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【秘】 piacere ラウラ → 永遠の夢見人 ロッシ/* 運営様、一点お伺いしたいことが出てきましたので失礼致します。 ご存知かとは思いますがこの度暗殺者様の対象に選ばれました。 故に死之商人様を道連れにしてしまうリスクが高まった訳ですが。 死之商人様が処刑死or暗殺者様が処刑死以外。 こちらは死之商人様には黙っている形でも問題ないのでしょうか。 急に死んだ!となるのはどうなのかと悶々としておりまして。 恐らく死之商人様であろう方と秘話でのやり取りはありましたので、 あの方なのだろうなというほぼ確信はございます……。 このままで問題ないのか、あるいは報告すべきなのか。 ご判断いただければと存じます。 (-298) 2022/08/19(Fri) 20:57:33 |
【秘】 永遠の夢見人 ロッシ → piacere ラウラ/* 運営です。諸々のお気遣いありがとう〜。 結論から言ってしまえば、このままで問題ありません。 というのも、死之商人PL様自身、死にやすい役職であることを よく理解されているようでして。サルヴァトーレ様が死亡した時点で、 死之商人PL様から運営の方に自身の生死に関する諸々についての 確認がありました。死ぬ覚悟はいつでも出来ているように見受けられます。 そんな感じなので、連絡せずとも問題はなさそうですが、おやつはたい焼き様が 気にされるのなら連絡してもいいと思うよ〜というところです。 運営に「こうつたえてくれ〜〜」って置いてくれてもいいよ。 楽しくRPができるのが一番だからね! そんなところかな。 (-302) 2022/08/19(Fri) 21:19:08 |
【秘】 piacere ラウラ → 暗殺屋 レヴィア上司の姿が消えてから、随分とひとりで行動することが増えた。 三日月島の岬で、埠頭で、路地裏で、あるいは自室で。 紫煙の香りを纏わせながらそこに居るだろう。 響くパンプスの音に視線を向ける。 耳にしたことのある音だ、その主が誰か理解するまでそう時間もかからない。 「……………レヴィア 様、」 偶然というには貴方の反応として違和感を覚える。 それに、こちらが見かけることは多くとも話をする機会など殆ど無かったはずなのだから。 何の用かは分からない。 ただ、少しだけ。 ほんの少しだけ──嫌な予感がした。 「…何か、ラウラにご用事 でしょうか」 (-304) 2022/08/19(Fri) 21:32:04 |
【秘】 銀の弾丸 リカルド → piacere ラウラ――貴方の確信はきっと正しい。 何が起ころうと上司はこの件を不問にすると言っていた。 俺も、それに従うことを決めていたし、何も告げる気はなかった。 告げようと思ったのは、安心を渡したいと思ったから。 それ以上に…… (-306) 2022/08/19(Fri) 21:35:17 |
【秘】 piacere ラウラ → 永遠の夢見人 ロッシ/* お早い回答ありがとうございます! 私としても死ぬリスクの高い役職だろうとは察しておりましたが、 既に本人様より確認済みでしたか。安心致しました。 ただ 連絡することに問題がないということであれば、 折角ですので声をかけさせていただこうかと存じます! 本当にありがとうございました!これで安心して死ねます!! (-308) 2022/08/19(Fri) 21:37:47 |
【秘】 piacere ラウラ → デッドヘッド ヴェネリオ/* 朝はパン様、御機嫌よう。おやつはたい焼きです。 この度は運営様に確認の元、一点ご報告に参りました。 ですがその前に……。 死之商人様でお間違いないですよね……。間違っていたら笑ってください。 ほぼ確信して突撃してるので間違ってたら埋まります。 上が間違っていたら下記はスルーしていただいて結構です。 それから返事はなくても大丈夫ですので! 簡潔に言いますと、襲撃対象になりました。 ですので後追いが発生してしまうことから当方が死之商人様は問題ないだろうか。 という不安があり、運営様にこのまま黙っていてもいいのか。 あるいは報告すべきかと問い合わせを致しました。 結論としてはこのままで問題ないが気になるようであれば。 と許可をいただき、ご報告に参らせていただいた次第です。 勿論処刑がどうなるか等もございますが、念の為! 突然のPL連絡失礼致しました。 (-312) 2022/08/19(Fri) 22:05:21 |
