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人狼物語 三日月国


47 【半再演RP】Give my regards to Jack-o'-Lantern【R18】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 琴羽の天狗 時見

─兎に角可愛い─


 …────ッ……!


[>>19前々から思っていたのだが……

うちの妻は。琴羽は。
無防備が過ぎるのでは無いだろうか。


いや、もちろん俺とて
普段とは違う琴羽の艶姿を
見てみたくなかったかと言えば嘘になる。

嘘になるのだが、その……]
(45) 2020/10/21(Wed) 23:09:05

【人】 琴羽の天狗 時見

[何やら手にもこもこした物を持った琴羽と共に
宿の部屋へと案内され。

窓から見える彩度の高い紅葉の景色やら
宿の者の心尽くしのおもてなしに
すっかり旅気分も高まって。

どれ一つ仮装でもしてみるかと
琴羽に背を向け、着衣を落とす。
そうして最後にバサリとマントを羽織り
何気なく振り返れば────…



 着慣れない衣装に、
 悪戦苦闘している琴羽がいた。




いや、あれは衣装、なのか?
なんというか、布地の面積が少ないというか
目のやりどころに困るというか……
(54) 2020/10/21(Wed) 23:31:16

【人】 琴羽の天狗 時見



 ね、ねこ……?


[思わず疑問形になってしまったのも
無理なからぬ事だろう。

頭の上に見える三角形の耳や
腰の後ろにちらちらと見えるしっぽは
確かに猫のそれではあるのだが……

俺はさぞや恐ろしい顔で
凝視してしまっていたに違いない。

それ程までに、ふわふわとした毛皮は
彼女の細身の肢体の曲線美を
絶妙に際立たせていて。

例えて言うのなら、
ジュワリと適度に火を通した
肉汁滴る霜降り肉に、
更にわさび醤油を添えたというか──…
一瞬で理性が飛びかけたというか……]
(55) 2020/10/21(Wed) 23:40:40

【人】 琴羽の天狗 時見

[いや、何を考えているのだ時見……ッ!

この旅は琴羽の慰労。
慰労なのだ。

ぐっと血を吐く程に奥歯を噛み締め、
帽子を落とした前髪にぐしゃりと手を添える。
そうして白の髪をオールバックに整えれば
曲がりなりにも吸血鬼のマネごとができただろうか。

(本当はそうやって自らの掌で
あえて視界を遮らない限り、
延々と琴羽を見詰め続けてしまいそうだった事は
気付かれていない事を切に願おう)]



 やはり出掛けるのは…… 
  あぁ、いや、なんでも無い。

    だが、その、なんだ。

  寒いといけない。これでも羽織れ。


[他の者の目に触れさせるのもまた
どうにも耐え難かったのだが。
此処は彼女の母の故郷であり、
楽しみにしていた散策を禁止するなど
できるはずもなく]
(56) 2020/10/21(Wed) 23:54:45

【人】 琴羽の天狗 時見

[苦肉の策として、
自分が普段着ていた学生服のマントを
彼女の肩にかけたのだった]


 ほら。これでお揃いだ。


[目元で笑いかけ、
琴羽へと手を差し出す。

まずはこの祭りの由来らしい
破牢院とやらに詣でてみようか。

そんな話をしながら、
二人肩を並べ湯煙の温泉郷へと繰り出した。


見るもの、行き交う人々全てが珍しく。
石畳の通り沿いにしばし歩けば────…]
(65) 2020/10/22(Thu) 0:01:03

【人】 琴羽の天狗 時見



 
破牢院は……
 何処にも存在しない、だと……?



[観光案内の看板を前に、
思わず首を捻る。

てっきり神社か何かの名だと思っていたのだが。

とすれば、この祭りの来歴は一体……?
火のない所に煙は立たぬ。
俺が霊峰より生じた様に、
この祭りの起源もまた、
神に近しい"何か"あるはずだと思うのだが。


そう、首を捻りつつも]
(68) 2020/10/22(Thu) 0:05:28

【人】 琴羽の天狗 時見



 まぁ、見つからぬのなら仕方無い。
 とりま温泉グルメとやらを楽しむか。

 琴羽。
 目を瞑って口を開けてみてはくれないか? 


