17:08:18

人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【秘】 マスター エリカ → Chiavica テオドロ

/*
御機嫌よう運営です!
少々確認したいことがあってご連絡させていただきました。

テオドロ様の発言入力欄の下に位置する役職説明欄に、薬の使用記録がないかをご確認ください。ご報告なかったのでパスかな?と思っていたけど、ランダムになっていたりした可能性があるので。

また、本日テオドロ様が処刑対象者になりましたので、処理順的に蘇生薬も毒薬も使用できずに墓下に行くことになりますのお知らせも。セットしておくこと自体は可能です。運営への24h前までの報告は今回はなくて大丈夫です。お好きにセットしたりしなかったりしてね!

そんなところかな、村も半分なところですね。引き続き海辺のフチラータをおたのしみくださいませ〜〜Ciao!
(-13) 2023/09/17(Sun) 22:08:59

【秘】 Chiavica テオドロ → マスター エリカ

/*
特に使用歴はありませんでした!(証拠を音水GMの方に送れます)
薬に関しては好きに使わせていただきます!!!!ありがとうございます!!!!!
運営お疲れ様です、お体には気を付けてくださいね。
(-17) 2023/09/17(Sun) 22:32:22

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → Chiavica テオドロ

「テオドロ……お前いい男だなあ」

だからこんな軽口をたたき合って観光地に来れているのだろう。
ここに来るのを躊躇していた自分がいたなど嘘のように楽しい気分にもさせられている。

「……ん? ああ、俺は浮気はしない。
 だが――長く愛せる気もしていない。
 だから必ず三ヶ月で別れるって言ってやっている。
 急に冷たくなったり構わなくなって悲しませたくもないだろお?」

逆もしかり、言葉の端から見えるのは相手に対しての気遣いか、はたまた臆病な考えかもしれない。
それでも両方を確かに持っていて、堂々と刹那の愛情だけを男は真摯に与え続けている。

「愛って奴も情って奴も正直信じてない。
 いくら長い付き合いでも隠し事が多い奴に気なんて許しきれるか。
 だからお前ぐらい嫌みを言ってくれる方が安心する、嫌な男か?」

友情だけは別かもしれんな、と友達が少ない男は笑っていただろう。
(-18) 2023/09/17(Sun) 22:34:53

【秘】 マスター エリカ → Chiavica テオドロ

/*
🍷
(既読スタンプ)(今ここの報告だけで大丈夫です)
(お気遣いありがとう〜!)
(-22) 2023/09/17(Sun) 22:39:02

【神】 Chiavica テオドロ


「……これは……」

(思っていたより……動きが早すぎる)

ハッキリ言って。この場にマフィアと関わりを持っていない人間の方が少ないだろう。知っていた、これは気に食わない者を牢に入れる理由に過ぎない≠フだと。

だから甘く見ていた。ただの威圧行為と思っていたが、ここまで指向性を持った害意だったとは。

「……そう、だな」

自分は仮にも警部補。現場の責任者だ。
針に糸を通すような作業にはなるが、口利きだってできないことはないだろう。ただ──

(──それには、もう遅いか)

なんとなく、肌で理解している。
今の警察署で不都合な人間は誰か。下手な動きを見せれば直ぐに毒牙が喉元にやってくる。無力を、実感している。

#朝礼_警察署
(G12) 2023/09/17(Sun) 22:56:25

【秘】 月桂樹の下で ニコロ → Chiavica テオドロ

「テオ、ちょっといいか。」

朝礼の後頃に
貴方の姿を認めて声を掛ける。

ただならぬ気配を感じ取ったのか
もしくは今日の検挙で何か思う事があったのか
少し真面目そうな様子が窺えるだろう。
(-29) 2023/09/17(Sun) 23:07:38

【秘】 Chiavica テオドロ → 月桂樹の下で ニコロ

「あんたにくれてやる時間はそう多くないですが。
 まあ……話位は聞いてやりますよ」

返す言葉はいつも通り威勢のいい物であったが、
声色はどことなく平坦で、柔らかいものだった。

流石の男も普段通りではいられない、という様子で。
(-36) 2023/09/17(Sun) 23:25:39

【秘】 月桂樹の下で ニコロ → Chiavica テオドロ

「おーおー、擦れてんなぁ。
まあこうなりゃ流石のお前も普段通りじゃいられねえか。」

知り合いが二人も検挙された上に
長らく尻尾を掴ませなかったカポまで。
尋常でない状況では普段通りで居られないのも頷ける。

「いや何、こうなってくりゃ
次に誰がしょっ引かれるかなんて分かんねえだろ。
ニーノやイレネオが何かやったなんて考えづらいしよ。」

「敢えて聞くぜ。
これからどうするつもりでいるんだ。」

立場的には貴方は上の人間。
自分よりも向けられる目線は厳しく、そして。
責任も重い筈だ。
(-48) 2023/09/17(Sun) 23:35:48

【妖】 Chiavica テオドロ

『はい』
『戻ったら開けます』『連絡もその時に』

しばし遅れて、簡潔な返信で伝えるべきことだけを伝える。

『寝るところはないんでソファで寝てください』

特記事項も忘れずに。
($1) 2023/09/17(Sun) 23:39:30

【秘】 pasticciona アリーチェ → Chiavica テオドロ

 
「それはなにより。適度に食べたいものを
 食べたいように生きるのは人生を彩るコツよね」

言いながら自分の分も切り分けて取る。
勿論味見はしているものの、テオにだけ食べさせるよりは
一緒に食べる方がきっと気兼ねしないだろう、という
気が利いてるのか利いていないのかいまいち謎の配慮だ。

「……やっぱり、終わるのを耐えるしかない?
 対抗できるとしても今のうちの上層部ではどうにもならなくて、……あるとしたら、マフィアに頼るしかないのかしら。

 ……16年前みたいね。待って耐えて、頼るしかないの。
 思えば随分遠くに来たのに、何も変われた気がしないな…」

いいながら、ようやく切り分けたトルタを口に含む。

うん、と貴方と全く同じ反応をしてしまって、
それが面白かったのか一人でくすりと笑ってしまった。
傍から見ると、ちょっと不気味かも。でもいつもの事かも。
(-64) 2023/09/18(Mon) 0:06:20

