情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎 血腹先生の作品は全部読んでいます! 推しのシチュエーションを書いてもらえる機会に 恵まれて本当にうれしかったです!! これからも応援しています。 改めてありがとうございました! (-30) 2024/01/08(Mon) 23:14:31 |
【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎[でも、でもですよ? 感想をDMを送っている人ってどのくらいいるのでしょう? いたとして、そう多くはないんじゃないでしょうか? 現に、私だって全ての作家さんに 感想を送っているわけじゃないんですから。 きっとファンの中でも私は少数派のはずで それってつまり 特別 ってことですよね? ―――――嬉しいな。] (-31) 2024/01/08(Mon) 23:16:14 |
【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎[―――――出入口が分かれば 帰るとき、その後を追うことが出来ますよね。 サイン会では早くサインを貰って 裏口に行くことにしましょうか。 こんなチャンス、逃したくないですから。] (-32) 2024/01/08(Mon) 23:50:19 |
【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎[血腹先生のデビュー作は甘い官能小説。 一回りも年上の異性に恋をする少女の物語。 今の作品だけ見ている人からすると 少し驚くような内容だと思います。 歳の差のある関係と少女の健気さ、 官能的な表現のない恋愛小説だとしても 好きなテーマだったこともあって。 感情移入しやすい作品でした。 ……無名の頃の血腹妖の作品。 その初版本を私は発売当時にお店で買ったわけではなく 古本屋を探し回って手に入れたのでした。 とはいえ、二作目が発売される頃のことなので そこまで苦労はしていませんし、 古参…と言っても通用するはずです、多分。] (-33) 2024/01/08(Mon) 23:50:46 |
【人】 葉山 裕太郎[アイドルともなれば人の目に気を使う。 自分のように人目が気になるのではなく、そうしなければ命の危険さえあるからだ。 裏返せば葉山の危機管理はアイドルのそれからは大きく劣るもの。要するになめているということに他ならない。] (62) 2024/01/09(Tue) 20:20:07 |
【人】 葉山 裕太郎[サインを書いていると、後ろのスタッフが差し入れは禁止だったはずと耳打ちをしてくる。その声はきっと彼女にも届くだろう。しかし葉山はというとスタッフに微笑み。] たまにはいいじゃないですか。 こうして足を運んでくれたわけですから。 [そう言って差し入れを受け取るのである。 全員から受けとっていたらもちろんキリがない話なのだが、差し入れなんて元々そんなに多くもないし困らないだろうという判断をしただけのこと。 中身を相手の前で見るのはマナー違反と思い、今は確認することはしない。] (65) 2024/01/09(Tue) 20:23:54 |
【人】 葉山 裕太郎[一番手に並んでくれた彼女に作者としてのお礼を伝えると、葉山は握手を求めて手を差し出す。 この機会に、改めて作者として一読者へ、最大限の謝意を込めたのだった。] (67) 2024/01/09(Tue) 20:25:03 |
【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎[でも、受け取ってもらえないと困る、 そんな焦りと、両方。 ……本来迷惑だなんてわかりきってて 持ってきたんですから。 受け取ってもらえなきゃ困るんです。] (-40) 2024/01/09(Tue) 21:50:30 |
【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎[この前会った時も、 遡れば私に返信を返してくれたときだって。 いつだって優しくて紳士的なあなたが 私は大好きなんです。] (-41) 2024/01/09(Tue) 21:51:27 |
【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎[同年代の女性と比べても小さめの白い手。 勢い良く手を差し出したせいで 普段見せないように気を遣っている手首が ちらりと見えてしまっていたことには気づかないまま。] (-42) 2024/01/09(Tue) 21:52:49 |
【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎[駅前のロッカーに預けてあった荷物を取って 向かったのはトイレ。 今の格好では目立ってしまいますし 見つかってしまったら計画が台無しです。 推しの前で可愛い恰好をしたい、は 建前ではなく本音ですが。 それはそれとして、目立つ格好から地味な格好になれば バレにくいはずだ、なんて 打算が全くなかったとは言えません。 ブーツからスニーカーに履き替えて グレーのパーカーとジーンズに着替えれば さっきと雰囲気はかなり変わったはず。] (-43) 2024/01/09(Tue) 21:53:57 |
