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人狼物語 三日月国


77 【ペアRP】花嫁サクリファイス 弐【R18/R18G】

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到着:土地神 リン

【人】 土地神 リン




[  ──……嗚呼。

          又、今日が来る ]
  

 
(99) 2021/06/16(Wed) 9:55:20

【人】 土地神 リン




[ 金襴緞子に飾り馬

     紅白餅に、絵入りの貝

          土埃舞う道に米や花まで振りまいて ]
 
 
 
(100) 2021/06/16(Wed) 9:55:44

【人】 土地神 リン


 

[          
      
               ────また。今日が来る ]
 
 
 
(101) 2021/06/16(Wed) 9:56:17

【人】 土地神 リン

 


  なぁ。おまえ

     次のは、妬き性じゃないと善いなぁ
 
 
 
(102) 2021/06/16(Wed) 9:57:13

【人】 土地神 リン

[ 手を伸ばし、身をすり寄せる
 黒々とした毛髪を一房掬い上げては指に絡め
 こつん、甘えたように額と額を合わせていると
 


             ────ゴトリ
             外と中、境に何か重い音がして ]
(103) 2021/06/16(Wed) 9:57:49

【人】 土地神 リン



  あ。着た

 
 
(104) 2021/06/16(Wed) 9:58:15

【人】 土地神 リン


[ 着たのなら、迎きいれよう
 訪れたのなら、迎え入れよう

 てん、床板の上に足の跡がつく
 ぎしり、乾いた板が軋む音がする




            そうして重たい引き戸に手をかけ ]
(105) 2021/06/16(Wed) 9:58:52

【人】 土地神 リン




  いってくる
 
  
(106) 2021/06/16(Wed) 9:59:26

【人】 土地神 リン

[ "いってらっしゃい"の声は聞こえない
 長いこと、他の声も聞いてはいない

 これが年をとったということか
 口煩かったのも今では嘘のよう
 褥の上、黙りこくる前の嫁に視線を向け ]
 

  ────…… 成る程、そうか


[ そういえば、あの嫁は妬き性だった
 それが無言の理由なのか、と府に落ちる

 とはいえ、訪れたものは迎え入れるもの
 それが決まりではあるのだから ]
(107) 2021/06/16(Wed) 10:00:15

【人】 土地神 リン


  それは、なんの音だ


[ 御簾を上げ、中を覗く
 雷鳴のような楽の音に、雨乞いかと首を傾げた** ]
(108) 2021/06/16(Wed) 10:00:50
土地神 リンは、メモを貼った。
(a13) 2021/06/16(Wed) 10:07:52

【人】 土地神 リン

[ 御簾を上げ問いかける
 雷鳴の如き楽の音が薄れ、雨音と成る
 
 前には笛の音を風音と聴いたか
 いや、あれはさらに一つ前だったか

 示す手に、成る。とひとつ頷き返し ]


  三味線に、撥
    そして雨乞いではなく怒号、と

  ──成る程、八つ当たりの類か


[ 雷鳴が奏でられ、余韻を残し消える

 確かに。音一つで不平を伝えられる分
 狂ったように笛を吹くよりよほど効率が良い
 
 淀みなく不平不満を述べる様を>>150>>151
 それごと音の一つと受け止め、流し ]
(195) 2021/06/16(Wed) 23:22:54

【人】 土地神 リン


  ──── ……


[ 此方を探す素振りに口元に薄い笑み
 一歩と相手の方へと歩みを進め ]
 
(196) 2021/06/16(Wed) 23:23:24

【人】 土地神 リン



[ 男の次の言葉に
 ふ、と浮かんだ笑みが掻き消えて ]
 
 
 
  
(198) 2021/06/16(Wed) 23:23:50

【人】 土地神 リン

[



               そうか、ヒトは変わるもの
                時が経てば忘れるもので ]
 
(199) 2021/06/16(Wed) 23:24:39

【人】 土地神 リン

[ そうか


               ────忘れてしまったか ]
 
