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![]() | 【秘】 Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ → 口に金貨を ルチアーノ再度の舌打ちが返る。その間にも、堪えた息が唇を暖めた。 どれだけ嫌がって声を押し込めようとしても、次第にそれにも限界が来る。 恐らくは普通の女、普通の男を相手するよりもむしろ快感を喚起するのは早かった。 キャリアもいくらか詰めばそうした生活をする余裕が出来るのか、或いは。 「ぐ、」 なかなか言うことを利かなかった性器が、根本の筋肉に力が入って跳ねる。 さして濡らしていないにも関わらず貴方の指は存外にすんなりと受け入れられた。 反応が返ってくるのも早く、押し込まれるたびに耐え難いように指を締め付ける。 その上で肛門の周りには、治りはすれど古い裂傷がいくらか見られた。 見れば小さなケロイド状の火傷痕さえある。普通に生活していて出来る傷ではない。 腕で顔を隠して身を捩る。快楽に溺れていることを隠すのも難しかった。 息をする度に胸板を上下させ、背中を逸らしてソファを軋ませる。 粘膜の上に指より高い熱が添えられれば、やっとか、と大きく息を吐いた。 濡れた瞳が貴方を見上げる。行為が始まってからはじめて相手の顔を見た。 返答としては、それで十分だろう。 (-302) 2023/09/25(Mon) 6:58:22 |
![]() | 【秘】 傷入りのネイル ダニエラ → 口に金貨を ルチアーノ「……。」 「今はあ…?」 怪訝に問う。正直者はいいことだけども。 口がへの字になるのも許されたい。 「…あははー。ご心配、頂いてますう?」 ひらひら、手を顔の前で振る。 「大丈夫ですよお。…あー。」 「でもそれだとお、お兄さんいなくなっちゃいますかあ?」 「…だったら、大丈夫じゃないで、いいですう。」 どうせ、こんな場所で顔を合わせてはならない人間しか浮かばない。 それもあったが、また別に。甘えるように女はいった。 女は元来そんなに素直じゃない。 そういう言い方をするときは本心だ。 そんなことあなたは、知らないのだろうけども。 (-303) 2023/09/25(Mon) 6:59:07 |
![]() | 【秘】 corposant ロメオ → 口に金貨を ルチアーノちゅ、ちゅ、と軽いリップ音。柔らかい舌の感触。 貴方から唇を重ねに来た時はくすりと笑っていた。 絡んだ舌先が離れた拍子に、銀糸が伸びてぷつりと切れる。 自分が吐いた息もまた熱かった。 浮かれているし、浮かされている。 「は、……ハハ、こんなのあんまり人にはやりませんよ」 「いつかは刺されるかもしれないけど〜……ん、っ」 やるとしても普段はもう少し事務的ではなかったか。 気心の知れた人に求められると、自分はこうなるんだな。 そんなことを考えながら、片方の手は貴方の耳を塞いで覆うように。深い口付けを交わしつつ、もう片方の手は貴方の下半身へ伸びた。 緩い円を描くように下腹部を優しく撫でてから、 ベルトの留具に指を掛ける。 離した顔を今度は首筋に埋めながらそこへもキスをした。 甘く噛んで、微かに付いた歯型を舐め。 「っは、…………いいでしょ、もう」 擦り寄るみたいな、甘えた声でねだった。 「あー、かわい……」 (-305) 2023/09/25(Mon) 7:12:45 |
![]() | 【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 口に金貨を ルチアーノ「可愛がられてた……………」 なるほど、そういう事か。 一種のマインドコントロールだ、これは。 警察としてそういう事件は幾度も見てきたから、それだと推察した。 ちょっと殺意が湧いた、その男に。 僕の幼馴染になんてことをしてくれたのだと。 多分”可愛がられていた”などという単語では済まされないことも、されていたに違いない。 これでは、男が望む状態には、決してならない。 昔みたいに、自分を出すということを、最早知らないんだから。 ……それでも、全く覚えてないわけじゃないと思う。 あの日あなたは、素を見せてくれていたから。 