【秘】 暗殺屋 レヴィア → piacere ラウラではそこは、路地裏であったはずだ。 女は仕事をするとき、路地裏を好む。 光の届かぬ細道では、誰がいなくなろうとも気づく者はいない。 夜鷹が連れ込まれ殺されるのなど日常茶飯事なように。 ここでは死体一つ転がっていても、何ら不思議ではないから。 片手に黒い日傘をステッキのように持ち歩き、 貴方の前に立つ女は、夕闇の瞳で貴方を見上げる。 「年下にも様付けするのね。」 他愛のない会話。 貴方と話した事なんてほとんどないのに、 そんな世間話を今ここで。 する、はずもなく。 「私の役割はご存じかしら。」 用事、に対する答え。 何一つの色もない、無機質な声を響かせる。 それは、万象の鐘が鳴り響くかのような。 "終わりを告げる宣告"に等しかった。 (-314) 2022/08/19(Fri) 22:16:40 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → piacere ラウラ/* おやつはたい焼き様ご機嫌よう、ご連絡ありがとうございます。 お察しの通り、死之商人のヴェネリオでございます。 本日の死人がラウラでもヴェネリオでも死ぬなと、かなりの確率なものを察しておりましたので問題ありません。 翌日の死亡結果で両方が落ちた場合、少々打診をしようかと思っていました。しかし、かかえているロールもそれぞれでしょうし、深く考えなくて問題ありません。 襲撃と言うのは人狼からの無差別襲撃あるいは暗殺者達からのアプローチ等何方からのロールなどお分かりでしょうか? こちらも単にラウラの身を心配している上司のRPにすぎませんので、あまり気にせず先約あるいは予定などを優先してください。 お気遣いありがとうございます、ゆとりを持って死に向かうことができそうです。 (-317) 2022/08/19(Fri) 22:49:32 |
【秘】 piacere ラウラ → デッドヘッド ヴェネリオ/* お返事ありがとうございます。 役職について間違いがなかったようで安心致しました。 かかえているロールについてですが、そこまで多くはございませんので打診については問題ありません。 尚襲撃につきましては後者となります。 相手様の話し合いから「RPとして多少の猶予をいただいた後殺害」という流れでの襲撃となっております。 ご丁寧にありがとうございます。優先事項等につきましても問題はございませんのでお気になさらず。 お互いにより良い形で死に向かいましょう。 (-320) 2022/08/19(Fri) 23:10:11 |
【人】 piacere ラウラ【どこかのバー】 >>40 ツィオ様 貴方が頼んだ酒を上司が嫌いなことは、きっと知らない。 知っていたとして、それを咎めることもない。 貴方がどうしてそれを選んだか、その意味だけは思案してみたり。 答えは勿論、貴方の口からでしか知れないのだけれど。 届いたグラスに手を伸ばし、口元へと運ぶ。 甘いカクテルは今の気分に合うかと問われれば少し異なるが、悪くは無いものだと感じている。 「……ラウラは、…フィオレロ様とご一緒して以来 です。 ………また、機会があれば。…なんて、残していくのです」 明日に己の命がどうなるか、そうしたことは分からない。 だから確かな約束ではなく、"機会があれば"などと口にするのだろう。 それから少し迷うようにして、続け。 「…この前の……質問、ですが。 答えを 見つける前に、あの会議がありました……ので、」 解のない問いの中で随分と迷子になっていた。 だからだろうか。余計に胸の痛みが強くて、苦しくなった。 今に答えを出しても意味の無いものだとして、それでも口にしようと考えたのは涙を流したあの日に気付いたことがあったから。 (42) 2022/08/20(Sat) 0:06:57 |
