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【秘】 寡黙 エミール → 白昼夢 ファリエ「そうか……、じゃあ、この祭の間にまた」 一人ではさっさと済ませてしまう食事も、人と食べれば長くなる。 言葉少な気ではあれど、別に人間は嫌いではないし、会話が続く相手ならば楽しむこともできる。 この街に数日滞在する以上、そういう相手がいるのはありがたい。 こくりとひとつ頷いて、エールを喉に流し込む。 苦味の中に癖になる甘さが混じって、少しだけ目元の力を緩めた。 「折角だから、祭の間はアイツ達の相手もしよう」 行かなかったらはそれはそれで拗ねるヤツもいるからなと言って、運ばれてきた料理を口に運ぶ。 この店では自分たちの名前を知るものは居ないから、自分たちが祝福を受けた人間だということに気づく人はまだいない。 安心して料理を楽しむことはできるだろう。 ▼ (-0) 2024/02/05(Mon) 21:01:18 |
【秘】 寡黙 エミール → 白昼夢 ファリエ「それは……できる限りのことをするが、俺は何でも使役できるわけではない。 今回同じ痣持ちになった冒険者達の方が強いとは思う……。 魔獣さえ倒されてしまえば俺は無力になるからな」 テイマー一人では護衛には向かない。 そもそも、使役できるのは自分の力で使役できる魔獣のレベルの範囲内。 相手の力が上回れば簡単に魔獣を片付けてしまうだろう。 それでも興味があると言われれば、いくらでも見せはするのだけれど。 「……俺はあまり多くを望んでない。 選ばざるを得なかったと言えばテイマーの師匠に預けられたことくらいだが、俺はこの仕事を気に入っている。 とはいえ……外の世界も見てみたいと、一度も思わなかった……ということはないな」 色々なものに固執せず生きてきた。 何でも、簡単に手放せた。 それでも愛着を覚えた人間達が少なからずいて、それを置いて何処かに行こうと決断しなかったくらいには……今のものに固執してしまっているのかもしれない。 ――幸せ。 この痣が、本当に幸せの祝福であり象徴だというのなら。 捨てずに夢を広げることもできるのだろうか。 回された手を視線で追って、小さく息をついたのだった。 (-2) 2024/02/05(Mon) 21:02:06 |
ダーレンは、掲示をチラと見て、目を細める。すぐに足を遠ざけたその場には、紫煙とタバコのにおいだけが残った。 (a0) 2024/02/05(Mon) 21:20:53 |
【人】 寡黙 エミール「……………」 お触れを読み、ひとつ息をつく。 痣に光がともれば、更なる祝福を得ることができるのだとか。 ――だとするなら。 彼女たちがここで最高の幸せを得ることができるというのなら。 そこまでを考えると小さく頭を振り踵を返す。 ……今日は子どもたちと遊んでやる約束が男にはあったから。 (0) 2024/02/05(Mon) 21:21:03 |
【秘】 聖女 リッカ → 白昼夢 ファリエ/* いつもお世話になってます、こんばんは!村建てです! 教会窓からファリエさんがいなくなってしまった…………オオン………… というわけで、現行の続きを行うようなら秘話で行って構いません! ここが今日からおれたちの教会窓だ…… もちろん、そこそこに〆て痣発光後に時間軸を移していただいても構いません! 襲撃ロールなどあるかもですし、とりあえずファリエさんからの動きをこちらは待ちますね! (-6) 2024/02/05(Mon) 21:21:43 |
【墓】 宝石集め カリナ「……私の痣を光らせたのは 誰 ?一体何のつもりでやったの」 教会で人々の祝福の声囲まれながら、女はまるでその光が聖女からの施しでなかったかのように不満の声を言い放った。 困惑する人達を退けてツカツカと街の入口の方へと足を向け、一度だけ振り返る。 「何が祝福よ、もし自分の私腹を肥やそうとしているつもりだけでやったのなら容赦しないわ。 必ず見つけ出してやるから」 (+0) 2024/02/05(Mon) 21:27:21 |
【人】 遊蕩 ディルク掲示前、棒付きのキャンディをまたひとつ口に放り込み指先で弄ぶ。 そこに記された名のひとつ、暫し眺めて背を向ける。 「……声、かけとくんだったな」 きっと今頃、街の人々からの祝福でいっぱいだろうし。 (1) 2024/02/05(Mon) 21:29:53 |
ディルクは、噛み砕いたキャンディがいつも以上に甘く感じた。 (a1) 2024/02/05(Mon) 21:33:11 |
【秘】 掃除屋 ダーレン → 栄枯 プリシラ/* こんばんは、 暗殺者 です。襲撃被りなければ、お覚悟いただきたく思います! よろしくお願いいたします………… (-8) 2024/02/05(Mon) 21:36:14 |
【人】 栄枯 プリシラ「ふふふ、欲張りさんなんだから。 ……沢山お気に入りがいても普通面倒見切れないのにねえ」 聖女様だからできちゃうのかしら。 蔦柄のストールを纏い、白い花飾りを頭に乗せて、 自分の光りもしない痣に意識を向けては薄く笑う。 「祝福の言葉や、お祝いそのものは貰いたいけど…… 幸運はもう十分なほど頂いちゃったからな どうせならお呪いの方がいいわね! その方が魔女にぴったり。ね、」 そうでしょう?と聖女を象ったそれに問いかける。 与えられたものは返すべきで、 押し付けられてもあまり喜べないものだから。 そうして今日もお祭りの喧騒へと歩いていく。 (2) 2024/02/05(Mon) 21:46:10 |
【雲】 彼方をのぞむもの シヴァ──これは、あなたが見た夢だったかもしれない。 ──水晶玉を通して見た景色だったかもしれない。 ──白昼夢のようなまぼろしだったかもしれない。 あなたはこの夢の光景を、音を、どのような手段で知っていても構わない。 これは、誰かに焦点を当てた夢。 ずっとずっと、この世界の外を見続けた誰かを見ている夢。 【 彩雲の夢 】 (D0) 2024/02/05(Mon) 22:00:16 |
【雲】 彼方をのぞむもの シヴァ/* 主に一人称視点で描写予定です。 描写外のことは、曖昧になっているものとして お受け取りください。例えば思考している時の声だとか。 過去のものも遡ってご覧になっていただいて構いません。 何かあればご連絡くださいませ。 この窓が見えているあなた様方の良きようにしていただければ幸いです。 【 彩雲の夢 】 (D1) 2024/02/05(Mon) 22:00:30 |
【秘】 薄荷 アンジュ → 仕立て屋 エリー「一人で何でもできるようになれた時は、きっと私が一人前になれたときです。 重圧も責任も決断も、全部できるようになるか、その勇気を得られたときが、きっと」 ギルドに所属していると、ギルドのためにお金を多めに収める必要がある。 こうした貸店舗のレンタル代も、場所代も支払う必要がある。 薬の卸売りという点ではアドバンテージもあるけど、単価が低いと言うのは内緒。 「……一緒、でいいなら。 ……その、一緒に回って頂けると嬉しいです。何か気付きとか、一人でいるよりは得られるかもしれませんから」 (-9) 2024/02/05(Mon) 22:03:39 |
【秘】 薄荷 アンジュ → 宝石集め カリナシヴァについて調べた手紙を受け取った後、あなたが直接顔を出しに来たことに少々面食らった。 直接会うのは、前に一緒に見て回ったり、気晴らしに行こうと話をした時以来だったから。 あなたから伝えられた彼の情報を一通り聞いた後、彼の言う「行きたい場所」に賛同するあなたの言葉を耳にする。 「……はい?」 シヴァと同じ……シヴァと一緒にところに行きたい。それはつまり彼と―― 「……はい」 というところまで思考してあなたに否定されたので、一度黙ることにした。 彼とは別に深い仲というわけでもないが、見知らぬ人というわけでもない。 飄々としていて掴みどころはないけど目的があると話をしてくれたことはあった。 それが、彼女が話してくれたことなのだろうと情報を合致させていく。 ▼ (-10) 2024/02/05(Mon) 22:04:28 |
【秘】 薄荷 アンジュ → 宝石集め カリナ「海の向こう、とかではなくて。世界の外……そと?」 天国とかそういうものだろうか。祈った先にあるかの楽園、天国、あるいは地獄。 海の向こうには何が広がっているのか。かつての先人たちは船という手段を得て見出したという。 自分の知らない海の向こう側――『世界』というものを、あなたが……あなたたちは認識しているのか。 「まだちょっと飲み込めていないですけど、言いたいことは理解できました。 死ぬとか、そういう悲しいことになるんじゃなくて、遠くに旅立つんだってことになるんだなと分かって。 それはそれで悲しいですけど」 うへへ、と笑いながら、困った顔を浮かべる。 「いえ、話してくれてありがとうございます。どうかお気をつけて」 そうしてあなたと軽い話をして、何でもないかのようにして別れる。 揺らぎ迷うあなたは、しかしいずれいなくなるのだとしても、何でもないいつもの時のように別れた。 また明日、と言ったその次の日。 あなたはちゃんと会えるあなたでいるのか、一抹の不安を覚えながら。 (-11) 2024/02/05(Mon) 22:04:49 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 仕立て屋 エリーあなたの痣が光り、それからのいつかのこと。 あなたは夢を見る。 真っ白な、ただただ広い空間。 ぷわぷわりと宙に浮かぶシャボン玉は、 その中にどこかの景色を映している。 あなたは地面から浮かび上がるそれに気付かずに 触れてしまったかもしれない。 何かの気配を察知し、避けたかもしれない。 兎角、触れればそれらは割れ、 誰かの記憶を覗くことができたのだった。 → /* 遊び星の干渉ロールです。お話ができるとうれしいにゃん。 彩雲窓の内容は、過去の日付のものも、このロール中に投稿されたものも、任意にPCが知ったり知らなかったりして構いません。 (-12) 2024/02/05(Mon) 22:06:21 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 仕立て屋 エリー「おっ、エリーじゃん、やっほ〜 あ、聖女様からのさらなるご祝福おめでと〜」 あなたが現状把握に努めていると、背後から声が掛かる。 振り返れば、ゆるいノリでひらひらと手を振る彼の姿があった。あなたもだが、彼は町を歩く際の装いだ。 (-13) 2024/02/05(Mon) 22:07:23 |
【墓】 仕立て屋 エリー「痣が……」 ガリガリと胸元を搔き毟る。 油断はしていなかった。誰かに触れられてもいない。 ならばこれは魔法か呪いか。 「失せろ。殺すぞ」 いつもの人当たりの良さは消え失せて。 囲み祝福する民衆を押しのけてどこかへ消えていった。 (+1) 2024/02/05(Mon) 22:08:01 |
【秘】 仕立て屋 エリー → 薄荷 アンジュ「勇気ならあるんじゃない? それを形にするための、先立つものがないだけで」 心の内にあるものを出そうにも、お金がなければ形にならない。 こうして幼い身空で一人、金を稼いでいるだけでも十分勇気があるとは思える。 重圧や責任を負うための資金さえあれば、あなたはきっと大丈夫だとエリーは思っている。 「それなら是非。 じゃあ、アンジュが見てみたい出店とかある? まずはそこに行ってみよう。お金は心配しないでね」 (-14) 2024/02/05(Mon) 22:13:38 |
【秘】 仕立て屋 エリー → 飄乎 シヴァ夢か現か。それを把握しても意味はない。 既にもう、夢破れた身なのだから。 自棄気味に浮かぶ泡に触れようとした瞬間、背後から声が聞こえた。 「シヴァ……煽ってるんなら殺すよ」 指輪がカチリ、と音を立てた。 その一部から、針が突き出す。 彼我の距離はまだ少しあるが…… エリーの速度ならばもう、射程圏内だ。 当然、あなたもそれを知っているだろう。 (-15) 2024/02/05(Mon) 22:18:24 |
【秘】 薄荷 アンジュ → 仕立て屋 エリー「いつの世もお金とは切っても切れないのですよね……」 世知辛く現実的なお話だ。 夢を追いかけるのにもお金がかかるのだから。 「あ、そ、そんな……ああいえ、あまりへりくだってはいいけませんね。 ……それなら見てみたいところがあったのでお付き合い頂けると」 店から出る前に懐に仕舞っていた魔導書を開き、何かの呪文を唱える。 危機感知か、店を開ける際のセキュリティ用のものなのか、ソレを唱え終えると外へと出てくる。 「……その、化粧品……なんですけど」 (-16) 2024/02/05(Mon) 22:40:39 |
【人】 薄荷 アンジュ掲示板の前には既に人が集まっている。 光を宿し、授けられた者たちを知る為、あるいは知り合いの様子を見るため。 民衆でごった返す人波をかき分けながら、じっと張り出された掲示板を一読した。 そこに張り出されている名前に目を細める。 「今日は随分と景気が良い……? のでしょうか。 おめでたいことですけど、ありがたみが減らないでしょうか」 (4) 2024/02/05(Mon) 22:44:30 |
【秘】 仕立て屋 エリー → 薄荷 アンジュ「そうだね、どんな世界でもお金は必須なんじゃないかな」 世知辛い世の中だ。 まぁ、物々交換の時代よりは幾分マシだが。 「化粧品。いいんじゃない? やっぱりリップとか? 下地系もほしいよね。 睫毛は綺麗だからマスカラとかはいらないだろうし…… アンジュは可愛いし、ナチュラル系のメイクがよさそう」 なんて、少しだけテンションが上がっていた。 (-17) 2024/02/05(Mon) 22:53:04 |
【秘】 白昼夢 ファリエ → 寡黙 エミール「次はどこに連れて行ってくれるのか楽しみにしてますね」 テーブルに頬杖をついて微笑んだ。 その表情は相変わらず揶揄っているようであり、子供のようにはしゃいでいるようにも見えただろう。 酔いの所為か、はたまたこれが本来の性格なのか。 祭りの前の喧騒と店内の静けさの境界線のように、目に見えるパーテーションは無い。 はっきりしているのはこの時間をそれなりに楽しんでいるという事だけだ。 「ずっとはお休みできない、というより孤児院は私の家でもありますから。 祭りの中頃には何かしてあげないと…… あなたが相手してくれるなら孤児院の人はみんな喜ぶと思いますよ」 祭りが始まってしまえばどうなるか予想が付かない。 何事も無ければ、いつも通り。 平和な一日を過ごせるはずだった。 「ふぅん……それじゃあ護衛はともかく、曲芸だとか?子供は絶対喜びますって」 純粋な自身の力ではなく、限界もあるということらしい。 一般人のファリエにしてみればあなたも十分に力のある者に見えるけれど、きっとそれだけ世界は広いということなのだろう。 であれば、一般人にも分かりやすいやり方で見せてくれれば十分だった。 ▼ (-18) 2024/02/05(Mon) 22:53:35 |