なんとかそこから、立ち直るきっかけを作ってあげれたら…………。 「…………」 「ルチアは……そいつと僕、どっちが大事?」 これは今の状況を確認するための問。どっちと答えてくれても構わない。 やることは多分、変わらないだろうから。 (-307) 2023/09/25(Mon) 7:46:53 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 傷入りのネイル ダニエラ「お嬢さんと友人の顔が無事なのを見れたらもう、寝るだけだ」 自分が思い残したものなどそれだけだった。 だから今日一日は歩けるように金を使った。 ファミリーの為を前提に、連日警察ばかりに気を使ってきた。本当に。 何故だろうと考える度に心労が溜まっていく。動きたくなくなってくる。 「心配していたに決まっているだろ、こうなる為だけにどれ程。 ……ど、どれほど……ほお〜?」 そう素直に甘えられるとこの男は弱い。 女性に弱いのではなく、これでも大分様々な仕草に口説くのを我慢してきた。 「何が大丈夫じゃないんだろうか…… ちゃんと会いに行けなかったことを落ち込んでいるのなら、 次の約束は指切りでもしようか? 知っているか、東洋のおまじないだ」 本来すごく重い約束をするもので、約束を破ると指を切るんだとか。 多分そんなだった気がする、と雑な説明をする。 (-308) 2023/09/25(Mon) 7:55:50 |
![]() | 【秘】 新芽 テオドロ → 口に金貨を ルチアーノ「何、……元気ですよ元気。 あんたフィオレさんと知り合いだったんですか?」 赤く紅く腫らしたり血の跡を残した手を、 億劫そうに動かしながら、牢の前に視線を向ける。 本当に今更、何が起こっても気にやしない。 何ならマフィアとアタリを付けていたもの同士、 全く持って不思議とは思わないし。 「彼女といい、あんたといい、 その……俺を気に入る物好きさは、 まさに類は友を呼んでいるようですね」 ただ、幾ら勘に優れていたとしても、 知り合い以上の関係があるとは夢にも思ってないのだが。 (-310) 2023/09/25(Mon) 8:17:01 |
![]() | 【秘】 路地の花 フィオレ → 口に金貨を ルチアーノ「悲しかったし、苦しかった。だけど。 それ以上に、許せないって思った。ずっと近くで子供たちを見ていたはずなのにどうしてって」 「その気持ちを、肯定してもらったから……っていうのも、大きいんでしょうけど」 「違うわ」 「力がなくても、そうしたいって思うの。 敵討ちと同じくらい、今ここにいる子供たちが同じ目に遭わないようにするために」 力なんてあるわけない。 ファミリーの役に立てるほどの力はないと思っている。 「今まで騙されて死んでいった子たちと、今ここで生きている子たちのためになるわ」 「私だって、それで救われる」 そうでしょ?とでも、言いたげに。 そうであってほしい、と思っているのだ。 (-311) 2023/09/25(Mon) 9:25:53 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → corposant ロメオあんまり、そうだろうなあ。 もうわかってしまったし、二度目を起こさないように自制できるかわからなくなってきたところだ。 やり返してやろうかと思っても、貴方にとっては得になるのだからたちが悪い。 「……やめ、てくれよ……? お前死ぬぞ……本気で」 お前を刺すほど好きな奴が出来てしまったら、 お前はそいつの殺意に応えてまうのではないかと。 「嫌だから、な。そんな理由で死んだら、……許さないからな」 伝えられるようになってしまった願望は、今後素面でも言えてしまいそうだ。 色々なことを堪えきれなくて、今貴方の前で決壊してしまったものだから。 ふ、とこの後の予定を思い出して、伸ばしていた手の動きを止めかけた。 この日、空が暮れた頃、会いに行くのは高確率で自分を捕まえる警官の元だ。 言えやしない、きっとそこで自分は警察に連れていかれるということを。 さっき何か言われたような気がするのだが、違えても大丈夫だろうか。 「……っ、ふ、……」 もう既に熱が昂っているのを感じる、甘やかに喘いでしまえば、噛まれた場所に痕は付けるなといえる暇もなかった。 