【秘】 Chiavica テオドロ → 月桂樹の下で ニコロ

「あんたならどうしますか」
「なんて」

「聞かれたって困るよな、ニコ」

素のところから出た言葉に、
自分でも思わず困りながら笑って、嘆息する。

「下手に動くのは難しい、でしょうね。
 ……けれど何もしないというのは選べない。

 無駄と分かっていても告発に出るか。あるいは交渉して部下位は見逃してもらえるように頼みたいですね」
(-68) 2023/09/18(Mon) 0:16:54

【秘】 月桂樹の下で ニコロ → Chiavica テオドロ

「無茶だな。
お前程度が1人で噛みついたところで
ニーノやイレネオの二の舞になるだけだぞ。」

珍しくも厳しい言葉を吐く。
事態の深刻さはこの男もよく分かっているからだ。

「俺なら…署長代理殿をどうにかする算段を考えるね。
下手に動かず、機を狙って。」

そして真面目に貴方の問いに答えた。

「反発する奴は多いだろうからな。
こういうのはいずれ、爆発する時が来る。
それまでは、被害を最小限にしながら耐えるしかないだろ。」
(-73) 2023/09/18(Mon) 0:26:12

【秘】 Chiavica テオドロ → 月桂樹の下で ニコロ

「無茶だとしても、俺は。
 今更後に引き返せないことくらいは分かってる」

自分にはもう時間が残されていないことくらい。
署内で悪目立ちしている側の人間であるから。

なんとかできる手筈は本当にあったのだが、
言う通り、今はもう遅いのだ。

「……だから、その算段はそっちに任せるよ。
 この身柄が囮にでもなれたら……それでいいから。

 間違ってもあんたやアリー。或いはこんな俺を支えようとする物好きどもが捕まるようなことがあっちゃいけないんです。その為なら、身一つなんか惜しくはない」

「俺を役立たずで終わらせてくれるな……ニコ」
(-99) 2023/09/18(Mon) 1:00:36

【秘】 月桂樹の下で ニコロ → Chiavica テオドロ

「…悪いな、テオ。
俺も全部の算段を出来る余裕はないんだ。」

貴方の言葉を聞いて、苦笑いを零す。
無茶をするところは一体誰に似たんだろうか。

「A.C.Aとは別に動いてる奴らが居る。
ニーノは恐らくそいつらにやられた。
それに俺自身も、外を良くうろつくし顔も通ってる。
昨日ニーノとも話をしたばかりだ。」

だから、貴方が守ろうとしている1人は。
恐らくは、そう長くはもたない。

「そう時間を待たずにしょっ引かれるだろうさ。
それとお前、分かってねえな。
俺が庇って貰ってありがとうって言うと思うのかよ。」

「この界隈での役立たずってのはな。
自分しか見えてないような、手前勝手な奴を言うんだよ。」

「もし本当にお前が近々しょっ引かれるんだとしたら。
託せるもんを託してつなげるのが一番じゃねえのか?」
(-150) 2023/09/18(Mon) 10:43:38

【秘】 徒花 テオドロ → 口に金貨を ルチアーノ

「あんたよりかはね、ルチアーノ」

棘のない、緩い口角の上げ方からして、
こちらとしてもやはりそれなりに悪くは思っていないようで。

「……気持ちは分かる。
 俺もこんなで誰かを男らしく背負っていられる気がしないんで。

 三ヶ月と最初から期限を提示するのは、
 ある意味で誠実なんだと思いますよ。女泣かせには違いないでしょうが」

それだって、自分とはまた別の割り切り方だ。
咎められることは何もない。此れと彼れに線引きをすることに、何の謂れがある。そんな共感が滲むような物言いだった。

「嫌な男なのはお互い様です。
 おそらくはそれくらいが丁度いい。俺たちなら、が付くが。
 ……あんたに対してとは言わないけど、別に俺だって隠し事の一つや二つありはするんですけどね?」

敢えて突き放すような言葉は吐く。
それでも懐には入れている。選ぶ言葉はそれが滲んで。
友達が少ないものだから、だからこそ法よりも遊びの約束を優先したのだと感じた。
(-182) 2023/09/18(Mon) 15:15:13

【秘】 徒花 テオドロ → 月桂樹の下で ニコロ

「俺だって誰かに感謝されたいわけじゃない!」

「……俺はあんたとは違う。
 託せる相手なんか持ち合わせちゃいない。
 誰にも。この抱えた荷物を預ける気はない!」

守るべき相手も。遠い背中も。
この重荷を分けるには少し、まだ、心を開くには足りない。

「ずっと……自分は、価値のある人間になりたくて、
 そのために動いていたんだ……
 それを今更、他人を見ることなんか、それこそ俺は」

「あんたに任せていたかったんだよ、ニコ」
「俺には到底できそうもなかったから……」

誰の思惑が絡んでいようと、自分の身が危険に晒されいようと、
己はただ、兄貴分の背中を追いかけていた。
威勢も薄れて、ただ弱音を。底に在った劣等感を浚う。

「……俺だけが……
 自分も他人も、最終的には……
 どうでもいいんだと、思っていたのかもな」
(-185) 2023/09/18(Mon) 15:50:18

【秘】 徒花 テオドロ → 路地の花 フィオレ


「……その懸念は恐らく、合ってるでしょうね。俺にとっては猶更、身の振り方には気を付けなくてはならないんです」

本当に、誰が敵か分かったものではないから。
この女は少なくても敵ではないのだろう。岐路に立たされたとき、必ずこちらの味方になるわけでもないとして。

「あのですね。それこそ現行法に照らしてとっ捕まえますよ。
 やはりあんたは女の中でもよりろくでもない女です。

 精々早々に枯れてしまわないようにしてください。
 世話をし損ねたと知れたら……廃るでしょう、花好きが」

実に忌々し気に軽口を叩いて。
そんな調子で一度帰路に着くのだろう。
上機嫌な相手とは反比例して機嫌が悪くなる。お茶をするときの男はいつだってそうだった。つまりは……いつも通りでいた。今は。
(-188) 2023/09/18(Mon) 15:59:46