【秘】 白昼夢 ファリエ → 寡黙 エミール「それは現状にある程度満たされてるから? それとも謙虚さ?清貧さ?」 大きなため息を吐いた。 自分で頼んだ手のひらサイズの焼き菓子を口に放り込み咀嚼してから。 「……なんだってすごいなあ。 私なんて一度思っちゃったら、思ったことがあるで済ませられませんよ」 頬杖が次第に崩れる。ぱらぱらと垂れた髪が女の顔を遮ってしまう頃には、ほとんどうつ伏せのような状態だった。 女はそんな風には生きられない。 チャンスがあったら掴みたいと思うし、それが何かを犠牲にしなければならないとしたら天秤にかける。 その過程で負った傷はいつか幸せという薬が治してくれると信じて、手を伸ばす。 ──振り返れない。 「でも悪い事じゃないでしょ。 誰だって幸せはエゴなんだから────」 程なくして寝息に近い呼吸音が聞こえ始める前に零した言葉はあなたに届いたかどうか。 この日の食事会はそのまま、あなたになんとか送り届けてもらって幕を下ろしたことだろう。 (-19) 2024/02/05(Mon) 22:56:36 |
【墓】 白昼夢 ファリエ「え……と」 街中で当然のように湧いてくる野次馬たちをほうぼうの体で抜け出す。 「すいません。あの……ありがとうございます」 「でも、できれば私なんかよりも──」 「聖女様を祀ってあげてください。 私じゃなくて彼女のためのお祭りですから」 落ち着いて息を吐けたのは郊外まで逃げてきた頃だった。 (+2) 2024/02/05(Mon) 23:04:00 |
ファリエは、直に確認できないうなじに、知っている気配を感じる。 (c0) 2024/02/05(Mon) 23:06:38 |
ファリエは、泣くことも怒る事も喜ぶこともできずに手を当てて人気のない路地裏で蹲っていた。 (c1) 2024/02/05(Mon) 23:06:50 |
【秘】 白昼夢 ファリエ → 薄荷 アンジュ/*お疲れ様です。もちだるまです。 無事に墓落ちしましたが、襲撃ロール等は予定されていますか? 特に無ければ処刑と同様にこちらで処理をすることも可能ですし、簡単に経緯をお聞きしてそれを踏まえてロールしていくことも可能です。 今後のロール方針を決めるのにできればどんな状況かだけ決められたらと思っているので、そちらのキャパに合わせて連絡いただけると幸いです。 (-20) 2024/02/05(Mon) 23:19:00 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 栄枯 プリシラ「仰る通りでしかねェンよな、返す言葉もございません… 言うてまともでいる内は絶対しねェからゆるして〜〜」 当然普段はしないし、現状に関しても反省はしている。軽いノリだがそのあたりの言葉は真剣に受け取った。 「やーでも、うん。良くなるの保障はアリガトね」 「いやサ、状態異常とか自体は一応なさげではあって。 何個か鑑定もらってるからまぁたぶん。 呪い関連か俺ちゃんが、あー、んー、あー…」 「…呪い関連じゃなかったら、あとは俺ちゃんが 精神的に参っているかくらいじゃない?とは言われた、かな〜?」 一度言い淀んだが、ここで言わなくてもやりとりが少し増えるだけで結果的には言うことになるだろう、という判断がされた。 あなたのような人に隠し通すには、彼基準でもう結構上っ面を崩してしまっている。 「だから、うん、魔女様が占い的に吉兆とか、 そういうふうに言ってくれるのは、 うれしいしちょっと安心できっか、な〜?」 「まぁ今プリシラ嬢に会う前よりは全然気は楽」 だからあとヘーキですよ、と困り眉の笑顔で続けて。気を楽にしてもらったことの礼に何か奢りでもしようかとの提案がされた。 あなたから何かなければ、屋台のある通りでしばらく過ごして別れるなりをすることになるだろう。 (-21) 2024/02/05(Mon) 23:21:00 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 仕立て屋 エリー「 えっっっ???? 待って待って素直な気持ちじゃん???? ココに住んでてそんっっなに聖女様のコト 好きじゃなかったりした?????????」 両手を上げて降参のポーズ。全然思っていた反応じゃなかったにゃん。どったの???? あなたの反応から考えたことはあったが、それは一度横に置かれた。 (-22) 2024/02/05(Mon) 23:30:13 |
【秘】 薄荷 アンジュ → 白昼夢 ファリエ/*お疲れ様です。マルマルパです。 無事、襲撃が完了できたようで安心しております。 ファリエさんが宜しければ襲撃ロールをしたいなと考えておりました。 とはいえ然程暴力的な行動で光らせるのではなく、特別なお薬を食事や飲み物に混入させるなどという形で痣を光らせる、というような行動を想定しており、そういった流れで痣を光らせる経緯を作れたらと考えております。 (-23) 2024/02/05(Mon) 23:38:01 |
【秘】 掃除屋 ダーレン → 栄枯 プリシラ「よう」 今日の掲示が出る前。またも通りすがりにあなたを見かけた男は、あの時と同じように声を掛ける。 もし同じように振り向いたのなら、その口元に飴細工を突き付けただろう。平然とした様子は相変わらずだ。 「やるよ、これ」 (-25) 2024/02/05(Mon) 23:47:21 |
【秘】 白昼夢 ファリエ → 薄荷 アンジュ/*なるほど!それではプロローグで聞いた話もありますし、自分の痣が変になっていないかを聞いたり予防の薬なんかを出してもらった……みたいな流れが自然かもしれません。 ファリエは一般人なので、痣について詳しいだとか、薬の専門的な話だとか言われると、一切知識がなく不安も強いため簡単に騙されるでしょう。 (-26) 2024/02/05(Mon) 23:51:53 |
【秘】 白昼夢 ファリエ → 聖女 リッカ/* こちら楽しませてもらっております。もちだるまです。 せいじょさま〜ファリエとおいところにきちゃった…… 連絡もした通りちょうどキリもいいなと思ったので、痣が光った後の時間軸でお話ししようと思います。 特に目立った外傷とかはなく、特別なお薬のようなもので光ることになりそうなので、外見上は特に変わりないようです。 何か次の約束をしていなければこちらから呼び出すようになるでしょうか。 その場合はいつものように夜になりますか? (-27) 2024/02/05(Mon) 23:57:19 |
【秘】 薄荷 アンジュ → 白昼夢 ファリエ/* お薬の処方、とても良いですね。 特に痣の状態については興味がある、という素振りも見せていましたし、立場的にも自然な形で「ご体調はどうでしょう」「痣に変化はありませんか」という風に気にかけて近づくことも容易ではあるので、そういった面でも近づきやすいですね。 痣は自分の身体にも浮かんでいるものですし、薬を取り扱う者として「試薬を作りました」ということも容易なので、そういった形でお薬を処方して、光るまでの流れを作れたらと思います。 (-28) 2024/02/06(Tue) 0:06:05 |
【秘】 仕立て屋 エリー → 飄乎 シヴァ「しらばっくれんならいいや。 それ以上煽らないなら殺さないでおこう」 とは言うものの、指輪の針はしまわない。 集められた痣持ちは自分と同じような境遇と勝手に推理している。 「で、何しに来たの。こんな変なことまでして」 (-29) 2024/02/06(Tue) 0:23:26 |
【秘】 掃除屋 ダーレン → 飄乎 シヴァ淡白な反応も、自身の信じるものではないところから来るのだろうと勝手に納得しているのか。追及することはなかった。 「……そりゃ大変だ」 そして、舌に刻まれた痣を細めた目で見遣って。 小さく笑ってやる。 それから、まあ。と続けて。 「見えなきゃ祝福だなんだって、囃し立てられなくて良いんじゃねえの」 なあ、と。 肩を軽く押したかと思うと 路地の方へ逸れていく。 人がいない方へ、いない方へと。勘付かれないように。 あなたは、いつ気が付くだろうか。 (-30) 2024/02/06(Tue) 0:30:09 |
【秘】 白昼夢 ファリエ → 薄荷 アンジュ/*具体的な部分はアドリブで合わせるので全部お任せします。 ファリエは祭り期間中は一人で街中を歩いていることもあったので昼間ならいつでも構いません。こちらから探すことは無さそうなのでそちらから声をかける形で始めて頂けたらと思います! (-31) 2024/02/06(Tue) 0:53:41 |
【墓】 白昼夢 ファリエ>>7 エミール 「……こっち」 交わした視線に数度瞬いて頷く。 普段の落ち着いた在り様が嘘のようなか細い声で、路地を抜けた先を指さす。 そこは郊外とはいえ都市部でありながら建物隙間に開けた空き地。元は建物があったのだろうか。辺りには大小の瓦礫が置き去りにされている。 辿り着いて天を仰げば、まるで空だけを切り抜いたような光景が目に映るだろう。 「ここなら滅多に誰も来ません。 いつも落ち着いて考え事がしたい時はここに来るんです」 多少喋れるようにはなったようだが、とても子供の前に立てるような状態ではないのは明白だった。 適当な瓦礫に腰を下ろして暫し黙っていた。 何かを離そうとする様子もなく、ただ喘ぐように呼吸を繰り返しているだけの沈黙。 (+4) 2024/02/06(Tue) 1:04:58 |
【独】 白昼夢 ファリエ/*今回こそは守ってあげたくなるひ弱な存在できていませんか?どうだ? 急に覚悟決まったりしたらどうする? そしたら対面(誰?)の胸倉をつかむしか………………………… (-32) 2024/02/06(Tue) 1:12:00 |
【独】 白昼夢 ファリエ/*ていうか聖女許せねぇよ 聖女許せね〜〜〜〜〜 何が純真無垢だよ もっと無邪気であってほしかったよ この世界作ったんならもっと自由奔放に邪悪になって♡うそ平和にしあわせになってほしいよ……(情緒不安定) (-33) 2024/02/06(Tue) 1:14:02 |
【人】 寡黙 エミール>>+4 ファリエ 「……あぁ」 か細い声。 頷いたのを見れば立ち上がり、手を差し出したりしたかもしれない。 そうして案内されるまま二人で歩いてしばらくすると、空き地にたどり着く。 「へぇ……、忘れ去られた場所みたいだな」 ここなら確かに、ゆっくりと落ち着いてものを考えることも可能だろう。 あなたが腰を下ろしたそばに自分も腰を下ろして。 ただ数度、その背を撫でるようにぽんぽんと叩いた。 話す余裕もないならば、まずは呼吸を落ち着けるのが大事だろうから。 しばらくして、ぽつり。 「……怖くなったか、人に囲まれて。 ……幸せになりたいんだろ。……光ったのは嬉しいことではないのか」 呟くように聞いたのは、先日の食事との違いに不安を覚えたからだ。 (9) 2024/02/06(Tue) 1:31:34 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 仕立て屋 エリー「あ、俺ちゃんがなんかしたって思ってんだ?? そんなになんかそんななんだ…? …いや俺ちゃんココの夢の理由知ってるだけで何かしたワケじゃねェんよね一応」 「この腕輪作ったヤツさー、聖女様のご祝福を受けた上で、 もっとのご祝福って欲しくない人だったらしいンよ。 痣はほしいけど光るのは要らないってコトね、変だろ?」 曰く、その人物は聖女祭りの痣について色々研究しており、どうして痣が光ったのかを聞くために、痣が光った人とコンタクト取るためのアイテムも作っていたらしい。 そんな特殊な目的を持っている理由なんて、ごく限られるだろう。 きっとその人も転生者だった。 この腕輪自体が結構な研究成果だったんじゃねェかなァ」 鍵にしたり呪いの腕輪に移行したり。腕輪自体はロストテクノロジー時代の品であるから色々と詰め込めたのだろう。 「そんなワケでココはお喋りをするとこっぽいよ。 …てかしらばっくれじゃなくて反応見るまで ガチだったんだって。そんなにいる???って気分」 目的語は省かれているが、似た境遇であるのではと彼も思ったらしいことは察せるだろう。 (-34) 2024/02/06(Tue) 1:55:59 |
【人】 番犬 グノウ>>3:8 ダーレン 「……貴殿も、あの男も」 「…………随分と買いかぶってくれるな……」 「………戦場においては、鉄塊に過ぎん」 この胸の内には機構と空洞があるだけで、探って愉しい腸もないというのに。あの男のように、小話の一つでも振れる小器用さが自分にもあれば、飴の貰い手にも困らぬまい。それを阻害するのは、何より胸の内にある虚栄心に外ならないが。 「……あれは……」 「………未だ、俺も計りかねている」 「……だが、我々の運命を左右するモノであるように思う」 「………何か分かれば、貴殿にも共有しよう」 可能な限り、祝祭について調べているのも事実で。そしてそれが若干手詰まりになっていることも事実だ。そもそも。隣で紫煙を吐く青年がそれほど興味を引くものでもないことは予測がつく。その刻印が光るとき、互いに何を覚悟すればいいものか、未だ分からない我々にとっては、それは吐き出す紫煙よりも曖昧なものだ。 ニ、三、言葉を交わして、別れの挨拶すらも曖昧に別れた。また、道が重なるときに、別の形で運命が交わるだろうことを思いながら。 (10) 2024/02/06(Tue) 2:08:50 |
【秘】 宝石集め カリナ → 飄乎 シヴァ「多分ね、同じぐらいよ。 その腕輪の持ち主もそうだったみたいに、 前にも後にも私たちのような存在はいると聞いたの」 聖女と話す機会があったこと、それでも誰が痣を光らせられるのかなどは知らないと続けた。 本当はひとり知っていたが、あなたを害するような存在ではないからひっそりと黙っておくことにして。 「ねぇ、そのシヴァの宇宙に生きたい理由って、完全に自分のため? それとも、あなたを待ってる誰かがいる?」 そうしてさらに問を重ねながら、態とらしく胸に手を当てて呟く。 「"この子"が気になっているから教えてあげたいの。 私やあなたが宇宙に行くことになったら話す機会なんてないでしょう?」 それはまるで自分という存在と誰かをはっきりと分けているような言い方であった。 カリナが転生者としての意識が戻ったのはつい最近のことだ。 それがたとえ奪ったものではないとわかっていても、自分さえいなければ体の持ち主は違う人生を送れたのではないかと、できる限りその子の人生の中でやりたかったことを清算したいと考えていた。 「急でごめん、でも、今がいい。 私、痣が光ったらもうこの子の意識を尊重してあげられなくなると思うから」 (-35) 2024/02/06(Tue) 2:29:20 |
【秘】 仕立て屋 エリー → 飄乎 シヴァ「違う。 シヴァが私を呪う理由がないでしょ。 嫌がってるのわかってるクセに煽ってるように見えたから。 今ならそれだけの理由で人を殺せる。躊躇せずに」 一人称に気をつけられない程度には、苛立っているようだ。 そこにあるのは失意と殺意。聖女とこの世界への怨嗟。 「研究はこっちもしてた。 痣を光らせる毒と、痣の奇跡を消し去る毒。 前者は副産物だけど、どっちも痣からの魔力でお釈迦になった。 ……呼ばれた時、言われたことで全員"そう"だと思うでしょ。普通」 ガリガリと胸を掻く。 服の上からでも、血が出そうなくらいに。 (-36) 2024/02/06(Tue) 3:40:02 |