【人】 piacere ラウラ【マウロの部屋】 >>41 リカルド様 明日というものは不確かで、今この時にも何が起きるか分からない。 約束も同じだ。それを貴方は知っていて、けれど己のために口にしてくれたのだと理解しているから。 だからもう、迷子にならずに済みそうだ。 残された便箋もここにある。…痛みはまだ、消えないけれど。 貴方のしたことは間違いではない。 少なくとも女はいつかにそう思うのだから、きっと 大丈夫。 「……ラウラは、一度家に戻ります。 マウロ様の残されたものを、置いておきたい ので」 そう言いながら周囲の落ちた便箋を拾い、涙の跡が残るそれも手にする。 捨てられてしまうくらいなら、全て持ち帰っても許されるだろう。 その後は仕事に戻るつもりだ。するべき事はまだ残されている。 勿論、何かあれば報告は忘れずに。 (44) 2022/08/20(Sat) 0:29:32 |
【秘】 piacere ラウラ → 暗殺屋 レヴィア組織の中で己よりも背丈の低い者はあまり見ない。 だからか、見下ろす形になることにはあまり慣れていなくて。 「……ラウラとレヴィア様は、お立場が異なります から」 いつものように真っ直ぐに双眸を向ければ、互いに交ざり合う。 不思議な気分だ。見つめていることが不安になるほどに。 世間話であれば、どれほど良かったのだろう。 表情に変化はない。見えるものに変わりはない。 何ひとつも咎められるべきを行った覚えがないのだから。 けれども、その意味を理解できないほど愚かではない。 「……………理由を お伺いしても、よろしいのでしょうか」 凡そは考えつく。理由なんて、それくらいだ。 それでも問わずにはいられない。…大切な約束が、あるから。 理不尽に死ぬことは受け入れ難い。今は、そう考えてしまう。 けれどきっと、逃れられないことも理解している。 (-328) 2022/08/20(Sat) 0:52:50 |
【秘】 暗殺屋 レヴィア → piacere ラウラ「私は気にしたことはないけれど。」 「窮屈ね、組織というものは。」 深く、沈み込むようなアメジストの瞳。 全ての光を飲み込んで、一つも返さないかのような。 暗い、昏い眼を向け続けて。 中指をくい、と伸ばせば、そこについた透明な糸に 繋がれたものが、袖口から手のひらに収まる。 改造された小型拳銃。殺傷力と装弾数を落とす代わりに、 違和感なく袖に仕込めるようになった、暗殺用の銃。 「貴女が、敵組織の間者だと判断された。」 「だから指示が出た。それだけよ。」 誤情報だとか、誰かの陰謀だとか。 あるいは、本物の間者の策略だとか。 きっとこうなった可能性は山ほどあって、そして……… その全てに、女は"興味がない"。 ただ、指示されたとおりに仕事をするだけ。 それ以外の価値など、自分にはないのだから。 「恨み言はあるかしら。」 殺しのプロである女は、標的を絶対に逃がさない。 だから、抵抗しないでほしい、と思う。 抵抗されれば、その分だけ死体を汚くしてしまうから。 銃口は、まだ貴女には向けられない。 女は、貴女に猶予を与えている。 (-331) 2022/08/20(Sat) 1:31:44 |
【人】 piacere ラウラ【どこかのバー】 >>43 ツィオ様 グラスを置き、貴方に視線を向ける。 無理をしているように感じるのは、気のせいか。 変わらない表情の中でも多くを見てきた。知るために、多くを映してきた。 確信出来るほど深い仲ではないけれど、何も見えないほど愚かではない。 貴方の言葉にゆったりと頷いて、増えていく叶わない約束をいくつも思い浮かべた。 たのしみ にしていることほど、どうにも上手くいかないものだ。胸がまた痛んで、無意識に小さく吐息を零す。 「…………ラウラは、…今であれば 手を取ることを選んでしまうと、そう思うのです。 望んでくださるからではなく、…ラウラが心から、望んでしまう気がします……から」 "知ってしまったから求めるようになった"。 あの人の言葉を今になって理解し、欲を得た己をどう思うのかと思案する。 随分と早くに知ったね、と笑うのか。それとも驚くのか。 それ以外か……問いかけることは叶わないから、答えは分からないまま。 幸せな何かを得ることは難しいとしても、この言葉は呪いではない。 泣けるようになったのはきっと、これがきっかけなのだから。 ──ラウラは、貴方を真っ直ぐに見つめている。 (46) 2022/08/20(Sat) 1:39:38 |