その手が近づいてくるにつれ過敏に反応してしまい、 羞恥で頬を赤く染めながら、吐息交じりに貴方へとこたえた。 「ん、……いい、からぁ……早くくれぇ……」 (-312) 2023/09/25(Mon) 10:10:02 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 新芽 テオドロ「まあ、そこそこ近い場所にいる知り合いだなあ。 ……可愛い子猫ちゃんだよフィオレは」 そうだなあとギリギリわかりにくい範囲にしただろうか。 一体どこまで彼女は正体を明かしているのか、それもわからないままであるので言えることは少ない。 「直近にも見舞いに来たってな。 あいつ、嫌なことがあった所をいつも通りを振舞っていてな? 随分落ち込んでいたから、またきても気にせず構ってやってくれ」 「あんまり似た者同士にはなってほしくはないがな。 可愛がってるから好みが似てしまったんだろ、お前が魅力的なのが悪いさ」 (-313) 2023/09/25(Mon) 10:20:05 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 幕の中で イレネオ「此処の何が楽しいんだか……。 変わった宗教でもしてるのかあ……?」 思い当たったのは牢屋が好きか、この環境が好きであるかだ。 概ね後者だろうと思いつつもその執着と熱意は何処からか。 人、過去、etc。ある程度考えてみても、思いつきはしない。 ただどれかが当てはまる事実だけはありそうなことが何処となくわかった。 マフィアに所属する自分もそれの複合でボスに絶対の忠誠を誓っている。 この感情を説明しろと言われても簡単には言えないし、何も合理的ではないだろう。 「……一つ、俺の罪を教えてくれないか。 罰する必要がある罪ってやつが何なのかも知りたい」 自分はまあ、分かる通りマフィアなんだが。 それ以上でもそれ以下でもない、と貴方に告げて緩やかに首を傾げた。 貴方の考える法は普通の秩序とはズレた物なのだろう。 だからここまで警戒された男の信条が気になったし、聞けるものなら聴きたかった。 まあ無視されてしまえばそれまでだ、ここまで話してくれたのも運良く機嫌が良くなってくれたからだと思っているから。 (-318) 2023/09/25(Mon) 11:13:25 |
![]() | 【秘】 新芽 テオドロ → 口に金貨を ルチアーノ「あんたのお手付き……でも不思議じゃないか」 そもそもあの女だって身持ちが堅いわけじゃないし。 わかりにくい言い方だったもので勿論すぐに気づくことはない。 「……ルチアーノの頼み、って体なら、まあ。 らしくなく色々と調子を崩していたのは知っています。 その理由も何をすればマシになるかも、流石にな」 だからとはいって喜んで頷くわけにはいかないもので。 プライドとか、培った棘などが邪魔をしているまでだが。 「可愛がってる、ねえ。 別に可愛がられたいわけじゃないが…… 何もかもが嫌になったら、マフィアに行ってみるってのも……悪くないのかもしれないな。 一回考えたことはあって。けれど向いてなさそうだから真面目に考えないようにしていたんだ」 (-319) 2023/09/25(Mon) 11:14:57 |
![]() | 【秘】 corposant ロメオ → 口に金貨を ルチアーノ「一回ぐらい刺されても死なないかもな。丈夫だし。 ……なんて、大丈夫ですよ。オレはくだらない理由で死なないから」 自分はガラクタだけど、安易に死ねば迷惑が掛かる。 死ねば悲しむ人も居るらしい。嫌がる人も居るらしい。 例えば、貴方とか。だから、そうしない。 「おんなじこと、あんたに言ってもいいですか。 あんたに居なくなって欲しくないんで」 自分は首輪を掛けられる側で、リードを握ってもらう側。 だから貴方に首輪は渡せない。 けれどもしリードを握り合えたらどうなるだろう。 繋ぎ留める代わりに、貴方のネクタイをぐいと引いた。 「一緒に居てくれれば、いつでもできますよ。こんな事」 カチャ、と金具の外れる音。 「体勢変えなきゃな。腰上げて」 互いにやりやすいように体勢を変えれば貴方のズボンの前を寛げた。