕がなくなるのも仕方がないさ。 ……私はそういう時だからこそ、努めて落ち着いていようとしているだけだよ」 そんなところでも、礼儀を欠かさず微笑むあなた。 そうすることができるあなた。 女はそんなあなたに安心をして ── だから、笑っていられる。 (-2) 2022/01/17(Mon) 21:16:25 |
【赤】 婉容 ラサルハグ/* そうですね、物理で攫ってしまいましょう。 ということで日付が変わってしまいましたので……ロールの方のお返事をしますね。お待ちを。 (*1) 2022/01/17(Mon) 22:15:10 |
【赤】 婉容 ラサルハグ「そうだね、そのときは高い高いだ。 綺麗な景色にきっと城主もお喜びになる」 「頼りにしているよ、鯨。 私も遅れをとらないよう、頑張らせてもらおうかな」 (*2) 2022/01/17(Mon) 22:22:23 |
【赤】 婉容 ラサルハグ金魚は鯨の帰りを今か今かと待っていた。 身体が大きく不思議な力が使えるようだとはいえ、ひとりで行かせたのは失敗だったのでは ──と。 そうこうする間に、城主を攫い戻ってきた鯨の姿を見つけると、顔を上げて綻ばせた。 (*5) 2022/01/17(Mon) 22:55:50 |
【赤】 婉容 ラサルハグ「── おかえり、鯨。 城主様には楽しんでもらえたかな?」 鯨と城主の姿を柔らかく見つめた後、コートの下に手を伸ばす。 ……すぐに、手を戻し。 「何はともあれ、上手くいったようでよかったよ。 もとから姿を見せない城主様だから、消えたことには誰も気付かないのかもしれないけどね」 (*6) 2022/01/17(Mon) 22:59:27 |
【赤】 婉容 ラサルハグ「ふふ、そうかな。 どう見ても、帰り道を素直に教えてくれるような城主様ではなさそうだけど」 それでも探す人間はいるだろうか。 溺れるものは藁にも縋るとも言う。 「 ── いい加減、怖気付いていないで仕事をしてくれないかな 」もう一度コートに手を入れ、ひとりごと。 ゆっくりとその手は、複雑な模様の沢山刻まれた銃を取り出す。 大きなコートは、これらを隠すための蓑である。 (*8) 2022/01/17(Mon) 23:29:32 |
【赤】 婉容 ラサルハグ── 銃の引鉄は、固い。 はぁ、と短く吐息を漏らす。 「私の方からおもてなしは出来ないようです。 申し訳ありませんね、城主様」 (*9) 2022/01/17(Mon) 23:31:59 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 婉容 ラサルハグ「あんだ?さっきそうかと一瞬思ってそうな顔してなかったか?……まあどっちでもいいがね、俺は。」 貴方にも責任がある、と確認に来た時の事を言っているのか。 例えそうでも、そこまでの表情をしていたか、事実はどうにしても男の被害妄想がかなり激しい部類なのだろう。繊細と言えば聞こえはいいが。 「あ?お前らが散々責めて来たんだろうがよ。 マナーだの品位だの子供に優しくだの。世間様のルールを守れない“大人”はみんなクズって品評されるのが世間ってもんだろ。違うか?」 (-5) 2022/01/18(Tue) 0:02:16 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 婉容 ラサルハグ/* 占いました〜!智狼さんなの確認しました! 噛んで貰えるならそれはそれで嬉しいですが、少しやるロールがある為、噛み対象に決定したかしなかっただけまた頂けたら助かります〜!(時系列の調整などで) ここで狼さんなの聞いてもいいんですが、ロールで噛み先を決めているなら時空改めた方がいいですか?噛みロールで何かするなら今のままのほうがわちゃわちゃしないのかな〜 (-6) 2022/01/18(Tue) 0:05:22 |