【秘】 宝石集め カリナ → 仕立て屋 エリー――それは痣が光る者が現れる前の日。 明るい祭の光景の中で疲れていた自分に話しかけてくれたあなたを捕まえれば、奢りの言葉もほどほどに受け流しながらエールを頼んで一気に煽った。 話したのはちょっとした店を出す上での小競り合い。 既に解決したが一日かかったこと。出費がかさんで貯金が少なくなったこと。そして、女の冒険者だからといって足元を見られたこと。 それとは別に――恋愛絡みの話だ。 「なによわたしだって、ちょっとは強くて美人で。 店もやって悪い女じゃないのに、……どこの男も大切にしてくれやしないわ。 好きで一人で居るんじゃないわよ、選んで何が悪いの」 (-37) 2024/02/06(Tue) 5:38:41 |
【秘】 仕立て屋 エリー → 宝石集め カリナ小競り合いの愚痴には相槌を打ちつつ、ノンアルカクテルに口をつける。 明確な解決策などを提案したりはしない。 解決したことなのだし、何よりも愚痴に必要なのは共感だと自分は思うからだ。 そうして一頻り話をきいて、恋愛絡みの話に移った。 「まぁ、自分より強い女は嫌だとか、綺麗より可愛い系がいいだとか、自分のことを棚に上げてる意気地無しな男はいるからねぇ。 ま、でもバカな男が多いんだね。 こんな綺麗で店をやれる度胸もあって、内面もこうして可愛らしい女の子を大切にしないなんて。 僕の生まれたクズの掃き溜めならともかく、普通は大切にして、誰にも渡したくなくなると思うんだけど」 じぃ、とあなたの容姿を改めて見る。 整った顔立ちに美しいスタイル。 切れ長な瞳は強気な雰囲気を感じさせるが、こうして目を伏せていると色気すら感じる。 こんな女性を大切にしない男はなんて馬鹿なのだろう。 (-38) 2024/02/06(Tue) 6:14:03 |
【秘】 小悪魔 ロキ → 寡黙 エミール「やっと思い出した? そのまさかさ」 ようやく思い出したかと言わんばかりにやりと笑みを浮かべる。 あなたの記憶の中にあるものと何も変わらない悪魔の姿と感覚。 ただひとつ違うのは、穏やかではない剣呑な雰囲気があること。 「聖女様からお願いされててさ。 みんなが消えちゃわないようにって」 「……もう少し遊んで行こうよ? キミがいなくなるのは少し寂しいし。 悪いだけの場所じゃなかっただろう?」 直接的な言葉はないにせよ、この悪魔は痣を光らせに来たのだとわかるだろう。 (-39) 2024/02/06(Tue) 8:11:31 |
【墓】 白昼夢 ファリエ>>9 エミール 手を差し出されれば、初めて人間を見た野生動物のような手つきでおっかなびっくりあなたの手を取った。 寒空に冷えた手。赤切れもいくらか目立つかさついた手。 黙って柔く繋いだまま二人だけの足跡が、時が止まったような静寂を覚ましながら。 目的地に着くとそっと離れていっただろう。 「…………怖い、なのかな。 ああやって聖女聖女って熱狂する人たちが怖いのはそうなんだけど」 もうあなたに触れられても拒絶されることもなく、されるがまま。 己の記憶と結びつく嫌なものではあった。 ぐるぐると思考が行ったり来たりするうち、別の気がかりに気づいた。 「どうして私なんだろうって。そっちの方が強いかもしれません。 この痣が祝福のあかしだって未だに信じられなくて」 呟いた言葉にたっぷり時間かけて口を開いた。 零れる言葉は曖昧に遠回り。 殆どが独り言で石畳の隙間に浸み込んでも構わない雰囲気だった。 「……罰なんでしょうかね。 自分勝手な愚か者への、おしおき」 (+5) 2024/02/06(Tue) 9:09:39 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 掃除屋 ダーレン「見えンくてもお名前貼り出されちゃうかンな〜〜!! まぁ顔知ってる人以外からは逃げられそなのはそう」 人通りが少ない方へ向かっていること自体には、彼は比較的早くに気付いてた。彼は人の気配は、本当に常に気にしているもので。しかし、早かったのはそこまでだった。 それがすぐに違和感として形にならない程度には、あなたへの信頼は大きかった。 「んー……?」 今日も変わらず、話のキリがいいくらいに適当な場所で別れるものだと彼は思っていた。 何か二人で話したいことがあるのだろうか、でもそれなら別に…──何かをするなら、その疑問が口に出される前が好機だ。 (-40) 2024/02/06(Tue) 10:20:26 |
【独】 飄乎 シヴァ/* それはそれとしてあなたを害するような存在じゃないがダーレンだったらおもしれぇね、初回に来てんだよな〜〜〜〜〜〜!!! 誰だ他の害する人じゃない言われるような人。エリー?? 君魔女なんだってね。えっっっじゃあそこの魔女様は??????? (-42) 2024/02/06(Tue) 10:27:37 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 宝石集め カリナ「この子…? あー。 そんな、この子って言うくらいの子が居るンね」 俺ちゃんは最初から俺ちゃんだったからな〜と適当に呟いて。 「その上で回答は差し控えさせていただきます。 俺ちゃん痛いのヤだかンね。 アレ、かな〜りキツいンだぜ?」 彼は以前に、意識せずに約束事に抵触したことがある。その時と言ったらなかったもので。 「ま〜ぁ広く取るなら自分の為よ、広く取るならね」 重ねられた言葉。つまりは少なくとも、もう一度会いたいと思う程度の誰かはいるらしい。 → (-43) 2024/02/06(Tue) 11:17:57 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 宝石集め カリナ「いいよ別に謝らンくて。身軽でいたいもん俺ちゃんも」 後悔とか思い残しとか、そういうものはない方がいい。自分がそうだから、あなたもそうあっていい。 「…で、今まで会っていた子が違う子になってるの聞いて、 それでもその、違う子の方に理解寄せてる俺ちゃんに、 他に聞きたいコトとかってありますか? そこの君」 長年の情なんて意味を成しませんよ、そもそも自分はそこまで情を持っていませんよ、やっぱり自分は自分本位な奴なんです。そういうことを言いたいらしい。 そこの君に呼び掛けているあたり別に酷い奴にはなり切れていないのを、この男は分かっているのだろうか。 (-44) 2024/02/06(Tue) 11:18:22 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 仕立て屋 エリー急な私に、ん?とは思ったが一度流した。 俺ちゃんだって俺ちゃんがエリーに 害与えるとか思われてたら心外だワ?」 「そういうワケでここの夢は俺ちゃんが 自分でやったアレソレじゃねェってコトよ。 またなんか誰かと夢でお話できるンだろなとは 思ってたけど、人は選んでませ〜ん」 「てか俺ちゃんあってもおんなじ人半分くらいって 思ってたのはマジなんよ。祝祭なんに毎回毎回 痣光った全員が暗くしてたら異常じゃん??」 実際そんなふうになっているのだが。彼は別に全員の反応を拝んではいないもので。 「あーほらほらそんなしても痛ェだけじゃん、おやめ〜?」 どうどう、ジェスチャーしつつ数歩近寄る。針がしまわれなくとも。本当に血が出そうなまでにやるのなら止めるつもりだ。 針の毒が即死毒でない可能性は考えたが、止める気で動くことの方が優先された。 (-45) 2024/02/06(Tue) 11:42:58 |
【雲】 彼方をのぞむもの シヴァよくわからないが告白をされた。 何を言っているかわからないかもしれないが、 俺もよくわかっていない。 彼女は俺と同じく鑑定スキル持ちだから、 俺が死にかねないというのは隠せないと思っていた。 そこまではいい。 本当になんだかよくわからないが告白をされた。 祭りの間だけでも、恋人として付き合ってほしいと。 即答で断った。 我ながらカスもカスだと思うが、俺は元の世界に帰る気でずっといる。 今回の聖女様の御神託だって、渡りに船だ。 この為に俺はここまで生きてきたんだ。 彼女が今に告白をしたのは、 俺が死んでしまうかもしれないから…と言っていたが。 …何か、それ以外の焦りも見えた。 【 彩雲の夢 】 (D2) 2024/02/06(Tue) 11:52:12 |
【雲】 彼方をのぞむもの シヴァ俺のことが好きだったとして、 今まで秘めていたものを伝えるという選択肢を、 軽率な判断をしない彼女が取るには不十分に思える。 死の呪いを受けてはいるが、 あなたのおかげで進行はしないようになっている。 そう伝えて、十分とは言わないが、 不安を抑えきれないほどに安心を与えられなかったとも思わない。 …とは言え乙女心のエキスパートというわけでもないから、 一概に言い切れないことも確かなんだが。 兎角、己の勘を信じるのなら、彼女には時間がない。 理由は、聞かなかったので知らないが。 知らないが、もしかしたら俺と同じなのかもしれないな。 そんなことをほんの少しだけ考えて、そうじゃなければいいと思った。 帰ってまだ思いが変わらないなら、 断る口実を考えつくのに苦労するものだから。 【 彩雲の夢 】 (D3) 2024/02/06(Tue) 11:53:30 |
【秘】 寡黙 エミール → 小悪魔 ロキ「……そうか……」 あの時一緒に遊んだ女の子。 それが夢か現か、人か悪魔かなんて考えたことはなかった。 ただ楽しかった。 親元を離れ、一番寂しさを覚えていた頃のことだったから余計に。 師匠との生活は悪くなかったし、修行も真剣に取り組んではいたけれど、それでもあの年頃で不安にならない子供はいない。 そんな時に寂しさを埋めてくれた存在が、あなただった。 「……俺の痣を光らせに来たんだな」 ばかだな。 動かぬ体で、深く息をつく。 「その言い方。 まるで、俺が どんな人間 なのか知ってるような言い方だ」自分とて、迷わぬわけがない。 何にも固執しないように生きてきた理由、それが揺らぐ。 だけど―――― 「だけどごめん。お前の力は多分、……俺には届かない」 俺もまた、聖女の願いを聞かされている者のひとりだ。 (-46) 2024/02/06(Tue) 11:55:18 |
【独】 飄乎 シヴァ/* 処刑されるまでにやりたいこと。 これまでの交流での思考を彩雲窓に投げつける。 腕輪が外れたところあたりを置手紙にする。 日付が変わった後の発狂ロールをしたためておく。 項目は三つだけど全然どれもカロリーあるね、がんばれおれ〜〜 (-48) 2024/02/06(Tue) 12:04:17 |
【秘】 聖女 リッカ → 白昼夢 ファリエ/* お疲れ様です〜〜! そう、そうですね……夜かも。 夜じゃなくても、ファリエさんがひとりなら現れてもおかしくはないです! 呼び出すことに違和感とかもしあれば、1人で出歩いているロールを送り付けてもらえればそこに現れます! ので、よしなに……よしなに……! (-49) 2024/02/06(Tue) 15:31:14 |
【秘】 薄荷 アンジュ → 白昼夢 ファリエ/*承知いたしました。 それではこちらからロールを投げさせていただきますので、よろしくお願いいたします! (-50) 2024/02/06(Tue) 15:58:39 |
【秘】 薄荷 アンジュ → 白昼夢 ファリエ「……ひとが、おおい」 店をあけているのか、大きめの袋を持ちながら人を探していた。 昼間ということもありどこに行くにも人が行き交い、楽しそうな声が降ってくる。 ……そんな中、同じ痣の持ち主を見つけようとしていた。 人を避けていたか、紛れていたか、休んでいたか。ともあれ自分はあなたを認識するとまっすぐ訪ねに向かう。年上の人だけど、シンパシーを感じていた人だ。 「……ごきげんよう、ええっと、ファリエさん」 (-51) 2024/02/06(Tue) 16:04:57 |
【人】 寡黙 エミール>>+5 ファリエ 「……俺には怯えてるように見えた」 握った手は、体格の違いはあれど。 苦労をしてる仕事人の手だった。 握ってたときは血の気が失せて冷たかった手も、今はいくらか暖かくなっているだろうか。 語りだしたのを見れば背を撫でた手を離して、しばらくその声に耳を傾けた。 「疑問か……。 誰がアンタを選んだのかなんて、俺は知らない。 けど……聖女に護られるにふさわしいと思われたんだろうな……」 光の灯らない自分の痣に手を添えて小さく息をつく。 光るか光らないか、それが自分たちの人生に大きく関わるということ。 たった痣の一つが、それだけが。 それだけは確かな話しのようだから。 「……信じられないのは俺も同じだ。 痣による加護のひとつ……、どちらが良いかなんて……俺には」 どうしても判断することが出来ない。 そういう意味ならよっぽど、自分も罰を受けるべき人間だろうに。 (12) 2024/02/06(Tue) 17:28:35 |
【秘】 仕立て屋 エリー → 飄乎 シヴァ「……変な腕輪。 持ち主と痣持ちを強制的に引き合わせて何がしたいんだか」 意味がわからない。意図がわからない。 対象を選べるのならまだしも、意思が絡まないだなんて。 「半分もいたら十分でしょ。 今回が特別か、ゴミどもの熱狂でかき消されたか。 どっちにしろ、絶望してるやつを褒めたたえるあのゴミどもは異常…… 来ないで 」指輪の針をあなたに向ける。 仕込まれているのは神経毒。 解毒をしなければ十数分で末端が麻痺し始め、一刻程度で全身麻痺。 そして更に一刻ほど経てば呼吸もできずに死に至る代物だ。 護身用にしては過剰だが、暗殺用にしては手緩い。 そうしている間にも、胸元の……左胸の痣の辺りを搔き毟る。 (-52) 2024/02/06(Tue) 17:46:52 |
【人】 栄枯 プリシラ>>11 ディルク 「……祝福を貰った子とかの方が…… お祭りで連れ回すには縁起がいいと思うけど?」 困ったように目を細める。 軟派を窘めるために悪戯を言っている、訳ではなく、 自分の中にある考えが纏まらないからこその言葉で。 「ふふ、でも誰かの代わりじゃイヤって言ったのは、 それこそあたしの方だったわね。 あなたの気が変わらないうちに喜んでお受けしましょう。 一人で回るより、誰かと回った方が楽しいもの!」 それでいいのであれば、断る理由もない。 元より物好きなのは共通認識であったために。 寧ろ今のうちに祭りを、という意図も読み取れたから。 (13) 2024/02/06(Tue) 17:56:44 |
