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【神】 影法師 宵闇>>G10 清和 【2日目 ピアノ勝負時空】 「──は」 "ふ"までは、と言われたところで顔を上げる。 やや意外そうに、さりとて驚いたように見返す。 「なんじゃそりゃ……」 そして笑う、大層おかしそうに。 よく恥ずかしげもなく言えるなという感心。 だがまあ、正直なところ悪くはない提案だった。 「まあ、いいよ。いいけど──」 頭を掻く、少しの間。 むしろ、言われずとも勝手に作ったことがあるくらいだ。 ボロクソに書いたこともあるかもしれない。 それは目の前の男に限らずこの田舎の皆……秘密だけれど。 「むしろ、もう既にあったりして」 「……けど、……封印ってやつを解かないといけないかもな」 悪戯っぽく笑う。要するに、少し時間をくれ そういうことらしかった。 (G12) 2021/08/15(Sun) 19:23:43 |
【独】 影法師 宵闇そういや俺、叫び匿名箱あんまり使ってないので、だいたい独り言でうるさくしてるよ。匿名箱つかったのは、なんか聞かれた時と村人の件くらいしかないです。 結局俺どっちなんだ? どっちかわかんないので どっちつかずのロールしかできねえよ。 でもどっちにしろ田舎に呼ばれてるんだけど…… (-72) 2021/08/15(Sun) 20:11:53 |
【独】 影法師 宵闇あともうなんかだんだんロールに限界がでてきてる というか余裕そうな大人とみせかけてだいぶだめな大人なんすけど もう童貞の心で動かしていい? こんにちは童貞さん〜〜あそびましょ〜〜〜〜 (-77) 2021/08/15(Sun) 20:18:09 |
【独】 影法師 宵闇ところで清和への曲? これで恋愛曲歌ったらどう思われるかな? いやそんな感情全くないけど……反応みたすぎる……。 レッツゴー不発弾!(ドン!) 掘りだせ不発弾!(ドン!) 中からでてきたのは何弾!!(ドッカーン) みたいな曲かも。 (-88) 2021/08/15(Sun) 21:56:33 |
【人】 影法師 宵闇>>47 御山洗 蝉時雨を聞きながらぼうっとしているうちに、さすがに遅いな、と思う程度にはそれなりに待ってしまっていた。 彼が約束を破ったことはないとは知っていても 慌てて戻っていったわりに、遅いことに疑問を感じた。 待たなくてもいいとは言われた手前、いいかとも思ったし いつものめんどくさがり屋の男なら先に行っていただろう。 「……おーい、アキラ。遅くね? 着方忘れたとか?」 だからこれは気まぐれか、他に思うところがあったか。 一度立ち上がって、開いたままの扉を開けて勝手に上がり込んできた。昔やっていたくらい図々しく。 ただ少し様子をみるくらいの、軽い気持ちだった。 (50) 2021/08/16(Mon) 0:16:58 |
【人】 影法師 宵闇>>55 御山洗 「……よう、アキラくん。 俺がこの家に上がるのも久しぶりかな、変わってないね」 男は扉に手をかけたまま、まるで最初から行く気がないかのようなその姿に何を言うこともなく、いつもどおり、にやりと笑って見せた。 「外、暑かったからさ、勝手にあがらせてもらったけどよかったかい」 男はぱたぱたと胸元に空気を送りながら ずかずかと部屋に上がり込んで、後ろ手に扉をしめた。 「それに、まだ昼だしな。祭が盛り上がるのは夜だ。 ……久しぶりにゆっくり語り合おうか?」 特に咎めるような様子はないが、何か言いたいことがあるなら聞いてあげよう、そんな姿勢だった。 (60) 2021/08/16(Mon) 2:44:21 |
【神】 影法師 宵闇>>G56 鬼走【3日目 夜時空】 「ずっといるのは無理なことは、わかってますよ。 ……ガキの頃にだって二度と戻れない」 乾いた笑いが零れる。それでも、そう思いたくなってしまうような ──まるで桃源郷のような夢見心地がする、夏の匂い。 優しい夢に弱い、だめな大人。 「……、……やっぱ、俺、ちょっと気抜きすぎてんのかも。 今日も海ではしゃいじまったしな、ガキみたいに 想像以上に居心地が良くて、楽しくなっちゃったかね」 客人の前で──信頼している鬼走の前だからか お構いなしに煙草を取り出し、火をつけて煙を燻らせる。 なにか気を紛らわすものが欲しかった。 (G57) 2021/08/16(Mon) 9:12:01 |
