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【秘】 大学生 寿 達也 → 大学生 要 薫要さん、いい顔してる……。 [本当の彼のいい顔は写真に残せない。そんな余裕がこちらになくなってしまうから。 でも、それでいい。 お互いのレンズとフィルムはお互いの心に刻んであるから。 息を切らして彼をわが物にするという錯覚の中、彼の声と自分の吠え声のような呻き声だけがコテージに響く] ぃ……、イクっ……!! [息声のような声で絶頂を伝えるのが精一杯。妙に力が入ってしまったけれど、彼の中に慾を解放する。熱い熱は彼を傷つけないように準備したものがそれらを全て受け止めてくれて。 激しい呼吸音と共に、それが治まるまで、彼を強く抱きしめ続けていた*] (-356) 2023/03/03(Fri) 21:27:31 |
【秘】 緑山 美海 → 緑山 宗太朗「なんで自分で驚いてるの?」 「えー、ダメ?···仕方ないな、今回は許してあげよう」 わたわたと揺れた手を眺めて、くすりと笑みを零す。 必死な態度が面白くて、つい揶揄ってしまうんだ。許してね。 「お母さんは珈琲より紅茶派かな、バームクーヘンとか甘いものが好きみたい」 「後で、 ”3人分” 買いに行こうね」今回だけ特別に麻布家の女子会に混ぜてあげよう。···なんてね。 一緒に話したい時は遠慮せずに入ってきていいんだよ。貴方も家族なんだからさ。 (-359) 2023/03/03(Fri) 21:47:01 |
【人】 天原 珠月[ふぅん、なんでもないのか。>>292 妙に気になってしまったが、脇をくすぐって吐かせるという昔のやり方をしている暇はなさそうだ。 質問の答えに関しては正解!と笑ってみせる。 一個ってどっちを数え忘れたの?とジト目もありつつ。] 新月の夜でも、ここにふたつも月があるってこと。 これはどっちか攫われちゃうかもねぇ。 [わざとらしく顎に指を添えて。 世の中にどれほど月の文字を持つ人がいるかという話でもあるけれど、実は一緒の文字が入っているのはお気に入り。] ……うんうん、そうそう。 [壁一枚あるかないかの違いは、ちょっと、なのか。>>293 男女というくくりで考えるとそんなわけはないだろう。 ただそこに幼馴染という関係性と、過去にベッドに潜り込んだ回数と、今気恥ずかしそうにしたら幼馴染はどんな顔してくるんだろうと一瞬思ったなんて認めたくない、を含めると、ちょっとという表現が適切と頷くことになる。 向こうも納得しているようだ。なら、いい。] (377) 2023/03/03(Fri) 21:48:07 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月― ペルラが巫女になって ― [月の満ち欠けに応じてペルラは祈りを捧げにいく。 浮遊する大地に雨を注ぐように、力を浸透させていく。 当然だが守り人である自分は巫女の翼となって祈りの場へと連れていき、工場として働く傍らで飛行機を操舵するものとしての時間も過ごしていたアスルはその任を恙なく遂行していた。 彼女のほうはというと、やはり最初からすべてが上手にできる。ということはなかったが、犯してはならないミスというのもなく。 野を越え谷を越え村を越え、どこもかしくも日帰りなんかはなく、時には野営地で、時には村で宿泊をしてはまた帰る。 今日もまた二人は空にいた。 真上からみればトンボの形をした中〜長距離用の小型飛行機。 焦って帰るような旅でもないため、四枚の内、二枚の虫の羽根の形をした翼が複雑に角度を変えながら上下に揺れ動かしながら、足元のペダルと両腕のハンドルで操舵するのがアスルである。] (-360) 2023/03/03(Fri) 21:48:10 |
【人】 天原 珠月[恒例の幼馴染的やりとりの後。 仰せのままに、なんてのたまう姿>>294にため息ひとつ。] 王子としてはマイナス30点、騎士としてはマイナス5点! [とても偉そう。] 料理人としては99点だから許す! [デザート楽しみにしてるんだからね!と。 渡されるものをほいほいと胸元に抱えていき、飲みたいとねだったぶどうジュースにもちろんと笑顔で頷く。>>295 見た目はワインのボトルのようなオシャレなデザインで、正直、味というよりそちらに惹かれてしまったのだ。 来年のキャンプでは自分もお酒を飲める年齢になっているが、幼馴染はもう大丈夫なのだし、飲んだりするのだろうか? お酒が強いとか弱いとか、どっちだったっけ。] こっちから勧めてあげれば良かったかなー。 バーベキューにビールとか最高みたいに聞くし。 [あ、なんならコテージの冷蔵庫に完備されていたりして。 それなら後でせっかくだし飲んだら?