【秘】 調合師 ネス → サーチャー ゼクス[でも、そっと彼に身を寄せる] 助けてくれて、ありがとう…… かっこよかった、よ。 [彼の胸に顔を埋めて、 もうひとつの本心を明け渡した] (-15) 2023/11/28(Tue) 21:33:36 |
【人】 サーチャー ゼクス[ 正直な所、俺は自分の傷についての頓着が無かった。 もちろん普段からわざわざ傷つく真似はしないし それこそネスやバドの手を煩わせたくなかったから なるべく回避重点に生きてきたけれど。 それでも、負傷した所で命に別状がないのなら 多少痛くても職業柄つきものだと割り切ってしまっていた。 だから、今目の前でネスにこんな顔をさせてしまって>>54 初めて俺は、俺の体にも価値があるのだと驚いていた。 言われてみれば当然かもしれない。 けれど実感として目にするまで、 俺はどこか自分を軽く扱っていたのかもしれない。 ] (最低だと自分で思うけど…… 俺を心配して泣いてくれたんだと思うと なんか……) [ こんな事で喜んではいけないと思うのに。 どうしたってどこか、 じわじわと嬉しくなってしまう愚かな俺が居た。 ] (60) 2023/11/28(Tue) 22:56:45 |
【人】 サーチャー ゼクス[ 幸い、ネスの装備はそのままそこにあって 傷薬などを取り出す所をを見ながら 大人しく処置されるのを待つ。>>55 ] そーだな。フツーに痛い。 まぁでも結構綺麗に切ったから、 多分すぐ治るんじゃねーかな。 ゴブリンの武器でやられてたら、 多分もっと酷かったし。 [ すっぱりと切れた傷の血が拭われ、 薬が塗り込められていく。 当然のことながら、 それを生業としているネスの手付きは素早く ついついその作業をじっと目で追ってしまって みるみるうちに綺麗にされていく自分の腕を見ていた… のだが。 染みた痛みにビクッと体を震わせていれば、 唐突に口に薬液が押し込まれた。 ] (61) 2023/11/28(Tue) 22:57:13 |
【人】 サーチャー ゼクス…………………〜〜 〜〜〜ッ!!!! [ 声にならない声を上げるように、 全身をぶわりと粟立たせる。 かっ開いた目でネスを見て、 その苦さにもごもごと口を動かした。 吐き出してはいけない。 いやしかし。しかしこれは。 味の改良が急務では!? 俺が悶えている間にテキパキと包帯が巻かれ、 傷口は清潔なガーゼで覆われしっかりと処置された。 ごくん、と無理やり薬を飲み込んで どこか青ざめた顔で ] さんきゅ……。 [ 絞り出すようにお礼を言った。 傷の痛さよりも薬の苦さのほうが深刻だったかも知れない。 ] (62) 2023/11/28(Tue) 22:58:03 |
【人】 サーチャー ゼクス[ 全ての処置が終われば、 二人して一息ついたように安堵して。 ネスの強張りや緊張をほぐせるだろうかと 褒めてくれと頭を差し出し強請る。 触れる直前まで震えていたように見えたネスの手が、 俺に触れることで少し落ち着いたようにも見え。 幾度も頭を撫でられれば、 俺は気持ちよさそうに目を細めてネスに微笑んだ。>>56 ] 謝んなくていいよ。 むしろ俺がもっと周りに気をつけときゃよかった。 無事で居てくれてありがとな。 ……まさか保険がこんな形で役立つとは思わなかった。 [ ぽそ、と付け足したのは ネスを犯そうとしたゴブリン達を気絶させた、 俺の種族固有の力。 マーキングしてある、とは言っていないため おそらくネスはよくわかっていないに違いない。 ] (63) 2023/11/28(Tue) 22:59:35 |
