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人狼物語 三日月国


162 【身内】奇矯の森【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【赤】 浮遊する ハグベリー

「……うん。」

帰ってきたのは、短い返事だけ。
きっとあとで、大広間に現れる
(*1) 2022/07/18(Mon) 11:40:35

【人】 浮遊する ハグベリー

兄を名乗る青年は、一足先に大広間にいた。
キョロキョロと、他の人を探すような仕草をして。
誰かが入ってきたならば

「あぁ、いた!よかった。
なんか大きな声が聞こえてなにかと……」

「…なにか、あった?」

ただならぬ様子に、声は潜められ。
事情を聞けば、口元を押さえて。

「…強盗、かな。戸締まりとか、みとこうかな…」

そんな、冷静な言葉とは裏腹。
声も、手も、震えていた。
(36) 2022/07/18(Mon) 11:44:50

【人】 浮遊する ハグベリー

起こったことを聞く。
努めて冷静に伝えてくれてるのだろうと、思う。
俺はお兄ちゃんだ。
俺が一番冷静でいないと。
俺が頑張らないと。


「……皆、怖かったな。悲しいな……。
 ………………。」

冷静になって、考える。
犯人は?


「……あの、お客さんがやったのかもしれない!
 それか強盗か……なんか、そういうのかも、しれないから。」

何かを払拭するように声をあげる。
罪の所在を外に移す。
そうじゃないと、犯人は。


「だから、一旦………一旦、自分の部屋に戻らないか?
 今は……話し合いとか、難しいだろうし………
 俺、戸締りとかちゃんと確認するよ、それで……」

それで、どこも開いてなかったら。
その時は、
話し合い
をしないといけない。
(42) 2022/07/18(Mon) 17:59:42

【人】 浮遊する ハグベリー



「そんなの滅多に言う事じゃない!」



思わず叫ぶように、声をあげて。
それから、しまった、と。
口を抑えるものの、出てしまったものを戻すことなんてできず。


「……もうちょっと………もうちょっと、待ってよ……
 なにか、外の人が来た、痕跡、あるかもしれない……
 ……皆を。疑うのは……もう少しだけ……。」


大きい声を出してごめん、と、謝って。
でも。
大好きな家族が互いを疑う事が、どうしようもなく悲しくて。
してほしく、なくて。



>>43
「…うん、クロ、一緒に行こう。
 二人の方が…探しやすいしね。」

何か見つかってくれ、そう願うしか今は出来なかった。
(50) 2022/07/18(Mon) 21:17:15

【赤】 浮遊する ハグベリー

屋敷を見回った後、青年は。
廊下の片隅、依然使った部屋の近くで漂っていた。
きっと今日は皆、部屋から出てこない。
だからこそ、人気のない廊下は安全圏だった。

「……ノル。」

気配に気づけば、名を呼ぶ。
今この時、出歩けるような人はきっと、貴方しかいない。
(*3) 2022/07/18(Mon) 23:52:21

【赤】 浮遊する ハグベリー

「うん……ノル、たくさん頑張ったな。
辛くなかった?ありがとう、偉いよ君は……。」

引き寄せられるままに部屋に入り、
そうして、実行してくれた君を労うように
手を伸ばしてその頭を撫でる。

「おとう…………あぁ、アベルの、こと?
うん……これで、売られることはなくなるかな……」

呼び方に僅かな違和感を覚えながら、しかし安堵したように息をつく。
売られ見せ物にされる、という最悪の事態からは遠のいた。
……遠のいた、けど…………。

「……皆、疑心暗鬼になってたな。あれじゃあ、
アベルが悪いやつだって言っても、信じてはもらえないだろうな……」

眉を下げて、先程の光景を思い出す。
なかでも、犯人が子供たちの中にいる、と言っていた子達を思い浮かべて……

「……このまま、周りを疑う空気になったら、大変だと思うんだ。
だから……その子たちとは、ちゃんと話し合おうかなって思うんだけど……」

話せばわかってくれるはずだから、と語る兄の姿は、随分甘く見えるだろう。
(*5) 2022/07/19(Tue) 12:34:31

【赤】 浮遊する ハグベリー

ただ、話し合いが上手くいかなかった末に、
逆上されて抵抗するうちに、殺してしまったのだといえば。

この甘い兄は納得してしまうようにも思う。
最初から殺すつもりで話をするより、軽い罪悪感を抱えるだけで済むはずだ。
(*6) 2022/07/19(Tue) 12:41:03

