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【秘】 永遠の夢見人 ロッシ → 冷たい炸薬 ストレガ/* 報告ありがとうございます、確認しました! 投票先そのままで日付変更をお待ちくださいませ〜! (-52) 2022/08/17(Wed) 22:44:17 |
【神】 冷たい炸薬 ストレガ【ノッテアジト】 「…………」 会議の場でも、大きなため息が漏れる。 それは疲れというよりは呆れに近い。 「ソルジャー以下の人員が大揺れに揺れてます。 どうするんです、これ?ノッテから犠牲多数、 それを諫めてたら次はアルバで幹部含めて4名死亡」 資料を机に放り出して肩を竦めた。 「ああ、わかってますよ。うちも死人が出て間がない。 だから大変だってのはよーくわかってる。 わかってるけどそろそろ業務に支障が出るよ。 毎分『今ならやれるんじゃ』『戦争ですか』って連中が 詰めかけてきたら仕事にならない。 ここらで上層部の方からバシッと声明なり 文書なり出して欲しい……んですがね」 そこでちろりと周囲に視線をやって、一歩下がる。 報告すべきものはもう終わり、あとは沙汰を待つのみだ。 何もなければさっさと工房に戻るなり、 取り立てに出るなり。本日の仕事を始めるだろう。 (G3) 2022/08/17(Wed) 23:43:53 |
【神】 冷たい炸薬 ストレガ【ノッテアジト】 >>G5 「了解」 いつもなら、そのまま帰る所。 しかし今日は、流石にコトが大きすぎる。 有無を言わさぬ幹部に声をあげるなど、 絶対にすべきではない、が。 「……"これまでのことは、ノッテもアルバも関係ない" ってのは額面通りに受け取っていいんですかね」 浮かぶのは、暗殺者の顔。 別に、あれにとっては『興味がないわ』なんだろうが。 「あたいも命は惜しいですし、指示の通り下は止めますが。 『上の方針が指標であり希望』っつー前提が必要です。 こいつが後になって覆っちゃあ、それこそ 身内を疑うような連中も出てきます」 「だからあたいとしちゃ、はっきりさせときたい。 今後下に言い聞かせる為の"飴"の味ってモンをね」 「教えてもらえませんか、テンゴさん。 ノッテは今回の件、どれだけ手ェ出すつもりなのか」 「或いは……もう手ェ出した後なのか。 教えられないならそれもいいですけど」 いっそ、不遜な態度とも。 ともすれば……それこそ、『興味がない』とばかり。 (G9) 2022/08/18(Thu) 0:57:55 |
【神】 冷たい炸薬 ストレガ【ノッテアジト】 >>G10 テンゴ 「……なるほど、了解。 下にはその方向で張り紙でもしときます。 それと同時に変わらずの警戒ですね」 利点、利点ね……と呟きながら、 テンゴに続くリカルド(>>G11)の声に頷いた。 「表を休業にしとけば問題ない。 見栄っ張りの連中よりファミリー、だろ。 先に工房の調整しとくよ、お先に失礼」 そのまま会議室を後にするだろう。 (G12) 2022/08/18(Thu) 10:47:56 |
【人】 冷たい炸薬 ストレガ【街中】 工房に詰めかけるソルジャー人員に上の意向と 仕事の邪魔すんじゃねえの意を伝えてから少し後。 やってられんとばかりに街に繰り出して アイスコーヒーを買い、適当なベンチに腰掛けた。 「はあ〜〜〜〜〜〜…………」 面倒だ、とは零さないが。 ろくでもない予感がずっとある。 なんとも、憂鬱な状況だった。 (12) 2022/08/18(Thu) 12:03:10 |
【人】 冷たい炸薬 ストレガ>>20 ソニー 「あ゛?」 や、の時点で真っ先に浴びせられたのが そのドスのきいた威圧の声だった。 債務者の何人がこれを聞いた事だろう。 「なんだあんたか……いや余計に悪い、暑苦しい。 帰んな。あたいは休憩じゃなくて休業中なんだ。 クーラーの修理ならここ真っ直ぐいった十字路 右に曲がって300m。腰がほとんど直角の ジジイが店番してる電機屋に行きゃいい」 とりつくしまもない。 頼み事も大方依頼だろうと当たりをつけて、 何度か口説きに現れていた青年をしっし、と手で払っている。 (21) 2022/08/18(Thu) 19:40:44 |
