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【秘】 鳥葬 コルヴォ → 無風 マウロ「もう少し時間潰しに付き合ってもらえます?」 寄せては返す波の音を遠くに聞いて、暫し下りた沈黙の後。 隣へ視線は向けないまま、あまり答えに期待してもいない言葉を 最後に聞いた時より、随分と落ち着いた声の主に投げ掛けた。 こちらからすれば相手は真実そこに居るわけでないのだから、 つまりは許可など取る必要も無い事ではあって。 「周りがどう思っているかは一度置いておくとして。 結局生きるなんて事は自己満足の連続だ。何にしたって、 あんたにだってやりたい事はあったはずでしょう」 「あんたはどうしたかったんですか」 或いは、ただ認められたかったのか。 或いは、ただ慕う誰かの為に力を尽くしたかったのか。 或いは、ただ自分の手の届く所にあるものを守りたかったのか。 飽くまで同じファミリーに所属する他人でしかない掃除屋は、 たとえばあなたの抱えた未練の類をどうこうしようだとか。 そんな立派な考えを持っているわけではない。 結局の所は、単なる時間潰しでしかないことだ。 (-283) 2022/08/17(Wed) 13:36:00 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 花で語るは ソニー「何だって人の話に実際興味があるかなんてのは 大抵は、聞いてみなければわからないものでしょうよ」 なんてのは、何処までも一般論でしかないのだけど。 仕事中であれば一笑に付したであろう希望的観測も、 今は言及はせず、告げられた別れには軽く片手をあげて応えた。 あなたの言葉を大して重みのあるものだと思ってはおらず、 実に気の多い人種のその場限りの言葉だと思っているために。 その場から何処ぞへ足を向ける事は無く、 離れていくあなたを視線だけで見送って。 花屋の配達車と、遠ざかっていくエンジン音をまた見送る。 それらがすっかり遠くへ消えてから、漸く喪服姿も港を後にした。 また、があるかは互いの縁次第といったところ。 (-284) 2022/08/17(Wed) 14:10:50 |
【影】 鳥葬 コルヴォ僻地の廃倉庫。 今日もがらんとしたその場所に響くのは、 やはり小さく無機質な音だけだ。 手入れを終えた『仕事』の道具を元の場所へと戻す。 明らかに通常業務の範疇を逸脱したその仕事を引き受けたのは、 一言で言えばただ、断る理由が無かったから。 飾り気の無いランタンの明るすぎない灯りの下、 懐中時計の針でその時が来た事を確かめて。 そうして今日もまた、廃倉庫は静けさに包まれる。 (&2) 2022/08/17(Wed) 20:00:18 |
【独】 鳥葬 コルヴォ「どうだっていい事だ」 「誰の思惑も、その結果も」 「これで死ねるなら、それでいい」 「死ねなかったら、代わり映えしない日々が続くだけだ」 (-299) 2022/08/17(Wed) 20:04:51 |
【秘】 愚者 フィオレロ → 鳥葬 コルヴォ「ない訳ないだろ……まだ何もしてないってのに。 誰一人、死ぬならせめて代わりになるくらいがよかったね」 半目で顔を少し上げて、視線も上げて。 見つめる視線は不満をありありと含んでいる。 「急に素直になるじゃん。 ……それ、最後に会った日に聞きたかった。 俺は君の本音……とまでは言わないが、 少なくとも言葉通りとは言ってなかったと思ってなかったのに。 ……さすがにあの日は堪えた。連続で振られてた日だったからね」 だからといって、信じられなくなったと言い切らない辺りが、 つまりはそう言う事なのだろう。 貴方の後ろに常に遠い日の懐かしい彼を見ていた。 貴方が今行っているように会話の裏を呼んだ意味を 考えていたけれど。それをするには情緒も知識も共感も、 何もかもが足りなかったから。 結局こんな場所に至るまで気づけなかった。 「で、ここどこ? さすがに死んでないとまでは楽観視してないけど」 (-311) 2022/08/17(Wed) 20:52:16 |
【置】 鳥葬 コルヴォ「しませんよ。復讐なんか。 俺は他の奴等と違って元気じゃないんです」 「何かできたら、なんてのは高望みだし」 「最初から、俺にできる事なんて一つしかないって事も」 「わかってますよ」 (L2) 2022/08/17(Wed) 20:52:21 公開: 2022/08/17(Wed) 20:55:00 |
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