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【独】 医療用 ユー/* え〜っとこの構成だと衰狼四日目に爆発しちゃうのか… あれ、予定的には四日で決着だっけ ならそんなに早逝ってわけでもないのか… (-24) 2021/10/02(Sat) 3:40:29 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユーならば余裕を保ったリードを更に弛ませよう。 君の半歩後ろではなく、横に追いつく。 横から分厚い前髪を気にして、ひょいと顔だって動かすよ。 隠れたままのものを無理に暴く趣味はないけれど、 興味を持っているのだという意思表示の為に、顔を寄せ 「見えるものより、見えないものの方が美しく見える。 そういう事だってあるだろうからね。 君の中にあるのなら相容れないものではないんじゃない?」 綺麗なものを宝箱みたいにたんまりしまい込んだもの。 今の時点での君に対しての感想はそこへ落ち着いた。 個人的な結論が出れば顔を引いて前を見て歩くのに戻ろう。 相容れないものなんかない。全て尊ぶべきもの。 吹く外気も、ぼんやりと見える塔も、平原も。 手を繋ぎ直して、また一歩。 君の隣の男は随分と晴れやかな表情だ。 だって、 一人 で歩くのは新鮮な気持ちなのだから。「それにしても困った。宝箱は開けないに限るからなぁ。 中身がどんなものか想像している間こそ楽しいし 君のうちがわのものなら土産話にはできないしさ。 手土産に出来そうな花とかないかなあ。食堂に飾りたいね」 (-25) 2021/10/02(Sat) 3:48:40 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル決して顔を見られたくないわけではない。 覗き込まれればそちらへ顔を向けて、 前髪の奥から視線を向けすらする。 長い前髪の奥に隠れた瞳のそのわけは、 いつからだったか、上手に笑えなくなってしまったから。 『ユー』の顔は、この世で最も優しい笑顔を浮かべる人の顔。 笑顔を作っても瞳が笑えないなら、隠してしまうしかなくて。 ああでも、先ほどの朝食の席は楽しいものだったな、なんて。 やっぱり過ぎた事ばかりが綺麗に思えて仕方ないのだと思う。 想いは何れも内にしまい込まれたままだけれど。 「…もし、相容れないものではないのなら あなたがそう感じたなら、私もあなたの事が知りたい」 それでも全て全てがしまい込まれるなんて事は無くって。 相互理解を求める気持ちは自然と口をついて出る。 交換条件、というわけではないけれど あなたの思う綺麗なものを探しに行くのなら、 せめてヒントがなければ手伝いようもないな。 「何も今すぐにとは言いませんから。 だから…今日の所は二人で野花の咲く場所を探して 見付かっても、見付からなくても。 それを土産話に帰る事にしましょうか」 (-27) 2021/10/02(Sat) 4:42:33 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー覗き込んだ先で視線が合えば、それだけで十分だ。 君の瞳が何色であろうと、笑っていなかろうと、 綺麗なものを詰めた宝箱の中身を少し知れただけで、満足。 鼻先に届いた清潔な匂いに、心が満たされた。 だからこそ再度前髪の奥を覗く事はせず、 対等なリードを繋いだまま先に進む事を選んだ。 そして、君の質問に不出来ながら応じる事を選択する。 「僕の更なる自己紹介をお求めなのかなぁ。 それとも、何かい。綺麗なものの定義についてかな。 綺麗なものに関してならば花畑を見つけてからがいいな」 作り物の世界ならば、都合の良い花畑だって何処かに、きっと。 具体的な例が無ければ分からないというのは確かにそうなのだ。 具体的な例があっても伝わるかは不明なのも、そうなのだが。 ―― だから、不出来な愛玩用は君の一歩先を行く。 迷子になっても君が連れ帰ってくれると信じて、 久々の 一人 を楽しんで、あちらへ、こちらへ。彷徨い歩こう。「手土産に花束、そして出来れば花冠を作りたい。 叶うならば そうだ …―― あ、きっとこっちだ。ユー。間違ってたら訂正してね」 言いながら進んだ先には ―― (-28) 2021/10/02(Sat) 5:13:47 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー都合の良い、作り物の花畑が存在している。 辿り着くまでに幾らか時間は掛かったものの、 不出来にしては上出来か。