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【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也……騎士様の、ぶっとくて大きい おちんぽで 僕の、……此処。 ケツマンコ 犯してや[笑う唇は快感に濡れて。 うそぶく彼を煽るようにわざといやらしい言葉を並べ、彼の陰茎を欲しがって淫らな花でしゃぶりついた。もうだめやと、啼く声に偽りはない。けどやられっぱなしじゃいられなくて誘いをかけて、それから目を一度伏せ] 抱いて、 達也 [お願いと、恋を欲しがり 手は臀部から離れ、彼の首に絡まりたがった。*] (-252) 2023/03/03(Fri) 1:02:44 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空アスル、私、病気になったかもしれない。 アスルのこと考えると、変なのよ。 ……ここがぎゅうってするの。痛くて、苦しいの。 [自分の心臓の上。 胸元を押さえ、そう明かしたのは幾つの時だったか。] (-253) 2023/03/03(Fri) 1:10:27 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空[ペルラは恋を知らない子供だった。 知ることのないまま、アスルだけを唯一として、巫女として以外は彼だけを追い続け、年を重ねていった。 これが恋と言われればそうなのだろうと思うけれど、恋という単語だけで説明できるとも思えなかった。 アスルを想う気持ちとしか言い様がなく。 彼と一緒に空を飛び、隣に座り、言葉を交わし、瞳と瞳で見つめ合い、手を繋いで、……ぎゅっと抱きしめて欲しかった。 巫女見習いになる前、結婚なら知っていたけれど。 巫女になれば逆にそれは禁じられることになる。 力に影響が出てはいけないと、子を授かることも同様に。 ただ、人を想ってはいけないとは言われないから。 そんなことは誰にも止められないから。 アスルが許してくれるなら、ペルラは、ただのペルラは、いつだって手を伸ばして、彼の世界の中でなら甘えられた。] (-254) 2023/03/03(Fri) 1:11:09 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空[巫女見習いとしての日々は確実に過ぎていく。 肩までだった髪は腰に届き、アスルには離されるばかりとしても背も伸びて、見習い用の装束は何度か仕立て直された。 人前に出るときの仕草は洗練された女性のものになり。 常にうっすらと湛えた柔らかな笑みは、見習いになったばかりの頃が嘘のようだと言われ、口元に手を当てて苦笑した。 ただアスルとふたりの時はただのペルラで。 草むらにそのまま腰を下ろし、両脚を行儀悪く伸ばす。] 私、やっと力を使いこなせるようになってきたわ。 これならもういつでも大丈夫だろうって。 [アスルになら何でも話せた。 嬉しいことだって、悩んでいることだって。] でも、まだ時々制御が難しいの。 力がありすぎるのも困りものなんだって。 大地に向かわせないといけないのに、ぽーんって空に飛ばしてしまったら、私なんてすぐに力尽きてしまうものね。 [そんな冗談にならない冗談も。 今や言えるのはアスルにだけ。] (-255) 2023/03/03(Fri) 1:12:23 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空[彼が窓から攫ってくれる日があれば。 自分が彼の家へと忍び込む日もあった。 だってちゃんと従妹という隠れ蓑があるんだもの!] それで良い案を思いついたんだけど、聞いてくれる? 祈りの時に一気に力を捧げるのではなくてね、日々少しずつなにかに力を貯めておくの。 本番ではそれを溶かしながらゆっくり浸透させていく……。 [真剣に、でも生き生きと。 アスルが飛ぶことについて語るときのように。] この耳飾り、きれいでしょう。 遠い昔、人々が地上で生きていた頃、大地の周りは海という塩の水でできたものに囲まれていたんですって。 湖よりももっともっと広いの。 そこでね、貝の中からとれた宝石。……真珠。 とても大切に保管されていたらしいけど、私と相性が良いみたいで……巫女になるときに譲り受けることになったの。 [ある日見せたのは、古めかしい金の葉の装飾に銀白色の柔らかな曲線を描く宝石――満月のような真珠のついた耳飾りだった。] (-256) 2023/03/03(Fri) 1:13:25 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空これはね、私のお守りみたいなもの。 [力をきちんと使いこなすための。] ここからが本番。