【独】 影法師 宵闇PL予想、卯波あどさん竹村音水さん鬼走ぽるちぃ涼風もちぱいさん御山洗とーみんさん。理由、勘。あとはわからない族の人たち…… (-121) 2021/08/16(Mon) 9:46:52 |
【人】 影法師 宵闇>>68 >>L14 >>69 >>70 御山洗 ──瞬き。 嗚呼、軽率だったな、と男は悔いた。 目の前の友人は、海で手を引いてくれた時と同じ目をしていた。 宵闇 翔にとっての御山洗 彰良は、幼い頃からの友人だ。 清和とぶつかり合っている中に無理やり引っ張り込んで 自慢していつも困らせているような。 けれどそれでも付き合ってくれて、影で頑張ってくれるような。 ──今でも、そうだ。 御山洗の言う好き、とは違っても。 ただ、大事な友人であることは確かだった。 何年経っても、再会できて過ごせたことは この夏のひと時は、安らぎだった。 今の宵闇 翔は今にも夢に縫い付けられそうな "かえりたくない" "このままでいたい" そういう思いでいっぱいの、だめな大人だった。 その夢が崩れていく音がして、ほんの一瞬、迷子のような妙な顔をしてしまった。 いつもの余裕で取り繕うことが、できなかった。 耳に届いた掠れた音が、苦痛を堪えるように目を伏せる姿が いつまでも焼きついていて、 気付いた時には、距離が離されていた。 男は、ただ無表情でその場に立ち尽くしている。 → (72) 2021/08/16(Mon) 17:54:17 |
【人】 影法師 宵闇>>68 >>L14 >>69 >>70 御山洗 「なあ、アキラ」 「……俺が、好きだって言ったな」 確かめるように、呟く声は夜の海みたいに、静かだった。 大きな体で小動物のように震える男を前にして まるで怯えさえないように、静かに言葉を紡いでいる。 「そりゃあ、さすがに驚いたよ。 けど、"今までありがとう"?別れの言葉に聞こえるなー…… だから俺と付き合いたいとかじゃないのかい」 わざとらしい、いつものような調子を作る。 「俺は、切り替えのできる大人ではあるが。 "はいそうですかさよなら"って今のやりとりで 友人捨てられるほど、薄情でもなかったらしい……」 「来なければよかった? なぜだ? 俺が好きなのに?」 「……どうして、逃げる? 俺が好きなのにかい?」 「なんで、そんなに怖がってるんだ」 「教えてくれないのかい、俺は聞きたい」 「話がしたい」 無責任なことを言っている自覚はあった。 → (73) 2021/08/16(Mon) 17:57:24 |
【人】 影法師 宵闇>>68 >>L14 >>69 >>70 御山洗 「──本音を言うとお前とこのまま別れたくないだけさ。 ……さよならするなら、納得がいってからがいい」 男は、まるで昔の諦めの悪い少年のような目をしていた。 「俺、この田舎にずっといれたらいいなって思ってるんだ。 ここにいたら忘れてしまった大事なことを取り戻せそうで。 ……帰りたくない、お前は、そうは思わないか?」 ──そんなことは無理とは、どこかでわかっているのに。 今の宵闇 翔は今にも夢に縫い付けられそうな "かえりたくない" "このままでいたい" そういう思いでいっぱいの、だめな大人だった。 男はあなたが本音を言ったのと同じように、本音を返してやった。 「……祭りには一人で行くよ、それは言う通りにする。 けど、──急に、いなくならないでくれよ。 俺がまた海に落っこちたら、そのまま沈んじまうかも」 笑顔を作る。 「"またな"」 男は一方的にそう言い放って、背中越しに手を振った。 (74) 2021/08/16(Mon) 17:59:29 |
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