情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
【人】 金緑石 アレクシア―市場→宿屋― [従兄と別れてから、少女は想い人と街を歩いていた。 あの後、彼は商談を遅らせて時間を作ってくれて、自分の宿の部屋に案内した。 彼女に買ってきたチャイを渡すと椅子を勧め、青年自身はベッドに腰かける。] 「アレクシア、 ……君は故郷に帰ったらこっちには戻ってこない心算なのか?」 [そう言って自分を見つめる彼を前に、惑う少女は俯いた。 どこまで話していいのだろう。 どこまで受け入れてくれるのだろうか。] (79) 2021/10/07(Thu) 0:36:50 |
【人】 金緑石 アレクシア[最初は、助けてくれた事への感謝を告げたかったのだと伝えた。 故郷に帰るとはずっと前から決めていた。 よくしてくれた街の皆や彼には感謝していると。 海に連れて行ってくれて嬉しかった。 持ってきてくれた土産は今も大切にしている、と。 彼との思い出を掘り返している間に、想いは堰き止められなくなっていく。] (80) 2021/10/07(Thu) 0:39:18 |
【人】 金緑石 アレクシア[目の前の彼が息を呑むのが分かった。 一つ口にすれば、止まらなくなってしまった。] ジルと、もっと一緒にいたい。 色んな話が聞きたいし、色んな場所に行きたい。 ジルの嬉しい事や、悲しい事、好きなものや嫌いなものを教えて欲しい。 貴方と、互いに色んな事を分かち合えるような、そんな相手になりたい……。 (81) 2021/10/07(Thu) 0:43:23 |
【人】 紅柱石 アンドレアス―ラバン山脈― だけど、あの砂漠に泊まったのは君とが初めてだよ。 何度か通りはしたけどね。 [>>76すごい、との言葉には微笑みと共にそう返す。 別の国の砂漠でテント泊をした事は何度かあるが、あの砂漠は移動の過程で通り過ぎる場所だった。 だから、“初めて”は探せばきっとまだ沢山あるのだろう。 それを彼と体験できるなら、幸せだろうと思う。 深呼吸する彼に倣うようにして、青年ももう一度息を吸い込んだ。 彼の誓いを聞いたなら、自分こそ頑張らねばと笑うだろう。] うん、もうちょっとだけ見てから進もう。 [鏡池はとても気になるが、此処の景色も美しいもの。 他には周辺の自生植物を見たりと、暫くその場で過ごしてから歩き出した。*] (82) 2021/10/07(Thu) 0:44:51 |
【人】 紅柱石 アンドレアス―鏡池― わぁ……。 [>>77登山道より少し下の、開けた場所に池はあった。 道行く人々も、皆、池を囲むように池の水面を覗いている。 透明度が高いのだろう、確かにこれは鏡のようだ。 まるでそこにもう一つ空があるように見える。] うん、見事だ……。 [池を囲む観光客の集まる場所が山脈を映すという本命の場所なのだろう。 行こう、というガラーシャに頷き、そちらへと向かう。 期待感から、自然と歩調は速まっていた。] (83) 2021/10/07(Thu) 0:45:45 |
【人】 紅柱石 アンドレアス[>>78山脈を映す池を覗けば、一枚の風景画のような美しい光景が映っていた。 白冠を残す山の緑に、抜けるような青空、淡く山脈にかかる靄。 まるで、池の向こう側にも同じ光景があるかのよう。 全て、想像を上回っている。 隣の彼も言葉が出ないようだった。] ……? [行ってみたい、という彼の視線の先にはまだ泉があったか。 彼の心は何処に向いているのだろう。] (84) 2021/10/07(Thu) 0:46:47 |
【赤】 紅柱石 アンドレアス君が行きたいところなら喜んでついて行くよ。 [隣からそう声を掛ける。 その為に、先ずは卒業をしなければならないだろうけれど。]** (*5) 2021/10/07(Thu) 0:47:11 |
【独】 紅柱石 アンドレアス/* アレクシアの方は書けた所まで落としてました。 >>-58 それなら良かったー! まだ安全とは言えないので、此処で旅行欲を満足させましょう。 照れるのも可愛いなと思いながらもふりますね。 人間になるとして、その時には弱る(主に肉体面が)気がするんですが。介護される?? (-61) 2021/10/07(Thu) 0:48:58 |