【人】 冷たい炸薬 ストレガ>>22 ソニー 完全に居直った相手にまたため息が出た。 イタリア人の男は情熱的で〜、などとほざく観光客を 今見掛けたら頭に2、3本ボルトをぶち込みそうだ。 「チッ」 明らかに舌打ち。ジジイに押し付けるつもりだったが そうはいかなくなった為に出たものだろう。 「夏季休業だから長い。最短でも祭が終わってからだね。 その後はあたいの気分次第」 これもまた、なんとも曖昧な返事。 まあ、本業が落ち着いたらなんてのは絶対言えないので 幾分か『一般人』に歩み寄った回答と言えなくもない。 「逆に今すぐだってんなら割り増し料金で やってやらない事もなかったけど、 もうじき頼みごとができそうってんなら無理だろうね」 本日以降は忙しくなるだろう。 生きていれば。 そもそも機械類の修理屋をなんだと思ってるんだ、 そんな視線をあなたにドスドスと刺しながら返答はする。 「ものによる。基本はお断りだ。 そもそもアクセサリーの調整って何を調整すんのさ。 ペンチで鎖でも千切って伸ばせっての?」 (24) 2022/08/18(Thu) 21:21:12 |
【人】 冷たい炸薬 ストレガ>>25 ソニー 「なんだか知らないがこっちにも準備ってもんがあるんだ。 後から妙なモン持ち込んで出来ないから他所当たれ、 ってなってもあたいは責任取らないよ」 珈琲を一口、つれない返事。 物がわからなければそれ用の道具も揃えられない。 ストレガは準備が出来ない仕事は面倒だと思っている。 が、世間話だというならそこはそれ。 次いで示された指輪には今度こそ大きなため息をついた。 「……なあ、あたいは彫金師じゃないんだぜ。 指輪職人でもなきゃ、宝石商とも違う。 万力でぶっ潰しながら金鎚かなんかで叩くか、 金属ドリルで穴を削り広げるか、それくらいしかないよ。 じゃなきゃその石だけ取っ払って、デカい台座買ってきて そこに嵌め直すかだ。本当にそいつが惜しいなら、 ちゃんと装飾品を扱うとこに行きな」 (27) 2022/08/19(Fri) 1:33:27 |
【人】 冷たい炸薬 ストレガ>>30 ソニー 「むしろ休業中に仕事の話をしてるだけ あたいは十二分に丁寧な対応をしてるんだけど?」 苛烈。街における評判そのまま、これは全く容赦がない。 コーヒーをもう一度口に、肩を竦めて立ち上がる。 「言ったろ、休業中だって。 仕事でなら脂ぎったオッサンだろうが 棺桶に両足突っ込んだジジイだろうが 顔合わせる度誘ってくる野郎だろうが クソレズだろうがサイコだろうが付き合ってやるが、 そうじゃないなら付き合う理由がない。 あたいを誘いたきゃ、濁してないで本題から言うんだね。 最低限、それが人の時間を貰う礼儀ってモンだ。 ……うわ、5分半経ってるし」 迷彩カーゴパンツのポケットから取り出した 無骨な腕時計を見て顔を顰める。 扱うモノと同じくらい冷たく硬い女。 「そうだね、あと20秒だけ話を聞いてやろう。 19、18……」 残された猶予はそれだけ、それが終われば女は消える。 追跡も出来ない程、巧妙に。 時計しか見ていない相手に何を言うのも自由だ。 (37) 2022/08/19(Fri) 14:35:56 |
【人】 冷たい炸薬 ストレガ>>45 ソニー 「そうしな。あたいは出来る仕事はする。 そうでないものはしない、それだけだからね」 よっぽど火急の物なら修理してやったっていいけど、 とは言うものの。だからといって何をするわけでもなし。 去っていくその背に軽くコーヒーのカップを掲げて、 形だけは祭の乾杯のような恰好で見送った。 「アンタ『たち』ねえ……報告はしとくとしようか」 概ね、互いに尻尾を掴み損ねてきた相手。 あの言い草じゃあ、向こうは尻尾を掴んだのかもしれない。 そうなったらこっちも同じようなものだが――。 『得』とやらも考慮……するのは上司の役目。 もう少しぶらついたら帰って報告書を作るか、と コーヒー片手に祭の中へと消えていった。 (47) 2022/08/20(Sat) 4:08:50 |