【秘】 白昼夢 ファリエ → 聖女 リッカ──しゃく。 一人分の足音はいつもの石畳と違う柔らかい土の音。 女が歩いているのはルフトの外だった。 散歩というには随分と遠出だが、今日はもっと遠くに行きたかった。 夜更けともなれば、人どころか動物も見かけない。 痣がぼうと角灯のように光り続けているから、歩くにはあまり困らなかった。 それに街よりもずっと広い星空が導いてくれる気もした。 まるで世界にひとりきり。終幕のないモノローグ。 (-54) 2024/02/06(Tue) 18:17:14 |
【秘】 宝石集め カリナ → 薄荷 アンジュあなたに再び手紙が届いたのは、女の痣が光った知らせの後だった。 『プリシラは共鳴者 対になる仲の良い存在が居る 同じ転生者だけれど それ以上の情報はないわ』 『今回はもう一つ』 『ダーレン 彼は痣を光らせる力と関係していると思う 今度話を聞いてくることにするから 気を付けて』 『他にも居なくなる人たちは居る 痣を光らせられる人も残ってる 私はなんだか もう聖女の声が届かないらしいけど もう少し何かできないか調べてくる 大丈夫 あなたの言う通り 光っで怖いことはなかったわ また会いに行くね あなたの友達より』 (-55) 2024/02/06(Tue) 18:20:00 |
【秘】 白昼夢 ファリエ → 薄荷 アンジュ「私ですか?」 女は喧騒の中でもあなたの声に気づいて振り向く。 昼下がりに小休憩にでもと良さげな場所を見繕っていた時だった。 「アンジュさんでしたね。 その荷物、もしかして祭りで出店でもされているんですか?」 教会で会った痣持ちのひとり。 数日前の事で、言葉も交わした相手だから覚えていた。 (-56) 2024/02/06(Tue) 18:21:46 |
【秘】 宝石集め カリナ → 掃除屋 ダーレン煙の香を追って歩んでいけばそこに背中は見えただろうか。 あなたのことは馴染みのある人から聞いていた。 だから一方的に顔と名前は一致させていたけれど。 「ほんの少しでいい、聞きたいことがあるのよ」 そこにあなたの姿がなければ宿に手紙でも届ければ良い。 それでも少しでもその声が聞けたらと短い髪を揺らしながら足を前に出した。 (-57) 2024/02/06(Tue) 18:33:15 |
【秘】 栄枯 プリシラ → 掃除屋 ダーレン「もむ……んんっ、甘い」 躊躇わずに飴細工を咥えて、口で転がして、 少しだけ音の籠った味の感想が零れる。 「……甘い物、苦手なんですか? それはそれとして嬉しいですけど」 お裾分けはお祭りの醍醐味。なんて思ってるかもしれない。 (-58) 2024/02/06(Tue) 18:59:21 |
【墓】 白昼夢 ファリエ>>12 エミール 「そう見えたのなら、きっとそれも本当なんだと思います。 誰にも会いたくなかったからここまで逃げてきたんですよ、私」 それもあなたに見つかってしまったのだけれど。 幼い頃から他人に触れられることも本当はあまり得意ではなかった。 かと言って我慢している風には見えない。 宥められて落ち着いたのだろう。 祭り前の時と同じで、あなたにはある程度気を許しているから。 「あなたに言っても仕方ないですよね。ごめんなさい。 もしかしたら私が思うほどこの痣も特別なのかもしれませんし。 あーあ。私も街の人達みたいにはしゃげたらなあ」 その訳も分からないたったひとつの痣に翻弄されている事実もまた、心を揺さぶる。 この世界には不思議なことが溢れているのが当たり前で。 冒険者だったら違ったのか。幸せになれたのか。 ……分からない。今は考えたくない。 「相応しいかどうかなんて。はあ……聖女様が全部わかってたら教えて欲しいですよ。 でもエミールはまだなんですよね? 頑張って──って言うのが正解じゃない気もしますけど、気を付けてください」 (+6) 2024/02/06(Tue) 19:49:10 |
【人】 寡黙 エミール>>+6 ファリエ 「それは……悪かったな、見つけてしまって」 けれど見つけて、放っておける状態にないように見えたのだから仕方ない。 自分とて聖人君子ではないから、誰であっても助けたかというと定かではない。 ただ、あそこに蹲っていたのが、それなりに付き合いが長くなったあなただったから声をかけたのだ。 「俺には……痣が光った人たちと、街の人達にはずいぶん温度差があるように見える。 アンタだけじゃなくて……全員だ。 だから……素直に喜べないのは不思議なことじゃない……と、思う」 アンタはどこもおかしくないと。 そううまく言えずに目を伏せる。 何が正解かなんてわからないし、多分、自分は、どちらの結果になっても素直には喜べない。 その理由を少しずつ自覚して、苦い顔をしてしまった。 (14) 2024/02/06(Tue) 20:20:02 |
【秘】 聖女 リッカ → 白昼夢 ファリエ―――ふわり、 そう、いつものように音もなく。 夜闇にも輝く白銀の髪を寒空の下揺らし。 「 ………… 」 開きかけた口が、一度閉じる。 そっと瞠目ののち、不意に視線を上げた。 (-59) 2024/02/06(Tue) 21:16:56 |
【秘】 聖女 リッカ → 白昼夢 ファリエ「 ファリエ 、こんばんは! 」 変わらない 無邪気そうな笑み。あなたの周りを、空気を混ぜるみたいにくるくる回る。 あなたは世界にひとりじゃない。 少なくともあなたを世界にひとりにはしたくない。 その思いと、自分が聖女であることは矛盾しない。 それは昔から―――こうなった、今も。 だから、聖女はいつも通り。 無邪気そう な笑みを浮かべている。 (-60) 2024/02/06(Tue) 21:17:25 |
【秘】 宝石集め カリナ → 仕立て屋 エリー「……わかってくれる? でも誰にも渡さないなんて甘い台詞聞いたことないわ」 追加のエールを頼みながら頬杖をつけば少しスッキリしたように顔を上げた。 「別に物凄い自信があったわけじゃないのよ。 ただ……ちょっと夢を見て、叶わないなって思い知って。 今日で吹っ切れさせて次の糧にしようと思ったの。 ごめんね付き合わせて。こうして吐き出せてるだけで十分ありがたいわ」 二杯目が届いて、また口をつければ三分の一程飲み切って。 「それにしてもエリーの国は酷い言われようね、そんなに嫌なことおきたの?」 (-61) 2024/02/06(Tue) 21:20:59 |
【秘】 掃除屋 ダーレン → 宝石集め カリナ「ああ、あんた。カリナか」 その名前と顔は、こちらも聞いた覚えがあった。 弟分が世話になっていただとか。 そして、昨夜に微か思い浮かべた顔でもあった。 振り返り、煙を吐き出すその姿は どこか怠そうにも見えただろう。 「加護とやら、賜ったんだろ」 「めでたいじゃねえか、そんな奴が何の用だよ」 (-62) 2024/02/06(Tue) 21:21:07 |
【秘】 薄荷 アンジュ → 白昼夢 ファリエ「はい、メインストリートで薬と……お花のアクセを売っています。 花冠とか……」 いそいそと袋から花で編まれた冠を取り出して見せた。雪の結晶を模した花や葉が綿密に編まれている。 「必要な常備薬や緊急の薬が入り用になったら、私がすぐに駆けつけますので……。 嗚呼……いえ、宣伝はほどほどにしないと。 歩き売りをしながら見つけられれば良いなと思っていたんです。同じ痣持ちの方にご用がありまして」 (-63) 2024/02/06(Tue) 21:37:08 |
【秘】 掃除屋 ダーレン → 栄枯 プリシラ「横流しの横流し」 別にシヴァ辺りにやっても食っただろうけど。 先日の礼も含まれていたのかもしれない。それにしては横流しは微妙だが。 「食べられはする。気分じゃないだけだ」 あの時は遠慮して吸わなかった煙草を咥えて、火を点ける。 空になった箱を手の中でくしゃりと潰して、上着のポケットに突っ込んだ。 「祭り、楽しんでるか」 (-64) 2024/02/06(Tue) 21:40:52 |
【秘】 薄荷 アンジュ → 仕立て屋 エリー「どうあれ商人のはしくれですから、お金とは切っても切れない縁がございます。それも醍醐味というものかもです」 あなたが良ければ目的の店まで案内しながら続きを話していくだろう。 「はい、リップと……あと保湿できるものがほしくて。 あんまり派手なのは確かに好みでもないし似合う感じでもないなって思ってて……でも人前に出る仕事なら繕うくらいはできたほうが良いとは教わってて、まずは軽いもので……みたいな」 そうこうしている内に目的の店にたどり着いたらしい。 ほのかに甘く、清潔感のある香りと雰囲気が漂っている。 (-65) 2024/02/06(Tue) 21:44:21 |
【秘】 仕立て屋 エリー → 宝石集め カリナ「そう? 大切な物は誰にも渡したくないでしょ」 さも当然かのように。 少なくとも、自らが培った技術は誰にも渡したくない。 「夢見たって……告白ったりしたの? って聞くのも野暮か。ごめんね、忘れて。 謝らなくても、僕はカリナと話せてるだけで楽しいし」 ちびちびとアルコールのないカクテルを飲み、大きなため息を吐く。 「……ダンソン地方わかる? まぁ、田舎の方だから知らなくてもおかしくない場所なんだけど。 そのジョヒ地区らへんの出でさ。 そこがもうヤバいんだよね。女に人権ないみたいな。 それが常識だから誰も異議を唱えないし、 唱える女はだいたい見せしめで辱められるし。 そういうゴミみたいな場所だったら、カリナみたいな美人でも大切になんかされないだろうから。 僕でも匿うくらいしかできないだろうし……」 (-66) 2024/02/06(Tue) 22:09:52 |
【秘】 仕立て屋 エリー → 薄荷 アンジュ「ふんふん、なるほど……」 繕う程度。 化粧に興味があって進んできたというわけではないのか。 まぁ、それでも楽しんで買い物ができるならそれでいい。 なんだかんだと考えている間に、店へ辿り着いていた。 香水も売っていそうな甘い香りがする。 「保湿なら化粧水とか乳液とかは必要だね。 リップは肌と色を合わせて見たいし…… まず何から見よっか?」 (-67) 2024/02/06(Tue) 22:17:58 |
【秘】 栄枯 プリシラ → 掃除屋 ダーレン「失礼しちゃうわ」 横流しで喜ぶとでも?という意図。 その割に表情には喜びばかりが浮かんでいる。 煙草について気にすることもない。 植物百般を扱う都合、香の辺りも網羅している為…… 様々な理由を差し置いても、単純に慣れているのだろう。 「それなり、ね。お祭り自体は楽しいんだけど、 その主役たちがみんなどこか暗い顔をしているから」 「……あたしはね。天が、聖女様がくださる物、返す事…… その全部は仕方のないことだと思っているの」 突然命が奪われること。先日の話か、 あるいはそれよりずっと前のことを準えるように。 「ただ今日を楽しめることを大事にしていたいなって。 ダーレンさん、あなたはどう?お祭り楽しんでる?」 (-68) 2024/02/06(Tue) 22:26:56 |
【人】 栄枯 プリシラ>>15 ディルク 「そうねー。あたしも同感。 一寸先で何が起こるか分からないから、 今日しかできないことをして、その一つ一つを楽しむの!」 こんなに大きなお祭り、お店もまだ全然見きれてないし。 この先どうなるかはさておいて、 今この瞬間を楽しむことは大事に違いないと考えている。 「いっそ、何かの機会を設けて、 人を集めてお店を行脚してみるのもいいかな…… 最後にはどこかの広場でパーティとかしたりして! ……でも今は勿論ディルクさんとに集中するけど。 今日のデートプランとやらはお任せしてもいいかしら? そういう場所選びも人柄が知れる機会だと思うし」 甘いものも掘り出し物も好きだ。 大抵の場所は喜ぶ自信があるので、どことでも。 (16) 2024/02/06(Tue) 22:40:32 |
【秘】 薄荷 アンジュ → 仕立て屋 エリー本格的に化粧も覚えたいけど、まだいいかな、という気持ちもある。 それよりも仕事に注力はしたい。ともあれとはいえ今後のためにもそれ自体は必要なわけで。なんとも難しい塩梅だ。 「じゃあまずは化粧水と乳液一式を……これと、これを」 植物、自然由来のものをチョイスしていく。 肌をトーンアップして見映えを良くしながら、目的の保湿も見込める上に値段はリーズナブルなものだ。 どうしようか見比べつつ、香りのあるものも手に取り始める。 「人と対面する時なら、私自身からは匂わない方が良いのでしょうか。 お店とかの雰囲気作りには……お店をコーデするなら香りは大切だと思いますけど……エリーさんはどう思います?」 (-69) 2024/02/06(Tue) 22:53:54 |
【秘】 仕立て屋 エリー → 薄荷 アンジュ「ううん……僕としては薬の香りと喧嘩しないなら、 アンジュからはいい香りがした方がいいと思うよ。 いい香りは印象をよくするしね」 だけれど、薬草類の香りと喧嘩しない香りを探すのは簡単ではないかもしれない。 いや、店員に聞けばそういったものもあると教えてくれるだろうか。 「あ、でも匂いが強いのは逆効果だからね。 ふわりと香るくらいのものがおすすめ。 今のアンジュは……」 と言って、あなたに顔を近づける。 どのような香りがするのだろうか。 (-70) 2024/02/06(Tue) 23:23:54 |
【秘】 寡黙 エミール → 掃除屋 ダーレン/* どうも、はじめまして。 面識もほぼないところではありますが、あなたを監視させていただきたいと思います。 もしかすると痣が光る可能性もありますが、行動にはお気をつけて。 もし痣が光る場合は何かロールをできたらよいなと。 そちらの都合次第で構いません、どうぞよきように……。 (-71) 2024/02/06(Tue) 23:31:00 |
【墓】 白昼夢 ファリエ>>14 エミール 「……別に」 それ以上どうとも言わないけれど、あなたの謝罪だけ否定しておきたかった様子。 その姿は孤児院で子供の面倒を見るあなたの姿そのもので、それを悪い事とは言いたくなかった。 「どうして、でしょうね。 おめでたい事のはずなんですけど。 そう言ってもらえると気が楽ですね。この世界で仲間外れじゃないみたい」 浮かぶ苦笑は煮え切らない自身に対して。 口が達者でないあなたにここまで気を遣わせているのも痛いほど伝わってきたから。 「どうかあなたは私みたいにならないでください」 決して言葉にはしないだろうけれど。 あなたは生きることを悲観していないと思うからこそ。 祝福を祝福として受け取れる結末を迎えてほしかった。 (+7) 2024/02/06(Tue) 23:53:48 |
【秘】 白昼夢 ファリエ → 薄荷 アンジュ「わ。綺麗……後日見に行かせてもらいますね。 あんまり予算に余裕はありませんけど……記念に」 ラインナップに目移りしながら嘆息。 見ての通りファリエはアクセサリーなどは一切身に着けていない。 祭りだというのにこの様子。 そういう物を買いそろえるのは滅多にどころか、皆無なのかもしれないと想像できるだろう。 「ああ、用って私個人じゃなくて痣だったんですね。 ちょっと納得。どうしたんですか?」 「と言っても私に答えられる事なんて殆どありませんよ……?」 (-72) 2024/02/07(Wed) 0:07:01 |