君が居てくれたお陰だ。 さて、花畑に辿り着いたらリードを離し 自身の上着を探って … 清潔で綺麗な宝箱。 もとい、君の手に何かをぽんと握らせよう。 「僕の考える綺麗なものは、これが目安。 きっかりこの重さじゃないと駄目なんだ。 この重さだけを探して、求めてやまない。」 (-29) 2021/10/02(Sat) 5:19:34 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー君の掌に握らせたのは何の変哲もない金貨だ。 何故か一部分が削り取られている、歪な金貨。 ―― そう 3/4オンスの金貨である。 ありふれた法螺話。不出来な出鱈目。 こいつをどう判断するかは、君の受け取り方次第だな。 (-30) 2021/10/02(Sat) 5:23:49 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル引かれたリードのままに二人歩く。 あなたにとっては、 誰と居ようと此処では一人 なのだったか。それでも『ユー』にとっては確かに二人だった。 小さな箱庭遊覧は続く。 誂えられたように在る花畑に辿り着いて、 それから帰るまではずっと。 本当は、ここにはきっと 迷子になるような広さなんて無い。 それでも、こうして手を握っていなければ 忽ちあなたは何処かに行ってしまいそうだな、とも感じて。 だからもう一度、柔く手を握り返すのだ。 「自己紹介でも、あなたの思う綺麗なものでも あなたが私に話しても良いと思った事であれば、何だって。」 それがきっと、いつかは『ユー』にとっての綺麗なものになる。 前を歩くあなたもそうであればいいと思う。 そうして辿り着いた花畑で渡されたもの。 重要なのは、その重さなのだと言う。 3/4オンス。およそ21.262グラム。 医療用グレイは、本来そのような話は得意ではない。 無用な考えを巡らせて、患者を不安がらせるわけにはいかない。 だからいつだって患者の話に寄り添って、それを尊ぶだけ。 けれどそれは、それだけは 医療用である『ユー』だからこそ、覚えがあるもので。 (-34) 2021/10/02(Sat) 15:30:11 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル「──ああ、 あなたは"魂"を求めているのか 」人間の魂の重さは21グラムである。 とある国の医師の実験によって広まった、根も葉もない話。 その実験内容は杜撰なもので、医師も幾つかの失敗を認めている。 それでも人々は実しやかにこう囁くのだ。 一人目の患者での結果である4分の3オンス。 それが人間の魂の重さなのだと。 「…ガル。 あなたがあの時、誰と居ようとここでは一人、と言ったのは…」 (-35) 2021/10/02(Sat) 15:30:45 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー箱庭の中を彷徨いながら、退屈凌ぎに話す内容。 迷子にならないように、はぐれないように、 君の手を意識しながら話す内容は、 「僕はドゥーガル。愛玩用のグレイの片割れ。 カンマという子と一緒に、主人に大切にされて 所謂虐待や待遇の悪さとは無縁の生活をしていた。 ……僕の主人、ちょっと、いや相当変なんだよねぇ。 犬を合計15匹も飼うし、僕らを愛玩用としてじゃなくって 個々人として、対等に接していた。変わり者なんだ。 綺麗なものを好んで、清潔を愛していた」 緩い自己紹介。そして主人と環境のことだ。 あんまりにも退屈が過ぎる話が続くので以下省略。 ―― 今は、程無くして辿り着いた綺麗な場所で ぴかぴかに磨かれた不出来な1オンス金貨を君に握らせている。 上出来なガセネタ。不出来な金貨。 医者の君に無事に意図が通じたのならば頷き、 金貨を摘まんで、自身の元へ戻そうね。 これはとても大切なものだから。僕が尊ぶべきものだから。 「思い出も魂も共有するのは難しいだろ? だからこそ、君と僕は相容れない訳じゃない。 僕が一人だと表現する理由は ……」 (-37) 2021/10/02(Sat) 17:05:29 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー「一人は一人だからだ。別に死別した訳じゃないんだよ? 綺麗で愛おしいカンマは生きている。 何故ならあの日バラバラになったカンマは 3/4オンスきっかりを喪失した訳ではなく、……」 花畑に躊躇いなく座り込み、虚構の白い命を幾つか摘んでいく。 