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【秘】 研究員 鹿籠 吉弘 → 営業 榑林 由希子「こんなに喋ったら引かれますから喋らないですよ。 だから口を開かないようにしてます、まだ言えますから30分ぐらいなら」 これ以上はセクハラ以上のオタク語りになってしまう。 止めはしたが、もう既にほぼ手遅れで。多分今後目が合うことがあってもこの日を思い出してしまうのは疑いようも無かった。 「……なるほど……・性癖はやっぱり寂しさを埋める手段ですよね……わかります」 諸説あり。持論は、満たされない欲求の果てに焦がれ求めるものだそうだ。 「その美貌も相まっていい縁に感謝しないといけませんね……? 今後ともどうか続けて貰って……出来たら」 話ながらもその手は止まらず、後頭部を撫でていた手は首まで伸ばされ、顎に至れば細い指でなぞるように動かされ続ける。そのまま咽を優しく押し愛撫しながらただただ貴方を眺め続けている。 「出来たらそのまま極めて貰えたら……と。 僕がどうなってもよろしくお願いします……」 何視点かわからないその宣言は死ぬ前の遺言のようで、色気も何も無いまま不思議な空間を作り上げた。 (-34) 2022/10/02(Sun) 10:57:17 |
【秘】 営業 榑林 由希子 → 研究員 鹿籠 吉弘「30分も聞かされたら 先にこっちが参っちゃいますね……」 どうか誇張であってほしい。 既に忘れられないほどのインパクトを受けたので、 会社ですれ違う度に思い出すことになるだろう。 「そんな風に言われるとむず痒いというか……んんっ」 言葉と手、両方からくすぐられるような感覚。 顎を僅かに上げ、喉元を撫でられるままになっている。 彼女が本当に猫だったらゴロゴロ言いそうな勢いだ。 「まぁ、その……精進します?」 果たして返事はそれでいいのだろうか。 襲われるようなこともなく時間は過ぎていく…… (-36) 2022/10/02(Sun) 11:59:22 |
【秘】 人事課 緑郷 溢 → 営業 榑林 由希子「ははあ、なるほどなるほど…… はい!とっても助かりました!」 一部始終を聞いている間もその後も、しみじみと頷くばかりで 引く様子は一切無かった、というより。そもそもの話。 ノリが限りなく社長に近い人種が引くわけがなかった。 そりゃそう。 「ありがとうございます、榑林さん! お約束通り、気になるお店があったら奢りますし…… この旅行が終わってからも、 緑郷がお手伝いできる事は何でも協力しますからね!」 何を? 今後人事課で扱う何らかがあったら他の社員には内密にだとか、 そういう意味での協力かもしれない。そう思っておこう。 それでも旅行に来ている社員にはもれなく全員にバレますが。 (-98) 2022/10/03(Mon) 19:54:29 |
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