【秘】 徒花 テオドロ → pasticciona アリーチェ

「はは。その言葉、
 絶対に大っぴらには言わないでくださいね」

マフィアに頼るだとか、この状況下でよく口走ろうと思えるな。
本当にいっそ大物なんじゃないのか。

「あの時と違うことがあるとするなら……
 ひとつは、狙われてるのは俺たちだけじゃないこと。
 もうひとつは──うん、死ぬわけではないということだ」

その前提があるなら、厄介ではあるが多少なりとも閉塞感は薄れる。
生きた心地がしない、とまではいかないものだ。

「人間、そうそう簡単に変わるわけがない。
 ここで俺がどうにかできる……と言えたらよかったんだが」
「まあ無理だな」

見かけの上では変わったことは多いはずなのに。
根底ではなんら変われていない。
一人で笑っている相手には訝し気な目を向けつつ。

「……窮屈だな、警察は……」
(-194) 2023/09/18(Mon) 16:44:29

【妖】 徒花 テオドロ

『開けました』

『どうぞお気をつけて』
『今のうちに罠でも仕掛けておきましょうか』

冗句を交えて、もういちど連絡を一つ。
あとはなるようになればいい。
($3) 2023/09/18(Mon) 16:47:01

【妖】 徒花 テオドロ

『仕掛けた人間を先に行かせるとは』
『策に溺れる策士はどちらになるでしょうね』

『いますよ。しばらくは』
($6) 2023/09/18(Mon) 18:06:25

【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 徒花 テオドロ

弟分の吐き出す言葉を静かに聞く。
劣等感、焦り、諦め、苦悩、葛藤。
全てが混ぜになった重い重い言葉だ。

「俺に任せたかった、か。
どれだけ長い間抱えてたんだ、全く。」

不器用なところは似た者同士かもしれない。

「俺が面倒なことしてたのもあるだろうな。
んー…じゃあ少し、与太話でもするか。
俺が昇格試験を受けない理由、とか。どうだ?」

貴方の劣等感やら何やらを解くには
諫めるよりは、此方の方が良いだろう。
勿論聞くよな?という色を含んで貴方を見るだろう。
(-216) 2023/09/18(Mon) 20:44:52

【秘】 徒花 テオドロ → 月桂樹の下で ニコロ

「……聞けるなら、是非」
「満足できる理由があるんだろうな」

さんざん喚き散らした後だから、
どこか罰が悪そうに声を潜めて返す。
どことなく拗ねた子供のような仕草であった。

「知りたいと……思ってたから。
 あんたなら、俺よりずっといい警察になれるのに」

燻った感情に整理がついていないからか、
漏れる言葉はどうしても卑屈な物ばかりだ。
(-225) 2023/09/18(Mon) 21:12:04

【置】 徒花 テオドロ


気づきたくなかった、ずっと、気づきたくはなかった。
自分が羨むような、より優れた人間がいることを。
自分なんかを疎むような劣った人間がいることを。

凡庸を受け入れられればよかったがそれはプライドが許さない。かといえヒーロー足り得ない自覚は残酷にも刻み付けられている。

ひとつ。誰も懐に入れぬよう、幾つもの棘を背負った。
ふたつ。向いてるからと警察を選び、公務の為の鎧を纏った。
みっつ。本心を悟られないように、嫌味な笑顔の仮面をした。

本当は、結果的に周りに嘘をつき続けている。
俺はこんな人間ではない。ただ背伸びが上手いだけの、
部分的に、周りに比べて秀でた、秀でてしまっただけの男だ。

光を放つかのような、己の志を持つ者が羨ましかった。
その近くにいれば、眩さを保つように図ってやれれば、自分もまた照らされて、同じく輝かしい人間になると信じていた。

背中にはずっと──影が伸びていることからは、目を逸らし続けていた。

誰かを守れなかったときから。
誰かに自分の不出来を見せてしまったときから。
職に迷いを見出してしまった、そのときから。

自分に人々に誇れるような価値が無いことを畏れてしまった。
(L0) 2023/09/18(Mon) 21:43:58
公開: 2023/09/18(Mon) 22:00:00

【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 徒花 テオドロ

「満足出来るかはどうだろうな。」

笑いながら
罰の悪そうな貴方の方をポンポンと叩こうとする。
単純に出来が悪いとかではなく
断っているその理由は貴方には話したことがない。

「良い警察であるかどうかの前に
俺は弟と妹すら守れなかった兄貴だ。
上に立つ資格なんてないと思ってる。これが一つ。」

指を立てて、ゆっくりと話す。
その声音は落ち着いているだろう。

「もう一つは、下に居た方がフットワークは軽い。
いざって時は、お前たちを危険な目に遭わせずに済む。
危ない芽を自分の足で摘むことも出来る。
上に立ってちゃ出来ねえ事だ。」

「それが俺が試験を断ってた理由だな。」

貴方が納得出来るかは分からないけど
嘘偽りはなく、話すだろう。
(-235) 2023/09/18(Mon) 21:45:14

【置】 徒花 テオドロ

その暗い部分は誰にだって見せたくはないのだ。
だから俺はもう二度と失敗してはならない。

もっと価値のある人間にならなくてはならない。

善良でも有能でもなんでもない俺が警察として胸を張って生きていくためには、こんな努力ではまったく足りないのだ。
その努力も見せる気にはならない。自分の足りない部分は、とてもじゃないが人には見せられない。

だからこの心の内を誰も覗かないように祈っている。
こじ開けられないように心の奥底にしまっておく。
この荷物を何かの気の迷いで預けてしまうことすらできないように。

変に救われてしまって、自分と向き合うことをやめてしまったら、いつか──一人で立てなくなってしまうじゃないか。

その時、真の意味で、自分の価値が一つもなくなってしまう気がして心の底から怖かった。
(L1) 2023/09/18(Mon) 21:46:15
公開: 2023/09/18(Mon) 22:00:00