時折金貨の重さと花の重さを比較するように、 確かめて、揺らして、持ち替える。 「重さはそのままだったからだ。よって、生きているね。 でもここに彼は居ないし、声もしないからさぁ。 だから一人。一人での散歩と表現するんだよ。 ―― ところでユー?花束作ってもらえる?」 花束に適したものを選ぶのは君に任せた。 医療用だし、なんか花束に詳しいんじゃないかなって。 愛玩用は、手元の花をきっかり3/4オンス分編むのに夢中だ。 「あとはそうだなあ、僕ばっかりもあれでしょ。 なんか話してよ。此処が綺麗だと思うかどうか、とか」 (-38) 2021/10/02(Sat) 17:16:15 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガルおよそ21.262グラム。 その重みは、するりと『ユー』の手から離れて行った。 医療用であるからこそ、これまでに何度も覚えた喪失感。 今はそれが、あなたの手によるものだという事だけが違う。 「……生きている。 ああ、あなたがそう定義するのなら…きっと。」 魂の所在は、現代医学をもってしても証明できていない。 身体を切り開いても、脳をばらばらに切り刻んでも 魂と呼べるようなものが宿る臓器は明らかになっていない。 人が本当に死ぬ瞬間は、誰からも忘れ去られた時なのだと そんなひどく曖昧な主張だって広く受け入れられている。 だからあなたがそう思うのであれば 愛しい片割れは、確かに"生きて"いるのだろう。 今、どのような形でそこに在るかは些末な問題でしかなく。 「…あなたの言う通りかもしれません。 私達はきっと、相容れないわけではない」 ただ少し、物事の捉え方、視点が違うというだけで。 きっと見ているものはそんなに違わない、ように思うのは。 そんなふうに思うのは、少し烏滸がましい事だろうか。 (-42) 2021/10/02(Sat) 18:40:14 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル「花束…自分で作るというのは、初めてです」 それから、花束を、と掛けられた声に 医療用グレイはぽつりと独り言のようにそう零すのだった。 患者に花束を贈るのは、医療用グレイではない。 人間から預けられた花を花瓶に挿したり、 花瓶の水を入れ替えるのは仕事の内だったけれど。 つまり物はわかるというわけで、であればさして問題無い。 0と1の集合体を、極力見目好く仕立てる役は任されよう。 「ここは、…綺麗な場所だと思います けれどそれは、私にとっての綺麗なものではなくて」 花冠を編むあなたの近くに膝をついて 細やかな花束を作る為、医療用グレイの指が命を手折る。 白ばかりというのも味気ないから、淡い色の花を少し。 「終末期の患者様の為のサナトリウム。 『ユー』の在るべき場所と、ここはよく似ているんです だから…患者様にとっての、誰かにとっての綺麗なもの。 そんなものを集めた場所なのだろうな、と…」 (-43) 2021/10/02(Sat) 18:42:34 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー偽物の命を手折って編んでいく。 曲げて、結って、続きを添えて、また曲げて。 ものの見方がご近所さんな君に贈る為の冠を編み上げていく。 愛玩用、烏滸がましさなら負けないぞ。 不出来は君の言葉を都合よく解釈して、満足そうに頷いた。 「綺麗で整っていて清潔なものにこそ、 そして不完全なものにこそ魂が宿る。 相容れない訳じゃないのならよかったぁ。 君の中に3/4オンスがあると願ってやまないよ」 半ばまで編み上げたところで視線をそっちにやった。 嗚、ほらやっぱり。花束は君に任せて正解だったな。 不出来な花束よりは、見た目が良いものの方がいい。 和やかに微笑んでまた冠を編む。 ひとつ、ふたつ。不完全を結んでいく。 また時折金貨を確かめる動作こそあれど、 まあまあ愛玩用の動作は変わらない。 変化に乏しい、どうにも退屈な奴だった。 (-51) 2021/10/02(Sat) 20:03:04 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー「君のはじめてもらっちゃった。なんてね。 サナトリウムというものには疎いけれども、 此処と似ているのならば綺麗なのだろうね。 『ユー』と『私』が違うのだとしても、…… ここは、君に似合いの綺麗な場所だな、と。 僕は思うけどねぇ、押し付けもよくないから、」 考えの押し付けは何も生まないからね。 