【独】 紅柱石 アンドレアス/* >>-59 大事な事はサビなので…。 何度でも言っていいのです。(拳ぐっ) 妙な気分というものは、アンドレアスが人間になったら理解できるようになるかもしれませんね。 百五十歳だけどピュア(宝石人間は無性生殖なので。人間はこうという知識はある) フラットな視点の持ち主なので、ガラーシャさんの事は庇護者とかではなく、同等に思っています。 そういうところが今後伝わっていくと良いですね。 それでは、明日は最終日。 最後まで駆け抜けられたらなと思います。 おやすみなさい。** (-62) 2021/10/07(Thu) 0:53:54 |
【人】 学生 ガラーシャ― 鏡池 ― [行ってみたい、と誰にともなく呟いたその一言を、隣の彼に拾われた。>>*5 その答えは、本当に、願ったままのものだった。 この山を越えて別の国に行くのにも、グラジアを越えてずっと東に行くのにも、彼がこんな風に隣に居てくれるとしたら。 きっととても楽しいし、同時に深い安らぎを覚えることができるだろう。 ちょうど、今この時のように。] ありがとう、ございま…す。 [微笑んで答えた。 しかしそのあとの無言の彼の微笑みは、何かを感じさせた。 たまには勘の良さを発揮することもあるのだ…] そういえば、アンディさんの故郷は、山が近いんです…か? 自分も、そんなにのんびり登っているつもりもなかった…んですが、かなり身軽そうに歩いていた、ので… …そちらには、精霊が、普通にいる、とか、ないです…よね? [論文纏めに使いたい。 でも、変に詳しく書いてしまうとジェムの友人がいることがばればれだ。 いや、そもそも論文を置いておいて、精霊がいるなら会ってみたい… 色々な葛藤の中、最後は通り過ぎる観光客たちに聞こえないよう、少し小声で彼に身を寄せ話を聞いていた。]* (85) 2021/10/07(Thu) 20:35:46 |
【独】 紅柱石 アンドレアス/* お疲れ様です。 アレクシアの方は、逃亡中とかですれ違う感じで拾って頂いても大丈夫ですよ。(書いては消ししてる) サラハド周辺では従兄が探し回るのですぐに離れるけど、数か月後の別の場所だったら少し落ち着いているんじゃないかなと。 目立つとあれなので、大規模な捜索も出来ないと思っています。 (-66) 2021/10/07(Thu) 20:57:44 |
【独】 紅柱石 アンドレアス/* >>-65 発熱と体の中で魔力が暴れるような感覚で暫く寝込みそうなイメージです。 子供を作るのも、身体が人間のものに置き換わるのも、身体に対して魔力が働きかける事になると思うので、これが宝石人間(ジェム)の使える一番大きな魔法かもしれません。 多分、アンドレアスも何が起こっているのか分からないから気丈に振る舞うけど医者は大丈夫って言うと思いますね。 Σ爆発? おじいさんより年上ですもんね…四捨五入すると二百歳。 (-67) 2021/10/07(Thu) 21:08:12 |
【人】 紅柱石 アンドレアス―鏡池― [>>85知っている場所なら彼と共に行く事で思い出が増えるし、知らない場所なら二人ではじめてを経験する。 きっとこんなに楽しい事はない。 青年は未来への希望にに胸を膨らませた。] どういたしまして。 [感謝を告げる言葉には笑んで応じてみせて。 そうして帰り道。] うん、私の故郷はもっと西北の国の国境を隔てる山脈の中にあるんだ。 このラバン山脈のように山道は整えられていないし、結界で囲まれているから人間が見つけるのは無理かな。 ……残念ながら、ね。 宝石人間(ジェム)の郷には必ず光る泉があるものだけど、あれは魔力によるものなのかな。 [身を寄せて聞いてくる彼に、普段から淡く輝いているが、成熟期を迎えた宝石人間(ジェム)が身を沈めていると一際明るく光るのだと伝えた。]* (86) 2021/10/07(Thu) 21:18:42 |
【人】 金緑石 アレクシア―宿屋― 「それなら、帰らないでくれ。」 [気が付けば、立ち上がった青年に左手を取られていた。] 「俺にはまだ君を迎えるだけの財産がないけど、必ず稼ぐから。 その時には君を妻に迎えたい。」 [少女は色の異なる瞳を見開いた。 どうか、聞き間違いでないようにと願う。 目の前の青年はじっとターコイズブルーにレモンイエローの瞳をこちらに向けている。 その真剣な表情は、発した言葉が偽りでない事を感じさせて。] (87) 2021/10/07(Thu) 21:25:50 |
