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【秘】 陶酔トリッパー バーナード → 愛される"天使" ナフ「別にここ“でも”利用しまくればいいんだよ。俺を押し倒してた時の元気さは何処いった?俺殺そうと狙ってた初日の気持ちで生きれば、それこそ飯食わせるのを情に訴えて楽するのなんて簡単の極みだろ?」 我慢を殆どしない男の言い分である。“家族を背負う”について思う事がゼロではないが、言葉で出た訳ではないのが幸いだった。それこそ、ただでさえ内心荒れている感情が暴風雨になりかねない。八つ当たりで。 「ふーーーーん。ふーーーん。わかった。いや、意外だなって思って。テンガンだのダビーだの、まあ御百歩譲ってラサルハグならまだしも、ムルイジだろ? ギャンブラーなんて利己的の極みと思ったが、面倒見いいんだな。思い返せばガキが周りに割といたか?」 ふむ、と何かを思案して考え込む。──褒める人は1人でいい。ずぶずぶの沼に嵌めるなら、そこで複数いるなら意味がなくなるのだ。特に何かと世話を焼きたがる“お人好し”の“お節介焼き”に心当たりがある。思いつつも貴方の頭に手を置いた。 色々潮時か、などと考えつつも、“感情と裏腹の言葉を紡ぐ”事は、男にとって慣れている。 「──諦めずによく頑張ったな。正直俺でもキツイわあれ。って思ったレベルなのに、よく我慢した。褒めてやる。最後まで耐えきって偉いぞ。お前が死んだらそこでお前の家族も終わりかもしれないなら、生きてるだけでも希望があると言えるしな」 (-91) 2021/07/11(Sun) 18:29:59 |
【人】 陶酔トリッパー バーナード>>G5 >>45 ニアとたぬバーナード ※外見はたぬきです 「ヴーーー」 (うわっ何だコイツ!?) 「ウユーーン」 (持つな掴むな!お前の家からどうやって来んだよ!) 元々毛色が似たようなものもあり、違和感のないたぬきは捕まえられ、じたばた暴れています。何とも声にしがたい鳴き声で暴れています。 たぬきは普段は無口な割に、威嚇でこんな何とも言えない声を発するのです。最も、たぬナードは煩すぎる狸なので、大体は鳴いてるのですが。 (56) 2021/07/11(Sun) 18:40:49 |
【秘】 "賭け師" ムルイジ → 陶酔トリッパー バーナード「大して変わんねえだろ、この船も世界も……。 ……何言ってんのか全っ然わかんねェけど、 いっぺん雨に濡れたら傘とかどうでもよくなったって気分か?」 何かを亡くした状態で来やがるやつ多すぎんな、と呆れた。 バーナードの指摘を受けると、眉根を上げる。 「あー……? そんな風に見えてんのか? オレは世界中の人間全員に博愛の感情を持ってるナイスガ、 まぁ、いいか。そういうのは。 ……自己中心的で間違いねェと思うぞ。 オレはあいつのこと救ってやれねェよ。同情はしてもな」 このザマの人間がソレ聞かされて、 何が出来るってんだと鎖を鳴らす。 目の前の男とナフの関係は知らないが、 首を突っ込む気もさらさらない。 「その上で個人的な、勝手なこと言うなら、 ガキに良い大人がムキになってんじゃねェよ。 アイツから何の被害も受けてねェ オレの勝手な意見だがこれがスタンスだ、オーケィ?」 ▼ (-95) 2021/07/11(Sun) 18:42:56 |
【秘】 "賭け師" ムルイジ → 陶酔トリッパー バーナード「……んで。 オレも相当な気分屋なんで、アイツ殺したら教えてくれよ。 気が向いて人生に暇が出来たら 殺してやる から」殺意はない。 ただ単に。 通り道に邪魔なもんがあったら蹴飛ばすくらいの感覚で、 気が向いたらお前を殺してやるよとつまらなそうに言った。 邪魔はしない。 守る気もない。 ただ平等に、奪うやつは奪われる世界であってほしいと願う、 ギャンブラーのスタンスを示した。 「……この忌々しい鎖がなけりゃって前提、 いちいち入れるのクッソ面倒だけどよ……」 何度も言うが。今のオレを買い被りすぎじゃねェか? (-96) 2021/07/11(Sun) 18:43:54 |