【秘】 サーチャー ゼクス → 調合師 ネス[ 頭を撫でていた手が止まる。 ん?と不思議そうにする俺の胸に、 ネスがそっと身を寄せてくれて。 抱きとめれば、聞こえてきた言葉に ほんのりと頬を染めた。 ] ……はは。 [ ネスの背を優しく抱きしめ、 俺の胸に顔を埋めるその頭に そっと唇を落として。 ] (-16) 2023/11/28(Tue) 22:59:52 |
【恋】 サーチャー ゼクス当然だろ。 お前の彼氏なんだから。 [ 先程までの不安の代わりに押し寄せる、ネスへの愛しさで。 俺はどこか自慢気に笑ってそう言った。 ] (?3) 2023/11/28(Tue) 23:00:11 |
【人】 サーチャー ゼクス[ 道中、ダンジョンに潜るときと同じ濃度の索敵をしつつ 少し歩みを緩めながら洞窟の出口へ向かう。 ネスもかなり気を張っているようで、 明るい外へ出た時にはかなりほっとした顔をしていた。>>57 お疲れ様。と労いつつもそのまま街へ向かう。 負傷したとはいえ毒が回っていたわけでもなく、 特に身体機能に大きな問題はなかった為 俺は俺で索敵を切らす事はなく迎えた事だろう。 酒場でクエストの報告を終えた後、 宿に向かってもまだネスはどこか複雑そうで。 俺は俺で、軽率に血出すんじゃなかったなぁ… 等と若干反省しつつ自分の腕に目をやっていた。 正直な所、血を出さない選択肢はあった。 あったのだが…… ] (64) 2023/11/28(Tue) 23:00:34 |
【人】 サーチャー ゼクス……ん? [ そんな事を考えていた所、 ネスがおずおずといった様子で 俺の腕の治療を申し出てくれた。 ] へ?そりゃ当然。 俺の体の事だし、なるべくならネスに見て欲しいよ。 俺、ネスの腕信用してるしな。 ああいや、バドの事だって信用してっけどさ。 [ どうせ面倒見てもらうなら、 そりゃパーティーメンバーのオッサンではなく 可愛い恋人がいいに決まっているのだ。 多分バドに聞かれても、そりゃそうだって顔をするだろう。 だからネスの提案には当然のように頷いて 二人でまた宿の一室へと戻っていった。>>58 既に飲み薬はもらっていたし、 あとは傷の丁寧な手当くらいだろう。 そんな風に楽観した俺は、無防備にネスに傷跡を見せる。 ] (65) 2023/11/28(Tue) 23:00:58 |
【人】 サーチャー ゼクス[ そう。 まさか傷をつけたときよりも痛いことになるなんて、 露ほども思っておらず。 ニコニコとあまりにも無防備に、俺は傷口を差し出した。 ] (66) 2023/11/28(Tue) 23:02:04 |
【人】 サーチャー ゼクス[ ちょっと痛いかも、と言われて まぁ別に多少の痛みは余裕だろう。と思っていた。 俺だって冒険者だし、 戦ってる最中怪我をするなんて初めてでもないし。 まぁまだ拷問されたことはないけれど、 それこそ傷口をほじられたりしない限り──…… ] っぐ、う ううううぅううううう ………!!!!![ ネスが器用な手付きで、俺の傷口に何かを刷り込んでいく。 葉のように見えるそれが、開いた傷口を埋めるように 赤い肉の見える場所に押し込まれていって。 手付きは繊細だというのに、 与えられる感覚は到底痛み止めなんかでは拭えない。 ] (67) 2023/11/28(Tue) 23:02:49 |
【人】 サーチャー ゼクス[ 段々と治療の痛みが引いてきて、 腕を動かしてもそこまで違和感はなくなってくる。 もちろんまだ完全に無痛ではないし、 激しく動かしたい訳では無いが。 それでも丁寧に施された処置が 傷を癒やしてくれているのがわかる。 ネスが飲み物を用意してくれてる間、 しげしげと措置された傷跡を眺めつつ そういえば…と口を開く。 ] そういやつい手っ取り早いからって腕切っちまったけど 別に血流さずにどうにかもできたんだよな……。 力を使うにしても 血つかう必要は無いんだよ。 [ そう、別に選択肢はあった。一応。 だがそれを選ばなかったのにも当然理由はあって。 ] (69) 2023/11/28(Tue) 23:04:08 |