【秘】 小悪魔 ロキ → 寡黙 エミール「…………」 謝罪と続く言葉を耳にした途端、悪魔の顔から笑みが失われる。 何も言わず、目を細めてあなたを見る視線は甚く冷たいもので。 「……そういうキミも聖女様からお願いされてるクチ? それとも、ボクたちみたいなのは歯牙にもかけない感じか」 こんな事を何度も繰り返していれば、自ずと理解してくる。 聖女が何かを出しに自分たち以外にこの力を与えていること。 この力が通用しないほどに意志の固いものがいるということ。 そして、そんな者たちでさえ聖女のきまぐれには敵わぬこと。 果たしてあなたは何だろうか? 今までの知識と経験で見当は付くが、結局やることは同じだ。 「……まあいいや、全部試してみればはっきりするさ。 キミのその言葉、ハッタリじゃないとも限らないしね」 そう言って、痣を光らせようと悪魔はあなたの身体に触れる。 金縛りのような感覚は解け、代わりに心地良い夢のような感覚を。あなたを夢幻の世界に引きずり込もうと、夢魔の能力を行使する。 (-73) 2024/02/07(Wed) 0:08:29 |
【秘】 小悪魔 ロキ → 温室 マーサ自分たち以外に痣が光るものが現れ始めた頃。 「……まさか、こんなにあっさり希望が潰えるなんてねえ。 どうやら聖女様は、ボクたちが相当気に入っているらしい」 「相手が聖女様ともなれば、本当に大きなお世話だったね?」 (-74) 2024/02/07(Wed) 0:20:58 |
【秘】 白昼夢 ファリエ → 聖女 リッカ「あ………………こんなとこまで来るんだ」 ルフトから離れる意味はあまり無かったようだ。 音もない気配に 気づいてしまう 。一人きりで感覚を遮断しているような今でも。 言葉に詰まる。咄嗟に動いたのは手でうなじの光を覆うように手を回す。 不自然な格好で歪に笑顔を作ろうとした。 (-75) 2024/02/07(Wed) 0:28:13 |
【秘】 白昼夢 ファリエ → 聖女 リッカ「こんばんは。ご機嫌だね。 お祭りを一緒に回ったの楽しかったから?」 あのデートは終始はしゃぎ回るあなたを連れ立って、絶対一人では行かないような出店や催しを梯子した。 聖女にまつわる物や話は、あなたの言った通り偽物も多かったようだけれど。 そんな裏話も楽しくて。 何よりあなたが楽しそうにしているのは見ていて悪い気はしなかった。あの時は、まだ。 「それとももっといい事があった?」 会話らしい言葉を吐く。 あなたに混ぜ返される空気は、抑えていた胸中の揺らぎを乱す。 聖女様。聖女様。あの声が耳に残っている。 ぐるぐる。頭の中を回って目が回りそう。 だから、あなたが押しとどめた何かを察する余裕もなかった。 (-76) 2024/02/07(Wed) 0:29:45 |
【秘】 掃除屋 ダーレン → 飄乎 シヴァもう少し、時間を置くつもりだったのだが。 聡いあなたに勘付かれて避けられる前に、その体を壁に押し付ける。 上手くいったのなら、モップの柄が首元に押し付けられて。あなたを縫い付けようとでもしたかのような形。 「………」 暗い瞳が、あなたを見据えている。 「……もし」 「俺がここで、お前に"祝福を受けてくれ"って言ったら」 「お前は首を縦に振るか?」 (-77) 2024/02/07(Wed) 0:39:35 |
【秘】 掃除屋 ダーレン → 栄枯 プリシラ「後でまた何か買ってやるよ」 悪いという気持ちはあったのだろう、埋め合わせを約束して。 ちゃんとした礼もその時にというニュアンスを込める。 「祝福、なんて言葉が嘘みたいにな」 信心深いなんて言葉とは程遠い男は、さして興味のなさそうな様子だったが、思うところはあったのか。 ゆっくりと煙を灰に入れて、吐き出して……間。 「その様子じゃ、あんたは選ばれても……変わらずに居られそうだけどな」 「俺は……そうだな」 「つい最近まで、祭りを楽しむ権利はないと思ってたけど」 それでもまあ。今のところは。 「気分転換くらいにはなってるよ」 (-78) 2024/02/07(Wed) 1:10:05 |
【秘】 栄枯 プリシラ → 掃除屋 ダーレン「あら、そこまで能天気に見える? ……ふふ、多少は痣を重圧に思うこともあるのよ。 あたしなんかが、って考えてるときもあるの」 口の前に丸めた拳を作って、上品に笑う。 その下では確かに秘めた感情はあるものの、 きっといつまで経っても顔を出すことなんてない。 「変わらないかはその時にならないと分からないけど、 でも、それでも……ここで楽しんで、居ると思うわ。 この世界で生きていて、沢山素敵な物を頂いたもの! それが最初から誰かの思し召しだったというのなら、 何が起きてもどれだけ嘆いても仕方のないことですから」 悲しみも楽しさも、生も死も、 これまでのひとつひとつを既に受け入れているから。 夢から醒めるべきだとは思っている。 現実に置いてきたものには計り知れない未練がある。 だがそうなったらいいな、という願いは、 叶わなかった所で己を変える理由にはならない。 「気分転換ぐらいでも、良かったわ。 あなたが一番楽しそうじゃなさそうな顔してたし」 (-79) 2024/02/07(Wed) 1:45:53 |
【秘】 掃除屋 ダーレン → 寡黙 エミール/* ご連絡ありがとうございます、あなたが樹木子だったのね…! やった〜〜〜!!!!もし痣の光ることがあれば、何卒お願い申し上げます! (-80) 2024/02/07(Wed) 2:04:33 |
【秘】 掃除屋 ダーレン → 栄枯 プリシラ「能天気とまでは言ってない」 「どうあっても、自分でどうにか楽しみを見つけて生きていくんだろうなと思った」 芯がしっかりしているとか、口当たりの良いことを言うには少し気恥ずかしくて。 結局言わずじまいだったけれど。 この世界"でも"、あなたなら上手く生きてくれるはずだと信じている。 会って間もないのに、そう思えるのは 過る姿があるからだろうか。 あなたの見せるその姿に、説得力があるからだろうか。 ともかく、そうであればいいと思ってしまうのだ。 どの口が、と言われても仕方がないのに。 「墓参りにも行かずに、燻ったたまま生きてた男だからな」 「それでも話しかけてくるような酔狂な奴がいたおかげだろうな」 「そういや、腕相撲大会にも出てみないかって言われてたな…… くだらねえと思ってたが、いい機会かもな」 気分転換にはもってこいだろうか。 ガラでもないと思っていたが、約束してしまった手前ということもある。 「お前は、この後何したいとかあるのか」 「なんとなく、このまま祭りを見て回るだけか?」 (-81) 2024/02/07(Wed) 3:09:03 |
【秘】 栄枯 プリシラ → 掃除屋 ダーレン「そうね、そのつもりだったけど…… 最後位は、痣を持った人みんなで集まりたいなって思う」 腕相撲大会もいいわね!とは言いつつ、 力自慢以外も来られるような場を考えていて。 「料理や楽しめるものはいくらでもあるから…… それをどこかの広場に集めて、 花を始めとした綺麗なもので飾って、 痣を持った人だけが来れるパーティ会場にしちゃうの」 そう、楽しそうに机上に乗せるような空論を並べ立てる。 ただ理想を語るばかりではない。 それが耳触りの良いことだけでないのは理解しているつもり。 「来たくない人のが多くなるでしょうね。 人を動かすのも、“祝福”を受けていた方が楽ですし。 それでもやることに意味がある気がして。 縁起がいいからと駆られたわけじゃない、 おとぎ話や歴史に基づかない……自分たちの為のパーティ」 女は、そう名乗りたいから魔女を名乗っている。 そう思いたいから、そうであることにする。 「正しい意図で、あたしたちの受けた祝福を祝えるのは、 祝福を受けたあたしたちだけに決まってるからね!」 ひと時の夢や慰めだとしても、生まれる心の軽さを、 少しでも周りに分け与えられたらと思うのだ。 (-82) 2024/02/07(Wed) 5:25:50 |
【秘】 薄荷 アンジュ → 仕立て屋 エリー「お、おぉぉ。エリーさんもそう思いますか。 殿方からのご意見はいくらあっても困りませんから、とても参考になります」 あれとこれと、あれは違うこれが良いかも。 色々な化粧水や乳液なんかを吟味して選び、肌質に合うものをチョイスしていく。 「そうですね。私は……おぉ?」 顔が近い。己から香るのはほんのりとした薬のようなかおり。 それも少しすっきりとした、ハッカの香りを感じるかもしれない。 強いて言えばミントや柑橘系、後者はほどほどにすれば喧嘩せずにすむのかもしれない。 (-83) 2024/02/07(Wed) 9:45:58 |
【秘】 薄荷 アンジュ → 白昼夢 ファリエ「薬以外に売るものを急いで作ろうとした物なので、お安いし、割引しますので」 薬に関しては品質をわざとバラけさせることで熟練から初心者まで幅広く対応するものを売っているが、こうしたアクセは加減もまだ分からないのでお試し価格で統一されている。記念品価格にするのも忍びないということもあり。 祭りに浮かれている人々と違って、きっと常通りの自然な姿なのかもしれない。それ自体は己もそう変わらないけど。跳ね上がるのは価格だけで、心構えは常通り。 「防腐処理もしているので……お部屋のインテリアにも使えるので」 苦笑しながら、そうですね……と一つ間を置いてから。 「気にさわったらごめんなさい。 えっとですね、痣が光るあとと前で変化が訪れる……一種の病気なんじゃないかというお話を耳にしまして。 そのあとのメンタルや体調のケアができればと思っていたんですが……体に作用するものなら、不活性化するものを作れば予防できるのではないかと思いまして。 自分でも飲んでみたんですが、特に活性化する様子は今のところなくて……ほかの被験者のデータがあると嬉しいな、と思いまして」 荷物からまた別の、厳重な箱に入ったそれを慎重に取り出す。 配合したてなのか、白い粉薬らしき包みをそっと、他の人たちから隠すように見せる。 「お祭りで聖女様を信仰する立場の多い中で疑る真似をしたくはありませんが……よければ手伝ってほしいのです。なにか救われるものがあるかも、しれないので」 (-84) 2024/02/07(Wed) 10:09:04 |
【秘】 宝石集め カリナ → 掃除屋 ダーレン「……めでたい、そうね」 「これは祝福なのかもしれない、だから教えて」 「この痣を光らせてくれたのはあなた?」 決して責めるような口調ではなく、しかしはっきりと断定するような言動は明らかに何かを知っている素振りを見せていた。 「……私、人より聖女様の声がよく聞こえて。 このお祭りに人の意志で光らせられる人がいるのを知っていたの。 疑いたいわけじゃないけど……これはちゃんと聖女様の祝福で、いたずらに光っているわけじゃないのよね?」 女はこれは偽の祝福であるかどうかを危惧するようにあなたに尋ねた。 (-85) 2024/02/07(Wed) 11:40:49 |
【秘】 薄荷 アンジュ → 宝石集め カリナあなたに手紙を貰って読み込んだ後、あなたに向けてまた声が送られた。 『――なるほど、彼女もそういう……』 『ダーレン……嗚呼、あの怖い雰囲気のお方ですか』 いの一番に立ち去った姿は印象的だったから、よく覚えていた。 だから少し気にかけてもいたのだけど。少し考えるような間を空けて、再び声が続く。 『……危ないことはしないでくださいね。カリナさんも気を付けてください。 怪我とかされたら……心配、ですから』 『転生者……他の世界から来た人……。 そしてどこかへ行かなければならない人……たくさんいるんですね。 ……私の知らないことが沢山で、私以外みんなそうなのかなって思っちゃいます』 『同じ痣を抱えているのに、少し……根本的に【違う】んだなって思うと……』 『いえ、すみません。カリナさんも光ったという知らせを受けて心配でしたけど……それなら安心しました』 (-86) 2024/02/07(Wed) 13:00:53 |
【独】 薄荷 アンジュ「――でも……どうせなら、私の手でそうしてあげたかったなぁ。 友達を『助ける』のは当然のことなんですから。 襲った人も『助けて』あげないと……」 ゴリ、ゴリ、と『薬』をすり潰していく。 (-88) 2024/02/07(Wed) 13:39:33 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 仕立て屋 エリー「元々はご本人がもう一度参加するための 備えみたいな感じだったからなァ〜」 本来であれば、儀に参加した本人が、痣の光った者にその原因の心当たりを問う為の尋問の場としての夢になるはずだった。その彼にもう一度は結局なかったらしいが。 夢見の効果自体は、外す方が手間であったりしたのだろうか。とりあえず現状を見るに、元々用意していた役割を特に外さずに後年の転生者向けの呪いの効果を付け加えられたとシヴァは推測している。 まぁ、その話は置いておいて。 「夢でまで痛くするなよエリー。 現実でも散々掻き毟った後だろ? ああいや、夢だから むしろ満足するまでやれば?ってとこなんかな…」 → (-89) 2024/02/07(Wed) 14:04:08 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 仕立て屋 エリー「…てか俺ちゃんそんなにこわい? 害与えるつもりない云々話したじゃんね、信用ならん? うんうんならんくて正解だと思う。別に俺ちゃん達ってば 仲良くないしね、久々に会ったってだけで」 さらなる拒絶に足を止め、一歩二歩離れる。この反応は、無理に近寄るものではない。信用云々ではなく、あなた個人の問題に見えた。 「さっさと覚めちゃった方が エリーにやさしいのカシラねこの夢。そこらへんどう?」 すとん。腰を下ろし、離れた適当な場所に胡坐をかく。 姿勢からして警戒してはないし、何かができるとするならあなたの方が先であろう状態のままだ。 (-90) 2024/02/07(Wed) 14:04:51 |
【雲】 彼方をのぞむもの シヴァ久し振りに彼に会った。 5年程ぶりだろうか、本当に全然見なかった。 冒険者界隈以外には、どうやらいたらしいが。 教会で見かけて、目が合ってすぐに去られて、少し傷付いた。 ずっと放っておいたのは自分の方なのにな。 その感傷はすぐに解消された。 特に自分が原因ではないことが知れたから。 しかし随分重いことを聞かされてしまった。 よくある話と言えばそうだが、身につまされる思いだ。 大事な人がいなくなってしまった、 その後の世界のことなんて俺も考えたくない。 考えたくないから、俺は誰かのそれになりたくない。 少なくとも、この世界では。 【 彩雲の夢 】 (D4) 2024/02/07(Wed) 14:08:15 |
【雲】 彼方をのぞむもの シヴァ兎角彼はとんでもない悪党に使われているわけでなく、 復讐心を燃やしていて裏の世界に生きるようになったわけでもなく、 ただ単に空っぽになってくすぶっているだけで素直によかったと思えた。 いや、良くはないんだが。 良くはないんだが、よかった。 死ぬ気が別にないなら、いくらでも、どうにでもなるだろう。 それで、軽い提案をした。 それそのものが解決策になるわけではないが、 引き上げてくれるような誰かのいる場所に 戻ることの切っ掛けになればと思って。 言った通り俺は、背中は任せられても隣に一生いる仲ではない。 無責任な立場だから、自己満足がいくくらいの 何かしらはしていこう、そう思う。 荷物は軽い方がいいから。 【 彩雲の夢 】 (D5) 2024/02/07(Wed) 14:08:41 |