【置】 徒花 テオドロ


警部補であるなら大抵の留置担当者よりも階級は上だ。多少無理は利く。
何かろくでもないことがあったらこの手で誰かを助けてやろうと、そうして漸く誰かの役に立てるのだと。

あの日見たマフィアのように誰かを助けられたら、
少しでもこの心の慰みになると、そう思っていたのに。

今の俺にはもう無理は働けない。
もう、理解しているつもりだ。此れだけ棘のある振る舞いをしておいて、誰かから反感を買っていないわけがない。

半端に人の心に敏く、分を弁えることを知ったせいで、
こういうとき無謀な行動に出る方法も忘れてしまった。

そうしてまた自分の首を絞めるのだ。
理由はもう分かっている。見栄えがどれだけよかろうと、
皆の為ですらない、自分の為に動いてきたから。
(L2) 2023/09/18(Mon) 21:48:27
公開: 2023/09/18(Mon) 22:10:00
テオドロは、「───じゃあ、今の自分には何ができる?」
(a7) 2023/09/18(Mon) 21:48:52

【置】 徒花 テオドロ

希望や夢は最初から持っているわけもない。
この身体にはまだ、ほんの少しだけの自由が残っている。

何かを成し遂げることは難しくても、
みっともなく足掻いてやることは、できるはずだ。

できるはずなんだよ、なあ。
(L3) 2023/09/18(Mon) 21:49:36
公開: 2023/09/18(Mon) 22:30:00

【秘】 徒花 テオドロ → 月桂樹の下で ニコロ


「……そんなこと」

あなたにとっては、そんなことで片付く話ではなかったのかもしれない。理解ができる。自分だって守れなかったからここまで素直じゃない弟分になってしまったのだから。

大人しく撫でられる。
自分には言葉を選ぶ時間が必要だと思った。

「……結局、あんたは俺の考える先を行く。
 癪です。そういうところが本当に嫌い」

「でも……だから、憧れたんです。ニコ、あんたに」

嫌味ではなく、本心から暴言を吐いては、
そこに見た憧憬も、包み隠さず打ち明ける。

「思えば随分と……一人で、
 先走り過ぎていたような気がする」
(-238) 2023/09/18(Mon) 21:58:26

【妖】 徒花 テオドロ

『律儀ですね』
『空いてますよ』
『罠は玄関にはありません』

此方は終始、真面目に返してはいるものの、
どこか適当さが滲んている文章であった。

気を遣わなくてもいい、そう示しているようで。
($8) 2023/09/18(Mon) 22:17:49

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 徒花 テオドロ

「褒められたことじゃないのになあ、たまに言われるよ。
 そんな真面目なのにどうして性根が悪い奴なのかしらってね」

遊ぶ女達はこの男の妙な誠実さだけは理解してその甘い蜜を吸っている。
短い期間だけでも愛されたい、そんな人間が彼の周りに集まっていたりするのだ。

「はっ、隠し事がない男なんて魅力がねえよ。
 だからなあ……俺が本当に気に入ったやつには覚悟してもらわにゃならんことがある」

他人を心から信用したいと願うのに、酷く矛盾した言葉。
自身の不安を打ち砕く術は既に持っている、持っていて敢えて行使をしていない。
それは一歩踏み込む勇気がないからと、相手からの自分への好意を裏切りたくないからだ。

(1/2)
(-244) 2023/09/18(Mon) 22:19:09

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 徒花 テオドロ

「……いつかその時、お前がどれだけ嫌がろうと。
 俺はテオドロ・アストーリという人間を本気で知ろうとするだろうよ」

たとえ友人関係にヒビが入ろうと、やりたいもんはやる。
全裸になって言うような台詞でもないなと内心笑いながら口調は真剣であった。

「その誠実さも素直じゃないところも、なんだって調べてやる。
 俺に気に入られちまったから仕方ねえな?
 見つけられたくない自撮り写真があったら消しとけえ、何から何までとことんやってやる」

まるであなたの家にガサ入れをするかのような例えを使って大袈裟に嘯く。
こんなにひけらかして言ってやったのは初めてだった、今この瞬間に帰られても仕方ないかもしれない

「そこまでして、俺が納得するまで調べ上げた、
 心から安心できたやつと酒を飲めたら……」

どれほど喜ばしいか、一人ぐらい欲しいもんだ。と口を滑らせた。
(-246) 2023/09/18(Mon) 22:19:56

【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 徒花 テオドロ

「そんなこと、なのかもな。
ずっともやもやさせてて悪かったよ。」

自分にとっては何よりも譲れない事であり
今も猶、譲っていない事なのだけれど。
弟にとって良くない影響を与えていたのならば
それは謝るべき事で、改めるべきこと。

「立場的にも指揮を執る事もあるからな。
止む負えずってところもあるだろうが。
やっと気づいたか、馬鹿野郎。」

言葉とは反対に声音は穏やかで。
それは自分にも思うところがあるからなのだが。

「俺に憧れるのは結構だし、満更でもないけどな。
お前にはお前にしか出来ねえ事があるって気づけよ。
テオドロにしかない価値ってもんがあるんだ。」
(-249) 2023/09/18(Mon) 22:46:06

【秘】 pasticciona アリーチェ → 徒花 テオドロ

「い、言わないわよ。家でこうして二人だから言ったの。
 外だとわたしはともかくテオを巻き込んじゃうし……」

なら監視カメラが部屋にでも仕掛けられていたらどうするのだろうか。そこまで考えが及んでいないのか、考えていても自分だけしかそう言う目に遭わないと思っているのか。

「……寒さと空腹の心配をしなくていいのは、良い所ね。
 うん、そうね。死ななければ終わりじゃない。
 何があっても、生きてさえいればまたこうして二人で……」

話せるよね。
俯きながら小さく呟いた声色は、言葉とは裏腹な不安が付きまとって離れないのを暗に示している。

「でも、変わる変わらないに関わらず、さ。
 テオが傍にいてくれてるから。
 わたし、今もこうして頑張れてる所、沢山あるよ。
 ……いや、比べたらわたしは本当に何もできてないんだけど……成果も階級もてんで違うもんね」