そう紡いだところで、不出来な重さの花冠が完成。 よっこいしょ。間の抜けた掛け声と共に立ち上がってさ、 「だから君であろうとユーであろうと、気が合いそうでね、 僕は今とても嬉しいし、幸福な気持ちだと伝えておく。 ……君の帽子、ちょっと拝借させてね?」 君の帽子に手を伸ばして、ぱっと取ってしまいたいな。 叶うならば綺麗な重さの花冠を帽子代わりに被せたいのだ。 綺麗な子には不完全なものを。 綺麗なものには、不出来なものを。 きっと君にはこの重さが入っていると思ったから。 ああ、でも勿論ね、拒否されたり避けられたらやらない。 ちんたらした動きだからね、好きに出来る筈だよ。 (-52) 2021/10/02(Sat) 20:06:30 |
【置】 医療用 ユー【性能】 ・料理:○ 可もなく不可もなし ・掃除:○ 身の回りは常に清潔に ・洗濯:○ 衛生管理も職務の内です ・戦闘:○ 後方支援が本分ですが 用途上、丈夫で力もありますよ ・探索:○ 視野は広い方と認識しています (L15) 2021/10/02(Sat) 20:12:01 公開: 2021/10/02(Sat) 20:15:00 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル「……私は…」 3/4オンスの重み。 つまるところは、"魂"の重み。 この医療用グレイは、それは自分達には無いものだと思っていて 或いは、あなた達にあったとしても、自分には無いものだと。 だからほんの少しの間、手元の花束に視線を落としていた。 淡い色とりどりの花に、小さな白い花を添えて この細やかな一時を切り取ったような、柔らかな色彩。 そんな事をしていたものだから、 不意に帽子に伸びた手に気付くのは一拍の間があった。 仮にすぐに気付いていたとしても、 制止するような事は無かっただろうけれど。 (-54) 2021/10/02(Sat) 20:42:13 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル「…私も、あなたと同じように思います あなたの中に、きっと同じ重みがあればいいと思う あなたと居られたこの場所は、きっと綺麗なものだとも」 一人では、どんな思い出も寂しいばかり。 だから誰かと、あなたと居られた時間に価値があるのだと思う。 電子の塊、きっと萎れる事のないこの花々のように それはいつまでも綺麗な思い出で在り続けるはずだから。 「ありがとう、ガル。 あなたが共に過ごしてくれた時間、あなたがくれた言葉が 『私』は何より喜ばしいものだと思います。」 今は世界にたった一つだけの重みの花冠。 帽子の代わりに乗せられるそれに指先で触れて、 それから出来上がった花束を差し出した。 花冠のお返し、ではないけれど。 ああでも、皆に渡す手土産は無くなってしまったな。 こんな事があったのだと話すだけで 許してくれるといいのだけど。 「…はじめて、あげたついでに受け取ってくれますか?」 (-55) 2021/10/02(Sat) 20:43:08 |
【赤】 医療用 ユー「……潮時だ。 あの人は結局、ほんの少しだって 期待を掛けさせるような事はしてくれなかったな」 「約束通り、僕は手を出さず見届けよう 死は愚か者への特効薬だ。 君が最後に遺すものが、きっと意味あるものである事を」 (*11) 2021/10/02(Sat) 20:50:06 |
【赤】 医療用 ユー/* とか言って拙者が襲撃ダイアログ出しちゃったら 超インスタ映えしないでござるな…その時はごめんでござる… 拙者これほどまでに初日はパスできない仕様を恨んだ事ないでござる… (*12) 2021/10/02(Sat) 20:53:57 |
【赤】 医療用 ユー/* ちょっと今日がお前の命日だって言うだけでござるからな… ロール的な動きは完全見届け人なので任意に解釈して大丈夫です でござる 拙者達、最後まで一緒に走ろうね…… (*15) 2021/10/02(Sat) 21:38:15 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー君が被っていた帽子は自分の頭へ乗っけて。 この場の君には綺麗なものを、代わりにあげよう。 事実を知るには無理に宝箱を暴いて確かめるしかない。 だからこそ、今この場では贈る事によって補おう。 清潔で綺麗であろう君に似合う、不出来な重さの白い花冠を乗せ 位置を調整し、満足気に自身の両手の指先を軽く合わせた。 「ああ、よかった。君にその重さはとても似合うよ。 