そのまま下着に指を掛けて、するりと下に引いていく。露出したあなた自身の芯を、熱い手がゆっくりと握って擦り上げる。 先走りがあれば、それを絡めた指先を貴方の後孔へ当てた。 ロメオはなんとも楽しそうだった。 それでいて、何とも愛おしそうだった。 (-322) 2023/09/25(Mon) 12:04:29 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオごくり、つばを飲み込む。わずかに漏れてくる喘ぎ声と呻きに 想像以上に油断できないな、と口の端をひくつかせ、 貴方に持っていかれてたまるものかと気を引き締めた。 ゆっくりとそれでも狭い肉壁を押し広げ、拡張していくように内壁を摩擦しながら挿れていく。 引っ掛かる部分が埋まれば、伝わってくる体の震えに薄く笑みを浮かべた。 勿体無い。そんな言葉は此処にはふさわしくないと口には出さない。 長躯を揺さぶりながら、その快楽を拾う姿にその体に染み付いている処世術が見えてくる。 こうやって壊されてきた身体を何度見てきたか。それを全て愛せてやったわけでもないが。 「っ、……はっ、……」 腿を掴みながら更に奥へと体を押し進め、腰を打ち付ける。 己自身も萎えることもなく身体は熱い息を細かに漏らしていたが、 常に口の中で砂を噛み続けているような、貴方とはきっとまた違う不愉快を隠すことは難しかった。 どれ程、続けていたか。男は貴方の絶頂が来ない事を知りつつ終わりを予測させない快楽という名の暴力を与えていく。 だから、か、と汗を一つ落とし姿勢を改めた。 鎖骨に親指を置いて人差し指を広げ、撫ぜるように喉へと運んでいけば、喉仏を包むように軽く力を入れる。 片手間の力で満たせるとも思えない、あくまで位置を確認するための仕草であった。 (-328) 2023/09/25(Mon) 12:34:35 |
![]() | 【秘】 幕の中で イレネオ → 口に金貨を ルチアーノ「それはお前が一番よく知っているんじゃないのか。」 淡々。言葉を紡ぐ。 貴方は悪い事をした。 それをついに隠せなくなって、この場所に来た。 それだけが真実。それだけが真理であると、男は言う。 男は悪人が嫌いだ。 ただし、ほかの人間の獲物を奪うほどに飢えてはいない。 「罰する必要のある意味も何も。」 「悪人は全て等しく罰されるべきなんだよ。」 「お前たちは一際罪深い。」 「この国をめちゃくちゃにしたんだから。」 噛み合わない。きっと、ずっと噛み合わない。 それでも男は随分、真摯に答えているつもりのようだった。 聞き分けのない幼子に物を教えるがごとく。それが悪いのだ、それが悪なのだと、言い含めて覚えさせるようにして。 (-330) 2023/09/25(Mon) 12:46:57 |
![]() | 【秘】 傷入りのネイル ダニエラ → 口に金貨を ルチアーノふふー、と。あなたの様子に少し満足そうに。 「やっぱり、お兄さんで合ってたんですねえ。」 「リヴィオさんに、あたしのこと頼んだのお。」 余計なお世話だ、とは言わなかったし思いもしない。 あなたのメッセージがなくとも、女がリヴィオ・アリオストにたどり着いていたとしてもだ。 そもそもことの本質は、その部分ではないのだし。 「ええ?指を切るんですかあ。」 「……んー。」 どうしよう。そう悩む小指にはいつものエナメル。 こんな場所でも、ゆらゆら揺れて煌めいて。 「…」 「指切られるとかじゃなくても、守ってくれる方が」 「…そっちの方が、嬉しいですう」 結果、そうへにゃりと笑う。 何となく、同じ『約束を守る』でも意味合いが違う。そんな些細な受け取り方の違い。 (-333) 2023/09/25(Mon) 12:59:28 |