身長を測りでもするかのように、あなたのおでこを見ながら右手を翳す。警部補と巡査、気づけば二つも抜かされてしまった。

「……ふふ、マフィアにほら見ろ。って、言われちゃうよ。
 窮屈なんて言っちゃうとね。
 それとも、警察になった事後悔してる?」
(-254) 2023/09/18(Mon) 23:03:59

【秘】 徒花 テオドロ → 月桂樹の下で ニコロ

「そうです。あんたが悪かったんだ」
「……俺も。少しは……浅慮だったと認めてやりましょう」

素直になれない弟分の、最大限の譲歩。
唇を僅かに尖らせて子供のままな一面を見せて。

「それを今すぐに吞み込むことはできないけど。
 ニコロにはできなくて、俺にできることは確かにある。

 だから囮なんかとしてではなく、
 やれることをやるために。矢面に出てやろうと思う、んだが」

少しだけ歯切れが悪そうに、言葉を途切れさせる。
逡巡して、観念したようにしっかりと深呼吸をしてから。

「後で文句言わないでくださいね」
「俺は今、とてつもなくロクでもないことを考えています。
 きっとびっくりするでしょう。怒られたっていいですけど」

「もう誰にだって。ニコにだって俺を止めることはできない。
 背中を押したのは兄貴、あんただからな」

あなたが認めた自分の価値ってものを、
ちょっとは信じる気になった。それ故に晴れやかに笑う。

こんなろくでなしを制御できるのは自分しかいないのだから、
それだけでも。全てを諦めない価値くらいにはなるんだろう。
(-310) 2023/09/19(Tue) 7:04:33

【秘】 徒花 テオドロ → 口に金貨を ルチアーノ


「自ら友達を無くしにいくなんて。
 理解はできますが到底無益な行動だと思いますよ」

それは尊重と諦念を交えた言葉。
自分のことを調べつくしたならきっとあなたは失望するだろうという、後ろ向きでありつつ、己の感性に基づいてそれを許容するかのような。

「テオドロ・アストーリは見かけ以上に、
 どうしようもなく自分のことしか考えていない、
 まともに人付き合いが出来やしないひねくれ者です」

「後ついでに言えば、
 自撮りのしようもないくらい写真写りが本当に悪い」

おどけたようにほんの軽く指折り数えて、
それでいて真正面から丸裸にされることを受け止める気でいる。

「それでも安心できるような物好きだとしたら。
 癪なことに、俺はその時もあんたと酒を酌み交わしているんでしょうね」

そして、そんな未来は想像もしたくないと。
嫌味以上に挑発でもするかのように暗く笑う。

あんたのことはそれほど好きでもなんでもない。
裏切られる余地も、関係が崩れる憂慮すらも要らない。
建前を並べることしかできない、不器用な姿勢だった。
(-313) 2023/09/19(Tue) 7:23:20

【秘】 徒花 テオドロ → pasticciona アリーチェ

「あんただけでも別に良くはないってば」

文句を主張するべく、しっかりと言い咎める。
幼馴染に共通していることだが、どうして自分の危機となるとこうも鈍感になってしまうんだか。

続いた言葉に対しては、根拠のない言葉は吐きたくないが、
多少なり不安定な気持ちも汲んでやりたいと思ったために、
「死ぬよか可能性がありますよね」くらいは言ってやる。

「自覚があるならもっと改めるか、
 むしろ堂々とでもしていたらいいんですよ。

 アリーは選んで、警察自体には成れて、少なくともクビにはされていない。
 足を引っ張ろうとそれだけは胸を張っていい」

褒めてるんだか貶してるんだかよくわからない発言を並べて。
最後が苦言で終わってないあたりは、近況の事もあり、
どちらかといえば褒めている寄りではある。男はそう思っている。

「警察になったことを後悔することはない、
 だが、まあ、他にもっといい方法はないか考えてしまう」
「最終的には警察じゃない奴らだって別に窮屈には変わりない、という結論にも至る」

だから踏みとどまらないといけないんだろうな。
トルタを食べ進める手は、カロリーに飢えていたのかいつも以上にペースが早かった。
(-315) 2023/09/19(Tue) 7:31:06

【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 徒花 テオドロ

最初よりも余程、真っ直ぐ前を向いた弟分。
見違える、とはこの事かもしれない。

「…そういう事なら止めねえよ。
文句も言わねえ。自分でやり切ってみろ。
俺も、俺の為すべき事を為す。」

弟の進む道と、自分の道。
恐らくは両者とも、ただでは済まない。

「先に、謝っておく。
何を、とは今は言えねえけどさ。」
(-347) 2023/09/19(Tue) 11:17:50

【妖】 徒花 テオドロ

「賢明だと思いますよ。
 この状況下で一人でいて良いことはあまりない。
 共にいる相手が信用ならなければそうともいかないが」

お互いにそこまで腹を割って話せていないわけでもなかったはず。言外にはそう示して。

「大したものは出せませんが、
 迷惑にはならない程度に勝手に寛いでください」

何をするでもなくソファに座っていた男はさも何も気取ってないかのように。家の中は最低限の日用品が点々と置かれているだけで、どことなく殺風景であった。
($10) 2023/09/19(Tue) 16:38:29
テオドロは、くしゃみをした。噂でもされてますかね。
(a15) 2023/09/19(Tue) 17:43:30

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 徒花 テオドロ

……俺が情けないのか、お前が強いのかわからんな


想像しうる様々な可能性を遥かに超えた回答が返ってきて、一瞬口元を引きつらせてしまった。これは両方かもしれない。

都合なんて悪いことばかり、酒癖は悪いから口を滑らしても良いように個室の店をわざわざ選んで、話の内容と裏の顔の格差はどんどんと開いていて。
関わるだけ損で、いつかは貴方のために縁を切らねばとも考えたこともあったか。

