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人狼物語 三日月国


167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】

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視点:


【見】 郵便切手 フラン

【街中】

バーで共犯を働いた後日。
青年は若干の寝不足を伴って配達業務に勤しんでいた。

「………眠いなぁ。」

帽子のつばで日陰を作って。
眠気覚ましのドリンクを一本飲み干してから、
荷物と共に石畳の上を歩く。
三日月島で足音を鳴らす人間の数が減ったことになんて、直ぐには気づかない。
或いはずっと。

「こちらへお受け取りのサインをお願いします」

配達員の日々は殆どいつも通りだ。
(@0) 2022/08/17(Wed) 21:19:37

【見】 郵便切手 フラン

【街中】

「お届けものです。
 ……今日も賑わっていますね」

民家を訪ねて、慣れた手際でサインを受け取る。
薄っすらと漂う屋台の匂いを感じ取りながら、ぎこちない世間話で間を埋めた。
普段は一言、二言で社交辞令を終わらせて、そそくさと車に戻るだけ。
それが今日は珍しく、遠慮がちに言葉を続けた。
増えた手札は少ないけれど。

「あの、お聞きしたいことが」

配達員の日々は少しだけ、いつも通りではなかったようだ。
(@1) 2022/08/18(Thu) 3:53:46

【見】 郵便切手 フラン

【バー:アマラント】

ここ数日、毎夜のように配達員は仕事終わりにバーに現れる。
目的があるかなんてわからないし、
ありもしないかもしれないが。

「……今日も、開いてない」

提げられたままの『CLOSED』のプレート。
職場にアマラント宛の荷物が受取人不在で持ち帰られているのを見た。
だから此処は、先日来たときからこのままなんじゃないかと思ったりして。
店主の意味ありげな笑顔を思い浮かべながら、
青年は幾ら見つめようと裏返る筈のない板をじっと見ていた。
(@2) 2022/08/18(Thu) 11:56:44