【秘】 翠眼の ダビー → 陶酔トリッパー バーナード「それは…なんでだろうな?どういう性質であれお前に手を出されたことは確かに腹立たしいんだが、お前がここが生きやすいのなら結果オーライな気がしているのかもしれない。……これ以上"俺の物"に手を出されなければそれでチャラにしていい。手を出すようなら話は別だが。」 嫉妬に関してはお互い様だろう。過ぎてしまったことをどうこうしようはないから、せめて今後手を出されないようにという心持ちらしい。逆に言うと今から手を出されると相当うるさい。そんな主張を素直に伝えるのはあなたへの注意でもありお願いでもあるのだろう。 「ああ、なるほど…本当に悪趣味で最低な…腹立たしい、ああ、とても。これは有難く貰っておく、使える場面も思いつくしな。」 精密機器を大切に手のひらで包みそっと撫でるしぐさはひどく優しい。明確にあなたを壊しそんなあなたを歪に保つこれは、ある意味で自分の罪の証でありあなたを所有する証でもある。 他に持っている人間がいることは腹立たしいが。お前を好きにできる人間が他にいるのはとても腹立たしい、が。 「…バーナード。…バーナード…」 言語化するのが難しいが、あなたを労り慈しもうという感情ばかりが呼びかけに乗る。あなたを撫でようとするだろうし、許されるのならば更に多く触れようとする。 (-111) 2021/07/12(Mon) 1:51:16 |
【秘】 愛される"天使" ナフ → 陶酔トリッパー バーナード「あの時は、仕事だったから…強気にいけただけで。 今は、迷惑をかけながら手伝いをしてもらう形になる…から。 でも、テンガンになら…いいかもしれない。責任取ってもらう」 発端は自分だったと思うが、こんな体になったんだから。 多少は強く出ても許してもらえるかもしれない。尤も、時間が合えばの話ではあるのだけれど。 あなたの内心に気付くことの出来ない―――暗殺者としての側面がほとんど見えなくなった少年は、初日ほどの勢いをなくしている。穏やかなものだ。 かといって、罪が消えるわけでもないのだが。 「おれも、最初…少し、意外だったけど。 同情、してくれてるみたいだったから…昔、何かあったのかもしれないな。 辛い時、痛い時は吐き出しに来いって言ったんだ。"オレの代わり"に泣いてくれって」 あなたの思惑を知らないまま、少年は"同期"の言葉を口にする。 不敵な表情の似合う彼が、泣きそうな顔をしていたことを思い出して きっとそうだったのだろうと。 頭の上に手が置かれると、目を細めて 少しだけあなたの方に身体を傾ける。 「ん……、…死にたいって思った。 痛かった。薬のせいで、頭も焼き切れるかと思った」 今日あったことを聞いてほしい子供のように、当時の事を思い出しながら。 「おれに賭けられた金は、家族のところに行くみたいで…よかった。 会えるまで、時間がかかっても…きっと、大丈夫だと思うと 安心する」 (-112) 2021/07/12(Mon) 3:07:59 |
【秘】 陶酔トリッパー バーナード → 翠眼の ダビー「……なんだよ〜……結局お前もアイツらの肩持つのかよ。腹立つー……」 これは嫉妬にすら満たない小さな拗ねの感情だ。頬を膨らましてかわい子ぶる程度の小さな不満だ。ただ『未来』に出されると容赦はしない、と言う言葉で許した。みたいな顔をした。 「俺から手を出すのは愉悦の方面か仕事であって、愛は向けてねえから安心しろ。まあ向けられる分にはー……告白でもされりゃ断るって。……あ。後で利用してやろうとか言う時は一時的に受けるかもだが、『心』はお前しか渡してねえよ。心配すんな」 やや『許して』と言いたげに軽く引っ張って頬にキスをする。言葉通り、趣味最悪男のことだ。恋愛好意を逆手に取って面白い『ショウ』が出来るなら今後やりかねないと言う事でもある。最も本気であなたが拒絶すれば辞めるだろう。……手元に装置もある事だし。 「即思い付くのかよ。……ん?」 怒りを露わにしてくれる事に少し嬉しいと思ったがその言葉はしっかりあって『やっぱりダビーだな』と言いたげな呆れ声が漏れる。……そう言う所が気に入ってるからこそ、許してるからこそ渡しているし、基本受け側を嫌がる男にとって多大な信頼の証でもある。 嗜虐性を見せるかと思いきや、何か甘えるような、とにかく慈悲に近い不思議な声色が聞こえたので、大人しく身を委ねる。猛獣と変わらないような男だが、どう触れられても喉を鳴らすように心地よく触れられるだろう。 (-117) 2021/07/12(Mon) 22:42:19 |