「不器用なのは同じなんでね。
 ……なんだ……避けもしないのに写真うつりが悪いのか。
 教えてやろうかあ? 色男に見える角度ってのがある。
 今のうちに撮っておくのも悪かないな」

実際はここに損得なぞ存在しておらず、無くなるものがあるとすればそれこそ話す機会だけ。
法案の件がなくとも、諦めるつもりはこの瞬間になくなっていた。

「たまには懐いてくれてもいいんだぞ、猫の扱いには慣れてるが」 
「俺はいつでも世話焼きの愚痴を聞くのを楽しみにしているからな」

男にとっての裏切りは、貴方の前から姿を消すこと。
裏の顔を考えれば当たり前で、誰かにとっては些細なことになるのかもしれないが。
たとえ裏切ることになっても変わらず貴方らしく生きてほしいと願うのは酷く傲慢なのだろう。
だから甘えは之っきりにしようと決めたのだ。

「さ、逃げも隠れも出来ない場所だ。
 観念して正体明かすんだな」

お互いに、なんて。そんな明け透けに語らうまで仲良くないが、やはりこのぐらいで丁度いい。
(-427) 2023/09/19(Tue) 19:00:48

【秘】 pasticciona アリーチェ → 徒花 テオドロ

 
「……ふふ、そう、だね。ありがとう、テオ。
 わかっていても、誰かが傷付くくらいなら自分がって、つい前のめりになっちゃう時、あるんだよね」

その結果が捕まっただの任務の有無問わず足を引っ張る愚行。
普通ならば見捨てられたって仕方のないレベルの鈍さだ。
自分の価値を理解していない、と言う程ではないはずなのに、"その時"がくると自分をつい勘定から外してしまう。

「私、この出来で堂々としてたら……
 警察内での嫌な女1に輝いちゃわないかしら……
 ……うん、でもそう。足引っ張ってばかりだけど、
 貢献できてる事も0じゃないし、まだクビににされてない」

「でも、二人がいてくれたから、頑張れてるんだよ。
 辛くて悲しくて行き詰っても、いつもテオとニコが手を差し出してくれる。本当に、ありがとうじゃ足りないくらいなんだ」

満面の笑みに変わったのは、貴方がアリーと呼んでくれたから。
TPOを弁えているだけだとはわかっていても、子供の頃の愛称で
呼んでくれるのは、やはり格別の喜びらしい。

「そうだね、一般人も、マフィアも、みんな何処かは優れているけど、どこかで我慢しないといけなさそうだし……」
「警察が特別窮屈に見えるのはきっと見え過ぎちゃうから。
 だから正義感が邪魔をしたり焦らせてくるんだろうね」

「テオは、そう言えば何で警察になったの?
 似合うけどさ。気質も向いてそうだし……適材適所?」
(-440) 2023/09/19(Tue) 20:16:47

【秘】 徒花 テオドロ → 月桂樹の下で ニコロ

「じゃあ俺は謝りません」

だって、こちらは謝る理由がないのだから。
一度開き直れば後ろめたさは全部失って。

「とはいえ……こちとら、あんたの背中を見て育ってますから。
 やりようによっては学んでしまうかもしれませんね」

そうして軽い釘を刺しておく。
向かう道は一度離れていても、此方はやはり背を見せない。
何故なら兄貴分の背中を見てばかりいるものだから。
(-455) 2023/09/19(Tue) 21:02:04