[そうして彼女の口に放り込んだのは……

1.大当たり!ふかふかの温泉まんぢゅう
2.猫舌には大敵!?あつとろの温泉卵
3.秋の味覚。名物のかぼちゃプリン
4.大自然の味。スライスかぼちゃ
5.琴羽にはこれだろう?俺の人差し指
6.全部いっとこうか!*]
(71) 2020/10/22(Thu) 0:12:52
琴羽の天狗 時見は、メモを貼った。
(a6) 2020/10/22(Thu) 0:15:38

【人】 琴羽の天狗 時見

─温泉街─


 ────やはり。


[見られている。

>>102何かと言えば当然琴羽が、だ。

阿呆の様に口を開け、
感嘆の声を漏らすくらいならまだ良い。

すれ違った後も見詰め続け、そのまま街灯にぶつかる者。
名残惜しいのか後ろからついてくる者……
我らの後ろだけが、
はろうぃんならぬ百鬼夜行の様相を呈していた。

気配を殺し、何処からか見詰めて来る視線もあり
実になんというか、落ち着かない。
気持ちは判る。判るがな……]
(163) 2020/10/23(Fri) 23:12:51

【人】 琴羽の天狗 時見

[取りあえず後ろを振り向き
こいつは俺のだ●すぞ
と眼光で威嚇などをして。

等の琴羽へと視線を落とせば]
(164) 2020/10/23(Fri) 23:15:00

【人】 琴羽の天狗 時見

[当の本人は温泉街の物珍しさも手伝ってか
それとも元々気付いていないのか
マントの裾からしっぽを垂らし、実に、楽しげで。

よかった、と、眉根を下げる俺の手を



    
にぎにぎ。




と。
もっふもふかつぷにぷにな猫の手が握ってきた。


こ、これがあれか。
肉球
という奴か……!?

思わず少しばかりにぎにぎと握り返せば
なんとも言えない弾力が掌に感じられて。

つい永久にむにむにしそうになるのを
必死で押し止めるのだった]
(165) 2020/10/23(Fri) 23:28:15

【人】 琴羽の天狗 時見

[……と、必死でやせ我慢をしていれば。



 
ぴと。




と、腕が。
琴羽がくっついてきて。

思わずその顔をまじまじと見詰めれば]


 まったく……

  身も心もにゃんこだな……?


[>>102続いて繰り出された"にゃん"という
破壊力あり過ぎの一言に
辛うじてそれだけを返したのだった。


ハァ……、と立ち止まり溜息を付き]
(166) 2020/10/23(Fri) 23:48:54

【人】 琴羽の天狗 時見

[石畳の往来の真ん中で足を止め。
琴羽の頬に手を添える。

そうして、少しばかり屈み込み
唇同士が触れる程の近さですり、と。


…────互いの鼻先を触れ合わせたのだった]


 ……猫同士は、
 こうやって挨拶をするらしい。


[他愛も無い意趣返しだとばかりに
にぃと笑うと再び散策の歩を進める。


まぁ、本当は挨拶というよりも。
野次馬達へ見せつける為の
俺なりのマーキングでもあったのだが]
(168) 2020/10/23(Fri) 23:57:25

【人】 琴羽の天狗 時見

[>>103そんなこんなで結局破牢院は見付からず。

>>104その代わりと言ってはなんだが
琴羽の好きそうな甘味を見付けたのだった。
こういう時には、己の無駄に高い上背と
無駄にひらめく西洋妖怪のマントが役に立ち。

しょんもりとしている琴羽に背を向け、
こっそりと隠すようにかぼちゃプリンを購入し]