【秘】 piacere ラウラ → 暗殺屋 レヴィア首をゆっくりと横に振る。窮屈などと感じたことは一度だってない。 これでいいと思っていたし、今もそう考えている。 逸らされない視線を真っ直ぐに受けて、僅かに目を細める。 淡々と語られるそれらに納得はいかないものの、理解は出来た。 そして貴方が"それだけ"が理由だとしても、間違いだとしても。 どのような可能性でも……命である以上完遂するだけなのだろう と。 女もそうだった。命令に忠実で、けれど違うのは上司の存在。 あるいは周囲の人の存在……なのかもしれない。 貴方がそうではない、とは限らないが。 「…………託されたものが、あります から。 出来れば少しだけ……時間を、くださいません か」 恨み言はない。けれどやるべき事がある。 だからそれだけはどうにかして誰かに繋げたい。 約束が叶わないのは昔からだ。あまり、意外だとも思わない。 最初から最後まで、そうあり続けるだけ。 男が守れない約束をするなと、ツィオ様は仰っていましたが。 それはわたしも一緒。…謝る時間は、ないのでしょう。 出来ればそれだけは叶えたかったのですが……仕方がないこと、です。 恐れは感じなかった。本当は"あの日"死ぬはずで、次は"あの時"。 その全てを回避してきたけれど、"いつか"はやってくるものだ。 (-336) 2022/08/20(Sat) 2:40:48 |
【秘】 暗殺屋 レヴィア → piacere ラウラ"それだけ"が理由だ。 女にとって人を殺す理由はそれだけで良かったし。 それ以外の理由を求めることは許されなかった。 命令通りに仕事をするお人形。 求められるのはその役割だけだった。 女は、殺しのための道具だった。 「そう。」 「興味がないわ。」 貴方の嘆願を、冷たい言葉で切り捨てて。 …だというのに、銃口は未だ向けられることは無かった。 「人に会うことは許さないわ。」 暗殺の仕事は、誰にも知られてはいけない。 だから知った人はみんな、殺さなければいけない。 先日、現場を目撃した街娼の少年をそうしたように。 だから、人には会うなと。 それは、それ以外の行動については許容するという言葉でもあった。 死までの時間はあと僅か。 さて、あなたは溶け切る蝋燭を前に、 何を成そうと言うのだろうか。 (-347) 2022/08/20(Sat) 6:51:38 |
【秘】 piacere ラウラ → 暗殺屋 レヴィアラウラはあの日、 許されてしまった 。好きにすればいいと、だから今尚ひとりで行動していた。 泣くことも、想うことも。呪いすら残して。 ただのアソシエーテではなく、ひとりとして……。 興味が無いと口にする貴方から、ラウラは目を逸らさない。 だから向けられない銃口にも、それ以外であれば許容してくれるのだろうという言葉の裏にも直ぐに気が付けた。 感謝は口にしない。貴方にはするべきではない。 きっとそれでいい。ラウラはそう判断して。 肩から提げたバッグに手を伸ばす。ゆったりとした動作だ。 敵意など微塵も感じられない、相手にも正しく伝わる程に。 取り出したのは 預かった 写真立て。それを腕に抱えた後にバッグの中身をひっくり返した。 財布、連絡用端末、メモ帳にペン。それからペーパーナイフ。 それらが地面に散らばりしゃがみ込んで、必要な残りの3つに手を伸ばす。 「……一筆だけ、失礼致します ね」 何を残すべきか。…なんて、既に決めている。決まっている。 迷いなくメモ帳から一枚を切り離し、ペーパーナイフで半分に。 続いて写真立てを膝に置き、ペンを握る。 空中では書きづらいものだからメモ帳を下敷き代わりとして、半分にしたメモに何かを書き込んだ。 貴方に見せるように言われなければ、そのまま"したいこと"を続けるだろう。 (-349) 2022/08/20(Sat) 8:01:10 |
【秘】 暗殺屋 レヴィア → piacere ラウラ好きにすればいいと言われたその言葉で、 一人の時間を多くしたというのなら。 一人でいたために殺されてしまうことを、 果たしてその人はどう思うのだろうか。 吐いた言葉を後悔するだろうか。 あるいは殺人犯を、蛇蝎の如く恨むだろうか。 …どちらでも、興味のないことだ。 自分の仕事は、指示通りに殺すことなのだから。 「ご自由に。」 冷ややかな言葉。 貴方の行動を見守れど、内容を見せるよう要求をすることはない。 中を見ようともしない。 貴方がその気になれば、この女を告発する文を書き、 誰かに託すことで、女への報復をすることすら容易にできる。 それほどまでに、ある種不用心な立ち居振る舞いをしている。 「終わったら教えてくれるかしら。」 「それと、その手紙は死体に持たせたままでよかったかしら。」 視線を逸らして、懐から取り出した懐中時計に目線を移す。 貴方がやりたいことをやり終わるまで、 きっと女はそうし続けていた。 (-374) 2022/08/20(Sat) 13:56:44 |
