00:40:49

人狼物語 三日月国


43 【完全RP】音の鳴る瞬間の相手は【R15】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


到着:従者 ヨシュア

【人】 従者 ヨシュア


[ カツン、カツン。
  美しく整備された歩道に、規則的な靴音が響く。
  しかし、一際楽器の音色が華やかな通りへ踏み入れば、
  足は音を鳴らすのを止める。

  主人の使いの帰り道。
  不意に立ち止まり、眸を閉じる。
  更に耳を澄ませれば、街を彩る音の葉が
  心地よい風と共に、吹き抜けた。

  コンセールカリヨンが最も賑わう1週間。
  主に忠誠を誓い、違わぬ愛国心を胸に抱く男にとって
  夏の暑さから解放され、冬の厳しさは未だ先である今日は
  歓迎すべき季節のはずだった。 ]
  
(23) 2020/09/19(Sat) 20:29:55

【人】 従者 ヨシュア



  …………


[ だというのに、ややあってから開いた眸は
  複雑な想いに揺れて。
  唇から零れ落ちるのは、
  道ゆく人々が奏でるような、心躍らせる旋律ではなく。

  憂を帯びた、小さな溜息。 ]*
 
(24) 2020/09/19(Sat) 20:32:21
従者 ヨシュアは、メモを貼った。
(a6) 2020/09/19(Sat) 20:36:37

【人】 従者 ヨシュア


[ 音を楽しむのを避けた結果。
  というわけではないと、己は思っているのだが。

  再び歩みを進める足は、
  楽器や歌声が響く大通りから、少し離れた細い路地へ。

  途中、店頭を飾る花々の
  香しい生花の匂いが鼻腔を擽れば、
  頭をゆっくりと店先へ向ける。>>12 ]
 
(85) 2020/09/20(Sun) 15:24:56

【人】 従者 ヨシュア



  失礼、メルーシュ嬢。
  花束を一つ、頂けますか?  


[ 口元に笑みを浮かべて、近付く。
  
  花屋の軒先に立つ女主人。
  彼女こそが花であるとの声も少なくはない。

  実際の齢を知らぬので、
  彼女に向ける敬称は正しくはなかったかもしれない。
  それでも、拒まれなければ、これが常の呼び方で。 ]
 
(86) 2020/09/20(Sun) 15:25:44

【人】 従者 ヨシュア


[ 花束の贈り主は、仕える屋敷の御令嬢だ。

  今の主人の元へ来たのは、
  成人するよりはるかに前のこと。
  よって、幼少の頃から見知った顔である故に
  一介の従者よりは、若干親しい距離にいる令嬢とは
  時折、個人的なやり取りも交わす。

  しかし本日は最優先すべき、主人の使いのため。
  楽器の調整の道具を買いに行くという、
  彼女との約束を反故にしてしまった。
  つまり、この花は親愛なるお嬢様のご機嫌取り。

  …… と、言ったこちらの事情に関しては、
  花屋を訪れ主人と言葉を交わすのが初めてでなければ
  おそらくは容易に想像できること。 ]*
   
(87) 2020/09/20(Sun) 15:30:41

【人】 従者 ヨシュア



 ── 回想 ──



[ 以前、お嬢様の付き添いで教会を訪ねた時。

  聖歌隊の奏る荘厳な讃美の歌に、
  わずかに眉根を下げた後。
  膝を折り、手を組み、女神像に祈りを捧げる
  お嬢様を見守りながら。
  少し離れた場所で、ぐるり、視線を彷徨わせ。 ]


  失礼、神父様はいらっしゃいますか。
  私はハイアームズ家の者です。
  お嬢様がご挨拶をしたいと……。


[ それから、花瓶の水を替えていた娘を見とめれば、
  足音を響かせぬよう、距離を詰めた。

  自分は愛想のある顔付きではないし。
  教会に住む娘の中には、男性が苦手な者もいる。

  纏う雰囲気が、繊細や優雅さとは無縁なのを理解しつつ
  なるべく柔和な笑みを浮かべると。 
  娘の様子を伺いながら声をかけた。 ]*
   
(94) 2020/09/20(Sun) 21:34:41
従者 ヨシュアは、メモを貼った。
(a21) 2020/09/20(Sun) 21:37:11