【秘】 婉容 ラサルハグ → 酔吟 ミズガネ「ああ、していないよ。 そもそもここに来たのも、別に君と話がしたかったわけじゃない。 煙草を吸いに外に出たら君がいた。 それだけのことさ」 ここまでの会話も世間話。 それ以上のつもりもなければそれ以下のつもりもない。 探りでなければ己の正当性を確かめに来たわけでもないのである。 ただひとつ、目的があるとすれば。 ── あなたの事を知る、ということだろう。 「ルールを守れない大人が、屑……かい? 面白いことを言うね。 その程度なら、いくらでもこの世にはいるじゃないか」 思わず上げそうになった笑い声を抑えるように、煙草に口をつけ。 「本当の屑と言うのはね、その程度では測れないものさ。 私には、君は屑には映らないよ」 (-7) 2022/01/18(Tue) 0:14:50 |
【秘】 婉容 ラサルハグ → 酔吟 ミズガネ/* 呪狼PLには、2日目の犠牲者は占い役職に、という話はしてあります。 この時間は1日目とも2日目ともとれるゆる時間軸なのでここから襲撃でも構いません。 その場合、城主の協力者であることがバレてしまったので口封じに消した、という形になるかと思います。 そうでなく仕切り直す場合は、こちらから何らかの理由をつけて襲撃に伺わせて頂くことになるかと。 参考までにどうぞ。 (-8) 2022/01/18(Tue) 0:18:41 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 婉容 ラサルハグ「幾ら俺もそこまで自惚れてねーよ……顔を合わせた時に確認したい程度かって意味だ。…………。」 貴方の解答が事実であれ否であれ。それ以上その話題は口にしない。そう言ってそうでなかったケースの方を山程見て来た。 だからと言ってそれで更に噛みつくほどの元気はもう無いし、薄々、目の前の彼女に勝てる気が全くしないのを感じている。 戦闘力はまだしも、それ以外の全てにおいて。故に、だからこそ、ただの会話ですら責められているように感じるのだが。 「幾らでもいるわな。 だが、子供と大人が同じ行動をしていたら許されるものも許されない。王とその辺の凡人が同じ行動をしていても許されない。 ……俺は王なんてもんじゃ全くないが──ただ、一般人よりも遥かに許されなかっただけだ。お前だって似たもんじゃねぇの」 笑われそうになった気配には不快そうに目を細めただけ。 「アンタ、大分“上”の階級だろ。仕草に見覚えがある」 (-11) 2022/01/18(Tue) 0:57:18 |
【秘】 婉容 ラサルハグ → 酔吟 ミズガネ女もわざわざ、偶然同席したあなたという人間を知ろうとしただなんて口に出したりはしない。 ここにいたのがあなたでなくても成立した世間話だ。 わざわざ口に出す必要もないだろう。 「見覚え、……へぇ、そう」 それより興味を引いたのはその言葉だった。 「階級という言葉に括るなら、私は上位の部類かもしれないね。 その上横暴も横柄も許される側の人間さ」 横暴も横柄も許されると自称するその女は、そう言いながら携帯灰皿で丁寧に吸殻を回収する。 「許されない立場の者も、いるだろうね。 そうして縛られると反発したくなる人間がいるのも確かさ」 「── キミは、そちら側の人間かい?」 そして2本目の、煙草に火をつけた。 (-14) 2022/01/18(Tue) 1:37:46 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 婉容 ラサルハグ「……。そんな身分でやってんのがガキの面倒か? ノブレスオブリージュとか古臭ぇのを律儀に守ってんのかよ」 可能だけど行わない。 少なくとも一般的にわざわざ行うのは、本人の性格性質を聞かなければその耳にタコができそうな言葉くらいだ。 「違う。」 「──そうなるはず“だった”だけだ。」 キッパリと断言した。 なおこのタバコを吸う間にも、貴方がここを訪れた時にも、男は常にリュートを持っている。……今はバルコニーの手すりに置かれて腕の下敷きだが。 (-15) 2022/01/18(Tue) 1:53:35 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 婉容 ラサルハグ/* 了解しました〜!このバルコニーの流れでそんな感じにならなさそうなら仕切り直しでお願いするかと思います。大体の事は出来ますのでそちらに何か希望か案があれば合わせますね〜。 (-16) 2022/01/18(Tue) 1:56:11 |