と言ってあげよう。] (378) 2023/03/03(Fri) 21:48:41 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月 虹は綺麗だったが、だからって鳥を驚かせていいわけじゃねーんだぞ。 [剥き出しの機体に乗る彼らは風を感じながら視界の右側で悪戯に揺れる金の髪と同様なのが悪い子で良い子なペルラ この機体、胴体部分が左右と底部分があるだけで、身体が晒されてるとも取れるが、結構自由に動けるのだ。よって] ほら、こっちだ。 [操舵の邪魔にならないように、でも視界には入り続けるように、正面右端部分の上に乗って足をぷらぷらさせ悪戯気に目を細めるペルラを引き寄せた。] (-361) 2023/03/03(Fri) 21:49:15 |
【人】 天原 珠月[しっかり軍手をはめてその地に立つ。 もう慣れたもので、手早く木炭も並べられるし、新聞紙の効率のよい丸め方に設置方法も熟知しているのである。 火を起こすことに関してはエキスパートかもしれない。 では、何かを焼くことに関しては? それは……炭を食わされるのでは、と幼馴染と幼馴染の父を青ざめさせた過去が教えてくれるだろう。 幼馴染の声が背後から聞こえる。>>297 職人の背中を見せた後、サムズアップでにかっと笑った。] こんなもんよ。 [良い感じに燃え上がる火が涼しくなってきた風にちょうどよく、明るく照らされる部分は少し熱い。 まず彼が運んでいる料理を興味津々に覗き込む。 バケットとカラフルなタルタルソースに、お魚はマグロかな? おおーと素直に歓声を上げるのは少し子供っぽい。] ソース、これ、パプリカ? [ちゃんと色合いまで綺麗でワクワクする前菜だし、緑のピーマンが入っていないのもとても素敵だ。] (379) 2023/03/03(Fri) 21:49:29 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月[この機体はハンドルと体重移動により進路を変える必要がある機体だ。 巡航状態からゆっくりと進路を変えるために体重を傾けながらハンドルを切る。抱き寄せることで機体を傾けて] さーて…今回はどういう道で帰りたい? [巫女としてのお勤めであることは変わりはないが、祈りの場で役目を終えれば二人にとっては帰るまでは自由時間だ。多少帰り道を好きな場所を選んで寄り道しても構わないよな。なんていいだしたのはアスルであり、彼女が巫女として守ってる大地を、そんな大地の上に住む人々の生活を見て回るようにして、空では彼らは自由であった] (-362) 2023/03/03(Fri) 21:50:16 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月[そんな風に結構しっかりと守り人の役割を果たしているアスルだが、私生活はというと、男の一人暮らしなんてこんなもんだ。というだらしなさがあった。 暑かったからって下着一枚でいたところをこっそり入ってきた従妹には――まあその時のことは深く語るまい。 休憩時間。垂れるオイル交じりの汗をタオルで拭いとり、一休憩いれたところで風が教えてくれる来客の気配。 よ。っと、脱ぎかけの手袋のまま軽く手を振った後、手袋をちゃんと脱いでおく] 食えるっちゃ食えるが、眠くなるから駄目だな。 [いつものように沸かしたお茶をいれる。ペルラのお茶にだけほんのり蜂蜜をいれているのは既に習慣のようにもなっていた。] ああ、いいぞ。そうだな。三日後ならいけるとおもうがどうだ? [なんて彼女のおねだりに応えるようにいう。パンを一齧りして予定を聞く。 巫女になる前に話した言葉が、ペルラにどこまでの変化をよんだのかわからない。 ただ今は色んなことに目を向けて知ろうとする、世間知らずなお嬢ちゃんではなくなっていってるのは確かであった。] (-363) 2023/03/03(Fri) 21:51:28 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月[ちょっとした切欠があったとはいえ、気持ちが通じ合ったのは、ごくごく自然なことだったように思える。 彼女の胸の痛みの理由を自分は知っていたし、世間知らずではなくもっと広く色んな所に視野を広げていったペルラを、アスラもチビちゃん呼ばわりする頻度が減っていった。 同じように減っていったものもある。それは些細な距離だ。 肩に触れればよいときも髪に触れ、手を握って引き寄せるときも、それだけではなく自然と抱きとめるように腕を回す。 彼女の子供のようなおねだりにも隠し味のような甘い響きが加わり、応える自分の低い声にもランプのような熱がこもっていた。 巫女というものが、守り人というものが、などとあっても、アスルとしてペルラを想うことはごくごく自然のことだったのだ。*] (-364) 2023/03/03(Fri) 21:52:08 |
