12:35:34

人狼物語 三日月国


141 【誰歓RP】bAroQueチップで遊ぶ村【花見】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】

[桜を愛でつつ弁当を摘まむ
と言ってもやはり花よりなんとやらで、手と口を動かす方に忙しい]

 「しかし、本当に船を降りて帰ってくると思わなかったよ」

[せいぜい見舞いに来るくらいと思ってた、などと言いつつ茶を啜る様子はそれでもどこか嬉しそうに見えた

船乗りになったことで心配させていたことは知っている
砂の海には危険が多い……実際大きな怪我もした
あの時は榛名から遠い島まで両親揃って飛んできて
それでも船に戻ると言った俺を止めなかった……仕方ない子だと笑って
ああ、あの時は幸さんもついてきて、無事を知って泣いてくれたっけ


それだけ好きにさせてもらったんだから、これから先は一緒に居たい
とは、恥ずかしいしおふくろに何か言われそうだから言わんけど]
(7) 2022/04/16(Sat) 1:01:58

【人】

 そりゃ離れてっと心配だからなぁ、お互いに

[どっちが、じゃなくそういえば「そうだけどね」とだけ返ってきた
やっぱり似た者親子かと思えば、幸さんがニコニコ笑ってる

平和だなぁ、なんて唐突に思った
こうして
三人で
いるのは、悪くない]

 「それであんた、次の仕事は決まったのかい?」

[咽た]

 いくら俺でもちゃんとしてるっての……
 船から降りただけで会社辞めたわけじゃねぇし、仕事はちゃんとあるよ

[給料は減るが元々金は使わない方だから貯金もある
おふくろたちを養うには十分だろう……親父の残した分も多分まだあるだろうし]
(8) 2022/04/16(Sat) 1:03:50

【人】

 とにかく、おふくろにも幸さんにも金で苦労はさせないから

[ふんす、という勢いで言えば「別に苦労はしちゃいないけどね」とおふくろは呟き
幸さんはと言えば]

 「あら、私も入ってるんですか?」

[などと首を傾げている
普通に当たり前のことを言ったつもりなんだがな]

 え、幸さんも一緒に帰ってくるんだろ?

[今実家にいないのは、施設に通うには少し遠いから近くに部屋を借りたからと言ってたし
すると幸さんは思ってもいないことを口にした]

 「暫くは親子二人で暮らしたいんじゃないかな……なんて」

[あ、もちろんお手伝いには伺います、とかいまさら何を言い出すやらだ]
(9) 2022/04/16(Sat) 1:05:19

【人】

 「そんなわけないじゃないかこの子はもう」
 
幸さんは家族だと思ってるんだけど!?

[俺とおふくろ、ほぼ同時に声をあげていた
家族同然と思ってたのに遠慮されたら立つ瀬がない]

 「幸さんは娘だと思ってるんだから遠慮は無用だよ」

[驚いた様子の幸さんをぽんぽんしながらおふくろが言う
そんな姿を見て俺も声をかける]

 俺も家族だと思ってるし……妹みたいなもんだと思ってる、し
 いると安心するっていうか、いてくれないと困るっていうか

 できればこの先もずっと一緒に居たいっていうか
 本当に家族になれたらどれだけ……って!?

[何を言ってるんだと気付いて口を噤む]
(10) 2022/04/16(Sat) 1:07:11

【人】

 「あの、創、さん?」

[きょとん、とした様子で名前を呼ぶのに「何でもないから」と答える
誤魔化し方がヘタだと我ながら思う]

 「あの、ですね……いいお相手がいないって言ったけど
 この人だったら一緒に居てもいいなぁって思う人は、いるんです……」

[じっと、まっすぐこっちを見て幸さんが言う]

 「家族同然に大事にしてくれる人で、本当になれたら嬉しいな、って
 でも私から言うのはおこがましい気がして……その……」

[その相手っていうのはこの場合……と思っていると
俺を見つめたまま幸さんが頷いた]
(11) 2022/04/16(Sat) 1:08:26

【人】

「なんだい、やっぱり相思相愛じゃないか」

[特に驚いた様子もなくおふくろが茶を啜る
わかっていて焚きつけるでもなく、お互いに自覚するのを待っていたらしい]

 「それで、祝言はいつ上げるんだい?」

 おふくろ気が早い!
 「今更っていう気もするんですよねぇ」

[そもそもそこまで考えてなかった、が
祝言は女の一生一度の晴れ舞台、とか、今更とか年とか関係ないとか言い]

「あたしゃ幸さんの花嫁姿を楽しみにしてるんだからね!」

[じゃないと死んでも死にきれない、と縁起でもないことを言い出したから
それについてはまた後で、ということでその場は落ち着かせた]
(12) 2022/04/16(Sat) 1:10:03

【人】

 そろそろ帰ろうか……

[気づけば弁当も空になっていたし時間もいい頃合だ
それにまあ、予想外のことでちょっと、言うかかなり疲れた
思えばほとんどまともに花を見ていないな俺たち?]

 「はい、これから忙しくなりそうですし」

[同じく少し疲れたような幸さんと上機嫌なおふくろを療養施設まで送っていく
職員さんにいいことでもあったのかと聞かれ、誤魔化す前に全部話すもんだから
そこでもまたひと騒ぎになったけど、まあしょうがない

帰ったら仏壇に今日のことを報告しなきゃならないなと思う
親父もきっと苦笑しながら喜んでくれるだろう**]
(13) 2022/04/16(Sat) 1:11:15