【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 徒花 テオドロ

「ふはっ。言うようになったじゃねえか。
だが、まだまだ甘いなぁ。」

釘を刺してくる弟分に
まだまだ自分は言っていない事がある。
見せていないものがある。

けれどそれは、此処で言うべきではない事だから。
どうせそう間を置かずに、分かる事だろうけれど。

「俺のやり方は絶対お前には真似出来ねえよ。
つか、真似すんなよな。」

だから、笑って言ってやるのだ。
貴方はこんな男にならなくていい。もっと上を目指せ、と。
(-468) 2023/09/19(Tue) 21:48:33

【妖】 徒花 テオドロ

「置いたって俺の心を動かすものは、
 そうそうあるわけじゃないですから……」

「寝心地の良いベッド、
 座り心地の良いソファ、
 あとは多少の趣味さえあれば、それで」

大窓の外、バルコニーの方を見遣れば、
花壇と秋の花が幾つか覗いている。
それしかこの部屋の色どりに寄与していないのである。

「そっちは落ち着かなくて衝動買い、ですか?
 何となく納得しますね、あんたが女々しい真似してると」

ローテーブルへと視線を向ける。
拡げたければ拡げてやればいい。
($12) 2023/09/19(Tue) 22:17:26

【人】 徒花 テオドロ

>>8 ヴィンセンツィオ 0日目

「……それをやるのは俺でなくていい、と思ってしまいます。
 親しみのある警官や、人を頼りにする生き方は、
 なにも全ての者が行う必要なんて無いのだと……

 いや、分かっているんです。ある程度は荷を預けられる相手を持つこと、それを拒まない者がいることだって理解してないわけでない」

それすら無駄と切り捨てられるほど、己は冷酷でも愚昧でもない。結論は出ていて、対して論ずることも今の自分の中では終わっている。

「俺には向いていない」
「でも、だから……出来ないわけではなく、
 ただ時間がかかるというだけなのでしょうね」

故に必要以上に踏み込まれないことも相まって、
反発ではなく、なだらかな形の譲歩に落ち着いていた。

「……こちらが付き合うのは構いませんが……ああ」
「いえ、何でもありません。
 お気になさらず、結局は行き先が同じなんですから」

甘えることも大事。合わせた歩調と共にその一歩目を行く。

#街中
(27) 2023/09/20(Wed) 1:11:25

【置】 徒花 テオドロ


ようやくわかった。自分にしかできないことが。

あまりにも遠回りをし過ぎた。簡単なことだったんだ。
苦手な奴を突き放すべく嫌われ者を演じるなんて、
息をするように行い続けてはいたんだから。

この荷は誰にも預けない。預けられない。
けれど泥船に纏めて捨ててやるのは、
次善の択としてそう悪くないもののように思えた。

「万年筆かボールペンでしか受けつけない、か。
 全く、どこまでも非効率的な真似をさせてくれる」

俺が全部やるのが早いから。皆が幸せになるから。
そんな心の奥底を覆った本音寄りの建前はもういい。

自分の価値だって、誰かにはもう預けない。
俺はそうして漸く俺の持っている価値を肯定する。

「こんな物なら幾らでもくれてやりましょう。
 自棄でもなく、諦観でもなく、
 後の者に託すために、俺はその礎となる」

兄貴分でもない、幼馴染を守るものでもない。
遥か遠くに見た、三文芝居の立役者。

ただその幻影を目指して、
膨れ上がり、育ってしまった影が役に立てるなら。
(L5) 2023/09/20(Wed) 2:25:06
公開: 2023/09/20(Wed) 2:05:00
テオドロは、辞職願を書いた。
(a20) 2023/09/20(Wed) 2:25:33

【独】 徒花 テオドロ

さて、これを兄貴分のせいにするか、
どこぞの厄介な食虫花のせいにしてやるか。

否、第一はこんな道理の通らない法を通した奴らからだろう。
心からの嫌味を沢山ぶつけるために未来に想いを馳せる。

何もかも。今から楽しみだ。
(-531) 2023/09/20(Wed) 2:27:37

【秘】 徒花 テオドロ → pasticciona アリーチェ


誰に似たんだかと肩を竦めては半目を向ける。どちらかといえば自分よりか兄貴分の方に責任を押し付けたくなる。

「俺は嫌な男No.1の自負がありますが、
 それだって図々しく警察署にいますけどね。

 あいつも、俺も、当然のことをしたまでだが……
 感謝の言葉で足りないのであれば、
 当然のように受け取っていていいという訳です」

あからさまに機嫌がとれた様子を見て、
安いなあ、狙い通りだなあ、とぼんやり思い浮かべる、
その裏によかったという安堵をひっそり隠しつつ。

「見え過ぎちゃうから……そうか。
 ……そういうものか。俺に正義感なんか無いとはいえ、
 中途半端に知りすぎてしまうのは損なのかもな」

現状を打破できるのであればともかく、
そうでない時の至らない全ては毒にしかならないのだ。

「適材適所と思うならそれでいいんじゃないか。
 自分でも向いてると思っただけで大した理由はないですから。

 もっと辿ればこの目で信用できるものを確かめたい、とか、
 守る力を得たいとかあったが、警察である必要はなかった」

それこそ──別にマフィアとかでもよかった。
選ばなかったのは、そちらが向いていないと思っただけで。
(-545) 2023/09/20(Wed) 6:24:38

【秘】 徒花 テオドロ → 口に金貨を ルチアーノ


眉を顰める。決して鈍感な方ではない。今の答えが満足いくものかはともかく、何か琴線に触れたことくらいは察して、やはり物好きめと密かに心の内で詰る。

「裸の付き合いや同衾を通り越して、
 更に裸でいるところを撮られるとなると……
 法外な金額でも貰わないと割りに合いませんね」

それならそれでいい。
人に好かれる性質ではないと認識していれど、
肯定されることが嫌いなわけでもなかったから。

「愚痴というか、苦言をそっくりそのまま言ってやっても別に構わないんですが……」

「少なくとも、あんたが扱い慣れているであろう、
 女でも猫でもないことは確かだな。
 逃げも隠れもしないさ、俺はただ選んでここに居る」

最初から変わらない。その報いとして何をされようと後悔することだってきっとない。
どうせ今更逃げ切れるものでもないのだ、なるようになればいい。
(-555) 2023/09/20(Wed) 7:44:11

【秘】 路地の花 フィオレ → 徒花 テオドロ

あなたが寝てしまってから。
物音を立てないように近付いて。

その首にアスターの花の意匠がほどこされたシルバーネックレスをかけて、服の中にしまった。
気付かなくても構わない。出来るなら、無事でありますようにと願いと祈りを込めて。

「……万が一があっても、1人じゃないことを忘れないで」

なんて、少し贅沢かも。
(-609) 2023/09/20(Wed) 17:25:26
徒花 テオドロは、メモを貼った。
(a24) 2023/09/20(Wed) 17:42:14

【神】 徒花 テオドロ

「警察が職を辞する時、同僚たちの不安を煽るのは以ての外です。
 何処かの国では『It's an ill bird that fouls its own nest立つ鳥跡を濁さず』とでも言うのでしたっけ?」

#警察署 内。敢えて反社会組織法を積極的に支持している上司に対し、辞職願を叩きつけているところだった。
それもどこかデスクの上ではない。本当に警察署のその辺≠セ。
常識外れにも程があるし、相手の眉間の皺からもそれが窺える。

品定めするような目線すらも今は愉快に感じられた。
光を感じない人間から定められる価値に何の値打ちがあることか。

「礼儀やマナーとしても、置いて頂いた恩義がありますから、
 同じ心構えを持つ者同士、顔を立てる必要も……あるでしょう。重々承知の上、僭越ながら述べさせていただきますが」

「───今の警察。特に反社会組織取締法が、
 信用ならないというのはお分かりですね」

御託を並べるのをやめて、
単刀直入に言ってやれば空気が一変するのを感じる。
目の前からだけではなく、方々から伝わってくる突き刺すような視線。息のかかった人間たちである顕れに他ならない。

「道理のなっていない法のもとで、悪を作り断じるなんて……全能にでもなったおつもりですか?」

返す自分の表情は、いつも通り嫌味ったらしい笑み。
昨日までよりもずっと迷いがなく、
心から相手を侮蔑するような神経を逆撫でする、
礼の欠片もないろくでなしの顔つき。

堪忍袋の緒が切れたか、
赤い顔の上司は怒りに任せてこちらに掴みかかってきて。
(G39) 2023/09/20(Wed) 19:50:12

【神】 徒花 テオドロ

───それを笑顔のまま、コーヒーでも注ぐように捻り上げ、
逆にこちらから、鬱憤晴らしに取り押さえてやる。

胸がすっとする。
言いたい放題のうえ、行動にまで移したら、
どんなに気持ちの良いことだろうかと思ってはいたが。

(G40) 2023/09/20(Wed) 19:51:20

【神】 徒花 テオドロ


それを皮切りに。堰を切ったように、
鋭く睨みを利かせていた奴らが駆け込んできて、
口々に薄っぺらい正義を語りながら不届き者を囲み出す。

思惑通りだ。多少の肉体や経歴の傷はいい。
たった今この瞬間、少しの注目さえ集まればいい。

「聞け!こんなやり口はおかしいと思う気持ちが少しでも残っているなら、市民を守る使命をまだ忘れていないのなら、署長代理の馬鹿げたTerrore恐怖に屈してはならない!