【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 暗殺屋 レヴィア【路地の店】 ふと、足があなたの店に向く。 石畳をごつごつ鳴らして、カップを傾けながら。 今は昼を過ぎ、夕刻が近づく頃か。 店の扉に目をやった。 開いていなければま、そりゃそうかと踵を返すだけ。 開いていれば、軽く覗いてみるくらい。 さて、店は開いているか、否か? (-345) 2022/08/20(Sat) 4:25:15 |
【秘】 暗殺屋 レヴィア → 冷たい炸薬 ストレガ女は、店にて。 今日はいつもより早い時間から、鎮魂歌を演奏していた。 気まぐれか、何か理由でもあるのか。 なんにせよその音は、扉の前に立てば鮮明に聞こえてくるはずで。 「いらっしゃいませ。」 と、顔を出した貴方を一瞥もせずに、 淡々と告げるのだった。 (-348) 2022/08/20(Sat) 6:54:05 |
【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 暗殺屋 レヴィア音を聞けば遠慮なく。扉を開けて、顔を出す。 「ciao。昼間に空いてるとは思わなかった」 熱気が家具に当たる前に、さっさと入り込む。 また、前に来た時と同じように家具を眺めていく。 「なんとも、嫌な感じだねここ数日は」 (-360) 2022/08/20(Sat) 11:21:36 |
【秘】 暗殺屋 レヴィア → 冷たい炸薬 ストレガ「たまには真面目に仕事くらいするわ。」 奏でる手は止めないまま、そんな返事をして。 今日の鎮魂歌は、いつもより少しだけ甲高い。 グラスハープは、水の量が多いほど低い音になる。 だから恐らく、だいぶ前から、水の補充もせずに 演奏し続けていたのだろう。 品揃えは変わらない。 ランタンが一つ売れたくらいだ。 「そうかしら。いつも通りだわ。」 「良い時なんてないもの。」 顔を少しあげ、夕闇を貴女に向ける。 「明日には貴女か私が死んでるかもしれないわね。」 それくらい、もういつ刺客が現れたっておかしくはない時勢になった。 死ぬのは怖い?なんて、問いかけて。 (-375) 2022/08/20(Sat) 14:03:36 |
【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 暗殺屋 レヴィア結構な事で。音色が以前よりも高いな、 そんな事を思いながら変わらない物達の姿を見る。 「そう……かもね」 ふと、視線を感じて振り向いた。 前の時と同じ、海色が見下ろす視線で夕闇とぶつかって。 「怖くないよ」 言って、持っていたカップの中身を空にすると、 残骸を潰して無理矢理ポケットに捻じ込んだ。 再度戻ってきた顔が視線を絡ませて、僅かに笑う。 「――といや、嘘になるかな。 準備はしてるが、それが無駄になってくれた方がいい」 それから、視線を合わせたままずんずんとカウンターへ。 あなたの前で、カウンターに肘をついて目線を合わせた。 「あんたは?」 (-420) 2022/08/20(Sat) 19:06:50 |
【秘】 暗殺屋 レヴィア → 冷たい炸薬 ストレガ夕闇と海、地平線を挟んで分け隔てられるもの。 それが今は、交わる。 くしゃりと潰されたカップに目を向けることはなく、 何一つの感情も感じ取れない目が貴女を見据える。 「準備。用意周到なのね。」 「遺書の一つでも書いたのかしら。」 存外臆病なのね、と、温度のない声で言う。 死に怯えるのは、生きる者としては正常だ。 揶揄う事はない。だからそれは、率直な感想。 死んでも仕方ないで済ます人かと思っていたから。 距離が詰められ、カウンター越し。 こちらは引くこともなく、背筋を伸ばして椅子に座ったまま。 首の角度だけが、貴方に合わせて下がっていく。 「私、何も感じずに人を殺せる女なの。」 「そんな女が、自分の死にだけ何かを感じる権利なんてないでしょう。」 「怖い、とか、死にたくない、とか。」 「そんな感情」 「興味がないわ。」 眉一つ動かさずに告げる。 女は"お人形さん"だ。 それ以外のものは持たないし、持ち得ない。 (-434) 2022/08/20(Sat) 19:29:57 |