アスル、見ていて? [アスルの隣に座ったまま、両の手のひらを上に向ける。 そうして瞼を伏せると静かに祈りの言葉を紡いでいく。 金色の髪が淡く光り輝き、細まった紫の瞳が煌めく。 どこからか水もないのに滴が落ちるような音が響き、ふわりと清流のような香りがして――手のひらへと力が集まってゆく。 柔らかな光が金にも虹色にも変わり、最後に柔らかな銀白色へ、艶めきを帯びた小さな真珠の粒が、今、生まれた。] これが、私の、この島を守るための力。 私、ちゃんと巫女としてやっていける……。 アスル、私、大丈夫……よね。 [彼へと肩を寄せて、そっと目を細めた。] (-257) 2023/03/03(Fri) 1:14:25 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空[その翌日だった。 現役だった巫女の力が突然尽き、そのまま彼女は姿を消した。 『巫女は祈りを捧げて力を使い果たすと消えてしまう』 逸話の通りに。 跡形もなく。 泣いて縋ることは許されなかった。 その日に巫女見習いは巫女になった。 ペルラが見習いになって3年、年は13になっていた。**] (-258) 2023/03/03(Fri) 1:16:50 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月[病気になったかもしれない。 そういわれた時は柄にもなく焦ったが、内容を聞いていくうちに違う意味で焦ってしまった。 同郷の同年代のものなどそれを成就させて番となっていると、自分とは無縁とはいえ理由も意味も理解はしていた。 とはいえどう説明したものか。ここで大人らしく諭して誤魔化すのは簡単なんだろうけれども、ペルラにそういうことをしたくはないし、何より性に合わない。性に合わないので嘘だとばれるのも容易いだろう。 それに自分自身そういわれて、自覚をしてみて、驚くほど嫌じゃないことに気づく。 ペルラほど閉じた生きかたはしていなかったものの、こちらに引っ越してきてからというもの、周りには目上の人ばかりで、そういう対象ではなかったのもあったが] ……魅力的なやつってずるいよな。 [ため息をともに、じっと見つめる未だ成長途上の少女の姿。 真面目に務めを果たそうとする姿も、年相応に自分だけに見せてくれる柔らかくも悪戯気な様子も知っている。だからこそ少しだけ咎めるように見つめて、視線を和らげた] (-259) 2023/03/03(Fri) 1:29:49 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月 …その気持ちが続く間はな、俺と一緒にいろ。ずっとな。 そしたら悪いことにはならないからな。 [明かされた言葉に、いいな?といった。解決案ではないが、ただ、信じろ。というようにその時は伝えたのであった*] (-260) 2023/03/03(Fri) 1:30:28 |
【人】 武藤景虎[ツラの皮も厚かったんだ?と笑って返して、大分元気にはなったのかなと少し安心する。>>279 痛くはないらしいのは良いんだけど、なんとなく困らせているような気もして。 まあ、男が泣いてるとこ見られるだけでも多少気にはする案件かとも思えば、男に顔を拭われるのも微妙な気分がするのかもしれない、とは。] 悪い悪い。 オレも意外と涙脆いところがあるので……、うん、誰でもそういう時はあるから気にしなくていい。 [オレしか見てないんだし、と付け加える。 口は堅い方だから、って、これも意外だと言われたらちょっとショックだが。] 今見えるのって夏の星座?秋?どっちも何が見えるのか知らんけど。 [検索などして星座を探しても、今見えている空が9月の空ではないと気付けるかどうかも怪しいレベルではある。] (298) 2023/03/03(Fri) 2:48:38 |
【人】 武藤景虎うん、マジでなんもないとこ。 くっきーは実家ってことは大学の近くなん? [実家には最近帰ってないな、とか。 くっきーには既に知られてる>>280とは知る由もない実家情報を詳しく話したりは特にしなかったのは、オレの実家の話とか聞いても退屈だろうと思って。 オムライスを作ってる間のくっきーは泣いていた気配もすっかりとどこかへ行ってみえたから、料理するのも食べるのと同じくらい好きなのかなと、機嫌の良さそうな様子に安心する。>>281] それは褒めてるのか……? [褒めてるのかもしれないが、“良い子“は子ども扱いされているような気もする。 弟がいるから弟みたいなもんだと思ってんのかな、と指示された作業を素直には進めつつ。 残念ながらにーちゃんはいないので、にーちゃんっぽいという感想は全く浮かばなかった。 オレも美味いものを食いたいから、言われた通りにした方が上手く出来るのは確実だし。 自分が不得手なもののことは詳しい人に教えて貰うのが一番だからなというのもあって。] (299) 2023/03/03(Fri) 2:50:43 |