【赤】 浮遊する ハグベリー

頭を撫でて、それだけが今君にできる兄らしい事。

「駄目……かな。だって、悪いのはアベルなのに……」

なのに、他の子達が互いを疑うようになってしまったら。
今までの仲良しな家族が、無くなってしまうではないかと。
既にそんなものなくなっているという事実から、目を逸らしている。


君の話を聞く。
一人ずつ説明は、良いと思う。
きっと話せばわかってくれる、そう信じてる。
……クロを犯人に仕立て上げるのは。
兄は、眉を下げたけれど。

「……皆に説明するため、だもんな。
 俺達が疑われたら、説明しても信じてもらえないもんな。」

言い聞かせる。
皆で幸せになるために、ほんの少しだけ疑われてもらうだけ。
まさか、疑いのかかった人を。
どうにかするような人なんて、いるわけない。


「…うん、それでいこう。」

君の言葉を肯定するように、頷いた。
いつもはもう少し自分で考える兄も、今は。
君に実行させてしまったという負い目もあって、言葉の真意を疑う事はなかった。
(*8) 2022/07/19(Tue) 16:26:03

【秘】 浮遊する ハグベリー → 骨頭 クローディオ

戸も窓も。
当然開いてるはずなんてなく。
それが示す事実などもう、一つしかなく。

「…………。」

青年からの言葉は、直ぐに出なかった。
結論を迷っているわけじゃない。
結論を口に出すかどうかを迷っている。





「………なんで殺したんだろうな………。」



呟いたのは、それだけだった。
(-26) 2022/07/19(Tue) 17:30:43

【秘】 浮遊する ハグベリー → 骨頭 クローディオ

「理由がないわけ、無いよ。」
「……………。」
「……理由が理由なら、赦してあげても………」

なんて。
甘い考えの青年はしかし。
ただ、誰も疑いたくも、犠牲になって欲しくもないだけの、
一人のお兄ちゃんでしかなかった。



「………難しいよ。
 信用できるって言ったら……怪しいでしょ?」

肯定も否定もしなかった。
そのようなことを聞かれても、憤ることなどなく。
最早隣の者がいつ襲い掛かってきても、可笑しくない状況だ。
だから。

「………俺も、君を疑ってしまう、かもしれないし。」

だからきっと疑っても、どちらが悪いわけでもない。
仕方のない事なのだろうと、諦観の表情を浮かべて。
(-28) 2022/07/19(Tue) 18:36:30

【秘】 浮遊する ハグベリー → 骨頭 クローディオ

「そ、れは」

ない。
どんな理由であれ、人を殺していい理由なんて。
本当は一つも、ありはしない。
───たとえ、殺した相手が非道な悪人であったとしても。



「………もう、駄目だよ、一人で行動しちゃ。
 ちゃんと、人に疑われないようにするんだよ。」

本当は、疑いたくなんてない。
誰一人だって、敵だと思いたくはない。
だから、懇願するように告げて。

そうして去っていく姿を、宙に浮いた兄は見つめて。

「………ばか……こういう時だけ。」


甘えちゃいそうじゃん、なんて、呟きはどこにも聞こえなかった。
(-33) 2022/07/19(Tue) 20:38:15

【赤】 浮遊する ハグベリー

「うん……クロなら………クロ、なら………」
「……ん、手紙、いいね。
 俺、誰かのお世話をしてる事も多いから、
 二人になれない時もあるだろうし。」


「……ふふ、甘えん坊だな、ノルは。
 良いよ、俺も、ノルと一緒に寝たい。」

今日もしっかり抱きしめてくれる?なんて。
最後の顔だけが、心からの笑顔だった。
(*10) 2022/07/19(Tue) 20:41:04

【赤】 浮遊する ハグベリー

/*
お客様〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
ああお話はしたものの、やはり決心がつかず、
初日の投票は自分にしてしまう……というロールがやりたいんですの…
でも、そのせいで釣られて不利になるかもしれないので、
それはちょっとという事であれば上手く言いくるめられて
クロ様に投票したことにいたしますわ!
どうかしら!
(*11) 2022/07/19(Tue) 20:42:51