【秘】 翠眼の ダビー → 陶酔トリッパー バーナード「…ん。そういうことなら…多少は我慢する。ただ一応「そうする」前かした直後には共有しておいてくれ、…お前の邪魔をしないためにも嫉妬に狂わないためにも心構えが必要だから。……お前の『心』を俺が貰っているのと同様、俺の『心』もお前に委ねられていることを忘れないならそれでいい。」 ささやかなキスを頬に受け止めて「まあ少しくらいは許してやろう」と思えてしまうのがいわゆる惚れた弱みなのかもしれない。快諾できないあたりに青年が『怪物』たる所以を察することはできてしまうものの、それ故に青年が悩みつつ伝えた言葉は譲歩とあなたへの尊重であるとも理解できるはずだ。 怪物を飼う自分達のことだ、いずれきっとこの船の中で地位を確立するために多くを利用し多くを愉しませ多くを求められることになる。その中であらゆる感情を向けられたりあらゆる救いの手を差し伸べられたりすることだって当然考えられるが、絶対に『心』を他には渡さないという意志を伝える。これは誓いだ。 最低で最悪な『怪物』は最低で最悪な『怪物[あなた]』にはっきりと「愛情」を向けている。 青年はあなたを撫でその頭を抱き込むようなしぐさであなたを抱き寄せることだろう。殴打した後頭部に痛まないよう恐る恐る触れ、自らが奪い取った右目にはそっと頬を寄せて。そのまま囁くようにしてあなたに言葉を紡ぐ。…優しい言葉を伝えたかったはずなのに、やはり口は素直じゃない。 「……アレを使うのは本当に必要な時か、お前を手酷く抱く時だけにする。いたずらに目的もなく気まぐれでお前を壊すことはないから安心しろ。」 (-118) 2021/07/13(Tue) 1:40:09 |
【秘】 陶酔トリッパー バーナード → "ギャンブラー" ムルイジ「いや変わる。変わる……。え?俺が生きてた外はさすがにもうちょっと表面上はお上品でしたけども、カジノ通いだとこんなショーが毎日行われてる場ばかり見ますの? ……俺、職業選び間違えた気がしてきた」 路地裏だの空爆だの汚い世界は何処にでもあるが、こんな異常性癖に特化した場所はその辺に転がってる気はしなかったので、少し後悔しだした。自分が生きてきた人生はこの船が“普通”の感性では無かった為だ。 「いや、みんな“船に染まって来た?”お前だけそのまんまって感じしたから、強靭メンタルって思ってたけど……“外と船が大して変わらない”って感性ならそりゃそうなるか。納得した」 「他者に同情できるのも才能だろ?『同情なんか』って跳ね除けるヤツもいるけど、同情を貰う事で立てるようになる人間もいるんだから、そう言う意味で救いにはなる。のでー、邪魔かな、と思ったけどそのスタンスなら問題ない…… アハ。それ、俺みたいな系統の人間は喜ぶから。 心当たりない?」殺してやる。の言葉に冷めていたテンションがやや向上する。嬉し気に、それはそれで面白そうだと笑う。 「お前、ナフのせいで今そんな鎖じゃらじゃら楽しいショーの見世物扱い喰らう羽目になって『生きる為に仕方なかった』って言われて子供だったからって許せんの?俺は未遂だろうと絶対ヤダ。どんな理由があっても、仕掛けたなら仕掛けられる覚悟、しなきゃな。何歳でもな。……って事で、気が向いたら殺し合おうな」 ご機嫌なまま立ち上がって、言うだけ好き勝手言って部屋を立ち去る様子だ。 (-119) 2021/07/13(Tue) 23:17:55 |