完璧じゃないかもしれないけれど綺麗だ。 完璧じゃないからこそ、君は綺麗だ。 『ユー』。或いは『私』。どちらもね。」 白色は清潔さの象徴。医療用の君にはよく似合う、と、感じる。 無意味な電子の塊を編み上げたものを贈って満足し、 君から一歩離れて、帽子を支えて歩き出そうとした、 (-60) 2021/10/02(Sat) 22:02:30 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー―― が、この不出来な身勝手は中断だ。 言葉にぱちと瞬きをしてそちらを見れば、 あれ。花束が差し出されていた。 予想しちゃいなかった出来事に、暫しの間、間、 不出来な金貨の重さとはまた別だ。 これは定義するなら完璧な花束というもの。 これでは、綺麗ではないのだろうか。 いや。でも。然し。 間が空いて暫し。数十秒は経過したかという頃に …―― (-61) 2021/10/02(Sat) 22:05:12 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー笑みが戻った。花束を受け取って確かめる。 「……ありがとう、綺麗な人。 これもまた綺麗なものだね、良いものだとも。 帰ったら部屋に飾って今日の事を思い返すいい糧になる。 だが、そうだなぁ。 ……ねえ、ユー。私。 思い出すばかりだと寂しくて堪らないじゃない?」 片手でしっかり花束を持ち、 もう片手は君の手を。対等なリードを欲す。 可能であるならば来た時のように繋ぎたがる。 「愛玩用は寂しがりだからね、思い出だけじゃ足りない。 何より、きっとはじめてだけでは物足りなくなるだろう。 なあ、だからまた此処に連れてきておくれよ。 不出来な僕に上出来をまた贈っておくれ。 喜ばしい時間と言葉をまた交換しよう」 (-62) 2021/10/02(Sat) 22:06:33 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユーさて、さて。饒舌な言葉を区切って、君を改めて見ようかな。 散歩の時間はそろそろお開きにしようか。 デートは名残惜しいぐらいが丁度いい。 「さ、また不出来な犬のリードを、……いや。 土産話をでっち上げながら一緒に帰ろう。 ちゃんと案内してね?僕に任すとすごいことになるからねぇ。 君を永遠に連れ回して独り占めしてしまうかもしれない。 ……土産話も、誰かに聞かせなくちゃいけないしさ。」 君が歩き出すなら愛玩用も歩き出す予定。 花畑にはもう関心を向けない。 今は君だけが綺麗で、惹かれるものだ。 ……それにしても頼むから諸々端折ってくれよ。 不出来が捗って申し訳ない事になっているからね。 (-64) 2021/10/02(Sat) 22:11:11 |
【独】 医療用 ユー/* まあゲーム内で殺しても良くて後遺症残るだけなんですが… 一旦殺しておけばゲーム内では期待を裏切られはしないし 多分 あれ?墓下行った人ってどういう状態なんだろう わかんない わかんないになっておくか (-65) 2021/10/02(Sat) 22:15:15 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル「私には、それがあなたに相応しいものかはわからないけれど それがあなたにとって快い重みであればいいと思う」 暫しの間の後。 受け取られた花束に、ほんの少し安堵した。 それがあなたに似合うかはわからない、不出来な『私』だけれど 不完全なものを尊ぶあなたなら許してくれるだろうか、なんて そんな狡い考えは、今はしまい込んでしまうとしよう。 「…あなたが望むのであれば、何処へでも。 『ユー』は…『私』は、きっといつでもお付き合いします」 散歩に出る前と同じように、 差し出された手に手を重ねる。ごく自然な動作。 あなたが対等を望むのであれば、そのように。 時には手を引いたり、引かれたり。 あなたとなら、それもまた綺麗な思い出になるのだろう。 「私があなたの『寂しい』に効く薬であればいいと思う。 その為でも、そうでなくとも。 また此処で、共に喜ばしく思う事を共有できればいいな、とも 私の思う綺麗なものは、あなたと作る事もできると そうわかったから。」 許されるのであれば、うんと綺麗な思い出を作ろう。 たとえいつかは消えてしまう『私』だとしても。 (-68) 2021/10/02(Sat) 23:26:40 |
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