シヴァは、背中と首に硬い感触を受け呻き、呆けたのも一瞬。 (a3) 2024/02/07(Wed) 14:46:50 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 掃除屋 ダーレン“痣を発光させようと暗躍する者が、この祭りに数人潜んでいる” そう言えば痣持ちにそれがいてもなんらおかしくはない、とは遅まきながら思い至る。それが、目の前の。そう。 状況を理解すれば、ふ、と笑んで。 「ソレするコトでダーレンの兄ぃにメリットがあったり、 どうしようもないデメリットの打ち消しがあったりしても 自由意思を問われれば答えはいいえですよお前様」 出会った頃にしていたような、生意気な口での理屈の叩き付け。兄貴呼びにはいつの間になっていたんだったか。 心が離れたわけではなく、「喧嘩を売る気ってンなら、昔みたいな気分で乗ってやるぜ?」とでもいったところだ。 とは言え彼はこうして好戦的な態度だが、あなたが何かをするのなら彼自身にできることもない。強気なのは、態度だけだった。 彼がそう思っているだけで、実際には呪いの腕輪が更なる祝福を拒絶する。 (-93) 2024/02/07(Wed) 14:55:09 |
【秘】 宝石集め カリナ → 仕立て屋 エリー「……私の傍にいた人たちが冷めていたのかもね。 ああでも物はそうね、いつか壊れはすれど惜しくなるし。 あくまで人に対してよ」 「似たようなもの。ありがとね」 未練よりは苦々しいような、何かに対して気遣うような言葉選びは自分のことであるのに少し他人行儀のように感じさせた。 「聞いたことはある。 だけどそこまでとは思わなかったわ、出て正解よ。 私だったら偏見持っちゃう、でもエリーはそこが嫌で出てきたのよね? 女の子大事にしたかったりお嫁さん探したりなのかしら」 (-94) 2024/02/07(Wed) 15:12:13 |
アンジュは、とても機嫌が良い。 (a4) 2024/02/07(Wed) 17:10:01 |
【秘】 宝石集め カリナ → 飄乎 シヴァ「ああそうとても大変ね……。 でもこれぐらい聞ければ十分、あなたを痛めつけたいわけじゃないもの」 気にならないと言ったら嘘ではない。 でも話せないのだから仕方ない、同じ世界同じ時代から来たとして単なる他人であることには変わらないから。 その先はゴシップや面白い話を聞きたいだけのような好奇心を満たしたいだけの欲だ、それを優先させるほどあなたが大切でないわけではない。 「……他に聞きたいことは、」 「ないかしら」 探るのはまだ眼の前の女の言葉で、悩む姿も変わらない。 「どうやったら、あなたのことをビンタしたくなるような酷いことを言ってもらえると思う? なんてね、十分どんな男かわかったでしょ。 あの子も私もよくわからなかったから、強いて言えば白髪が目立つお調子者ぐらいかしら。だから聞けて安心したと思う」 「これでも何度でも認めてほしくて頑張っていたのよ。 だから、……居なくなったら寂しいけど、応援はさせてって言葉だけは代わりに送っておくわ。 これぐらいなら邪魔にならないでしょ?」 (-95) 2024/02/07(Wed) 19:07:45 |
【人】 寡黙 エミール>>+7 ファリエ 「難しいな。 アンタ程悲観的にはならないだろうが、……思うところはあると思う」 何かを選んで進んでいけば、選ばれなかったものは捨てられる。 それが自分の意志ではなかったとしても同じことだろう。 痣一つで何がそんなに変わるのかと言われればそうだが、聖女の祝福というのはそれくらい大きなものなのだと……痣を持った人たちを見ていてそんなふうなことを思ってしまったのだ。 「……なぁ」 孤児院の。 ルフトの外に夢を見ているのなら。 「アンタが時間とれるっていうなら、祭りの後何処か行ってみるか。 ……あんまり危ないところには行けないだろうが……ルフトほどじゃなくても治安の良い街は外にもある」 万全の力があるわけではないが、ある程度の護衛の役目くらいは負えるはずだ。 (17) 2024/02/07(Wed) 19:58:26 |
【秘】 寡黙 エミール → 小悪魔 ロキ「……無駄に聖女から力もらっちまってな。 痣を光らせれば今世での願いを聞いてもらえるんだと」 自分の役割は、監視。 暗躍する者を逆に縛り付ける……力。 まさかこんな事になるとは思わなかった。 ……ただ、どうにも初めてあったとは思えなかった奇妙な悪魔が気になって、観察していた。 だって最初から……何処か懐かしくて。 思い出せないことが苦しく思えたから。 「……やめろ。 その力を使うな……」 それを使えば、貴方のほうが――― 金縛りが解けた瞬間、その手を伸ばす。 やめるんだ、と。 危害を加えるつもりはない。ただ行動を阻止するため、貴方を羽交い締めにしてでもと。 その小さな体を抱き込もうとするだろう。 (-96) 2024/02/07(Wed) 20:09:08 |
【人】 遊蕩 ディルク>>16 プリシラ 楽しめる人間、楽しめない人間がいるのは勿論のこと。 それは最初から、それは何かがきっかけで。 考えることも思うことも多々あるだろうが、時間は有限。 祭りにおいても、祭りの中での誰かとの時間においても、 今この時にしかない楽しみを全力で。 「いいね、広場でパーティとなると人の多さで流されそうだけど。 集めた人以外もその雰囲気に流されちゃったりして」 それはそれで楽しいのかもしれない。 全力すぎて終わった後は布団に沈んで起き上がれないかもしれないが。 デートプランのお任せには頷き、出店並ぶストリートへ案内するとしよう。 (18) 2024/02/07(Wed) 20:27:25 |
【秘】 白昼夢 ファリエ → 薄荷 アンジュ「ふふっ。なんだか盛りだくさんですね。 じゃあ子供達が喜びそうだったら買いますよ。 それだったら私のポケットマネーじゃなくて孤児院のお金も使えるから、色々手が届くようになるかもしれません」 さすが店を構えるだけあって謳い文句はひと揃い。 そこまで言われたら前向きに検討をし始める。そういう性格。 どこかしら女も祭りの空気にあてられて気が緩んでいるのも一押ししていた。 「はあ……」 世間話はさておき。 説明を聞いて、受け取った粉をてのひらに包んで、それから首を傾げた。 正直きちんと理解できた気がしない。 「……この痣が病気かもしれないって話は本当だったんですか? これがその病気に効く、かもしれない薬?」 整理するように聞き返す。 今のところ確かに大きな不安はあったものの、特別変わったことは自覚していない。 そのための薬、と言われてもピンとこないのは仕方なく。 しかしこれが 祝福の証 ではないという説にはどこか信じたくなる気持ちがあるのも事実だった。「協力するのは構いませんが、まだ試験段階ということでしたら……その副作用とか。 その辺りは大丈夫なのでしょうか?」 薬なんて滅多に買うことがない女は分からないことそのものが懸念らしい。 (-97) 2024/02/07(Wed) 20:49:13 |
【墓】 白昼夢 ファリエ>>17 エミール 「あなたでもやっぱり気にするんですね」 そこは同じ痣持ちということだろうか。 女は自分以外の事情は知らないから推測することしかできない。 ただ、あなたから聞いたように同じような反応をする者が居たのだとしたら共通点のひとつやふたつあって然るべきだ。 それが何なのかすぐには思いつかなくて、親近感と諦観の息を吐いた。 「……祭りの後、ですか。 もしかして私をどこか、此処じゃない場所に連れ出してくれるんですか? どうしたんですか急に。買い出しの序でに食事をするのとは訳が違いますよ」 粗方吐き出して多少なりとも胸のつかえがとれてきたと感じて気を抜いていたから、あなたの提案にはっと顔をあげた。 きょとんと瞳をまあるくして、じっと見つめる。 あまりに突拍子が無くて思わず勘繰ってしまうのだ。 「旅行の供には面白みのない女ですが」 (+8) 2024/02/07(Wed) 21:04:49 |
【秘】 薄荷 アンジュ → 白昼夢 ファリエ「ふへへ。子供のさじ加減となると難しいですが……女の子がいれば気に入って頂けるかと。 こういうのを大事にしてくれそうな子であれば、せっせと編んで作った甲斐もありますから」 利点を見出し、付け入る隙を見つけて、妥協点を提示する。 商売人になってからこういう話をする機会はぐっと増えた。話しやすい相手、というのもあるけれど。 「本当かどうかはまだ分かりません。ですが一種の予防効果は期待できるものとして踏んでいます。 痣が光る要因が祝福という名の病、ないしある種の呪いのようなものと仮定した場合、それらを阻害する方法で乗り切ることが出来ると考えています。 対呪、対魔に効く効能の薬と、それに体に活力を与える数種の薬草を混ぜた上で調整しています。 本来であれば光った後の予後処理さえ行えば手間はかからないのですが……こうして事前に予防策を練れば、皆さんが余計に辛い思いをしなくて済みますから」 そうして副作用とか、と口にされると。 「少し体温が上がったり、疲労感は出てくるかと。ただ一晩寝れば副作用は感じなくなるかと。 ……お代はいりませんし、よければこの花冠も差し上げますので……。 皆さんを救う手助けをしてくださいませんか」 あなたに花冠を差し出しながら、勢いよく頭を下げる。 (-98) 2024/02/07(Wed) 21:10:33 |
【人】 寡黙 エミール>>+8 ファリエ 「……そりゃそうだろ。 俺だって、アンタと同じ人間だ」 それとも心のない何かだと思ったか? 等と軽口を言って、肩の力を抜いて表情も緩めた。 元より緊張していたわけではないが、もう大丈夫そうだとほっとして。 「……そりゃそうだ。 俺だってここへの買い出し以外の場所に行ったことはないからな。 ただ……まぁ、そういう機会が持てたとしたら……、見ようとしなかった物を見て回るのも良いと思っただけだ」 旅は道連れという言葉がある。 似た者同士、見たことのないものを見てみるというのは悪くない。 驚いた顔つきのあなたをじぃ、と見やって、少しばかり口元に弧を描いた。 「……どうかな。 外に出てみればはしゃぎだすかもしれないだろ、孤児院の子どもたちみたいに」 (19) 2024/02/07(Wed) 21:42:45 |
【秘】 白昼夢 ファリエ → 薄荷 アンジュ「どうでしょう。やんちゃな子が多いから壊さないようにちゃんと言っておかないとですね」 当然商人とのやり取りなんて不慣れもいいところ。 それはもちろんこの薬についても同じで。 「ええと……うーん……」 花冠まで差し出されて頭まで下げられている。 どうしたらいいのか分からない。 何かを自分で選べることは数えるほどしか無かった。 だから選ぶのは苦手だ。 選べないことはある意味で身を任せるだけで済むという楽さがあるのを感じずにはいられない。 「あの、頭をあげてください。そこまでしてもらうような人間じゃありませんよ。 でも……こんな私でもみんなの救いの手助けができるなら」 質問の回答を聞いてもやっぱり分からないままな部分の方が多いけれど。 女にとっては一つの結論を下せたようだ。 「分かりました。もしかしたらその為に選ばれたのかもしれませんし」 その為なら耐えられるものだと、判断した。 どうして一般人の取柄もない人間が祝福など受けようか。 あなたから与えられた分かりやすい餌はとても魅力的に映ったに違いない。 「使い方はこれを飲むだけで良いんですか?」 (-99) 2024/02/07(Wed) 21:47:45 |
【墓】 白昼夢 ファリエ>>19 エミール 「そんなことは……別に思ってませんよ。 私に比べて随分と落ち着いているから、違うんじゃないかって思っただけです」 口をとがらせてそっぽを向いた。 ばつが悪そうに足元の小石を蹴り飛ばしてみたり。 まるで立場が逆転してしまったみたいでそれ以上強く出ることもできなかった。 「 ちょっ! ちょっと!ねえ、揶揄ってますか!?さっきまで私、慰められてましたよね?」 意地の悪い顔だとぼやいている内に湿り気はどこかに攫われていったような気がした。 「風向きが変わったってこと? 今までずっと田舎に引きこもってたくせに……説明不足ですよ。 心境の変化にしてもやっぱり急ですって。 ちゃんと教えてください。じゃないと私行きませんからね」 (+9) 2024/02/07(Wed) 22:30:55 |
【秘】 薄荷 アンジュ → 白昼夢 ファリエ「あ、ありがとうございます……! これで皆さんを救うことができます!」 ぱっと顔を上げると、泣きそうな程の勢いで眼を潤ませていた。 ――選択を迫る際、泣き落としや懇願、脅迫も含めて、事実上の選択肢を一つに絞らせる手法は数多くある。 「いいえ」と言われたらそれまでではあるものの、あなたは真摯に話を聞いてくれて、一笑したりはぐらかしもせず受け止めてくれた。 ……なればこそ、あなた以外に適任はいない。 「いいえ、あなたはとても立派な人です。私を笑わず受け止めて下さったんですから。 これもまたお導きなのでしょうか。本当にありがとうございます!」 同じくただの一般の人間で、こんな幼い自分がなぜ選ばれたのか。 こうして猛進し、薬を作るためだったのだと再認識する。それが認められたことが嬉しくて、縋るようにまた頭を垂れた。 「はい、この薬を飲むと効果が表れます。最初は熱っぽい感覚が来ると思いますけど……すぐに良くなりますから。お祭りの参加に支障は出ませんので」 (-100) 2024/02/07(Wed) 22:44:51 |
【秘】 小悪魔 ロキ → 寡黙 エミール「っ、おまっ……!?」 あなたの手が伸びて、不意を突かれるような形で抱き込まれる。 悪魔とは言えど、搦め手に頼らなければならない非力な悪魔だ。 大人になった身体が相手では身動きも取れなくなってしまって。 (-101) 2024/02/07(Wed) 23:07:12 |
【秘】 小悪魔 ロキ → 寡黙 エミール「……随分と情熱的じゃない? もしかして我慢できなくなっちゃった? ボクの魅力に」 力で敵わないことはすぐにわかった。 大きな抵抗もせずに息を吐けば、蠱惑的に夢魔は笑みを作る。 あなたがそのつもりがあれば、簡単に手籠めにできるだろう。 そんなつもりがないだろうからこそ、こうしておどけられる。 「……さっきからごめんとか、やめろとかさあ。 どうしてそんなこと言うのかなあ、なんにも意味なくない?」 「聖女様に叶えて貰えばいいじゃない、キミの好きな願いもさ」 (-102) 2024/02/07(Wed) 23:07:46 |
