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【独】 受験生 雨宮 健斗/* 初夜、というパワーワードにKOされつつ またどこかでと言っていただけたことに咽び泣きます (言霊)(録音)(スクショ) (-392) 2020/12/01(Tue) 20:01:14 |
【人】 受験生 雨宮 健斗[久しぶりに、腹が減ったな、と感じた。 けれど残念ながらというか当たり前というか、 バーベキューは終わっていて。 どこからか知らないけれど、己が倒れた、 と言う情報はある程度伝わっていたようで、 何人かには気遣う言葉をかけられただろう。 その都度、さんきゅ、大丈夫、と返しながら、 赤羽にバレたらまずいな、と苦笑いして。 ] (175) 2020/12/01(Tue) 21:52:44 |
【人】 受験生 雨宮 健斗[I love you を月が綺麗ですねとでも しておきなさい、と言った文豪の気持ちは、 わかるはずもないのに、 おっさんやっぱやるな、なんて 頷けるような気がした。 我君ヲ愛ス、なんて。 そんな言葉で括れないものが、 世の中には嫌と言うほど溢れてる。 深淵でもがきもせずただ沈んでいた己に、 伸ばされた手があったこと。 人より少し大きな手に掬い上げられながら、 暗闇から光が見えたような気がしていた。 ───あれは、きっと今日みたいな綺麗な月。 ] (178) 2020/12/01(Tue) 22:49:28 |
【人】 受験生 雨宮 健斗[さて。 なんやかんやで向かい合ってしまえば、 この同室というのはなかなかどうして 困ったもので。 ───なんて思っていたけれど、 窓の外に今度こそ本当に張り付いた 軍曹(体長約20センチ)と目が合ってしまって、 それどころじゃなくなって、布団を頭から被って、 …いつのまにか、眠っていた。 こんなに、ゆっくり眠ったのは、 随分と久しぶりだった。 ] (179) 2020/12/01(Tue) 22:51:37 |
【人】 受験生 雨宮 健斗[目が覚めたら、ベッドから足がはみ出して 狭そうに寝ている男がいて。 昨日の朝を思い出して、苦笑混じりのため息を 吐きながら、アラームを鳴らし続けた。 ───そりゃまぁ見事に起きないもんで。 しまいには上に飛び乗って起こしてやろうか、 と一瞬過ぎったけれど、以前言葉を交わした バンドメンバーの話を思い出して踏み止まる。 代わりにそっ、と前髪に手を差し入れて。 近くで見る唇は、やっぱりカサついていて、 親指で撫でた。 ちょっと悩んで、またままごとのような、 かすめるだけのキスをひとつ、落とそうか。 ] (180) 2020/12/01(Tue) 22:54:30 |
【人】 受験生 雨宮 健斗[遅刻魔の意識がようやくはっきりしたころには すっかり日が登る。 遅すぎる今、何時、には、 しかめ面で起床時刻ぎりぎりアウトだよ、 と返す。 慌てる様子もなく欠伸をする様子に呆れて、 文句を言おうとしたらつられて欠伸が出た。 手招きをしているその頬は緩んでいて、 ドキリとしたことを恥じて隠すように ふいと顔を背けたら、布団から身を乗り出して、 ───キスが降る。 ] 朝から何やってんだ。 [と睨んだ顔はきっと、 赤かったと思う。 ] (181) 2020/12/01(Tue) 22:56:36 |
【人】 受験生 雨宮 健斗あー!そうだ。 肩、ちょっと痣になってるんだけど。 あと頸動脈キメられたの根に持ってるので、 掃除はよろしく。 [誤魔化すように言って、箒を押し付けた。 林間学校は、終わろうとしていた。 ]** (182) 2020/12/01(Tue) 22:58:04 |
【独】 受験生 雨宮 健斗/* おはようございますー 朝から…ぐぅ…(左の差し合いに負けた顔) 終わりに向かうの寂しく なんとか纏められたらと思いつつお仕事* (-449) 2020/12/02(Wed) 9:35:44 |
【人】 受験生 雨宮 健斗[少し思案したけれど、赤くなってしまったことが 癪で先に朝食会場に向かった。 誰か知った顔がいたら挨拶をして、 言葉を交わして。 昨日と変わらず豪華な朝食を、 昨日よりは沢山食べた。 帰りのバスの座席は、行き道と同じだったか、 それともランダムだったのか。 もし同じだったのなら隣には異色の瞳が 見えたかもしれない。 もう、己の上着が必要無さそうな様子が そこに見て取れれば、お疲れ、と 手を上げて、笑みを浮かべただろう。 ] (183) 2020/12/02(Wed) 16:36:50 |
【人】 受験生 雨宮 健斗[色々あった山が背中に小さくなっていく。 来た時と同じように、よーいお茶が 膝の上で暖かい。 左手に持ち直して、右手でキャップをまわす。 ──ぱきゃ、と、久しぶりに一度で音が鳴った。 ]** (184) 2020/12/02(Wed) 16:37:38 |
【人】 受験生 雨宮 健斗[玄関を開ければすぐにぱたぱたと 駆けてくるスリッパの音。 荷物をどさりと落として、ただいま、と告げた。 18の息子に向けるには少々、いや大分甘い顔で、 不安げに笑って、どうだった、と尋ねる母親に、 うん、と頷いた。 ] ──楽しかったよ。 [そう、とまた笑った母親の視線が一瞬 手元に落ちたのがわかって。 ] カレー、作った。 おにぎりも。 …料理って、大変だな。 [母親の目が落ちそうなくらいまん丸になった。 ] (185) 2020/12/02(Wed) 18:06:04 |
【人】 受験生 雨宮 健斗──やっぱ、卒業したら、 家出ようと思う。 ま、大学、受かったらだけど。 [眉を下げて笑ったら、母親の口が、だって、と 言いたげに動くから、 ] …母さん。 色々心配かけてごめんな。 [と遮った。 まん丸な瞳が緩んだのが見えたから、 やば、と思って、 ] 受かんなかったら、父さんに ひとつよろしくって言っといて。 [と片手を上げて、自室へ階段を足早に。 ] (186) 2020/12/02(Wed) 18:09:41 |
【人】 受験生 雨宮 健斗[はぁ、と息を吐いて、ベッドに腰掛ける。 ようやく落ち着いて、煙草に火をつけた。 あ、と思い出してポケットと鞄から 旅の相方を取り出して、窓辺にそっと。 追いかけてきた母親がそれを見て、 可愛い折り鶴、誰に貰ったの?と しつこかったのは、想定外の話。 ]** (187) 2020/12/02(Wed) 18:10:59 |
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