【赤】 婉容 ラサルハグ「ああ、すまないね、鯨。 私の分も、城主様のおもてなしをお願いするよ」 溜息と共に、銃をコートの中に戻す。 気紛れで仕方のない相棒だ。 代わりに次の機会は思う存分力を発揮してくれるだろう。 やや釈然としないながらも、あなたの帰りを待つこととなる。 (*11) 2022/01/18(Tue) 2:10:16 |
【秘】 欠けた星 スピカ → 婉容 ラサルハグ「褒めてくれるの、なんだかくすぐったいわね」 君の話におとなしく耳を傾けていたが、最後まで話し終えて微笑むのを見て数歩距離を詰める。 困ったように、けれど心配そうに眉を下げながら夕焼け色が君を見つめた。 「不安で余裕がない時にこそ落ち着けるのは凄いと思うけど。 逆を言えば、今貴方も少なからず不安で余裕を無くしているってことかしら。 ……辛くなったらすぐに言うのよ。子供達に見せたくなくても、私とか大人にはせめてね。 冷静に振る舞う人ってとても頼りになるけれど、だから皆から『あの人は大丈夫』って軽んじられて、溜め込みがちになる可能性もあるでしょうから」 (-23) 2022/01/18(Tue) 5:05:22 |
【秘】 婉容 ラサルハグ → 酔吟 ミズガネ「いいや。そんな古臭いしきたりに興味はないよ。 子どもを守ろうとするのは、私の趣味みたいなものだね。 私は、子どもが好きなのさ 」何でも持つものが行動を起こす理由なんてそんなものだ。 全て、子どもの手本になるための振る舞いだ。 「ふむ。……後継者争い、勘当、家出。 考えられるものはいくつかあるね。 そこまで聞かせてくれたんだ。 是非詳細も聞きたいところだが ──」 (-27) 2022/01/18(Tue) 8:53:55 |
【秘】 婉容 ラサルハグ → 欠けた星 スピカ誰しもが不安がるような環境に置かれ、不安がるということならば誰にでもできる。 しかしその中で落ち着き払おうとすることはできる者にしかできない。 女は、それができる側の人間だった。 「── ふふ、ああ、そうだね。 優しい君に免じてだ。……不安で仕方がない時は、君を頼らせてもらうとするよ」 (-32) 2022/01/18(Tue) 13:48:54 |
【秘】 婉容 ラサルハグ → 欠けた星 スピカ星空の下、ユニコーンの軌跡が天を走る。 完全な暗闇とは決して呼べない暗がりの中、女はまた人差し指を立てた。 「このことは、内緒だ。 強がりをあんまり多くの人が知っていては、意味もないからね」 ノイズ混じりのハスキートーンでそう告げて口元が弧を描く。 すぐに視線を逸らして、空を見上げた。 「── ほら、子どもたちはきっとあの先だ。 夜道をひとりは危険だからね、私も赴こう」 (-33) 2022/01/18(Tue) 13:49:16 |
【赤】 婉容 ラサルハグ「── 落としてしまったのかい? 城主を?」 さすがに少し驚いた。 しかし、その程度で死んでしまう城主でないことにも既に確信を得ていたものだから。 「……まぁ、きっと遊びに満足して帰ったんだろう。 よくやったね、鯨」 しょんぼり姿のあなたの頭へ手を伸ばそう。 (*13) 2022/01/18(Tue) 13:54:52 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 婉容 ラサルハグ「趣味ねえ。子供なんてピーピー喚くしうるせえしどこがいいんだか……無垢は残酷、無知は大人でもいる。後は可能性くらいか? 子供嫌いに後学として聞かせてもらいたいもんだ」 皮肉気にそう言い放つ。 貴方にとって愛すべき点が、男にとってはそうでなかったか。 或いは別の理由か。身分の高い奴の考えることはいつもわからねえと呟く。 「成すべき事を成せなかった奴はそうは扱われない。 ……ただそれだけだ。」 (-35) 2022/01/18(Tue) 14:21:38 |
