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【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 埃運び オーウェン「買ってるさ。ま、俺はどんな酒でも別に構わんのだが」 からからと笑いながら、不機嫌そうなあなたの顔を見ながらも、少し意外そうな顔。そして、楽しげな笑みを深めた。 「そう。まァ、楽しいところだったが、いよいよ”清く”なりそうだ。良くも悪くも、ずっと夢に揺蕩うことはできない。 逆に、黄金と夢を得るものも最終的には少なくなるだろうさ。 ここは肥え過ぎたんだろうよ。貴族か、悪党か……。 どちらにしろ、楽しいだけの日々はもう終わりそうだ。 俺はここで、底の底まで落ちる奴を見るのも、 夢を掴んだ奴を見るのも好きだったのだよ、逆にな。 ……そういうお前は?ここが好きそうには見えんが。何故残る?」 興味本位なのかもしれない。 が、目を細めて尋ねる表情は、愉快なだけではないのだろう。 尋ねるのは情報だ。 なら、この男はそれで飯を食っている。 その表情の意味を、はたして、この男が知っていたかどうか。 (-128) 2021/12/14(Tue) 3:40:43 |
【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 迷彩掃除屋 ノアベルト酒場での会話から、少し時が経った頃。 あなたが夜、この酒場にて姿を見せた時に、 この男が声をかけた。 「や、掃除屋」 いつものように、気だるく上機嫌な様子でひらひらと手を振って、眦を下げて。緩慢な余裕をたたえて、だ。 「元気でやってるかい。最近は、どうも巷の流行は物掃除というよりヒト掃除のようだけど」 ――ところで、この男は、他人のゴシップで飯を食っている。飄々とした掃除屋の男についても、勿論。酒場にいる連中の口の端からそれが消えたとして、その噂を多少、調べていたかもしれない。 /* ということで、ノアベルトさんの事をちょっと調べさせていただいたかもしれない演出のINTロールをば…… (4)1d10 + 8 (INT) (-129) 2021/12/14(Tue) 3:43:00 |
【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 木偶の坊 エドゥアルト「家族かあ。いいなあ…………。」 目を少し細めて、舌の上で味わうように復唱した。 あなたの得物の話。 「ファミリア」。 して、あなたが酒に顔を顰める様子にくっく、と笑って。 「無理強いはしたくないが、一方で、まだ食べたことがないものならば挑戦はしてみてほしいものだ。美味とゲテモノは紙一重……。」 それらの酒は甘い割には強いもの。黒みがかったチョコレートリキュールと、 爽やかだがこちらも度が強いものだ。淡い桃色の桃のリキュール。 恐らく、酔った貴方の様子を見てみたくなったのだ―― というところはあなたに伝わるべくもない気がする。 吟遊詩人の良くない好奇心だ。 (-130) 2021/12/14(Tue) 3:43:16 |
【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 死霊術師 ペトルーシャ「そうかい。まあ、そんなこともないとは思うがね。多少値が張るのは確かだが。牢番の担当者の機嫌は伺っておくにこしたことはない気がするが……。」 あなたの様子は予想外というわけではなかったらしい。 喉を鳴らして笑う。喜んでいるのだ。 「そういう人間を足場にして生きているのだから、 崩れれば、困るのは自分たちの方だろうがね。ま、そんなことは気にしていない連中さ。 ……フム。聞かせて進ぜよう。 恋物語と、英雄の物語。 どちらがお好みかな?」 片目を瞑り、ウィンクして応えた。 男が何処からともなくリュートを取り出して、 その指先は繊細にり、と静かに音を鳴らして、あなたの選択を誘う。 (-131) 2021/12/14(Tue) 3:43:26 |
【見】 吟遊詩人 フェリックス酒場に少し姿を見せなかった詩人は、 眠たげに瞼を半ば閉じながら、味気のない告知を読んでいる。 「我々は風評には気を使う生業なのだがなあ。……ま、奴さんなら拍になるやもしれん」 (@1) 2021/12/14(Tue) 11:10:06 |
【見】 吟遊詩人 フェリックス「俺はま、役人の弱みを掴んでいるからして」 カカカ、と闊達に笑ってからリュートを小さく鳴らした。喜劇の音。 「俺も見物しに行くかなぁ。蟹狩り。英雄譚とはいかないが」 (@3) 2021/12/14(Tue) 13:23:48 |