【秘】 陶酔トリッパー バーナード → 愛される"天使" ナフ「……へろへろになってら。これで暗殺成功されてたらマジで俺の立場がないんでもうちょっとさぁ。いや良いけどさあ」 利用しようと試みるこの男、酷く気分屋な上に性癖がねじくれている。大人しすぎるとそれはそれで物足りなさそうになるのだから始末に負えない。 とはいえ、ムルイジの話に対しては興味深そうに相槌を打っていた。少なくとも今日明日であの男も出られる訳ではないだろうし、“同期”だって仲間とも見れるが、出し抜くためあの敵でもある。嫌がる事のストックを知っておくに越した事はないだろう。 「(──そうなると、ナフから定期的に聞いておく方が直接アイツに聞くより何か得られんのかもな)」 撫でつつも思考はそんな事を考えつつ、かと言ってあなたの言葉を聞き漏らすほどでもない。 「でもお前が死ななかった分、家族の所に金が行くんだろ。全部本当に渡すかは知らねぇが、中抜きされまくってたとしても元々引き受けてた依頼の遥かに超える金額だろ。なら家族はもう問題ない。それはお前の功績だから、頑張った甲斐があるってもんじゃねえの。あとはお前が気合で生き延びればいつかは来るかもな」 いつか。 曖昧な言葉。この船でのいつかなんて、慰めになる人間の方がきっと少ないだろうに。何より、その姿を見た家族がどんな気持ちになるか、思う所は合ったけれど、全てを“イイ人”っぽい台詞の裏にしまい込んだ。 (-120) 2021/07/13(Tue) 23:32:10 |
【人】 陶酔トリッパー バーナード>>62 ニア密輸王子姫 ※外見はたぬきです 「クゥーーン」 (危なくさせてるのはお前だろうが!俺俺俺!) 「キュゥーン」 (密輸しそうなのもお前だろ!?) この姿のまま家に持ち帰られたら溜まったもんじゃない。 ……いや、豪勢な生活が送れるのか? 一瞬考えたが、『タヌキが何を食べるか』など色々実験されそうで怖い所があるのでその発想はすぐに捨てた。なにより子供の口から「密輸」なんて出てくる時点でヤバい家だ。そんな訳でジタバタとこのタイミングで人間に戻った。 (66) 2021/07/13(Tue) 23:39:03 |
【人】 陶酔トリッパー バーナード>>62 ニア密輸王子姫 「どわああああああ!?」 突然アラサー間近29歳!普通にガタイのいい成人男性に戻った! 抱えられていたなら下手するとニアを踏み潰しかねない。一応気付いた瞬間すぐに退こうとするので怪我とかは無いだろうが、周囲含めてこの光景は色々と大惨事ではないだろうか。あなた達に「動物になるパイ」の心当たりがなければもうしっちゃかめっちゃかだ。 最も、たぬきだったせいで単に たぬきが成人男性に化けたように見られかねない とも言えないのが複雑である。 (67) 2021/07/13(Tue) 23:42:47 |
【秘】 陶酔トリッパー バーナード → 翠眼の ダビー「そこは忘れるワケないだろ。むしろ、可能性としてあるならー……」 “お前が嫉妬に狂ってるのが見たい時” 、等と悪びれもなく、しかも機械を渡した上でシレっと言ってのけるので、もう駄目かもしれない。あるいは一番肝心な事は覚えている、と言うのが前提でだから甘えてるのかもだが、いずれにせよ傍迷惑の極みだ。譲歩と尊重を貰った上でこれだ。どうしようもない。いや、怪物だから常識なんて通じないのだろうか。愛情表現が狂ってるのだろうか。全部かもしれないし、ただじゃれてるだけかもしれない。「これ、別に治して貰える事だってできんだってよ。いや本物はお前が食ったからまあ義眼に近いあれになるけど。別に今すぐ決めなくていいらしいからさぁ、俺の最後の“空への未練”だった目、暫く無しで過ごそうと思っただけ。気に病まなくてもいいぞ。……いや、むしろ奪えなくて不満だったり?」 最も本物の目はあれ一つだから、体の一部を失い奪った事は事実だ。頬を寄せられた時に、そう黙っていた言葉を告げた。気に病む姿はそれはそれで見ていて好きだが、ずっとかと言うと別だ。 「知ってる。だから渡した。って言うか渡した瞬間ボタン連打するような奴に渡した瞬間俺の尊厳どころか全てが死ぬし。ま、……お前が『心』を渡すっていうように、俺だってそれは『心』にも近いんだ。一切使うなとも言わないし、述べた目的ならまあ許し、裏切るなとも言わないが……お前だって委ねられている事、“覚えておいて”くれよ?」 (-121) 2021/07/13(Tue) 23:56:53 |