(200) 2021/06/16(Wed) 23:25:20

【人】 土地神 リン


  ……合っている


[ 膝に乗り、黒髪を指に絡めて確かに言った
 小言のかわりに笛をと無理難題を強請りもした

 それは彼の嫁が黙したままになり
 褥から起き上がらなくなって尚、繰り返したことで ]


  聴いていたいと
        ──確かに、言った


[ 眠ったままになり
 そうして、次の嫁が来て姿が消えた

 どこへ行ったのかと思っていたが
 稽古をしに行っただけだったか、と
 
 記憶と似た面立ちに目を細め、腕を伸ばし ]
  
(201) 2021/06/16(Wed) 23:26:10

【人】 土地神 リン

 
  ようやく帰ったか
      随分と、待った


[ 腕を伸ばせば抱き上げられる
 そういうものだと記憶はしているが* ]
 
(202) 2021/06/16(Wed) 23:26:36

【人】 土地神 リン

[ 己の手を握り返す男の手
 柔く込められた力の加減には
 相変わらずだとそっと握って返し ]


  おや、
   風呂は嫌いであったか?

  我を風呂に入れるときには
    容赦なく磨き上げたおまえが
      今度は恨み言──を云う、と
    
 
[ おかしなものだと、くつりと笑う
 
 甲へと唇が触れれば
 ひび割れのない滑らかさ
 記憶との相違に、はたと目を瞑り ]
(222) 2021/06/17(Thu) 11:37:09

【人】 土地神 リン


  同じこと、過去にも云っていたが
    ────成る程、それも忘れたか
  

[ 無理もない、あれから長い月日が経った
 人間は日毎に変化する
 変わっていくものなのだから

 冬に葉を落とした木が春になり
 再び青々と葉をしげらせるのと同じ

 長い沈黙の時を経て
 また枯れ枝のような手足に肉がつく
 乾いた肌に張りが戻るものか、と

 とん、と府に落ちれば
 褥で黙したままのもう一人にも
 早く伝えてやらねば、と瞳に喜色が滲み ]
(223) 2021/06/17(Thu) 11:37:34

【人】 土地神 リン


  そうか、目を
   だから遅くなったのか

  急に消えてしまったからな
   次のに尋ねても"かえした"としか……
     

[ 拗ね、怒ったような口ぶりで云われ
 それ以上を尋ねることは叶わなかった

 今の嫁は自分一人と云われてしまえば
 喧嘩などしたのかと思うより他もなくて ]


  小さい、とな
    これでも多少は育ちはしたぞ
 
  とはいえ、子を孕むにはまだまだ
     身の丈が足りないのは認めるが


[ 小さいと云い抱き上げられる
 帯は結ばれ、魚の身はほぐされる

 己に対する扱いはそのようなもので
 それが当たり前と把握していたが ]
(224) 2021/06/17(Thu) 11:38:08

【人】 土地神 リン


  ぐ、ぬ。
   重いとはなんだ!……重いとは!

  そりゃあ、笛よりは
    よほど三味線の方が重かろうが
      育てと云ったのもおまえだろう


[ 記憶の中
 目覚めるたび抱え上げられあやされた
 はよ大きくなれと、歌うよう云われていた

 記憶と似通ったその顔が
 掛け声とともに己を抱き上げるのを
 面白い冗談を聞いたように笑い声を上げ
 抱き上げられたなら、首筋に腕をまわし ]
(225) 2021/06/17(Thu) 11:38:28

【人】 土地神 リン


  知っている
    五色──だろう

  そして、名は────


[ 蘇芳、と
 呼び掛けようとすれば
 紡がれたのはまた違った名で ]
  
(226) 2021/06/17(Thu) 11:38:49

【人】 土地神 リン

  

               ……冥桜、と
 
 
 
(227) 2021/06/17(Thu) 11:39:21

【人】 土地神 リン


  なぁ、人は
   ────人間は

     名も変えるもの、か?