【秘】 仕立て屋 エリー → 薄荷 アンジュ「第一印象って大事でしょ? 見た目以外に声、香りもそれに入るからさ。 特に客商売なんて中身見せること殆どないんだし」 ぼろきれを着た何者かが売る商品と、見目麗しい女性が売る前者より少し高い同じ商品であれば後者の方が売れるはずだ、などと講釈を垂れて。 化粧水の成分は恐らく薬師のあなたの方が詳しいだろう。 特に口は出さず見ていた。 「薄荷……柑橘系……うん、今の香りなら喧嘩しないと思うし、 もう少し強くても問題ないかも。 いい香りだと思うよ、アンジュ」 (-103) 2024/02/07(Wed) 23:43:14 |
【秘】 仕立て屋 エリー → 飄乎 シヴァ「もう一度……?」 もう一度なんてあるのか? あるのならばその時を…… いや、そんな定かではない希望を抱いたって苦しいだけだ。 「……怖いとかじゃない。警告してるだけマシなはず」 ガリガリ、ガリガリ。 綺麗に手入れされた爪であれ、多少は鋭い。 夢でも掻き毟れば血が出るのだろうか。それならば、そろそろ。 「どうでもいい。これから覚めても地獄が待ってるだけ。 この世界で穢れた私が生きてる限り、夢も現も変わらない。 ……あぁ、でも起きた方が都合はいいかな。 痣を削いでみたり、試せないし」 (-104) 2024/02/07(Wed) 23:50:50 |
【秘】 仕立て屋 エリー → 宝石集め カリナ「物と一緒だよ。 あ、人間本人がじゃなくて、人間関係がね。 大切な相手との関係は大切に、手放さずにいたいでしょ」 「……それにしても、自分のことなんだよね? シミュレーテッドリアリティ拗らせてるとかじゃなく。 まぁ、そういう風には見えないけど」 なんだか自分を別人として俯瞰しているかのように見える。 まぁ、個性の範囲なのかもしれないけれど。 「聞いたことあるんだ。まぁたまに悪評流れるしね。 あー……僕の場合は狂った環境が嫌になったからかな。 あと、抜け出せるだけの能力があったから抜け出せた。 ……少しセンシティブな話かもしれないけど、 」神殿で自分のステータス聞いたことある? もしよければ、一部でいいから教えてくれないかな。 僕も開示するからさ、本当の情報を。一切の嘘偽りなく (-105) 2024/02/08(Thu) 0:02:56 |
【人】 寡黙 エミール>>+9 ファリエ 「……元気が出たみたいじゃないか」 ついぞ、ははっと声を出して笑った。 子供の前などでは柔らかな表情を見せることはあるとはいえ、あまり表情の変わらぬ男にとっては珍しいことだ。 弧を描いて飛んでいった小石が跳ねて転がっていくさまを最後まで見届けて。 「別に。 揶揄われてると思うのならそうかもしれないな」 それで元気が出たなら良いじゃないかとひとつ、呼吸をおいてまた、弧を描く。 自身の心の内を語ることは、まだ出来そうもないが。 「風向き……まぁそういうことかな。 本当の所どうなるかはこの祭りが終わらないとわからんが……」 自分の痣も光ることがあるとしたら、そういう風にいろんな物を見て固執してみるのも良いかと思ったのだ。 (20) 2024/02/08(Thu) 0:44:43 |
【秘】 寡黙 エミール → 小悪魔 ロキ「俺に願いなんて、そんなにありはしない」 この世界で聖女に叶えてもらわなければならないほどの願いなど、そんなに考えたこともない。 願いはずっと一つだけだったけれど。 それはこの褒美で叶えてもらうようなことではなかった。 「情熱的か? ……そうかもな、アンタにもう一度会いたいって……何度だって考えてた」 それは昔の話。 助けたコウモリとともに消えた少女が居なくて、寂しくて。 ……思えば、あれは子供だった自分の初恋だったのかもしれないが。 「――俺の仕事は監視すること。 俺の目の前で力を使ったやつの痣は―――あぁ」 ”光って” ボゥ……と光が浮かび上がれば、それはどこに隠れていようと分かるもの。 苦々しゲに 貴方の体 から放たれている光を見つめていた。 (-106) 2024/02/08(Thu) 0:54:02 |
【秘】 薄荷 アンジュ → 仕立て屋 エリー「声……そっか。あんまり意識してなかった……」 身なりに気を遣い始めたのも最近のことだが、己から発せられる情報、商人としてのある種のステータス。 店の並び、品数のラインナップとそういうものばかりを重視しているけれど、そうした外面で得られる情報の意識をそれほど感じたことはない。 目からうろこを落としたようにぱちぱちと瞬いて、無意識に自分の喉元に指を当てた。 こうした少女らしい風貌でいる内はともかく、いずれ必要になることのはずで。 見目麗しい後者側の女性になるためには、早期に理解しなければならない事柄だ。 ひたすら化粧品を吟味して、肌質にあいそうなものを選びつつ、リップもチョイス。 「……それなら、これにしてみます。ちょっとだけ、オトナっぽい感じに……なれそうですし」 そう言いながら、ベルガモットとローズ系をチョイスしてみることにした。 てきぱきと選び抜いて、購入のために店員に声をかける。 (-107) 2024/02/08(Thu) 1:00:03 |
【秘】 掃除屋 ダーレン → 栄枯 プリシラ「パーティね……」 「それこそ、俺には楽しむ権利がないだろうけどな。 まあ、もし本当にやりたいって思うなら……準備くらいは手伝ってやるよ」 きっとそのパーティは、見ているだけでも退屈しないだろう。 今の自分は上手く笑えもしないし、パーティを盛り上げるような何かも持ち合わせてはいない。 とはいえ、聞いたからには何もしないというのも居心地が悪かったので。 力仕事くらいなら役には立てるだろう。 「おまえが楽しそうにしてりゃ、見物人も集まるだろうさ」 目を細める。 まぶしいものを見るかのように。 何かを誤魔化すように、煙を吸い込んだ。 「……」 「もし」 「聖女以外から、祝福を貰うことがあったら」 「それでも、おまえは……"仕方ない"って言うのか?」 (-108) 2024/02/08(Thu) 2:34:31 |
【秘】 仕立て屋 エリー → 薄荷 アンジュ「例えばそうだなぁ……んんっ、あー、 あー…… 」男性の中では高めなハスキーボイスが、更に高くなっていく。 「 もしもこういう風な声なら喧騒の中でもある程度通るし…… あ、あー…… 」次はどんどん低くなり、声が太くなる。 「 こんな声なら女性が入る服飾店では怖がられそうだよね。 こほん、だから声も重要な情報だよ。店員を目当てに来る客だっているんだから」 なんて言ってから、あなたの化粧品選びを眺めている。 時折、この色なんてどう? と提案をしつつ。 ……こうして化粧品を眺めて選ぶのはいつ振りだろう。 「はは、無理して大人っぽい感じにならなくてもいいんだよ。 でも何事も経験だし、いいと思う。 一番大事なのは、自分に似合うものを選ぶことだからね。 あとは自分の気分を上げるようなのとか。 お洒落って、自分のテンション上げるためにするようなところもあるしさ」 店員はすぐにやってくるだろう。 購入の時は当然のように財布を出して、改めて支払いはこちらが持つと言った。 これも経費に入れられる。簡単だ。 (-109) 2024/02/08(Thu) 2:47:48 |
【秘】 栄枯 プリシラ → 掃除屋 ダーレン「……」 「考えたことなかった、ですけど」 こちらもまた、目を細めて笑う。 何かを感じ取ったかは定かではないが。 命を奪って与えて、現実と夢を攪拌する。 それに携われる、普通のヒトが居たら己はどう思うか。 「……ねえ、ダーレンさんあなたも……」 「祝福を貰うことを、まるで悪いことのように仰るのね」 自分は明確にそう言い表したことはない。 だが問い質すわけではない。寧ろ気遣うような声で。 「やっぱり、そうなんですね」 「あたしもあなたも……皆もきっと、“同じ”なのね」 その言葉が指していることは、 きっと同じ痣持ちだから──なんて単純な話ではない。 ▽ (-110) 2024/02/08(Thu) 3:11:18 |
【秘】 栄枯 プリシラ → 掃除屋 ダーレン「そもそも……あたしって、 あんまり運に恵まれないようなひとなの。 目に見える幸運の値があったらきっとFとかだわ」 約束を違わないために言葉にしないだけで、 それはこの世界だけではなく、かつて生きた話も含むこと。 「それでも、仕方がないって言うのは、 何もかも諦めてるから、なーんて訳じゃないわ」 「許しているのよ。頂いたものに免じて」 向こうでは素敵な子を授かれた。孫もまた、生まれるらしい。 そして此処では幼いころにみた魔女らしい力を得られた。 あなたにだって。魔女らしいことをして見せられた。 それでいいのだ。他が何であろうと、それさえあればいい。 夢が叶うなら、どんな現実も生きていける。 「あたしは素敵な魔女よ?ただの可哀想な女じゃないの。 分かってくれるなら、そうね……」 ▽ (-111) 2024/02/08(Thu) 3:11:50 |
【秘】 掃除屋 ダーレン → 宝石集め カリナ「俺も詳しいわけじゃない。 魔法、魔力に関しちゃからっきしなんだ」 「俺が聖女サマに祈りを捧げて。 その結果あんたの痣が光ったんなら」 「それは間違いなく、聖女サマの祝福なんだろうよ」 自ら手を下したわけではない。そして、聖女が人間をここに留めておきたいと思っているのなら。 祝福を与えない理由がないだろうという判断。 語り口から、あなたはそれほど悪いことだと思っていないのだろうと思って。 男は煙を吐き出しながら、素直にそう言ってのけるのだった。 (-113) 2024/02/08(Thu) 4:01:52 |
【秘】 掃除屋 ダーレン → 飄乎 シヴァ「……そうかよ」 ぐ、と柄を掴む手に力を籠める。 出来るのなら、誰も手に掛けたくはなかった。ましてや、弟分であったあなたであれば猶更だ。 それでも。 男には引けないだけの理由があったのだ。 「これで、あいつにまた」 あなたが首を縦に振らないうえで、何もしないのなら。 首を圧迫して、気を失わせることになったはずだ。 呪いの装備によって、結局のところは痣が発光することはないのだが。 失敗した後は、適当な酒場に放り投げていることだろう。酔いが回って倒れてた、なんて伝えて。 (-114) 2024/02/08(Thu) 4:30:47 |
【独】 掃除屋 ダーレン「……シャーロット…」 権利は手にした。 願い続けたそれが、もう叶うというのに。 今になって、その覚悟が鈍っている。 自分のエゴを通していいのか。 そんなことを、シャーロットは望むのか。 分からなくなったのだ。 「俺は………」 「シャーロット、を………」 続きの言葉は、ついぞ出なかった。 (-115) 2024/02/08(Thu) 14:41:20 |
【秘】 掃除屋 ダーレン → 栄枯 プリシラあなた"も"。 その言葉に含まれる意味を考えて、より一層バツの悪い顔。 自分と出会うことになってしまったことも、幸運の低さを裏付けることになってしまう。 そんなことを口に出すことは出来なかったけれど。 「可哀そうな女だなんて思ったことはねえよ……そうだな」 「パーティが無事に開けたら、時間空けとけよ。 埋め合わせは、その時に」 生半可な埋め合わせでは全然足りないだろう。 そうなることを、自身が一番よく分かっていた。 エゴで繋ぎ止めることをも、あなたは許してくれるのだろうか。 (-116) 2024/02/08(Thu) 15:16:34 |
【秘】 宝石集め カリナ → 仕立て屋 エリー「……ええ。そうね、できるだけ変わらずにいて欲しいと思っているわよ」 「シミュ……? 一応自分のことよ。 ただ小さい頃ってどうしても世界がキラキラに見えていたから、今とギャップがあるのは否めないわね。 ものの見方は変わったわ」 それこそ女の子は白馬に乗った王子様が迎えに来てくれるだとか。危ない目にあったらヒーローが迎えに来てくれるだとか、そんな感じで夢を見るのをやめたのだと。 遅すぎているかもしれないけれど。 「あ、うん、色んな情報は集めてる方。 そう、あんまり事情をわかったつもりになる気もないけど、今が楽に過ごせてるのが一番ね」 「ステータス? うーん……教えてあげてもいいけど。 別にあなたの分は言わなくていいよ、代わりに私から聞いたランクは内緒にして頂戴」 あなたの質問の意図はすぐに思い当たらなかったが、困ることでもないので答えることにすれば、いつか教会から教えてもらった数値>>0:a1を教えただろう。 (-117) 2024/02/08(Thu) 15:20:21 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 宝石集め カリナ「技術面とか人間的には認めてるけどなァ、 そうじゃねェって? あははごめんて」 「とりま、うん、応援アリガト。素直に受け取れるワ? 俺ちゃんのコトはいつかに振り返って、 そう言えばあんなヤツいたなとか思ってくれたらいいよ」 忘れてくれてもいいけどサ。付け足してわらう。 忘れろとは、彼は言わない。 自分が相手の立場だったら、忘れるなんてしたくないと思うので。 「てか帰れるってなったら全然黙って帰る気だったけど、 知られてンなら挨拶くらいはしに行ってもいいな。要る?」 これだけ聞いたらお開きかな。そんな空気感で、欄干の上に立ち上がった。 (-118) 2024/02/08(Thu) 15:38:04 |
【秘】 宝石集め カリナ → 掃除屋 ダーレン「あなたが祈りを捧げたから聖女が光らせた……?」 聖女があなたの祈りを聞いて光らすのが他の者であるのはどういう意味なのだろう。 この光が祝福であるのなら、それはあなたに授けられるべきものだと思ったのに、と髪に隠れた項に指を触れさせる。 「……何を祈っていたか聞いていい話? その、……ほら! 聖女に祈りを捧げたいほどの願いがあっただとか、詳しくは聞かないけれど気になるのよ。 まさか他人の私に祝福を与えたかったとか言わないわよね? あなたは祝福を受けなくてもよかったわけ」 (-119) 2024/02/08(Thu) 15:47:35 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 仕立て屋 エリー「もう一度云々ってこの人の思い込みなだけだから知らね。 俺ちゃんも現にお告げで一度きりとかどうとかは 言われンかったしやっぱわかんなかったなって感じ」 「てか穢れた私とかすげェコト言うね、宗教上の理由? ああこの宗教って神様云々じゃなくて、こだわりとか、 単純に信じているモノとか、そんなくらいのヤツね」 「あ、これ中身聞いているわけじゃなくて 反射で口から出ただけの言葉だから全然流してていいよ」 若干オーバーに両手を動かして、一呼吸の間が置かれた。 「…何、俺ちゃん知り合いが目の前で自傷行為していても 結局止めンし事情も別に聞いてやらン薄情者だけどサァ、 可能な限り望む通りになればいいとは思うワケ、 聞こえた小さなコトくらいはね」 すい、と右手を伸ばしつつ、そんなことを言う。何が言いたいのだろう、なんて思ったかもしれない。 痣を削いでも試しても無駄だと思うとか、そうしたことは彼は言わない。どんなに見込みが低くても実際にするまでは分からないし、成果がなくてもその行いに意味はあると思うので。 → (-120) 2024/02/08(Thu) 16:17:02 |
