【秘】 黒薔薇 フィエ → 客人 ジャヤート ………クランベリーを添えたデビルズフードケーキ。 [薄力粉、ふくらし粉、卵、バター、砂糖、牛乳、生クリーム、 そしてココアパウダーとチョコレート。 作り方はもちろん頭に入っている。] (-3) 2023/09/03(Sun) 22:04:02 |
【人】 客人 ジャヤート…貴女が、申し訳なく思う必要等ないのですよ。 [あの時の彼女も言っていた。 元の世界に帰ったら忘れてしまうかもしれないと。 或いは此処での出逢いを夢と思って思い出さなくなってしまうかもしれない、と。 其れでも構わないといったのは私のほうだ。 彼女が忘れてしまうというのなら、私が忘れずにいればいい。 ただ、言質だけは取っておきたいと そんな想いと共に交わした『約束』] (56) 2023/09/04(Mon) 10:04:13 |
【秘】 客人 ジャヤート → 黒薔薇 フィエ『いつか貴女と再び巡り合うことができたとき、 そのときにもしも貴女の隣が空いていたら 私が、そこに座っても構いませんか?』 [貴女と同じ世界で、貴女と共に生きていきたい。 そんな願いと共に伝えた言葉。] (-4) 2023/09/04(Mon) 10:04:48 |
【人】 客人 ジャヤート――…ええ、そうですよ。 [微かに目を見開いた後、 自然、はにかむような笑みが浮かぶ。 覚えていなくても。 忘れられていても構わないと。 そう、思っていたけれど。 …交わした言葉を思い出してもらえたということが、 其れが、こんなにも胸を温かくするものだったとは。] (58) 2023/09/04(Mon) 10:06:17 |
【人】 客人 ジャヤート貴女にとっては一睡の夢のようなものだったのかもしれません。 其れでも、私にとっては、かけがえのない唯一無二の思い出なのです。 [そして。] …あらためて、フィエ嬢。 [こたつテーブルを挟んだ対面越しに恭しく一礼して見せると、そっと立ち上がる。 そうして、彼女の傍らへと移動すると] 思っていたよりも時間がかかってしまい、申し訳ありませんでした。 ですが、またこうしてお会いすることができて、とても嬉しく思います。 [いつかの茶会でそうしてみせたように。 彼女の手をとって、その手の甲にそっと口づけた]** (59) 2023/09/04(Mon) 10:08:37 |
【人】 客人 ジャヤート[其れから、二つ三つ言葉を交わした後になるだろうか] フィエ嬢。 もし、ご都合が良ければ 明日お時間を頂いてもよろしいでしょうか? [先程の彼女の様子を思い出す。 今、彼女に必要なものは 心と体を休めることではないだろうかと。 どんな屈強な勇者や戦士、魔法使いだとて 常に頑張って張り詰めるばかりでは疲弊してしまうから。 何より、張り詰めて疲弊しきった心では 楽しさも喜びも、何かを美味しいと感じることも 上手くできなくなってしまうと思うから。 そうなる前に休息は必要だ] (60) 2023/09/04(Mon) 12:32:41 |
【人】 客人 ジャヤート…どう、でしょうか? 勿論、都合が悪ければフィエ嬢の都合に合わせます。 [彼女を気遣う気持ちが半分、 彼女と共にいたい気持ちも半分。 心が二つある、とはこういうことだろうかと そんなことを考えながら、真っ直ぐ彼女の瞳を見つめた]** (61) 2023/09/04(Mon) 12:32:53 |
【秘】 黒薔薇 フィエ → 客人 ジャヤート その言葉の端々まで全ては覚えていないけれど、 今となっては半ば夢のような記憶の中で、 私を求めてくれる声があった事だけは、 胸の暖かさでよく覚えている。 いつか見た夢だと思えばこそ、覚めてしまった 虚しさもあったけれど。 (-5) 2023/09/04(Mon) 20:08:28 |