【秘】 翠眼の ダビー → 陶酔トリッパー バーナード「……本っ当にいい性格だなお前…それだけ愛に飢えているのなら毎夜毎晩抱いてやろうか?嫉妬以外の愛情表現で満たしてやればそういう悪い気を起こさなくて済むだろう?」 はあ、とあからさまに深いため息をついてみせる。本当に最低で最悪だと思うがそれでもそういうあなたを愛しているのは他ならぬ自分自身である以上何も言うまい。いや、文句程度は言うが。こちらの愛を信用しての行動だというのなら 嫉妬に狂うのはどうしようもないが 「たったひとつの本物は俺の物になったんだ、それでよしとするさ。生活に支障も出るだろうし頃合いを見て治してもらうといい。 ……正直なところ、心も身体も俺のものにできている点だけ見れば気分がいいんだ。お前を傷付けたことを気に病んでいるのも間違いないのにな…。でも、こんな支離滅裂な感情でもきっとお前は許してくれるだろうし…だから、当然"覚えておく"よ。」 ▼ (-122) 2021/07/14(Wed) 3:09:16 |
【秘】 翠眼の ダビー → 陶酔トリッパー バーナードあの日、あなたと肌を重ねた時、青年は確かに間違えた。応えてはいけないと分かりながらも屈服を紡ぎ、間違っていると思いながらも幸福を覚えた。外の世界で変わらず生きていこうとしていた青年にとって致命的な崩壊を招く呼び水になったことは否めず、青年はもう外の世界では生きられない。 それでも青年はあなたから目を離せない。外の世界への余所見もできない。 外の世界に残してきたものに対する数多の感情よりも、この鮮烈で狂ったあなたに惹きつけられている。 "そうしろ"と命令されたからじゃなく、他ならぬ自分の意志で。 「お前の『心』を委ねられていることも"お前の物"であることも忘れない。 お前しか見ていないよ、バーナード。 」いつかのあなたの言葉を辿ってそれだけを紡ぎ、青年は穏やかな微笑みを浮かべて見せた。 (-123) 2021/07/14(Wed) 3:10:25 |
【秘】 陶酔トリッパー バーナード → 翠眼の ダビー「ほう。何日続くか賭けてもいいぜ?俺は初日からお前が負けるに44枚betな。それに愛に飢えてるのは俺じゃなくてお前の方だろ。俺が飢えてるのは愛じゃなくて、まだ見た事のないお前のあらゆる反応だっての」 だから狂って欲しい。逆に耐え続けてくれてもいい。どの結果であっても“見た事がない”のだから、見たいことには変わりないのだ。……逆に言うと、それだけあらゆる目に遭わされるし、試してくるし、狙ってくると言う事なので、貴方の胃が空くか、貴方がブチ切れて此方がボコボコにされるかのチキンレースかもしれない。愛を信用してるとは言え、もう少し怒ってもいいかも知れない。一番問題は怒っても変わらない所だろうが── 「揺れ動くのが嫌いなら航空機も船も乗れねぇし、単純単細胞一直線より、拗らせまくってる奴の方が『面白い』から。それを乗りこなしてこそのパイロットだ。腕がなるねぇ、空を飛ぶ事はないと思ってたが、乗りこなす物が変わっただけだ。──愛してるぜ?俺は前の相棒(愛機)に対してもそう思ってた」 外はもう飛べない。感情の切断があったとはいえ、恐らく未練が生まれたかと言うと、恐らくないのだろう。『何かを見据える』のは、ずっと得意だった。だから一度決めたら、最後まで目を離さないし、奪わせないし、誰でもない自分がどうにかする。それが当然と、何度心が壊れようが男の子の信念は変わらないだろう。だからきっと、万が一記憶が消える日が来たとしても、何度でも同じ事になる。 「──じゃ、お前の面白い顔が見たいから、 最後の未練、捨てに行くのに付き合って貰うか」 そう言って首のロケットを外しながら、立ち上がって── それが沈むのを見届けて貰うだろう。 (-126) 2021/07/14(Wed) 19:59:56 |
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