![]() | 【秘】 暗雲の陰に ニーノ → 口に金貨を ルチアーノ一瞬並んだ指摘が何のためのものか呑み込めなかった。 その間にスープは運ばれてきていたので、そちらはしっかり飲み込んでいたわけだが。 その内に理解して、ああ、なるほどと。 「大人らしさの秘訣? 教えてくれるんだ、面倒見いいな」 出たら試してみようかと思って、ありがとうと笑った。 やっぱりいい男だなって感じる。 にいさんと似ていて、それでも少し違う感じの。 「ピーピー泣くのは……昨日で終わった。 ずっと泣くのも疲れたし、あんまり向いてなかった」 「あはは、にいさん、散々な言われよう。 二人の良いところだけ取りたいな。 言って、オレももう小さい子どもじゃないから。 ここからは限度があると思うけど」 はぁ、と息を吐いた。何かが嫌だったとかではなく。 単純に気分を切り替えるような、貴方の話しぶりが軽いものだったから。 気が楽になる心地がした。皿の底ももう見え始めている。 「鉄格子越しなのがなんか勿体ないね。 オレ、ルチアーノさんと話すの好きだなって思う」 (-334) 2023/09/25(Mon) 13:06:13 |
![]() | 【秘】 黒眼鏡 → 口に金貨を ルチアーノ「はあ、そりゃあまた」 初対面、ときいてますます、目を丸くして驚いたように。 「若い奴はやっぱ、いいな。 色々なものを救おうと頑張れて、未来があって。応援したくなるよな」 手をぱんぱんと叩いて拭い、珈琲をぐいと飲む。 ──彼が珈琲に拘るようになったのも10年前だ。 「一応言っとくが、俺とあのクソは完全に別件だぞ。 まったく、ちったあ大人しくなったと思ってたのに。 とんだ食わせモンだよあのオッサン」 どうやら留置場には、鏡は置いていないらしい。 自らを省みることも無く、あるいは全て承知の上で、 男はスウェットの裾で手を拭いつつあなたの問いかけを聞く。 「ん?」 ああ、と。もう一度、あなたの目をじいと見て。 「俺が、ダメだって言ったことがあったか?」 なくはない。だが、こういう目をしている時には、一回も無い。 /* スミマセン、おくったつもりが送れてませんでした…!!!!! (-403) 2023/09/25(Mon) 18:03:11 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → corposant ロメオ「お前からなら……聞いてやっても良い。 刺されなきゃ……いいんだろぉ……?」 もっとも断ることも知らない性分ではあったが、ネクタイを引かれればきっと自分から付けたみえない首輪がそこにある。 貴方の首にもきっと。都合良く絡まないように自分の分のリードを引いてやろうと思う。 「何度も、やられて、たまるか」 噛み付くように口付けを落として、声を上擦らせながら笑ってやった。 体制を変え腰を上げズボンも下着も脱ぎ去りれば、堪えきれずに既に持ち上がっていたものが外の空気に晒された。 先端から透明なものを滴らせる下半身は、毛の先一本まできれいに整えられている。 使用感のない後孔は指が宛が得られればヒクリと疼き、さらなる刺激を待ち望むように、艶めかしく腰は揺らされた。 久し振りでありながらも男の体が快楽を吸収するのは早かった。 圧迫され解される感覚が全て快感にかわれば、どんなに拙い仕草であろうとも甘く声を上げる姿が晒される。 その上で手慣れた動きであろうものならば、想像できない刺激には声を抑える思考もそぞろに敏感に締め付け早めの限界が訴えられた。 「ぁ……んんぅ、ロメオ……もっ、とそばに」 一段と愛おしそうなものを見つめる視線に偽りなどない。 貴方という存在を焦がれ、際限なく欲し甘えていた。 (-414) 2023/09/25(Mon) 19:27:46 |
![]() | 【秘】 corposant ロメオ → 口に金貨を ルチアーノ「そ。撃たれても、許しませんけど」 ……薬で死んだって嫌だし、うっかり事故で死んだって嫌だ。 そんな日が来ようものなら、そういう世界の造りに落胆し、 暫くの間は世を儚むことになるだろう。 「なぁんだ、残念……ん、ハハ」 下衣を降ろしたところで、こんな所まで気を使っているのかと感心したものだ。貴方のシャツのボタンの一つ一つを外しながら、丁寧に後孔を解していく。擦って、押し込んで、指を増やして。 その度に上がる甘やかな嬌声は随分耳に毒だった。 もっと聞きたい、もっと自分の手で乱れている姿が見たい。 貴方が、この自分の手で、こんなになって。 頭がぼーっとしていた。自分の鼓動がいつの間にかうるさいことに気が付いた。 「は、」 それを自覚した瞬間に──奇しくもそれは、 貴方のその言葉が聞こえた瞬間と同時で。 「……アハ。挿れます、じゃあ」 ──どっと、限界が来た。