 ほら。

 ……あーん、だ。


[>>93先程宿で彼女にしてもらったお返しと
はにかみながら匙一杯分を口に運んで。

あぁ、なるほど。
これは……

>>105美味しそうな顔をしている琴羽を
間近で見詰められるという寸法か]
(170) 2020/10/24(Sat) 0:22:27

【人】 琴羽の天狗 時見

[もきゅもきゅと、仔猫というか
どこか小動物じみてプリンを食べる琴羽の姿。

その様子を見守っていれば、
彼女の方からもあーんのお強請りが来て]


 さて、俺はかぼちゃプリンではなく
 人の生き血を啜る吸血鬼らしいからな。

 どうしたものか……


[等と腕組みをして勿体振ってみせれば
>>105琴羽の頬がぷぅと膨れ。

ますますハムスター……
もとい、可愛らしくなったのだった。

怒るな怒るなと笑いながら、
琴羽の手によるかぼちゃプリンを
美味しくいただく事にして。


軽く、口を開ける]
(172) 2020/10/24(Sat) 0:34:31

【人】 琴羽の天狗 時見



 ──ふむ。元が野菜とは思えない程、
 まろやかで美味だな……

 まぁ、それ以上に……、っと。


[匙で放り込まれた甘味を咀嚼し
ぺろりと口の端を軽く舐め。
秋の恵みを享受するのだった。

……かぼちゃプリン以上に。
にゃーんとそれを差し出す琴羽の方を
美味しそうだと思ってしまったのは
致し方ない事だろう。

ちゃんと最後まで言わなかった分、
自分もまた成長しているのだ。多分]
(173) 2020/10/24(Sat) 0:54:35

【人】 琴羽の天狗 時見

[>>107続いて琴羽が指差したのは
さつまいもを使った焼き菓子だった。

ただ蒸しただけのものより
黄金色と芳醇な薫りはいや増していて]


 ……これも、美味いな。


[>>108湯煙が立ち籠め、
ひらり、ひらりと。
赤や黄色の木の葉が風に揺られる中。

二人並んでスイートポテトを味わったのだった。

ついがっつくように食べてしまい、
指先までもを舐めていると]
(174) 2020/10/24(Sat) 1:08:54

【人】 琴羽の天狗 時見



 …──む。悪いな。


[その菓子の名の通り、
甘い甘い時間が二人の間に流れたのだった。


そうして、ふと気が付けば────…]
(175) 2020/10/24(Sat) 1:10:57

【人】 琴羽の天狗 時見



 いつの間にか、
 随分と霧が立ち籠めてるな……?



[霧なのか、湯煙なのか。

硫黄の匂いが強くなり、
あたりは真っ白なもやに包まれていた。

すぐとなりにいるはずの
琴羽の姿すら見えなくなり]
(176) 2020/10/24(Sat) 1:17:23

【人】 琴羽の天狗 時見

[…──これは、不味い。

この気配は。
この、あやかしである自らの身に馴染む空気は。

逢魔が時にも似た、彼岸と此岸の境を感じ]


 
……何処だ、琴羽!



[抱き寄せようとした俺の腕は、
虚しく空を切ったのだった。


 ────いつの間にか、琴羽の姿は白き闇に紛れ消え]
(177) 2020/10/24(Sat) 1:27:04

【人】 琴羽の天狗 時見



 …──ッ……!


[ぬくもりはまだ残っている。
微かに琴羽の存在も感じる。

まだ、そう遠くには行っていないはず。


けれど。
祭りに紛れていた。
琴羽を見詰めていた人外達の気配もまた
ごく近くに感じられて]
(182) 2020/10/24(Sat) 1:28:42

【人】 琴羽の天狗 時見



 俺のマントを深く被り、願いを強く心に持て!

 自分が何者かを、忘れるでないぞ……!


[そう叫んだ俺の声は、果たして彼女に届いただろうか──…*]
(184) 2020/10/24(Sat) 1:30:50
琴羽の天狗 時見は、メモを貼った。
(a8) 2020/10/24(Sat) 1:43:35