シヴァは、即時換装スキルを使った。右手に魔法銃が握られる。 (a5) 2024/02/08(Thu) 16:18:36 |
シヴァは、撃った。 (a6) 2024/02/08(Thu) 16:19:20 |
シヴァは、数拍の後、もう一発撃った。 (a7) 2024/02/08(Thu) 16:19:37 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 仕立て屋 エリー/* 御機嫌よう、お付き合いありがとうございます。いけるかなと思ってやりました。PL文にて補足をさせていただきます。 銃弾は普通に急所狙いのダメージを与える弾だったことにしてサッと目覚めても構いません。 銃弾はマヒや睡眠の弾だったことにして、夢で意識を取り戻して情報を得てから改めて現実で目覚めても構いません。 この夢で得なくても、普通に起きた時に妙な光景を見たとか、そういうことをされてもOKです。 そもそも別に情報とかなくていいならスルーでいいですしね! シヴァの方はエリー嬢を撃った後に自分を撃ってさっさと目覚めました。(別に可能性を消し切れるわけではないけど、)女の子だと思ったエリー嬢の意識がない間に何かをした時間なんてなかったという事実を自分の中で作りたくて。 そんなところでしょうか。ぶん投げが過ぎる点は申し訳なく思いますが、どうぞ良きように調理してくだされば幸いです。 (-122) 2024/02/08(Thu) 16:20:58 |
【秘】 仕立て屋 エリー → 宝石集め カリナ「でしょ? だから僕がそういう男なら、カリナのことずっと大切にするのになって。 あ、もちろん何か特別な事情がない限りね。 ……まぁ、わかるよ。普通はそうなんだろうなって。僕はほら、生まれがアレだから夢も何もだけど」 目を一瞬細めて、先程までと変わらない表情に。 見方が変わったのは、別の理由なのだろうと思ったのは顔に出さない。 きっと彼女も仲間なのだろう。勝手に思っておく。 「うん、今はかなり楽だよ。楽しいしね。 こうしてカリナと仲良く話せてるし」 「……普通そうだよね。もちろん内緒にするよ、二人だけの秘密っていうには教会も知ってるけど。 で、言わなくていいって言ってくれたけど、僕のは……まぁふたつだけでいいか。 AGIがA、DEXがS なんだ。ほんとはあそこ、女子供は出られないように色々細工があるんだけど、全部バラして、見つかっても逃げきれた。 ……で、何もできない金も持ってない子供が一人で生き残るには、このステータスを悪用するしかなくて。 言ってる意味、わかる?」 酒を飲んでいるわけではない。 ただ、恐らく仲間であろう人を見つけた喜びで口が軽くなっている。 ……全員、同じ境遇だろうとは勝手に推察していたけれど。 (-124) 2024/02/08(Thu) 16:33:29 |
【独】 飄乎 シヴァ/*#m_シヴァ お前死ぬのこわいのにこういうところで人殺したり自分死ぬのはいいの? 殺ししない言うててここで人を殺したのもいいの? これ現実に記憶しか反映されない夢だもんマーサ嬢の時ので学んだ。 冒険者していてここは現代日本にいた頃よりマヒしてるんだよな、感覚。死はこわいけど死なないのがわかっているなら削っていい。痛みだって必要コスト。現実で本当に誰かを殺してしまわなければセーフ。 …には普段はならないな? ずっとこわいこわいの中にいるから、相手もこわいこわいの意識が長引かない方がいいと思っちゃうのが優先されてる。 死ぬのってデカい衝撃だぞお前知ってるだろ。殺した弾ってことになったら、今気が回らなかったんだろうな。 落ち着いてるようでやっぱおかしくなってるんだよねシヴァ、おおよしよし。 (-125) 2024/02/08(Thu) 16:36:37 |
【雲】 彼方をのぞむもの シヴァ彼とは多分似た者同士なんだろうな。 第三印象はそんな感じだった。 心配ごとや不安なことは、こういう理由から平気だと言ってやって。 おどけた態度に本心を混ぜて、拾われなければそれでいい。 そういうムーブをずっとしている。 このオモテ面、楽だよな。 本気のことも本気じゃないように見せやすいから。 それに、自分のことだって騙せる。 俺が素の俺のままでこの世界を生きていたら、 多分、あまりもたなかったと思っている。 こう言ったんだから、人がいる所では言った通り見えるようにするべきだ。 それでなんとか立って歩けた場面も、少なからずあるから。 【 彩雲の夢 】 (D6) 2024/02/08(Thu) 16:37:45 |
【雲】 彼方をのぞむもの シヴァ彼が気にしていないと言ったところの 大体は本当に気にしていなさそうだったが、 あそこは気にしていただろうと思う。 誰かに必要とされたい。生きる理由になってほしい。 素直に求めるのも重いもんな。 わかるよ、ああいう言い方になるの。 半分冗談だって予防線を張って、自分の気も楽にしておくんだ。 いつかに誰かに願いを叶えてもらえればいいと思う。 そう思いはしても、自分はやっぱり叶えてやれないから。 気持ちはわかるよってだけ勝手に投げて、 あとはバカな話をしていたんだ。 【 彩雲の夢 】 (D7) 2024/02/08(Thu) 16:38:08 |
【秘】 仕立て屋 エリー → 飄乎 シヴァ銃声が聞こえた。 普段なら避けることなど他愛もない。 銃口と指の動きさえ見ていれば弾をナイフで弾くこともできる。 けれど、これで楽になれるなら。 そう思ってしまった。夢の世界で撃たれても、楽になるはずがないのに。 寧ろ、ここが安息の地だったのかもしれない。 曖昧になっていく意識の中、このまま全ての夢が覚めればいいのに。そんな都合のいいことを思っていた。 (-127) 2024/02/08(Thu) 17:23:32 |
【独】 仕立て屋 エリー夢から覚めた後、最初に見たのは周りの景色だった。 日本に帰れていたら。そんな都合のいい夢を望みながら。 当然、そんなことはなく、今となっては見慣れた部屋だ。 「……そんな都合よくはないか。 ナイフ、どこにあったっけ」 就寝時にまでナイフは携帯しない。 針さえあれば身は守れるし。 起き上がり、ナイトスタンドから適当なナイフを取り出す。 こだわりはないが、中でも切れ味の良さそうなものを。 服を脱いで、窮屈なサラシを解いて。 品質の悪いタオルを噛んで、左胸に浮かぶ光った痣を睨みつけた。 (-129) 2024/02/08(Thu) 18:39:11 |
エリーは、胸にナイフを突き立てた。 (c2) 2024/02/08(Thu) 18:49:33 |
【独】 仕立て屋 エリーナイフで痣を抉る。抉る。抉る。 血が流れ、皮膚が、脂肪が剥ぎ取られていく。 痣が取れるまで。見えなくなるまで。 ぐちゃり。ぐちゃり。 鮮血で紅く染まっても、痣は光り続ける。 皮膚も、肉も、削ぎ落としたのに、そこに痣は"ある"のだ。 どうしようもない。これは呪いだ。 解呪のできない呪い。そんなものが物理的に剥がせるはずがない。 流れる血もそのままに再びベッドへ倒れ込んだ。 願わくば、このまま夢へと落ちて……二度と覚めませんように。 (-130) 2024/02/08(Thu) 19:18:04 |
【雲】 彼方をのぞむもの シヴァ道で彼女を見かけて、丁度いいと思った。 大したものじゃないよって、なんでもないように贈り物をして、 なんでもないようにそのままついでの買い物をして、 それで終わりにするつもりだった。 やっぱり気付くよな。いや、気付いていないか? 商品に対して真摯に振る舞っているだけで、深い意味はない。はず。 そう思いはしても動揺は明らかに出てしまって。 それで、半分逃げるように去ってしまった。 放っておいてくれるといいな。多分そうしてくれるよな。 そこまで仲良くないからな、俺がみんなにそうしてきたからな。 そんなことを改めて思って、微妙な気分になっていた。 こんなかまってちゃん染みた気分なんて、 持たないで来られていたのにな。 【 彩雲の夢 】 (D8) 2024/02/08(Thu) 19:46:48 |
【秘】 掃除屋 ダーレン → 宝石集め カリナ「仕組みに関しては俺も知らねえよ。 まあ、都合よく出来てるもんだろ。協力を募ってでも、聖女は祝福を与えたかったんだよ」 自分には祝福なんて必要ないと思っている男は、何ともなしにそう答えてのける。 バツの悪い気持ちがないわけでもないが、あなたが嫌そうでないのならそう振舞う必要もなかった。 「……」 「もう一度、会いたかったんだよ。 俺が人生で唯一、愛した女に。それだけだ」 それだけのために、ただ痣を与えられたというだけの他人を犠牲にする。 そういうことのできた理由だった。 もう叶わないと思っていた願いに、手が届くと分かったから。 本当にただ、それだけの話。 (-131) 2024/02/08(Thu) 19:51:25 |
【置】 掃除屋 ダーレンエゴで、他人を縛って。 そうして叶える願いは、本当に───が望むものだったのだろうか。 答えは出ないまま。 そうして置き去りにしたものと板挟みになって。 男は、 (L0) 2024/02/08(Thu) 19:53:49 公開: 2024/02/08(Thu) 21:00:00 |
【秘】 宝石集め カリナ → 飄乎 シヴァ「もう少し長くその先も見てほしかったのよ。 大層な夢だと思うかもしれないけど、ブランドを持ってみたくてね。 家族とは違って怪しくない、ジュエリーショップを兼ねた情報屋になりたかったのよ」 忘れるような相手かしら。 忘れられるような相手かしら。 それでも忘れてもいいという言葉には「ばかね、」と些かここには似つかわしくない笑みを返してみせた。 あなたと付き合いたいと言った身であるけれど、あなたが往きたい場所に行けることが喜ばしいことであるはずだから。 「いるわよ。だからそれと同じことを返させて」 「……"私"からの挨拶はいる?」 それは今日限りの話ではない。 女が先程から話している言葉と以前の行動は、全てあの子という視点で使っていた。 (-133) 2024/02/08(Thu) 20:15:44 |
【雲】 彼方をのぞむもの シヴァ──視界のことがバレた。 俺が失敗したこともあるが、流石の賢人具合と言うか。 元々思いはしていたが、よく気が付く人だ。 なんだかずっと、自分を心配する母親に叱られているみたいだった。 この世界の母はああだったから、 こういうやさしさに触れたのは本当にしばらくぶりで。 失敗に情けなくて恥ずかしくなる気持ちと同時に、 泣きそうな気分にもなった。 それは、バレていないだろうか。 どうだろうな、分かった上でとぼけてもくれそうだ。 とぼけると言うかなんと言うか。 「あなたがそういうことにしたいのなら、 そういうことにしてあげましょう」 そんな、許容の精神があるように思う。 【 彩雲の夢 】 (D9) 2024/02/08(Thu) 20:35:41 |
【秘】 聖女 リッカ → 白昼夢 ファリエここが聖女の創った世界である限り、聖女はどこにだって現れる。 聖女がただルフトの守り神であったなら、その限りではなかったろうに。 でも、守り神なんかでは、なかったから。 うなじを覆うその姿を見て、聖女はゆるやかに目を細めた。 本当に、自然な笑みで。 その自然さは異質と受け取られても不自然ないのだが。 努めてそう振る舞う聖女はそんなことすら わからない 。 (-135) 2024/02/08(Thu) 20:38:49 |
【秘】 聖女 リッカ → 白昼夢 ファリエ「 ふふ、ごきげん! そう見えるかしら! だとしたら、ええ。 "ファリエお姉ちゃん"の、おかげかしら? 」 静かで、ささやくようで。 それでもどこか子供みたいな声で笑う。 聖女にとってもあの日は本当に楽しい一日だった。 これが最後でいいって、本当に思っていた。 「 本当に楽しかったのよ。 だから―――」 (-136) 2024/02/08(Thu) 20:40:29 |
【秘】 聖女 リッカ → 白昼夢 ファリエだから、聖女は。 あなたもきっと楽しんでくれたと思ったから。 それを思い出してもらいたくて。……嫌なことを考えなくても、いいように。 「 ないわ ! 」「 もっといいこと、なんて! 」 そう、努めたのだ。 明るい笑顔で。そして、無邪気そうな子供のこえで。 (-137) 2024/02/08(Thu) 20:43:26 |
【置】 飄乎 シヴァ ──目が覚めたのは、何か予感めいたものがあったのかもしれない。 窓の外に白む空が見える。 太陽自体はまだのぼっていない、そんな時間。 寝直すか否かを考えて、 何かが身体をスーッと通り抜けたような、そんな気がした。 寝起きのまだ思考の定まらない頭でその正体に気を向けようとした時、 ごとん、硬いものが床に落ちる音がした。左手首が軽くなる。 ──外れた? アレが? 咄嗟に思い浮かんだ疑問の答えを確かめるべく、 左手を視界の真ん中に持ち上げてみた。 ──なにもない。 飛び跳ねる勢いで起き上がって、左手首を触る。なにもない。 本当になにもない、なくなった。 今の気分を象徴するように 窓から陽の光が差し込んで来た時、 ──あの声が聞こえた。 (L1) 2024/02/08(Thu) 20:48:40 公開: 2024/02/08(Thu) 21:00:00 |
【秘】 宝石集め カリナ → 掃除屋 ダーレン「……」 「もしかしてあなた、」 もし互いの状況を察しているのであれば、これ以上はうまく話せないのも道理。 ただ、どこぞの誰かが言ったようにあなたは気の利くいい男のように見えてきて、気は抜けていった。 「……私に声がしたのも、この人の祈りの力も、あの子の力も……聖女が祝福を増やす為のものだったのかしら」 不満はあれどその言葉に込めていたのは真実の追求だ。 話を聞く限り拍子抜けしていくことはいくつかあり、嘆き悲しみよりも追いつかないものが多いのが現状であった。 ただ、今ここに悪い人はいないと嬉しくて、それだけが知りたいのだけ。 「……正直私、痣が光らないことを願っていたの。 比べるようなものではないのだけれど、私も光らなかったらやりたいことがあったから」 「嫌味な女って思う? でもあなたの祈りの理由を聞いたらもうよくなっちゃった。驚いたけどロマンチックで素敵で」 勿論それだけが理由ではないのだが、あなたの理由と彼女の中で抱えていたものは運良く喧嘩することはなかったのだ。 「あ……私ばっか込み入ったことを聞いてごめんなさい。 一応聞きたいことは聞けた。……その……。 シヴァがあなたをいい男と言っていた理由が……ちょっとだけわかったわ」 (-138) 2024/02/08(Thu) 20:53:20 |
シヴァは、 「ああああああああああああ!!!!!!!!!!!」 (a8) 2024/02/08(Thu) 20:59:33 |
シヴァは、明け方、宿で絶叫した。 (a9) 2024/02/08(Thu) 20:59:38 |
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