【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 吟遊詩人 フェリックス「っ、……あ、あぁ……。 フェリックスでしたか……ちょうどよかった」 男は貴方に話しかけられると異常なほど肩をはねさせ、目を泳がしながら手首を擦っている。 その姿は挙動不審なのを除けば、目立つ外傷は見えないだろう。 「……、生憎元気ではないです。 ですが憂いてはいられません。 少々仕事で政府を崩すことにしまして。 いいゴシップ、教えてくれません? ヒト掃除は、あたくしの専売特許で結構なんですよ」 気分と合わないような作り笑いを浮かべるこの男は、 この魔女狩りのような政策を潰す計画を立てていた。 反乱ではなく、ただただ彼らに不都合な情報をばら撒き、監視の目という仕組みの不利益を増やす魂胆なのだ。 ノアベルトという男について調べると、湯水のように情報が出てきた。 掃除以外にも便利屋のようなことをしている。 誰も選ばなかった仕事の片付け、 お偉い様の鬱憤を晴らす為に奉仕をする。 人殺しも聞くが己の立場を不利にせず、気安く受けない。 男のバックには誰かついているとまことしやかに囁かれている。 金欠を見せてるが、報酬はかなりの額が溜まっているらしい。 アンゼリカとは時折戦闘の訓練をしており、 スカリオーネとは仕事の取引を良くしている。 隠していないのか、誰に聞いても同じ事柄ばかり。 貴方は意図的にノアベルトという男の情報が作られていると感じられた。 (-153) 2021/12/14(Tue) 14:39:29 |
【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 吟遊詩人 フェリックス少々仄暗いことがあるとするならば。 遠い国で、有名な貴族を殺めた指名手配犯であるという噂。 ノアベルトという名は偽名で、前はロアンと名乗っていたこと。 それ以外は依頼の話には出るが、 その手で一切人殺しはしていないらしいと言うことだ。 すべて噂に過ぎない、だが事実男は他国から逃げてきて、 名を変え過ごし、ここの国ではまだ、人を 直接殺めてはいなかった。 (-156) 2021/12/14(Tue) 14:50:19 |
【秘】 木偶の坊 エドゥアルト → 吟遊詩人 フェリックス「………そう、家族…………おれの家族がここにいる……………」 やがて蟹の話に静かにうなずくだけにとどまったのは、おそらく酔いはじめたせいだ。匂いだけではよくわからず、飲んでみようかと気になったチョコレートリキュールの入ったグラスを持ち上げようとした手が一瞬ふらりと宙をさまよった。 「どちらも、においが強い酒だ………」 それぞれ一口飲んでみる。このみ、と言われるとやはりよくわからない。エドゥアルトは、ほんのりと赤みが指した顔を押さえて、ひとつため息を吐いた。見るからに酔っているということがわかる。 「味はふたつとも、悪くはないが………少し熱いな………」 (-160) 2021/12/14(Tue) 15:35:23 |
【秘】 埃運び オーウェン → 吟遊詩人 フェリックス「ああ勿論嫌いだ、殴ってブチ壊してえくらい。 でもまだ仕事が残ってる。それが終わるまでは残るさ。 ここよりよっぽど上等な酒場も娼館もある街は、 正直?そんな珍しいもんでもねえしな?」 帽子の鍔を押し下げて、 睨みつけるような表情で情報屋≠フ顔を捉える。 「清く≠ネるから出る、ね。 悪趣味だな。おたくみてえなのは、 確かに今のヨルムンガンドによっぽど相応しい。 ……お前の配達先には興味が出てきた。 覚えておいてやるよ。運ぶ日、その時は」 (-164) 2021/12/14(Tue) 15:59:36 |
フェリックスは、ノアベルトへと、不透明な笑みを向けた。 (t0) 2021/12/15(Wed) 0:09:04 |
【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 吟遊詩人 フェリックス「死んでもお断りよ、そんなもの」 死霊の術を持てど、処世の術を持たず。 多くの術師の中にはそういった偏屈な人間も少なくはないだろうが、 死霊術師と呼ばれる者から、それを見つけるのに事欠くこともない。 この〈泥掬い〉の異名を持つ女も、そんな死霊術師のひとりだった。 「そうね、そのまま這い上がれないほどに足が沈んでからでないと、 何にも気付けない愚か者ばかりなんだわ、この上の連中は。 ……持ちきれない財宝を抱えたまま、地の底に沈んでしまえ」 「……それなら、恋物語をお聞かせ願おうかしら」 (-216) 2021/12/15(Wed) 0:40:41 |
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