【人】 武藤景虎弟の好きなメニュー作ってあげてるんだ? 優しい兄貴だな。 [つい甘やかしたくなるくらいに年が離れてんのかな。 聞いてみたら弟が五歳下の高校一年ということを教えて貰えただろうか。 同じ年の従姉妹がいるから、その気持ちはわかるな、なんて。 手料理作ってやったことなんてないけど。 横から見ていたオムレツ作りは、固まる具合の見極めが難しそうだった。 フライパンの取っ手を叩くようにして形を整えるとかも、いかにも料理慣れしてるという感じで。 固まりすぎず、崩れもしない状態の卵がケチャップで彩られた米の上に乗せられるのを見て、上手いもんだなと拍手したりした。 考えてみたら友達と飯作るって経験はしたことないな? 林間学校や家庭科の授業くらい?か。 ああいうのは割と女子が中心に何か殆どやってたから何してたか思い返しても、それこそ味見と皿洗いくらいしかしてなかった気がする。 ああ、皿はちゃんとオレが洗うので。] (300) 2023/03/03(Fri) 2:51:46 |
【人】 武藤景虎[そっちの皿と言われた方がオレのやつと言うのに、どっちのとか決まってたのかと首を傾げつつ自分の席の側に持っていく。>>283 分量は同じに見えるし、良く出来た方?なのかな。 料理できるし相手に譲るみたいな気遣いもできるとか、モテそうなムーブが多いなと感心しながらありがたく受け取っておいた。] 仲良くなれた記念? [乾杯に無理矢理意味を持たせるならそんな感じかな、と結構な勢いで缶を傾けるのを横目にビールを流し込んで。 オレは仲良くなれてると思ってるんだけど、くっきーもそう思ってるならいいな。] ん……、とりあえず、な。 [ノーカンと言うのに頷くと、それなら宅飲みは宅飲みで出来るんだなという楽しみはあるのだけど、やっぱ深いこと話すのは勇気のいるものだから少しホッとした気もする。] (301) 2023/03/03(Fri) 2:52:36 |
【人】 武藤景虎うん、美味いよ。ありがとな。 毎日食ってるくっきーの家族が羨ましい。 [機嫌良く答えると、スプーンに乗った小さな山を口に運んだ。 見るともなしに向けた視線の先、オムライスを頬張りながら崩れたような気の抜けた笑みを浮かべる顔に、しばらく目をやってしまう。] くっきーって、ほんとに食ってる時、……幸せそうだよな。 [封印した単語を言わないようにはしながら、手に取った缶はもう大分軽くなっていて。 タイミング的にくっきーの缶も空になったらしく、チョコレートリキュールを飲むかとの問いかけ>>285には、被せ気味に、えっ、飲む、と答えた。] (302) 2023/03/03(Fri) 2:53:04 |
【人】 武藤景虎じゃあ、これはオレが良い感じの割合で作ってやろう。 牛乳で割るのでいいよね。 [コーヒーや紅茶割りみたいなのもあるけど大体牛乳だな、とグラス二つと冷蔵庫から牛乳を出してテーブルに置く。 あとはマドラーもあんのかな、なければ箸でもいいかとカトラリー類の入った引き出しを開ければ、ちゃんと入ってたので二本取り出した。 リキュール1の牛乳3くらいの割合が良い塩梅らしいけど、気持ちリキュールは多めに入れて牛乳を注ぐとカラカラとかき混ぜて。 まあ、甘かったら牛乳足してとは言いつつ出来上がったカフェオレみたいな色の酒をくっきーの方に渡した。 同じように作った自分のグラスを呷ると、チョコの甘さに良く馴染むミルクの中に混ざって、ふわっとしたアルコールの香りが口内に広がる。] んん……、甘い。 油断すると飲み過ぎそうだな。 [酔って絡んだりするようなことはしたことないから安心していい。 というのも、大体人と飲む時はそれなり気を張ってるから盛大に酔うこともまずないので。] (303) 2023/03/03(Fri) 2:54:44 |
【人】 武藤景虎やっぱりくっきーと一緒でよかったな。 サシ飲みとかしたことなかったけど……、うん、楽しいし。 [うっかり深い話になっても話を逸らす必要がないという気楽さもあるからだろうか。 なんとなくだけど、人がいるから寝付けなさそうってこともない気がするな?と笑って。 機嫌良くグラスを傾けるペースが割合早いのは、少し気が緩んでいるかもしれない。]** (304) 2023/03/03(Fri) 2:55:11 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月[次代の巫女の守り人として任命されていこう、日々が過ぎていく。 少年から青年への移り変わりとなっていたアスルは徐々に大人の仲間入りをするように成長していき、肉体的にも絞られた完成品のようになっていき、また髭も少し生えるようになっていく。 そんな二人の関係は大きくは変わらない。