【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 暗殺屋 レヴィア「いや、遺書じゃ……似たようなもんか、花火さ」 「臆病じゃなくて、あたいの物を知らない奴に 渡したくないだけ。あたいの物は、あたいの物だからね」 バン、と握った手をぱあっと開くようにしておどけてみせる。 にんまり悪戯に笑う顔は、そうそう見られないものだった。 「へえ。そんな法律は初耳だ。 それじゃあたいは建物を爆破してるから、 建築家のクソみたいな部屋に口出す権利もないのかい?」 喉が鳴る。 「それに、それじゃ答えになってないよ。 怖いですか、sì o no、だろ?」 これは"炸薬"にしては 随分と自分の意志がある。厄介なものだ。 ひとしきり笑いながらも、その瞳は夕闇を静かに覗き込んでいる。 (-439) 2022/08/20(Sat) 19:47:39 |
【秘】 暗殺屋 レヴィア → 冷たい炸薬 ストレガ「そう。」 「独占欲が強いのね。」 「仲のいい人にでも処理を頼めばいいのに。」 "炸薬"の花火。 それはさぞ見ごたえがあるのだろう。 何もかも弾けてしまうくらい。 おどける姿、悪戯気な顔。 やはり見つめ返す女の顔は無表情で、 でも。 最初の頃のように、目線を逸らすことはしなかった。 「論点のすり替えね。」 「……………。」 再度の問いかけに。 ほんの少し、瞬きの合間だけ。 睫毛が、震えて。 「怖くなんてないわ。」 「私が死んだら、この店のものは好きに持っていっていいわよ。」 常の声で告げた答えは、"no" 女は道具だ。ノッテファミリーのための。 (-445) 2022/08/20(Sat) 20:11:28 |
【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 暗殺屋 レヴィア「否定はしないでおくよ」 「ハ!じゃああんたが処理してくれる?」 声をあげて破顔する。面白いジョークを聞いたよう。 ころころ変わる表情で、笑いながら手を伸ばす。 あなたが何もしなければ、その指が頬をぶにとさすだけ。 止めるなり、避けるなりすればそれまでで引っ込める。 「すり替えはお互い様だろ?……。ま、そういう事にしとく。 それにあんたの物はあんたの物。けどまあ、 路頭に迷って捨てられるくらいならあたいが面倒見るよ」 「……さて、日が暮れる前に帰るかな。邪魔したね。 また生きて会える事を祈ってるよ、Piccolina」 ウィンクをひとつ、冗談のように飛ばして立ち上がる。 止めないなら、これはそのまま帰っていく。時計塔の方へ。 (-448) 2022/08/20(Sat) 20:28:26 |
【秘】 暗殺屋 レヴィア → 冷たい炸薬 ストレガ「私は誰とも仲良くないの。」 「仕事に使えそうなものは貰うけれど。」 あくまで、実益の為に。 回収する分には構わない。 仕事を卒なくこなす事が、自分の存在価値なのだから。 それだけ。 頬に、指が刺さる。 肉付きの良くないなりに柔らかな頬。 表情の乏しいものは、発達していない筋肉の分、 頬が柔らかくなるらしい、とはどこかで聞いた話。 女は指を避ける事もなく刺されたまま、 ただ無言で貴方を見つめている。 「そう、それはよかったわ。」 「道具には、持ち主が必要だもの。」 時代に忘れられた古い家具達。 それでもできるなら。 その役目を全うしてほしいと、思うから。 「興味ないわ。明日の事なんて。さようなら、signorina/」 「………。」 「次は。」 「アールグレイティーが飲みたいわ。」 止めることはない。投げたのは、その言葉だけ。 そうして、この時間も過ぎていく。 (-450) 2022/08/20(Sat) 20:42:11 |
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