【秘】 黒薔薇 フィエ → 客人 ジャヤート今日は、もう帰ってしまうんですか? [確かに私はそんな事を言ってしまうくらい心が疲れていて、少々弱っていて、少し人寂しくなっていた。] (-6) 2023/09/04(Mon) 20:24:45 |
【秘】 客人 ジャヤート → 黒薔薇 フィエ私にとって大切なことは、 貴女がこうして、この世界に生きていることで。 そして貴女と同じ世界に、此処に私が在るということ。 [彼女の瞳を見つめながら、静かに言葉を紡ぐ。 …そしてなにより。 頬に伝わる温かさも、己のそれより小さな掌の柔さも 何もかもが、今この瞬間が夢ではないと伝えている] (-7) 2023/09/05(Tue) 0:57:54 |
【秘】 客人 ジャヤート → 黒薔薇 フィエ……答える前に一つ、お願いをしてもいいでしょうか? [小首を傾げて悪戯めいて微笑むと] もし、私が箱の中身を言い当てたなら。 一夜の宿を貸してはいただけませんか? 雨降る夜に独りは、寂しいですからね。 [先程の、彼女の寂しげな様子をふと思い出しながら] もし、外れていたら…そうですね。 明日、なんでもひとつ、貴女のお願いを叶えてみせますよ。 (-8) 2023/09/05(Tue) 1:00:42 |
【人】 客人 ジャヤートガーネットの首飾り、でしょう? [微笑って首を傾げてから] そうですね。 …材質は台座、チェーン共に白金、 長さは確かそう…このくらいでしたね。 [親指と人差し指をそっと 彼女の首周りを半円をなぞるように滑らせると] (69) 2023/09/05(Tue) 1:09:17 |
【人】 客人 ジャヤートガーネットの紅が引き立つように、 そして石の加護があるようにと ガーネットの周囲には金剛石を添えました。 貴女の行く末に幸あれと。 そう願って作り出したことを覚えていますよ。 [ひらりと、此方の掌と指先とを見せながら。 あのとき指先につけた傷は、今はもう消えてしまっているが もしかしたら、この仕草で何かを思い出すこともあるかもしれないと。 小箱に手を添えながら、彼女の言葉を待つ。 さて、答えはどうだったろうか?]** (70) 2023/09/05(Tue) 1:10:13 |
【秘】 黒薔薇 フィエ → 客人 ジャヤート そう言ってもらえるのは、すごくうれしい、ですけど。 私、そこまで言ってもらえるほどの事、 あなたにしてあげたんですか? …それがまだ信じられない、ですけど。 [私には、そこの記憶があやふやだから、どうしても申し訳なく思えてしまう。そんなに人の言葉を動かすほどの料理を作って、応えてあげられたのか。] (-9) 2023/09/05(Tue) 7:36:51 |
【秘】 黒薔薇 フィエ → 客人 ジャヤート[でも、いま私にとって大事な事は他にあって、 差し出した小箱を前にしたジャヤートさんの反応を確かめていた。その提案を聞いた時は、驚いて、少し苦笑してしまった。] お願いですか? ……あ。 ……………ふふっ。 まいったな。私のこと、何でもお見通し、ですか? それとも、…それが本当に ジャヤートさんの望みなんですか。 だったら… うん。いいですよ、それで。 [多分どっちになっても、構わない、賭けとは呼べないような、まさにお願い。眉を下げて、二つ返事で了承した。] (-10) 2023/09/05(Tue) 7:40:54 |
【秘】 黒薔薇 フィエ → 客人 ジャヤート つながって、わかりました。 細かな事ははっきりと思い出せない ところもあるけれど… あなたは…私が自分の大事なものを持っていて ほしいって、そう思った人です。 [私からジャヤートさんの手を握って、見つめました。] あなたは、私のことを大事に思ってくれる人、ですね。 (-11) 2023/09/05(Tue) 7:50:05 |
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