少なくとも表面上は亀裂でも入らない限り、良好な関係を築けていき深まっていく。という意味では変わらない。 さて、そんな本日は窓からさらった日であった。 自分の工場はおやすみで、また少し改良されて、より鮮明にカラーリングされていったグライダーに乗って、郊外のほうに降り立ったのだ。 今はグライダーを紐で固定して、日除け替わりにしながら草原に横たわりそよぐ風は心地よさに身を任せている。 もう少し風が強くなれば、また一緒に飛ぶこともできるだろう。そんな中、ペルラの話を聞いていた。] おお、ついにか。 いっぱい頑張ってたもんな。愚痴を聞いてた甲斐があったもんだ。 [二人きりでいるときは、何でも話すペルラに自分もまた遠慮など…思えば最初からなかったかもしれない通常運転。] (-262) 2023/03/03(Fri) 2:57:57 |
【独】 武藤景虎/* 弟のリクエストはあまり聞かないのにオレのリクエストは聞いてくれるっていう事実を知らないかのように語るの白々しさがすごいけど、今のとらは実際知らないから仕方ないな。 (-261) 2023/03/03(Fri) 2:58:41 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月[そんな中で新たに生まれた悩みを、うんうんと相槌を打ちながら聞いていく。 悩みというのは尽きないものというのは技術と同じで、悩みも似通っていくものなんだなぁ。なんて少し不思議に思う。 後冗談にならない冗談もこっちにはよくあることなのだ。 着地できずにバラバラになるぞー。とかそういうやつである。 そして問題が見つかれば改良するのも変わらない。 寝転がっていた姿勢を横向きにかえて、良い案というのを聞くために身体を向け、伸ばした手は風に揺れるペルラの金髪へとそっと指にはわせながら話を聞く。] ああ、綺麗だ。 海……なぁ。うーん。なんか今聞いても想像つかんな。 [こういう過去の文献は自分はさほど詳しくない。しっていても偏りが多い。そのためだいたいペルラのいうことを鵜呑みにする傾向を持ちつつも、、話の続きを聞く。 その真珠という譲り受けたものと相性がいいというのはわかったが、それがどう繋がるんだ?というように、その装飾のついた耳飾りを見せてもらう] (-263) 2023/03/03(Fri) 2:58:49 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月[御守りだというペルラ。 ただそれは精神的なものではなく確りとした理由のあるものだ。 俺がもつ、南側を向く鳥の嘴。という星座が掘られたコインと同じだ。 みていて。と言う言葉に頷いて、転がっていたのをやめて起き上がり胡坐をかいた。 金色の髪が昼間の日輪のように輝き、紫の瞳が昼と夜の境目のように艶めく。 しとしとと優しく落ちる雨のような音は森林の川の香りをともに運び、不可思議な。だがこの島から見える光景と香りが詰まった光景が彼女の手の中で一つに集うようだ。 ペルラは本当にこの島に選ばれた巫女なのだ。と誰が見てもわかることだろう。 煌めきが美しく移り変わり、月色の光を放つ真珠の粒が生まれる。] ああ…大丈夫だ。自分の力を理解して扱っているんだ。だから巫女としてやっていける―――――――――って、言ってほしいのか? [自分に打ち明けてくれた言葉。だが彼女は次代の巫女に相応しいと、周りの人間は言っていることだろう。それと同じことをいうのが彼女のためになるのだろうか。] (-264) 2023/03/03(Fri) 2:59:24 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月 ………簡単なことじゃないな。本当 [色んな、色んな意味を込めて口にしながら、身を寄せてくれるペルラをそっと支えるようにして、自分のほうを向かせる。 ペルラの肩にのった逃げることのできない重責の一部を受け止めるように抱きしめる。] ペルラの努力の結晶だってのはわかっているけどな。 [とんとんと背中を優しく叩いて] しっかりしなくていい、泣き言いっていい。そんぐらいの我儘は許されるさ。 だから島のためなんて言い聞かせて自分をしょいこむより。もう少しやる気だせるもののためなんてどうだ? 美味しいもの食べたいとか。もっと遊びたいとか。 あとは、好きな人のため。とかな。 [ここでいう好きな人というのは、恋愛的な意味ではなく家族とかもっと身近な色々なものを含めてのこととして口にする。] (-266) 2023/03/03(Fri) 3:00:41 |