【赤】 浮遊する ハグベリー

/*
ありがとうございますわ〜〜〜〜〜!!!
もし一人残されたら……私……頑張りますわ!
色々お世話してもらい本当に感謝いたしますわ……!
絶対皆殺しにしますわ!!!!!!!!!!!!!!!
(*14) 2022/07/19(Tue) 21:24:50

【秘】 浮遊する ハグベリー → ガラクタ モノオキ

部屋のノックに、びくりと肩を揺らす。
このような状況では仕方のない事で。
しかし、そのあとのバケツを叩く音に。
青年の顔は、ぱぁ、と明るくなる。

「───モノオキ!」

青年は、貴方の事が好きだ。
可愛い妹、純粋で良い子。
だからきっと、悪い事なんてしていないだろうと確信している。
故に、扉はしっかりと開けられ。
出迎えた青年は、お掃除しに来たの?とそのバケツを撫でるだろう。
(-41) 2022/07/19(Tue) 21:47:36

【秘】 浮遊する ハグベリー → 命灯癒光 リーディエ

/*
ごきげんよう!貼るカイロザマスですわ!
此方もペースはのんびりになってしまいますけれど、
お話は大歓迎ですわ〜〜〜〜〜〜〜!

送っていただけたらとっても嬉しいですの!
(-56) 2022/07/19(Tue) 22:15:37

【神】 浮遊する ハグベリー

ふよ、ふよ。
青年は宙を浮かび、音もなく現れる。
戸締りの確認をしていた彼が、暗い顔をしている。
きっとそれだけで、結果など分かり切っている。
(G2) 2022/07/19(Tue) 22:43:47

【秘】 浮遊する ハグベリー → 命灯癒光 リーディエ

部屋から、足音はない。
だが、この青年には足音というものが存在しないというのは、
最早誰もが知る事実であり。

故に、少し待てばがちゃり、と扉は開かれる。

「…リーディエ、どうした?
 遊びたくなったかい?」

兄を名乗る青年は、優しく微笑んでそう問いかける。
少し無理をした笑顔。
自分は兄だから、落ち着いていないと。
(-109) 2022/07/20(Wed) 11:24:28

【秘】 浮遊する ハグベリー → ガラクタ モノオキ

固いバケツの頭を、優しく撫でてあげる。
手は少し、震えている。
怖かった。主が死んだ事もそうだけど、それより。
自分達の中に犯人がいて、疑わなければいけないという事実が。
疑われるという事実が。


「わっ!」

飛び掛かられれば、びくっとして。
いつもより少し低い高度だったから、十分届いたことだろう。
ぎゅぅ、と抱きしめられれば、少しきょとんとした後。
自分からも、腕を回す。

「…どうしたの、モノオキ………
 掃除道具、いつもよりしっかりしてるね。
 ………お掃除、偉いけど、あんまり出歩かない方が良いかもだよ。」

兄は貴方の心中を察しているのかいないのか、
あやすようにポンポンと背中を撫でて、諭す。
(-110) 2022/07/20(Wed) 11:29:42

【秘】 浮遊する ハグベリー → ガラクタ モノオキ

「…うん?なぁに?えーっと……」

貴方の伝えたい事のきっと半分も、青年は理解できない。
言葉も、文字も書けないというのは、何とも大変な事だ。
ただ、何か理由があって出歩きたいのだな、とはわかったから。

「……用心するんだよ。」

それだけを優しく告げた。

青年は、本来ならもっとリーダーシップのある子供だ。
死体発見の日、本当ならばもっと声を上げ、他の子達を纏める事が出来た。
…でも、出来なかった。それは。
その場を仕切る権利が、自分にはないと思ったから。


ただ、一つだけ言うのであれば。
青年はきっと、自分で襲ったのならば、その手で貴方を撫ではしないし。
きっと、最初の時点で名乗りを上げる。
優しすぎる青年の為に、代わりに手を汚してくれた人がいる。


「……どうしたの?」

きょろきょろとする貴方を、不安げに見て。
窓からは心地良い風が吹いて、青年の衣服を揺らした。
窓が、開いている。扉を開けた時、鍵を開けた音もしなかった。
それは、今の状況においては、不自然なことに違いが無かった。
(-122) 2022/07/20(Wed) 14:57:04

【秘】 浮遊する ハグベリー → ガラクタ モノオキ

この部屋には、直接何か話のきっかけになるものは何もない。
青年自身は何も手を下してないから、当然だ。

だから掃除は、いつものように割合すんなりと終わるはずで。

「ん……?あぁ、窓………。
………っ!