【人】 piacere ラウラ【どこかのバー】 >>48 >>49 ツィオ様 貴方の声はとても甘くて、心地がいいものだ。 心の奥底に響くような、震える感覚を感じることがある。 けれど、翡翠色からは視線を逸らしたくなるような。 そうした気持ちになるけれど──決して、逸らすことはない。 今までもずっと見てきた。映してきた。貴方達を知りたくて。 ただのアソシエーテにも優しさをくれる貴方達が、好きだった。 勿論今も、その気持ちは変わらない。 変わることはない。死ぬまでずっと、何があろうとも。 だからラウラは、差し出されたその手に 己の両の手を伸ばし──………。 ▽ (50) 2022/08/20(Sat) 16:08:21 |
【人】 piacere ラウラ【どこかのバー】 >>48 >>49 >>50 ツィオ様 ──伸ばし 触れようとするのは、貴方の頬だ。 拒むようであれば動きは止まる。嫌がることはしたくないから。 けれど言葉は変わらないだろう。 もう、決めていることだ。決めていたことだ。 「…だからこそ、ラウラは。………ラウラの幸せを、望めません」 誰かと共に堕ちて、己だけの幸せを手にして。 その時は笑っていられても、いつかに後悔するだろう。 それはマウロ様からの問いだとしても、同じだ。 望まれたから手を伸ばすのではなく、本当に心から。 心の奥底から互いに望むもの以外に、手を伸ばしてはならない。 「…ラウラは皆様が笑う姿が、好きです。……大好きです。 ……きっとそれだけで、生きていく理由として十分 ですから」 頬に触れているならば、その指先で緩く撫でて……。 「……それに、約束しました。大切な約束です。 リカルド様の優しさを、思いを……ラウラは、捨てることなど出来ません」 微笑んだ。作り物ではない、確かな笑みで。 そうして、貴方に伝えるべき感謝を──今に。 「…ツィオ様、ラウラにきっかけを下さり ありがとうございました」 (51) 2022/08/20(Sat) 16:10:29 |
ラウラは、今度こそ約束を違えないように。 (a38) 2022/08/20(Sat) 16:12:41 |
ラウラは、いつまでも 待ち続けましょう。 (a39) 2022/08/20(Sat) 16:13:29 |
【人】 piacere ラウラ【どこかのバー】 >>52 >>53 >>54 ツィオ様 頬を包むようにして触れた手のひらは、大きな手の中に包まれて。 重なる手のひらからお互いの熱が交じり、溶け合う。 ラウラはあの日確かに望まれたなら、差し出すつもりでいた。 けれど貴方は、それを望まずにいた。…それが答えだ。 だから望まない。望めない。貴方にだけは、望むべきではない。 …もしも貴方が"先"であれば、答えは異なっていたかもしれない。 でもこれは"もしも"の話で、"今"にはない 空想話。 謝罪はしない。するべきではない。 似ているなどと分かったような口も聞かない。 きっとそれでいい。ラウラは自分の意思で、そう考えた。 ▽ (55) 2022/08/20(Sat) 17:56:45 |
【人】 piacere ラウラ【どこかのバー】 >>52 >>53 >>54 >>55 ツィオ様 指先に触れる熱に菫色を向けて、少しだけ目を細めた。 貴方が何を背負うのか、ラウラは知らない。何も、何ひとつも。 この問いにどんな意味が含まれていたのかも、本当の意味では理解出来ない。 選ばなかったことが正しいのか。選ぶことが間違いなのか。 その答えも結局、分からないままだ。 「…えぇ、勿論です。ラウラは ツィオ様の幸せを、願いましょう。 生きている限り、ずっと。…ずっと、貴方様の幸せを」 願い続けましょう。それが貴方の願いであれば。 それで少しでも──救いになるのであれば。 頬の手はそのままに、椅子から立ち上がり 背を伸ばす。 叶うなら貴方を引き寄せて、その額に口付けを。 ──それから、貴方の耳に口元を寄せて……。 (56) 2022/08/20(Sat) 17:58:37 |