【人】 金緑石 アレクシア[──夕方、少女は姿を見せなかった。 従兄はじっと彼女を見つけた場所で待っていた。 陽が落ちて、夜になっても。 その後、従兄は少女を探し回ったが、既に二人はサラハドを発った後だった。*] (88) 2021/10/07(Thu) 21:28:27 |
【人】 学生 ガラーシャ― 帰り道 ― かなりの辺境から、出てきたんです…ね。 戻るのも一苦労…だ。 でも、それならやっぱり、もう籠ってしまうなんて、勿体…ないです。 だっていつでも、帰れるんですよ、ね? [成熟期になっても戻らないとどうなるか、などは良く知らない。 やっぱり、引き留めて良かった。 そんな気持ちで笑って言った。] もう、百年以上も生きたんで…しょう。 あと三十年か四十年、僕のそばに居るくらい、些細なことです…よ。 (89) 2021/10/07(Thu) 21:45:44 |
【人】 学生 ガラーシャ[そして光る泉のことを聞けば、ふむ、と考えつつ、呟いた。] 昔砂漠で見たあの光。 それも、砂漠で一夜を過ごしていたジェムが、気まぐれに遊ばせていた光の粒だった、という可能性も、あるの…かもしれない。 単純に、あの光に何らかの、意識が介在していることは、嬉しい…です。 それに、精霊の正体、「魔力説」は、そんなに見ない気がするから、ある程度は、新視点の論文として、書ける…かな。 実際に実在する宝石人間というところからの発想だから、あまりに荒唐無稽、でも、ないような… あ、泉の、光の色、は、どんな感じです…? [何とかして後顧の憂いをなくさなければ。 何事かをぶつぶつと呟きつつ、たまに隣の彼に質問しながら下山していっただろう。]* (90) 2021/10/07(Thu) 21:46:56 |
【人】 学生 ガラーシャ― サルハド・昼下がり ― [ジェム。人間とは違う人。より精霊に近いひと。 存在を意識していなかった今まで、彼らはあの人の多いグラジアですら、全く目に入ってこなかった。 しかし、そういう人が居ると分かれば、気が付けば、ごくたまにすれ違う彼らの姿を見る事が出てきた。 そうだ、今、質素なショールを被りながら自分の横を通り過ぎたのも…] …落としました、よ。 [焦っていたのだろうか。 彼女が落とした小銭入れを屈みこんで拾うと、振り返り戻ってきた彼女のその白く透き通った手に手渡した。 屈みこんだまま彼女の顔を見上げる。 その瞳は、左右色違いの不思議な色合いをしていた。 心配しないで、というように小さく微笑んだ。 彼女の瞳は、アンドレアスがまだ自分に何もかもを打ち明けていない頃の、揺れるアンバーの瞳にどこか似ていたからだ。 しかし一度立ち上がれば、もう彼女の姿は振り返らず、そのまま自分の宿へと向かって歩き去る。 自分は彼女には何もできない。 けれども、きっと、彼女のあの瞳を綺麗に輝かせることができる、そんな人がいるはずだ。 それだけ祈って歩き続けた。]* (91) 2021/10/07(Thu) 21:50:16 |
【人】 金緑石 アレクシア―選択の結果― [少女達は東へと向かった。 人が多い場所に紛れた方がよいだろうという判断だった。 彼の商売を手伝いながら、少女は喜びを噛み締めていた。 家族には申し訳ないが、彼と共にいられる事の方が心の多くを占めていたのだ。 あれから彼には自分の身体の事を話したが、子供が出来なくても構わないと言ってくれた。 懸念事項は、この先も自分が年を取らない為に定住出来ない事。 けれど彼はこのまま旅暮らしでもいいと言ってくれた。 嬉しかった。 好きな人に受け入れて貰えた事、そうして自分と同じ心を返して貰える事が。] (92) 2021/10/07(Thu) 21:54:07 |
【人】 金緑石 アレクシアえ、あれ……? [変調が起きたのは、それから一年後の事。 朝から熱っぽいとは思っていたが、昼時に強い眩暈がしたのだ。 立っていられずにその場に倒れ込む。 すぐに床に手をついて起き上がろうとしたが、身体に力が入らなかった。 魔法で身体を冷やす為の水を引き寄せようとしても上手く出来ない。] (93) 2021/10/07(Thu) 21:54:51 |
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新