 法の前に偽証によって齎される不平等があっていい筈もない。
 ないし、相手の素性が分からずとも隣人を愛し、隔てなく接することが罪であってたまるものか!」

この身に正義感なんてこれっぽっちもない。
だが、今口走ること全てが出任せの嘘っぱちな訳もない。
感情だけが、最後に吠えろと己を突き動かしていた。

「こんな方法でなくてもいい、
 ただ決して、己の中にある正しさ≠疑うなッ!」

例え頭が挿げ替えられようと、
共に働いてきた仲間たちのその全てが、
ひと匙の毒程度で腐敗し切る筈がないと、心から信じている。
(G41) 2023/09/20(Wed) 19:52:00

【置】 徒花 テオドロ


「縄張りの中で大人しくしているならまだよかった。
 多少の悪戯も、尻尾を掴めない方にだって責はある。

 ただ、あんた達は街の治安を脅かし、血の掟を侵した……
 必ず法のもとで報いを受けることになる」

捕物の果てでやっと地面にねじ伏せられたのを、
未だに口角を下ろすことなく好き勝手舌を回している。

「罪人の戯言かどうか……楽しみにしていろ」

舐めた真似をすれば必ずとっ捕まり制裁を受ける。
いつの世の警察も、マフィアだって行ってきた不変の掟だ。

希望や夢は、俺には持つことはできない。
誰かひとりにでも持たせに行くほうが、
その方がきっと、俺には向いていた。
(L6) 2023/09/20(Wed) 19:52:41
公開: 2023/09/20(Wed) 20:00:00
テオドロは、自分が居ないと回らない世話≠フ事を考えていた。
(a26) 2023/09/20(Wed) 20:00:08

テオドロは、それでもやはり少しくらい甘えたっていいだろう、と。
(a27) 2023/09/20(Wed) 20:00:23

テオドロは、諸々を自分以外の所為にして、くだらなさそうに笑った。
(a28) 2023/09/20(Wed) 20:00:34

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 徒花 テオドロ

「今なら本気で金を払ってやってもいいな。言い値で買おう」

無事を祈るような野暮なことはしないし、とやかくうるさく言うことも思いつきはしない。
ただ大怪我をされると勝手に友人面をして喧嘩をふっかけに行ってしまうかもしれない。

「……まあ文句は聞き入れられるかはわからんが?
 他のやつよりは俺は融通がきくんでね、口説き文句だけ封じてくれるな」

考えれば考えるほど、共に歩いて話している姿は周りからどう映るのか見ものだ。

「お前ってやつは。
 そうやって何人落としてきたんだが」

この瞬間だけは信じてもいいだろう。
何でもかんでも判定が甘くなって行く気もするが。
自分にとってはしばらく味わえない最後の長い息抜きだ。

だから、その手を掴むのはきっとまた違う形で。

たとえ何処へ行こうと、また知りにいってやろうとその日男は心のなかで決めたのだ。
(-640) 2023/09/20(Wed) 20:04:00

【秘】 幕の中で イレネオ → 徒花 テオドロ

/*
九本指さん、こんばんは。バナナマンパナマ湾です。
墓落ち後に秘話しませんか、のお誘いにまいりました。墓落ち前からそんな話をするのはどうかと私も思ったのですが、墓落ち後の方が殺到するのではと思い、埋もれる前に連絡させていただいています。

前提からいいますと、イレネオは完全に法の犬です。
つまりテオドロさんの主張に対し、立場が真っ向から対立します。テオドロさんの逮捕理由が神窓での行い、及びそれによるスパイ疑惑……などであれば、イレネオは確実に食ってかかるでしょう。また、その許可は運営様からいただいております。

ですが一応こちらは身内に甘い触れ込みであったこと、PCはどうあれPLは(もちろん楽しみますが)裏切るようでやや心苦しいこともあります。九本指さんのキャパや予定の問題もあると思いますから、無理にとはいいません。

以上、長々と失礼しました。ご一考いただけると幸いです。
細かいシチュエーションや提案は秘話をできることになればまた送らせていただこうと思います。よろしくお願いします。
(-643) 2023/09/20(Wed) 20:18:10

【秘】 徒花 テオドロ → 幕の中で イレネオ

/*
運営様から許可があるようでしたら是非!

こちらのPCの精神が安定してきた所での行動だったので、真っ向からいがみ合うようなことはない(ある程度の理解を示したり、わざわざ挑発したりはしない)かもしれませんが、それでもよければ。

警察を辞するという覚悟を決めている以上今後の予定には寧ろ沿うものだと思うのでその辺りはお気になさらず。
そちらのキャパ等も無理のないように、やりたいようにしていただければ幸いです。
(-648) 2023/09/20(Wed) 20:36:05
 


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#警察署  #街中  #朝礼_警察署 


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エルヴィーノ
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ペネロペ
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何度でも見付けて

ロメオ
8回 残 たくさん

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犠牲者 (12)

ガイオ(2d)
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エリカ(3d)
0回 残 たくさん

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黒眼鏡(3d)
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ニーノ(3d)
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大丈夫だ

イレネオ(3d)
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これからも一緒に

カンターミネ(4d)
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ヴィンセンツィオ(4d)
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ルチアーノ(5d)
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もう楽にしてくれ

リヴィオ(6d)
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もうすこしだけ

ダニエラ(6d)
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