【秘】 緑山 美海 → 緑山 宗太朗「探偵だからね、そういうのはすぐ分かっちゃうの」 そもそも分かりやすいし、一番よく見てるからさ。 旦那さんのことは、お嫁さんである私が気付いてあげたいと思っているんだ。 「宗太郎の頭の方が触り心地いいよ、犬みたいで」 ボリュームがあると言いたいみたい。実際に撫でていると癒されるし、そういうところも動物みたい。 自分より一回り大きな手、優しい手触りを堪能し。 返却された髪を束を眺めれば、くるくると指に巻き付けた。 「······そういうとこ本当にズルい」 顔が真っ赤に見えるのは、焚き火が熱いせい、ということにしてしまおう。 ······親愛の印は”ここ”が良いって言ったじゃん、馬鹿。 (-365) 2023/03/03(Fri) 21:57:48 |
【人】 黒崎柚樹[武藤はずっと私のこと、男だと思っていて。 そして私がそれを知りつつ、訂正してこなかった >>369 理由。 この不思議なキャンプ場に来てからの私の思いは全く別にあるけれど、半年前にそうしていたのは、"一番、何も言われないで済むのがこの形だった"から。 女の子みたいな格好して、女装かと言われるのが面倒臭かった。 自分の身体と顔に似合うのはこういうのだからと、男っぽい格好のまま自分は女だと言えば、LGBTがーとか、ジェンダーがーとか、自分はそうとは思っていないレッテルを貼られてしまう。何枚も。 それをまた否定するのも面倒で。 ────色々全部が、面倒だった。 そういうのを気にしない、私を私として見てくれる人を探すのすら面倒と思っていたくらいには。 正直なところ、男の人を怖いと思ったこともなかった。 自分にそういう欲を向けてくる男なんて居るわけないと思っていたし、居たところで、いくらでも抵抗も撃退もできるだろうと。] (383) 2023/03/03(Fri) 22:03:41 |
【人】 黒崎柚樹[バスルームから出て武藤の姿を探すと、ベッドルームの隅で顔を覆っていた。 >>369 困惑極まれり、という時に、彼が時々する仕草。 ごめん、驚かせて。武藤が気付くまでは解らないようにしておくつもりだったんだけどな。] …………え……? [半年前も武藤は言ってた。 黙っててごめん、と言った私に、「何がごめんなんだ…?」って。 今も武藤は同じ風なことを私に真っ直ぐ告げてくる。 記憶が無くても、私のことを好きじゃなくても、武藤は武藤で、そんなことに、私は泣きたくなってしまう。] や……そんなのは、 [気にしないでいいよ、と首を横に振る。 ノックしないでドア開けるのは男同士なら不思議でもないことだし、触られるのも嫌なわけではなかった。 でも知ってしまった以上、武藤は私とは居たくないだろうなと思った────のだけど。] (384) 2023/03/03(Fri) 22:04:15 |
【人】 黒崎柚樹…………?良いの……? [コミュ強でやたら友人が多い武藤(以前見せてもらったLINEグループは呆れるほどの数があった。未読バッジの数もすごく多かったけれど)は、でも、ある一線以上には人を踏み込ませない人で。 一人暮らししているマンションへ人を呼んだのは、男を含めても私が初めの1人だと言っていた。 言葉を交わせば交わすほど、警戒心の強さが見えてきて、同時に、人に対する臆病さも透けて見え。 なんかね……自分と似てるなと、思ったんだ。 そう気付いた時には、好きになっていた。 その武藤が、"このままでいい"なんて言ってきたから、私は心底驚いた。 今の武藤にとっての私は、まだそこまで深く踏み込み踏み込まれた存在では無いはずなのに。] (385) 2023/03/03(Fri) 22:04:32 |
【人】 黒崎柚樹ん……私、も。 武藤とこのまま気まずくなるのは、すごく嫌だ。 [多分、武藤には相当に口にするのが難しい言葉だったと思う。 "気まずくなりたくない"という、自分の弱さを晒すような本音を出すことは、きっと、武藤にはすごく勇気の要ることで。 だから私も本音で返した。 私も武藤と一緒に居たい。武藤が嫌でないのなら。 でもこの男は、その後もこちゃこちゃと陣地とか何とか言い募っているものだから、思わず笑い出してしまった。] や、まあ、"陣地"は……そんなに厳密でなくとも……? [ベッドから出ないとかトイレ行かないとか、そんなことまで考えなくて良いことなので。うん。 いや、この場合、警戒心を持つべきは私の側なのだけど、ていうかこの武藤とえっちすることになったりしたら、それは浮気になるのかな?いや、しないけどね?でもね??貞操観念的には、同じ部屋で並んで寝るのも案外だめだったりするのかな??? 武藤の混乱が伝染したのか、私の側もおかしな考えてで頭がぐるぐるし始めてしまったのだけど。] (386) 2023/03/03(Fri) 22:05:12 |