指し示すそれを見て、青年は一度言葉を吐いて。
それから、それが酷くおかしい事に自分で気づいた。
貴方は、どうだろう。気づいてないか?
じとりと冷や汗を流して、青年はより不安げに、君を見る。
閉じられればか細く息をひゅっと吐く。
思考が悪い方にばかり傾く。


「……モノオキ?」

先程から、何を悩んでいるのだろう。
見つめる青年はしかし、いつもの貴方の様子から。
まさか、自分から埃をまき散らすような行為をするなんて夢にも思わず。
だから。
その動作を止めることは出来ず。

鈍い音が鳴る。

(-125) 2022/07/20(Wed) 16:42:32

【秘】 浮遊する ハグベリー → ガラクタ モノオキ

青年は、実行犯ではない。
だからそれで直接、犯行がフラッシュバックはしない。
…でも、青年はもう子供じゃない。
死体の様子と、誰が、誰をやったかを知っていれば。
それがどのように行われたか、想像できてしまう程度には。
きっと、ちょうど今みたいに、枕に乗る頭めがけて、
瓶を思いきり、そうして、飛び散ったのは埃じゃなく………




「やめろ!!」



思わず叫んで、モップを君から奪い取るその手は。
酷く震えて、振り向いた顔は青ざめて、歯がカチカチなって。
涼やかな風が吹いているのに、汗を流して。
そうして、宙に浮いた状態で、頭を抱えて丸まる。
誰も悪くない、誰も、悪いのは、だって、アベルが………
(-126) 2022/07/20(Wed) 16:48:41

【秘】 浮遊する ハグベリー → ガラクタ モノオキ

体がブルブルと宙で震える。
頭を抱えて蹲る様は、さながら胎児のよう。

「ごめん、ごめんね、違うんだ、俺、違う、
 モノオキ、怖がらせちゃった、ごめんね、ごめん……」


それでも口にするのは、怒鳴ってしまったことの謝罪で。
それが、青年が優しい心の持ち主であることを伝える。
手を伸ばし、抱きしめられたなら。
青年は、身体をびくっと跳ねさせて。
それでも、それを受け入れる。
震えはとまらない。
でも、呼吸だけが徐々に静かになっていく。

「………アベル、が…………」


ぽつり、言葉が漏れる。

「皆を……売るっていうから………俺……俺………」
「俺……ただ、静かに皆と、暮らしたかっただけなのに………」


漣のような声は、抱きしめてくれたから、距離が0だから聞こえたもの。
(-131) 2022/07/20(Wed) 19:30:49

【神】 浮遊する ハグベリー

手紙、なんだろう、それは。
何処から見つかったんだろう、なんて思考もつかの間。
手紙が回るか、誰か内容を話すか、そうしたなら。

「──ユングが!?そんな、そんなわけ!」


思わず、声をあげる。
だって、あの子は同じお世話焼き部の子で、
皆の事をちゃんと見ててくれて、
たくさん、たくさん気が使える子で、それに………

そんなわけがない、と思う理由ならいくらでも出てくる。
でも、やってない、の証拠は一つも出すことができない。
そんなわけ………と小さく呟いて、項垂れた。
(G15) 2022/07/20(Wed) 19:34:16

【神】 浮遊する ハグベリー

「………なんで………」


青年は、ただ。

「……なんで………こうなっちゃったんだろう…………」


出ていく者、追いかける者。
あらゆる思惑が交差するのを、泣きそうな目で見ながら。

「ただ、皆で仲良く暮らせればよかったのに…………」


消え入る声で、もうどこにも届かない理想を、呟いた。
(G28) 2022/07/20(Wed) 21:14:11

【秘】 浮遊する ハグベリー → 命灯癒光 リーディエ

「………リーディエ」

開けた扉、そこに居たのは、愛する家族の一人。
読書をよくする、可愛い妹。
その笑顔が無理に作られてるのを見るだけで。
なんだか、泣きそうになってしまう。


「………話?」

なんだろう。疑われてる?
それとも、誰が怪しいか、とか。
不安が頭をよぎる。明確な答えは出ない。


「…うん、いいよ。お部屋にお入り。」

外は危ないからね、と招き入れる。

入れば。
殆ど物が置かれていない…浮遊してるとほぼ使えないから…部屋が目の当たりになるだろう。
(-152) 2022/07/20(Wed) 21:44:18