【独】 武藤景虎/* 酔うかもしれないフラグを立てたが、酔うと何するかわからないからどうしようね。(記憶取り戻すか女の子だと気づくまでは自重はさてほしい) (-265) 2023/03/03(Fri) 3:01:07 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月 俺が働いている工場あるだろ。 正直いうとな、あそこの人たち、俺の従妹はペルラだってことばれてるぞ。 でもな、変わらないだろ、見て見ぬふりしてる。 理由は一応わかるんだ。 [訥々とペルラの返事を聞くことなく口にしていく。] 何かあっても人を安全な空へと導くため。そういうのが根っこにあるんだなぁって、最初の頃はわからなかったけど、そういう理念をもってるんだってな。 表だっていうと、巫女の存在の否定になっちまうから誰も言わないけどな。 [でも、次代の巫女に聞かせた。他の一般人ならともかく、巫女となるものに、そしてペルラだからこそ言っていいと思った。] (-267) 2023/03/03(Fri) 3:02:46 |
【人】 田中 天美俺の寝心地が最高なのは知っとるがあ。 今日は布団で我慢せえよ。 食べ比べな。それなら釣果も比べんとな? 負かせてやろ。 [くっくと喉を鳴らして冗談を返し、あれこれ話を交わしている間に目的地は目と鼻の先だ。夜の予定も二つ返事で取り付ければ、コテージへと向かう] (306) 2023/03/03(Fri) 3:02:51 |
【人】 田中 天美[鮮やかな赤に塗られたコテージはこじんまりと可愛らしい。三角の屋根は外壁までをすっきり覆い尽くすように、なだらかな曲線を描いて建物を包み込んでいる] わは、おむすびの形しとる。 あ、深江深江ー、こっちウッドデッキあるわ。 [黒ならもっと似とったんやけどなあ、などと笑いながら、中に入る前にぐるりと様子を伺う。入り口から少し回るとウッドデッキが備え付けられていて、ガーデンソファやテーブル、更には屋根まで完備だ。雨の日でもバーベキューを楽しめますって仕様なんだろう。 そうやってウッドデッキの設備を確認していると、パッと中の電気が点く。真ん丸の吊り下げランプが照らすコテージの中へ入り、荷を置く深江の姿が窓越しに見えて、こんこんとガラスを叩いた。 笑いながら掃出し窓に近づいた深江に鍵を開けてもらい、靴を脱いでひょいと室内に上がる] (307) 2023/03/03(Fri) 3:03:41 |
【人】 田中 天美おお、ええな。外からは小さく見えたが、 やっぱアパートの狭さとは比べもんにならんわ。 [壁も天井も至るところが木の設え。簡素ながら十分なサイズのキッチンに、二人がけの柔らかそうなソファに木目の丸テーブル。冷蔵庫やレンジ、テレビといった家電もひと目で見つかった。 玄関の方に寄って靴を置くついで、奥を覗くと窓際にベッドが二台あるが、それよりも気になったのは] ここロフトあるんか。 よっと……おっ、ここに布団敷いて寝んのもええの! [丁度部屋の中央辺り、梯子の上にあるエリア。ととっと上がって見ればちょっとしたスペースがあり、マットと布団も傍に備え付けてある。 せせこましさにいつものアパートを思い出してしまうが、慣れているという意味ではこっちの方がしっくりくる。もちろんふかふかのベッドも捨てがたいし、まあ気分で決めたらいいだろう] (308) 2023/03/03(Fri) 3:04:08 |
【人】 田中 天美後は風呂とかトイレかの。他にもあるかもしれんが。 ……んん、どうする? [冷蔵庫やキッチン収納はまだ見ていないし、収納棚も奥にいくつか見つかった。必要なものが無ければ管理小屋で伝えてくれれば貸してくれると聞いてはいたが、想像以上に物は揃っているのかもしれない。 窓から取り込む夕日が暗がりに追いやられ始めた時分だ。備品をじっくり見ていけば夜までの暇潰しには十分だろうし、あるいは外をぶらついて薄墨の空に星が輝くまでを待つのもいいだろう。この後を委ねるように問いかけた]* (309) 2023/03/03(Fri) 3:04:43 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月 それにそんな大層なことじゃなくていい。食堂のおばちゃんのおかげで助かってるやつだっているし、牧場や農業のおかげで飢えなくて住む。 暮らしを成り立たせるための一つって意味では農業も牧畜も巫女も変わらない…なんて思ったってそんな間違いはないと思うぞ? [それでも巫女が重要であることに変わりはないが、ペルラの重責が少しでも軽く思えるように、どうだ?って笑いかける。 もちろん、巫女にはもう一つ、逸話があるのだが] ちゃんと…傍にいるからな。 [髪を指で梳くように触れそのまま頬まで指を動かして指先で撫でる。 今できることといえば、自分が触れることでペルラが触れられている自分がいることと自覚を持ってもらうことだけだった**] (-268) 2023/03/03(Fri) 3:08:28 |
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