【人】 サーチャー ゼクスでもゴブリンとキスして回るのは簡便だったから 腕切る方がマシだと思っちまったんだよな…… 俺の魔力、体液を媒介にしないとまともに効かねえし…。 [ そしてその判断は、今となってもあまり覆せない。 体液を媒介にしてかける俺の魔力は 結局手っ取り早く使えたのは血だったのだ。 他にも、例えば人間相手にするように キスで唾液を送ったりすれば魅了も使えるが 流石に… いや流石にあそこで ゴブリンとキスして回っていたら嫌すぎるだろう。 何もかも。 ] ……と、そうだ。 あと話してなかった気がするんだけど… 俺、ネスに一個魔法かけてあってさ。 保険っつうか……。 [ そしてこれを機に、黙って彼に施した魔法についても ちゃんと教えておくことにしよう。 ] (70) 2023/11/28(Tue) 23:05:48 |
【人】 サーチャー ゼクスその、俺以外がネスに手出せなくなるっつーやつで… マーキングみたいなものなんだけど。 [ 俺自身がその現場を見たわけではないものの。 無傷で転がっていたゴブリンの姿を視認できた以上、 アレは正しく働いて居たのだろう。 彼にかけた独占欲丸出しの魔術。 なんとなく黙ってかけていたものである以上、 悪戯を告白するように目をそらして伝えるのだった。** ] (71) 2023/11/28(Tue) 23:08:30 |
サーチャー ゼクスは、メモを貼った。 (a3) 2023/11/29(Wed) 0:11:05 |
【独】 サーチャー ゼクス/* いやまじで可愛いっていうか 愛しいって言葉が似合いすぎるな ネスくん、ただ守られるだけの男じゃなくて芯が強くて でも弱い自分に対して憂う心もあるところがめっちゃこう。。 はぁ〜〜〜・・・・ (-22) 2023/11/29(Wed) 14:15:38 |
【人】 サーチャー ゼクス[ もしもネスに許可が得られたなら、 痛み止め等の苦すぎる薬については 味の改良が出来ないかを一緒に研究しないか言ってみよう。 まぁ俺は味見係しかできないし、 今すぐ言うことでもないけれど。 無事に洞窟から宿まで帰れた俺達は、 その後すぐに腕の治療へと移って。>>75 俺の主治医となったネスに全てを預ければ、 軽率に自身を傷つけた代償として よく効く代わりに少しばかり染みる治療を施された。 ぐったりと治療後の倦怠感に脱力していれば、 ネスが頭を撫でてくれて。それだけで嬉しくなってしまう。 ──…こうして見ると、俺が喜ぶからか ネスは付き合ってから よく頭を撫でてくれるようになったと思う。 俺が強請っているのもあるけれど。 ] (81) 2023/11/29(Wed) 17:15:11 |
【人】 サーチャー ゼクス[ そもそも、誰かを抱きしめるのはいつも俺の方で 何かを…愛情表現を「向ける」というのは 自分の役割だと思っていた。 家族も、生まれた時の繋がりも何も持たなかったから 誰かに愛されている事がわかる仕草を向けられたのは ネスが初めてのことだった。 だから、ネスが同じ温度で俺を愛してくれて。 甘やかしてくれて、頭を撫でてくれるのが とてつもなく嬉しくて堪らないんだろう。 俺が甘える相手は、安心して傍で眠れるのは きっと今後もネス一人だけなのだ。 ] (82) 2023/11/29(Wed) 17:15:37 |
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