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人狼物語 三日月国


167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】

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視点:


【人】 花で語るは ソニー

>>1:81 ヴィオレッタ
「そう? 嬉しいな。オレは結構自分の仕事に誇りを持ってるつもりだから。
 誰か・・から見た時にそう見えているのは、うれしい」

部下というには年も近く、位に厳密なそれ以上の違いが大きくあるわけではない。
目下、というのがやっと正しさを帯びるだろうくらいの相手に、ぱっと笑いかける。
他人から見て尊敬できる人間であるというのは、世辞でも嬉しい。

そんなこんなと会話しているうちに、グラスの中身はあと二口、三口。
それをぐぅっと飲み干すと、自分のぶんの支払いに相手の一杯ぶんくらいの色を付けて、
カウンターの奥側へと軽めに投げ出した。そんなに大した金額でもない。
問答が始まってしまう前に、ガタガタと椅子から下りて少ない荷物を背負う。

「けれどそろそろ、オレもヴィオレッタのことを独占してちゃ大変だ。
 バー中のひとたちから非難の目を受けてボコボコにされちまう。
 今度会う時は賭場でね。オレも給料握りしめて会いに行くから!」

さながら傍から見たなら、高嶺の花と不相応なファンといった佇まいで締める。
帰りがてらの短い道で何度も何度も手を振りながら、店の出口を潜る。
本当に顔を合わすのは、賭博場ではなくアジトになったけれど、それは今はわからない話。
(5) 2022/08/12(Fri) 17:19:06

【人】 花で語るは ソニー

>>11 ビアンカ
ひょい、とベンチの後ろから相手の視界に影が映った。
やたらに脅かすことのないように、声をかける前から存在を知らせる。
気遣いののちに、影は瓶を持った手を軽く持ち上げた、そういう動作も見えるように。

「や! お姉さん、飲んでる? せっかくのお祭りだし楽しまなくちゃ。
 オレもせっかくだからお姉さんの笑顔がみたいなあ、なんて」

ベンチの背面を乗り越えて、ひょいと横に身を乗り出す。
相手がちょっと視線を左にやったなら、こちらの顔が見えるように。
ひらひら、と手を振ってみたりなんかもして気軽に、との合図をする。
(21) 2022/08/12(Fri) 22:30:41