【秘】 piacere ラウラ → 狡兎 ツィオ「…痛みを、堪える必要はありません。苦しまないで、ください。 どうか、…どうか。………今だけは、誰も見ていません から」 包まれる手を動かすことが叶うなら、貴方の髪を優しく撫でる。 貴方が与えられるには遅すぎる……なんて、ラウラは思わない。 せめて今だけは、貴方の傍で。 全てを受け止めると傲慢な言葉は言えないけれど。 僅かなものでも、残せるように。 ………本当は、知っていました。 ラウラの約束や願いは、いつも叶わないこと。 知っていたのです。それはまるで、呪いのようで。 それでもどちらも、捨てられない。捨てたくない。 ──貴方の手で堕ちていく方が、もう少し夢を見られたのでしょうか。 答えはきっと、見つからないでしょう。 …もしも貴方から伸ばされる手があれば、なんて……夢物語。 "終わりを告げる宣告"が、近づいている。 誘惑か、宣告か。そのどちらをも受けるとすれば、己の肉体は何処へ向かうのだろうか。 考えても、仕方の無いこと。……仕方の、無いことだった。 (-409) 2022/08/20(Sat) 18:00:03 |
【秘】 無風 マウロ → piacere ラウラ生きている時の彼は、君を体のいい道具として使っていた。 そう扱っていたつもりだった。"そのように努めていた"。 君は、かつてボスに拾ってもらったときの自分と似ていた。 ついて回って、言われたとおりの事をして。 役に立てるなら何でもしたいと思っていた。 だから、いつかはそんな君に。 伝えたいことがあった。頼みたいことがあったのだ。 それはとても重大で、特別で。 けれど、口頭で話すには まだあまりにも夢物語だったものだから。 それとなく、アドバイスと一緒に告げるつもりだったのだ。 いつかの、荒唐無稽な未来の話。 丸められた紙の中。塗りつぶされた最初の行にはこう書かれていた。 『未来の幹部から その右腕へ』 それを君は、知る由もなかったのだろうけれど。 (-425) 2022/08/20(Sat) 19:12:52 |
【秘】 狡兎 ツィオ → piacere ラウラ「―――男ってさ、 惚れた女の前じゃ、格好つけたがるものなんだ」 だから、その囁かれる甘い誘惑を―― 優しい手に、静かに首を振った―― それが。 例え誰かに零せば、楽になれることだとしても。 それを、目の前のラウラにだけは。 ラウラにだけは、伝えることは出来なかった。 それは男としての矜持でも。 マフィアとしての安全措置でも。 同胞としての策略でもなかった。 俺は。 俺だけは。 その資格がない。 その痛みを吐露した者と。誰が寝ようと思える。 また一つ、"罪"を重ねた者と。誰が肌を重ねようと思える。 ▽ (-442) 2022/08/20(Sat) 20:01:50 |
【秘】 狡兎 ツィオ → piacere ラウラ誰が。 ラウラ ――彼女に言える。 マウロを地獄に送り込んだのが。 ――誰でもない――自分であるということを。 (-443) 2022/08/20(Sat) 20:02:35 |
【魂】 piacere ラウラ甘美な誘惑に身を重ね 夢を見ていれば、幸せになれたのか。 終わりを告げる黒猫に 刃を向ければ、不幸を呼び寄せずにいたのか。 それを知る者は、誰もいない。 その選択が幸を招くか不幸を招くか。 そうしたことは、訪れてみなければ 知ることなど叶わないのだから。 (_2) 2022/08/20(Sat) 20:42:54 |
【置】 いつかの ラウラ写真立ての裏板を外し、2枚のメモを仕込む。 気付かれるかどうかは分からない。 気付かれる必要も、きっとないだろう。 それでも、何かを残したかった。 そう思うことはきっと我儘で、欲で。 ずるいのは──わたしも同じ。 (L3) 2022/08/20(Sat) 20:45:14 公開: 2022/08/20(Sat) 20:50:00 |
【置】 叶わないモノ ラウラ昔から何故か、約束や願い事は叶わないことばかりでした。 上手くいかないのは何もしていないからだと、そういうことなのでしょうか。 あるいは、そうした運命の中で生きていたのでしょうか。 結局、何が原因かなど誰にも分からないのでしょう。 どうしようもなく運が悪かった、それだけの話です。 ──それだけの、話でした。 (L5) 2022/08/20(Sat) 20:48:22 公開: 2022/08/20(Sat) 21:00:00 |
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