【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎[裏口が見える位置、それでいて 相手からは悟られなさそうな物陰から スマホの画面を見ていれば サイン会が終わったのだと分かりました。 渡した差し入れに入れたぬいぐるみ。 それに仕掛けた発信機が、動いたからです。 この差し入れを持って帰ってくれるなら その方が話が早いですけれど、 何処かで捨てられてしまう可能性もないわけじゃない。 絶対にあなたの居場所が知りたいんです。 だから、あなたに見つからないように 気を付けながら、恐らく帰宅するであろう その背を追いかけて。] (-44) 2024/01/09(Tue) 21:54:37 |
【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎[誰かを尾行するなんて 勿論したことはありませんから 後を追いながら何度もバレないか不安でした。 道中、何か買い物がしたいのか お店に入っていくのを見たときは 一緒に入ろうか少し迷って。 でも、狭い店内で鉢合わせしたら 言い逃れできない、そう思った私は 流石に中まで入ることはせず。] (-45) 2024/01/09(Tue) 21:55:15 |
【人】 葉山 裕太郎*** [サイン会も無事に終わり自宅へ向かう。 今日のサイン会も読者たちには喜んでもらえたようだと安心したのもつかの間、煙草を切らしていることを思い出して近くのコンビニに立ち寄る。 お気に入りの煙草をカートンで複数、バラで何個か購入すると店の前で煙草に火をつける。 歩き煙草は今どき風当たりも厳しいし、灰皿も今じゃここくらいにしかない。 人のいない夜の今なら少しは許してくれるだろう。いや、もう許して欲しい。] (76) 2024/01/10(Wed) 0:40:05 |
【人】 葉山 裕太郎[気の所為だろうか。 ライターで煙草に火をつけているとふと誰かに見られているような気がして、辺りを見渡してみたものの誰もいない。 頭を掻きながら煙草を吸い終えると灰皿に吸殻を刺して、また家へと歩き出す。] (77) 2024/01/10(Wed) 0:41:42 |
【人】 葉山 裕太郎[そういえばサイン会の後、差し入れには何か危ないものが入っているかもしれないとスタッフの一人が心配していたことを思い出す。 とはいえ、そんなことをするのは悪意がある人くらいだろうしわざわざここまでファンでいてくれる読者に要らぬ疑いはかけたくない。 それに興味の対象は自分の書いた小説であって自分ではないのだから、そこまで警戒をする理由もない。 葉山は自分を案ずる彼らの言葉を聞き入れることはせず、そのまま持ち帰ってしまった。] (78) 2024/01/10(Wed) 0:42:17 |
【独】 葉山 裕太郎[ストーカーがいるだなんて思ってはいない。 それでももし、そんなのがいるとしたら、どうせなら今日一番目に並んでいたあの子みたいな子ならいい。 自分を盲信して近づこうとするような子は、いじらしくてとても良いのだから。] (-48) 2024/01/10(Wed) 0:44:03 |
【人】 葉山 裕太郎[マンションはオートロックがあるタイプのもの。万が一にでも不審者は入って来れない。たとえほかの居住者に紛れたところで、24時間交代で常駐している管理人達がそれを許すことがない。 高すぎるセキュリティは自身の意識を弛めてしまうもので、葉山は家の鍵を開けて部屋に入ると、そのまま貰ったぬいぐるみを執筆用のデスクのそばに置くのだった。 葉山の頭の中はいただいた紅茶を明日の朝に嗜むことでいっぱいだ。]** (79) 2024/01/10(Wed) 0:45:40 |
【人】 葉山 裕太郎[あれから数ヶ月経った頃、いつも良くしてくれている管理人さんとばったり会って挨拶をした時にお隣の住人の話を聞かされた。 このマンションは元々あまり引越しなどで人が出入りすることもなく、インターネットを探してもいつも空室がなく出たとしても一度に一部屋くらいという人気ぶりだ。 だからそれ自体が珍しいことだったのだが。] え。お隣さん、引っ越したんですか? [管理人さんが教えてくれたその事実に葉山は目を丸くする。 お隣さんは確か女性で、引越し挨拶をした以外の関わりはほとんどなかった。 詳しくは知らないがどうやら交際していた男性とのトラブルのせいで、住む場所を変えなければならなくなったようだ。 自分には無縁のような話だけに、その時は大して重くは受け止めていなかったのだ。 隣が空室になったところで何の影響もないのだから……。]** (80) 2024/01/10(Wed) 0:52:30 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新