【秘】 欠けた星 スピカ → 婉容 ラサルハグノイズ? 何か声とは違う音を拾ったのか、女は数度ぱちぱちと瞬きをした。 不可思議な現象がいくつも転がっている場所だ、目の前の女性も何か不思議な力でもあるのかと今はそう予想を付けて思考の隅に追いやる。 「ええ、勿論。貴方に恥をかかせるつもりは毛頭ないわ。安心して頂戴」 大丈夫よと微笑んで、同じように空へ視線を移す。 「貴方がいると幾分か落ち着いていられるし、心強いわ。 ……お礼をきちんと言いたいのに、ずっと貴方しか言わないのもおかしな話ね。私に至っては名乗るのもまだだったわ。 ええと、ラサルハグだったかしら。広間で名前が聞こえていたわ」 ▽ (-37) 2022/01/18(Tue) 14:34:11 |
【秘】 欠けた星 スピカ → 婉容 ラサルハグ「私はスピカよ。改めてありがとう、ラサルハグ。 それじゃあ行きましょうか」 空に浮かぶ輝きから視線を前方へ下ろす前に、もう一度貴方の空色を見て礼を口にする。 それで満足したのか、女は歩き出すだろう。 (-38) 2022/01/18(Tue) 14:34:34 |
【人】 婉容 ラサルハグ>>湖畔 「関係なくても、心配でつい身体が動いたんだよ、このお姉さんは」 夜空の下も映える赤銅の髪。 ノイズけのあるハスキートーンで穏やかに告げながら、蝶々を追うスピカの背に付き従う。 「なかなかできることじゃない。 自分も、とても寒いだろうにね」 先導してくれた蝶々にありがとうを言い。 その主であろうアルレシャにも礼を告げた。 「道に迷わずここまで来れたのは、君のお陰だよ」 (12) 2022/01/18(Tue) 19:39:23 |
【秘】 婉容 ラサルハグ → 酔吟 ミズガネ「── 可能性。 その通りさ。子どもたちには成長という可能性がある。 それに無垢も残酷も、生意気な姿すらかわいいものさ。 少なくとも私にとってはね」 それこそ価値観の違いだ。 きっと何の後学にもなりはしない。 強いて言うならきっと余裕があるのだ。 子どもを可愛がるだけの余裕が。 「成すべきこと……義務、かな。それは。 そう聞くと私の拙い脳では勘当が有力かと思えてしまうけど。 後学のために聞かせてほしいよ。 どのような事をなさねばならず、君はなすことができなかったのか」 (-49) 2022/01/18(Tue) 20:08:51 |
【秘】 婉容 ラサルハグ → 欠けた星 スピカざらりとしたノイズ混じりの声。 ミズガネに携帯灰皿を渡していたのを見ていれば、女が煙草を吸うことも知っているだろう。 「名乗るのがまだだったのは私も同じさ。 ああ、でも。スピカ── だね。 恵みの名だ。とても、いい名だね」 転がすようにあなたの名前を反芻し、空から視線を下ろすと頷いて歩き出す。 あなたの後ろ、一歩半。 そうして2人は導きの蝶々に会うのだろう。 (-50) 2022/01/18(Tue) 20:18:26 |
【赤】 婉容 ラサルハグ「ふふ、そうそう。その意気だ」 浮かぶ鯨の髪を柔らかく撫で。 城主がただの人間でないと確信を持てるから、こうして穏やかにいられるのか。 いや、城主がただの人間だったとて ── 些細なことだ。 (*16) 2022/01/18(Tue) 22:05:40 |
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