きっと互いにそうなのだろう。 自分も下衣を降ろす。もはや自身の準備などいらなかった。 上を向いたそれに手早にスキンを付けて、 「ぁ、はあ、っ…………熱……」 そのまま覆い被さって抱き着くみたいに、ぐ、と腰を押し進めた。ゆっくり、負担にならないように、奥まで。 (-417) 2023/09/25(Mon) 20:02:38 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 新芽 テオドロ「なんだ、余計な心配だったか」 本当に手間をかけているのか、貴方から帰ってくる言葉には安心したように一息をつく。 お手付きであるのは確かであるので嘘ではなかった。 最近はそんな時間はなかったが。 「あ? テオドロがマフィアにい? ……向いてないことはないだろうよ。 俺の前で全裸にもなるし、意見もはっきり言えるし、 なにより死ぬよりマフィアになる方がマシなんて大したもんだろ」 「俺より向いてなかったやつも早々いないさ」 (-418) 2023/09/25(Mon) 20:10:00 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 花浅葱 エルヴィーノ「……だからあんまり言いたくなかったんだよ。 幼馴染に言えるか、なんというか…… あー……男の色だったわけでもないが……そういうこともしていた」 過ぎたことではあるが、色んな経験もあれば今にそれを拒むことでもないと。 ある種貴方にとっては悪い方向性で、この男はいかなる内容も断ることを知らないのかもしれない。 相手によって決めるが、お人好しなどではなく、出来るかどうかで決めている。 「は?なんだそれは、……」 即答がされなかった。なんとも比べにくいジャンルだ。 相手が黒眼鏡であれば答えられたのに。 「……お前、だよ」 少し悩んでからそう応える、目の前にいるのに手放したいとは思えなくて。 (-419) 2023/09/25(Mon) 20:29:25 |
![]() | 【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 口に金貨を ルチアーノ「それで僕に、男の恋人の事聞いたの?」 あれは本当に、何の話かと思ったのだ。 答えた内容については、今も見解は同じだ。 ただ、男を受け入れたことがないわけじゃない……とは、あの時言わなかったが。 「まぁ、過去のことを言ってもしかたないよね……。 そいつにはちょっと殺意沸いたけど」 「でもよかった。ここでそいつだと答えられたら、振り向いてくれるまで頑張らないといけないとこだった」 それは手順が増えるだけ。 やることは何も、変わらないんだけど。 黒眼鏡が言っていた。 『マフィアとして生きさせなくするなら、生きる意義を奪え』と。 『そしてそれをやるなら自分に依存させるのがセット』だと。 「キミを愛しておいて、居なくなったやつなんか、いらないよ。 それなら、 僕がずっとキミのそばにいる 。キミには、僕が居るし、絶対に裏切らない」古ぼけた首輪が見えた気がした。 それはきっと、その男が昔かけたものなんだろうから、今、それに力はない。 だったら今は僕が、それに力を与えようと思う。 ――僕が家族でも恋人でもなんにでもなるから、それならもう、ノッテも要らないよね? いつかで良いから、人に依存しなくても生きれる世界で息がしやすくなって欲しいんだ。 (-422) 2023/09/25(Mon) 20:54:34 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 暗雲の陰に ニーノ「後で無理やりにでも会える機会作ってみるか? 無駄に集まれそうな場所があるなら、……まー。 起きてたら姿見せてやるよ」 誰か程ではないが。誰か以上かもしれないが。 男は酷く無気力で動かなくなるタイミングがある、そのときは頑張れないかもしれない。 いい男を見せられる時と見せられないとがあると、これもまた正直に告げた。 「ずっと格好つけれるやつなんて早々居ないってことだな。 ニーノも頼ったり甘えるのは悪いことじゃあない。 ……バランス良く、いざという時に駆けつけられる男になればいいさ」 身分も気にせずやりたいことを貫けるようなそんな奴になって欲しい。 