【人】 黒崎柚樹[ああ、でも、伝えたいこと、あったな。 これは言っておかないと。 床にぺたりと座り込んでいる武藤と視線を合わせるように、私もしゃがみ込む。 また前髪から水滴が落ちて、いい加減、私も髪をちゃんと拭くべきだな、どれだけ動揺してバスルームを出てきたんだかと苦笑しながら。] これだけ言っておくね。 私は武藤をキモいとか、思わない。 何考えても、何言っても、何しても、絶対思わない。 [ああ、やっと武藤の目をちゃんと見られた気がするよ。 男と思われたまま、否定せずに居続けるのはそれなりに辛くはあったものなので。 言いたいこと言ってにっこり笑った後、まだぐしょぐしょなので髪乾かしてくるねと、私は再びバスルームへ消えたのだった。**] (387) 2023/03/03(Fri) 22:05:38 |
【人】 天原 珠月んー、ひとつ、いただきます! [バーベキューの材料運びを手伝おうとしたものの我慢できなかった様子で、バケットにソースとお魚をのせて、口に運ぶ。 んんっと瞳が丸くなり、眉が寄せられ、頬が紅潮していく。 例え一瞬前までぶすくれていても、幼馴染の料理には敵わなくて、みるみるうちにふにゃっと緩んでしまう。 ひたすら無言でもぐもぐとし続けているのだが、表情が言葉より雄弁なのはいつものことだったろう。] おいしい。雅空兄ぃ、これ最高に美味しい。 [料理を讃える言葉だけは控えめにしない。 美味しかったら素直にそう言うのは、反抗期だろうが思春期だろうが、ぶっきらぼうな言い方になろうが。] 4面を焼く。なるほど? [すごい、お肉の塊って意外と迫力があるものである。 アルミホイルで包むということは、直火で中まで火を通す必要はないと言うことだろう。 いや、そもそもこの厚さだと無理か。うん。 私に焼かせようなんてさすが良い度胸をしている幼馴染だ、と楽しくて少し危険なバーベキューの始まりだった。*] (388) 2023/03/03(Fri) 22:06:25 |
【独】 一匹狼 “楓”/* 開始設定するときが一番ハラハラするんだよね…… 大丈夫だよねこれで……? 村設定合ってるよな…… 寝て起きたらもう一度確認するか…… (-366) 2023/03/03(Fri) 22:12:59 |
【独】 黒崎柚樹/* 珠月さんがかわいいです。 美海さんも色っぽかわいいです。 椿さんもミステリアスなのにかわいいです。 う、みんなかわいい……と思いつつ、武藤はほんとにこんな髪も乾かさないような女でいーんでしょうか……って、なって、る……。 多分今持っている荷物にはメイク道具なんかも入ってないんでしょう知ってるよ……!(半年後の柚樹さんはそれなり化粧もするようになっているというのにだ) (-367) 2023/03/03(Fri) 22:13:52 |
【人】 片連理 “椿” いってらっしゃいまし。 [転ぶなよ、の声にはワンピースの両脇を摘んで持ち上げ、舞台役者がするようなお辞儀をしてみせた。 一人になってから、湯を沸かして棚で見つけた茉莉花茶を淹れた。 濃いめに淹れてから水を足して少しぬるめの温度に調節する。 このやり方は片割れに教えてもらった気がする。よく、寝るまえに二人で茶を飲んだ。 いつでも緊張状態だったわけではない。落ち着いた日々もそれなりにあったはずだ。それがいつ崩れるか予想がつかなかっただけで。あらためて、過ぎた日を懐かしく、寂しく思う。 大きな花柄のマグカップを持って、二階のホールへ移動した。大きなソファの端に座る。思った通り、やわらかくて座り心地がいい。 楓に対しては、今はできるだけ楽しげに、人間のように振る舞おうと努めてはいる。 どうやっても愉快ではない話をしにきたのだ、そうでないときくらいは楽しい方がいい。椿には椿の目から見たものしかわからないし、そうでなくても気分が目まぐるしく変わってしまうから、楓がどう感じているかについては想像することも難しいのだが、椿の方は楓を好ましく思っている。彼は飾らず、真っ直ぐで、強い。そういう部分に、素直に憧れを感じる。たぶん、以前もそうだった。 部屋着がふわふわで、茶が温かくて、だんだんと瞼が重たくなってくる。 やがて椿はそばのローテーブルにカップを置いて、ソファの肘掛けにもたれてうとうとし始めた。]** (389) 2023/03/03(Fri) 22:23:08 |
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