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【人】 やる気のないアルバイト でゅーーす[いや、ただ入口でぬぼーっと 突っ立っているだけならともかく。 流石にフラフラのへろへろに見える人がいたら>>103 やる気のないアルバイトだって ほんの少し眉を上げたりは、する。] ……だーいじょぶッスかぁ? 大丈夫ッショ、ちゃんとこのドア開けて 戻りたいところ頭に描いて入れば ちゃんと元のところに帰れるッスよ。 [けど、紙切れみたいに吹き飛ばされそうな フラフラの身体で行っても 本当に目的地に辿り着けるか分からない。 お支払いを確認しながらふと顔を上げれば グロッキーなフォーリナーは ソファーに丸まって寝ているところで。] あーあー、そんなところで。 ……ま、いいッスけど。 [カウンターのすぐ近くだし、 今は他に客はいないから、盗難の危険もない。] (106) 2020/09/12(Sat) 0:15:30 |
【人】 やる気のないアルバイト でゅーーす[男は音を立てないように、 そっとカウンターの奥から 貸出用の毛布を引っ張り出してきて 瞳を閉じてしまった青年の上に ぱさ、と被せてあげようか。] 天地の 神も助けよ 草枕 旅行く君が 家にいたるまで 天地の神よ、助けてください 旅に出たこの人が 無事帰路につけますように [詳しい事情なんて知らない。 所詮低時給のアルバイト風情に 人様をどうこう出来る力も無い。 だけれど、こんなに疲れて漸く この店に辿り着いた人を見たなら どうして幸いを願わずにいられよう。] (107) 2020/09/12(Sat) 0:16:10 |
【人】 やる気のないアルバイト でゅーーす[アルバイトはしばらく青年の寝顔を 見下ろしていたが、やがて再び カウンターの奥へと静かに戻っていったろう。 身体が休まったなら、きっと もっと腹が減ってしまうんじゃないか。 もし腹が減って仕方ないなら、 何か食べやすそうなものでも作ってやろう、と。 青年の眠りを静かに見守りながら 今はただ、静かな店内に本を捲る音を 微かに響かせるに留めようか。]* (108) 2020/09/12(Sat) 0:16:32 |
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