最後の一口だと言いながら差し出したスプーンも特に遠慮なく。 自称甘ったれは少しでも貴方が元気である時間が続けばそれで良いと思った。 落ち込んだらまた見に来ればいいだろうから。 (-423) 2023/09/25(Mon) 20:56:28 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 黒眼鏡「……救わせてくれん奴らが何言ってもなあ」 拗ねているだけだ、本当の傷には触れさせない、そんな態度に。 「おー、何もかも腐ってるこの世の中にはもう驚かん。 それよりも俺はあんたがどこまで手を回してるのかが怖くなってきた」 「俺のこともどうしたいんだか」 多分どうもしない、これまで通りにほうっておくだけ。 だけど数人に俺の根幹が知れ渡ってるような気がした、 本当に気がするだけで、確信はないのだが……何のつもりだ……。 甘えたがりの姿なぞ見せた人間なんて片手もいなくて。 本当にわかるところは全てわかられているのだから末恐ろしい。 「あー」 「…………なかったよ」 ずっと調べられたのに手を出さなかったのは自分だ。 本当に少しでも嫌われたくなくて、離れたくなかったから。 最近はどうでも良くなっていればいいと願っていたからだが。 手遅れであろうと構わない、端から解決なんてしないのだから。 溢れる知識欲と、信頼の先にまっているもの、 その日のいつか、全てを知りきったとしても 自分たちの関係性は何ら変わることはない。もう、信じられた。 (-432) 2023/09/25(Mon) 22:15:26 |
![]() | 【秘】 Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ → 口に金貨を ルチアーノ肉茎が体の中へと侵入してくるのを受けて、あ、あと息が震えた。 詰まらせた声が唇を割って法悦の響きを体の外へと吐き出す。 媚びるように腰を浮かせ、自然と逃げてしまいそうな腰を自ら押し付けた。 貴方が動くペースをそのうちに掴んだのか、いつしか動きに合わせて体を少しずつ動かす。 そういうのも、自然と身に着けた技なんだろうか。 黴臭さを帯びたソファが悲鳴を上げるほど体を軋ませて首を反らせ、 体をいっぱいに動かして与えられた快楽を甘受する。 この次の日になって囁かれる噂を聴いたなら、貴方もその様子に納得がいったかもしれない。 「ぁ、……はあ、ぁ、……んっ……」 ひくりと腹筋が動く度に、内臓の内側を引きずり上げるものを締め付ける。 意識的なものでない限界を何度も越えそうになるごとに、脂汗じみたものが肌を流れる。 長い髪が湿気を帯びてふわふわと揺れ、面に張り付いて行為の激しさを物語る。 時折、終わらせるつもりのないような動きに痺れを切らしてか、 覆い被さる貴方のほうを首を転がすようにして睨みつけた。 頭の中から内側までを占める快楽のためか、瞳を湿らす涙が汗に混じりさえした。 柔らかく嫋やかな女が相手であれば、もう何度も貴方の名前を読んで達していただろうし、 白く細い腕を背中に回していくらも貴方を賛美していただろう。 けれども男はようやく、首に触れる指の重さを感じてようやく、 やっと翳った瞳に期待を滲ませ、唇を歪めて薄く笑った。 きっとこの夜の逢瀬の中で一番艶を帯びた、あでやかな表情をしていた。 喜色を帯びた声が指の下から上がって、喉で笑う震えの為に僅かに手を押し返す。 → (-439) 2023/09/25(Mon) 22:36:25 |
![]() | 【秘】 Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ → 口に金貨を ルチアーノ「殺すつもりのくらいでやれよ、坊主」 至る道に多大の快楽を得て肌を弾ませ、媚びるような吐息を溢して尚。 求めるものなんて、たった一つしかない。 (-440) 2023/09/25(Mon) 22:36:45 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 路地の花 フィオレ「お前はやっぱり、ちゃんと考えてるんだなあ。 ……俺はやっぱり口では止める、ボスが一番だ。 