[ 習っていなかった、と
 間近に瞳を見つめ、首傾げ ]


  ……まぁよい、中へ

   あまり遅くなっては
      次のが妬くからな


[ 今度ばかりは起きるかもしれない
 そのときに叱られたくはないだろう、と
 抱きつく腕の力を強くして* ]
(228) 2021/06/17(Thu) 11:39:39

【人】 土地神 リン

[ 人は皆、忘れていくもの
 どれほど鮮明な記憶であっても
 少しずつ色あせ、衰えていくもの

 そういうものだと認識はしていた
 彼の者にも次のにも繰り返し教えられていた
 だから忘れられたとて、嘆かなくてよい──と

 けれど記憶は褪せても性分は変わらない
 風呂を好む性質や
 流水のように思うまま語る様
 それらは己の知る彼のままのようでいて ]


  怪談話をするのはよいが
      夜に漏らしたらどうする

   そも、
      おまえと同じ姿が三人など
          ちぃとも怖くはないわ


[ 食事を残せば化け物に目を抉られるだったか
 あの時も脅かされ便所に行けなくなったもの

 怪談話の類は禁句であると
 あの時、身に染みてわかっただろうに
 これもまた忘れたのかと、ついと唇が尖り ]
(268) 2021/06/17(Thu) 23:00:02

【人】 土地神 リン


  む、む随分と
    失礼なことを云う

   育つのは時がくれば勝手に育つ
      そも恋も出会いも人の道理だろう?

     我は此処から出られぬ
       故にお前や次が送られたわけで


[ 鶏ガラ云々の恨みは覚えた
 とはいえこればかりは仕方のないこと

 己の認識で蘇芳という者は
 嫁というより親のようであったから

 軽口が出るのも仕方のないこと、と
 ため息ひとつ手綱のように着物を手で引き
 こちらへと行き先示し ]
 
(269) 2021/06/17(Thu) 23:00:21

【人】 土地神 リン


  ──そうか嫁ぐ際にも変わる。と
          ならば、そのためか
 
         
[ 決して変わらぬものではないらしい
 名は体を表すというのに不思議なもの
 向けられた視線にゆっくり頷き ]


  リン、だ
    ──蘇芳、いや今は冥桜か

   この土地の思念や精の寄せ集め
       ──土地神のようなものだ


[ 今度は忘れるな、と
 からかうように付け加え ]


  焼くではない、妬くよ
      嫉妬の類と言えばわかるか?

    ──まぁ、いい会えばわかる


[ ざらりと土埃の残る廊下を奥へ
 突き当たり、右手の扉を示し
 そこを開けるようにと促した* ]
(270) 2021/06/17(Thu) 23:01:22

【人】 土地神 リン

[ 楽の音の様に男が話す
 その響きは耳に好いもので
 
 怪談話しに、身体の作り方
 果ては国産みの神の話しへと
 男の語る話は止める間も無く流れていき

 ──ふ、と思う
 蘇芳はこんなにもお喋りだったかと

 記憶の底を探っても思い出せない
 なぜなら彼の嫁は話すより
 もっぱら笛吹くことを好んだから
 
 道具が笛から三味線にかわり
 口が自由になった分、数が増えた
 引っ掛かりをそう解釈しようとすれば ]


  冥桜であって蘇芳でない
     ……それは、名を変えれば
         ──当然のこと、だろう?

   
[ 応える声音に疑問が滲む

 己を蘇芳ではないと云う男
 その面差しをしっかりと確かめようとして ]
(343) 2021/06/18(Fri) 17:46:34

【人】 土地神 リン

[ ──ガラリ
 扉の開く音に、ハッと息が止まる

 足で扉を開けるなど
 蘇芳であれば決してしない

 己に詫びて一度おろし
 それから、手でもって開ける
 必ずそうしていたのだから ]


  ……そうか、違う。か

    あぁ、そこでよい
      次のは寝ているからな
         騒いで起こすと叱られる


[ 扉を開けば広がるのは
 そこには、がらんとした広い部屋
 
 調度のたぐいはあまりなく
 あるのは黄ばんだ紙束の乗った文机と火鉢
 それに屏風の向こうに置き畳みがある程度

 障子から差し込む橙の光が
 板敷の床に積もった埃を明るく照らし ]
 
(344) 2021/06/18(Fri) 17:46:57