だけど――――お前は好きにしていい。何かあっても全部責任はとってやる」 「フィオレは良い子だからなあ、少しぐらい暴れてこい。 それはそうと、もしその気が収められるようなことがあったら何でも言え。 何でもやってきて良いし、手伝ってやる」 買い物でも、エステでも、美容院でも……。 貴方はもう少しストレス発散をすればいいと。 「お前が生きて今手に入れた地位を全部使って、落ち着いた時。 まだその感情が残ってるのなら、目に物みせてやればいい」 「お前が救われるっていうんなら、その子供達も嬉しがってるだろうよ。 同時に、他の方法だってある。だから気負うなよ、フィオレ。 そして何か起こすんだったら、――顔だけは守ってくれえ。 傷がついたら泣いちまうかもしれん」 (-448) 2023/09/25(Mon) 23:17:58 |
![]() | 【秘】 コピーキャット ペネロペ → 口に金貨を ルチアーノいつかの時のこと。 あなたは面会に引っ立てられるか、 或いは向こうから面会にやって来たのだろう。 「よう、 ヴァレンティノ だけど」あなたにヴァレンティノという知人はきっと居ない。 外見も今は長い髪をポニーテールにして、瞳も紫色に。 けれども声色には聞き覚えがあるだろう。特徴的な酒焼けた声。 「 お前の猫は元気だよ 。そっちは元気してるか?」看守は交代の時間なのか、ちょうどよく居ない。 恐らく賄賂でも握らせたのだろう。暫くは戻って来そうにない。 (-462) 2023/09/25(Mon) 23:51:47 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → corposant ロメオ「〜〜ッ!! アッ……は……」 貴方が欲してくれている、何処までも傍にいてくれると言ったその言葉に生理的な涙以外の物が零れそうになる。 叶わないと思っていた願いが今だけは手に入っているような気がして。抱きしめ返す腕に力を入れた。 ここに来たばかりの時の弱い抱きつき方とは打って変わって、しっかりと貴方に縋り付いている。 もう昔の幻覚は見えていないし、名前なんてすっかり消えてしまった。 挿れられただけでキツく締め付けられたそこは細かな痙攣をしながらあなたを呑み込んでいく。 その間足の先をぴんと伸ばし浅く呼吸を繰り返す様子は、 熱い飛沫を吐き出すことなく一つの絶頂を向かえていた。 奥まで押し込められれば悦びのあまりうまく声すら上げられなかった。 酸素が足りない、頭が上手く回らない、苦しくて、気持ちいい。 死にそうなほどに、好きで、焦がれて、愛おしい。 「……っ、……好き、だ」 だから、遠慮なんていらない。 そう言ってやるようにまた、キスを重ねた。 (-463) 2023/09/25(Mon) 23:52:20 |
![]() | 【秘】 corposant ロメオ → 口に金貨を ルチアーノ「……ッ、あー。ハハ、ハ」 「イキました? いい、ですよ。ゆっくりね……」 強い締め付けに、一度息をするのを忘れた。 意識して吸い込んで吐くのに笑いがこぼれて、 こちらも抱き締める力を、ぎゅうと強めた。 熱い。暖かい。やはり抱き締められるのは好きだ。 気持ちがいい。嬉しくて、もっと欲しい。 「ん、……ふふ。オレも」「嬉し……」 キスを受け止めて、また貴方の頭に手を添えた。 ああ、もっと可愛がってあげたい。愛してあげたい。 この人のうちを自分で満たせばどうなるのだろう? もっと自分の事を必要としてくれるだろうか。 それがいい。そうでなくとも、いい。 手は頭を撫でて、頬を撫でて、また抱きしめて。 「……ルチアーノさんはあ」「オレの事そんなに」 「っ、好き……なんですか?」「は、はは」 ゆるゆると腰を進める。緩やかに抽挿を繰り返す。 貴方にもたらす刺激のほとんどが甘く優しいものだった。 たまに最奥へ押し込んではそのまま止まって、 ぐりぐりと揺らしながら抱き着いて、キスをして。 「オレも好き」だとか、「きもちいね」だとか、 そういった事をほにゃほにゃ耳元で言うのだ。 (-473) 2023/09/26(Tue) 0:24:56 |
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