【人】 見習い ディアスポール[スワローとの談笑中だっただろうか。 或いは、一度飲み物を取るために見送られた後か。] あ。先輩おつかれさまです! [>>1:88 軽快な足取りと共に向かってくるのに 引き合わせられるように、そちらへの顔を向け。 対面で同じようにパタタタと尻尾を振る。] そのお肉美味しいですよね! モモイさんが作ったのかな。 お料理、本当に上手ですよねえ。 [食べ終わっていたとしても匂いでわかるし、 口周りにソースついてますよ、と、テーブルの上の ペーパーナプキンを一枚手に取り、 目線の高さをあわせて口元を拭おうとするが、 お許しいただけるでしょうか。] (1) 2023/12/10(Sun) 6:54:19 |
【人】 見習い ディアスポール えっ!いいんですか! じゃあ…ボクスコーンがいいです! お肉いっぱい食べてたので甘いものを… [>>1:89 先輩の粋なはからいを無駄には出来ない。 バスケットいっぱいの食べ物を 宝石を見るような、きらきら輝いた目で見つめる。 まだまだ胃袋への余力は残っているのだ。 スコーンをひとつ手にとって、 先輩が居る間に一口は齧って居るだろう。 もごもごと食べていたが、ふと、なにか思い出したように、 あっ、といって自身の肩に下げている道具袋に手を伸ばし。] (2) 2023/12/10(Sun) 6:54:32 |
【人】 見習い ディアスポール 先輩先輩、 ボク、今ボクたちの種族の中で最近流行ってる ヘアブラシ買ったんですよ〜 良ければ少し試してみませんか? [手に取ったブラシは一見普通にみえるが、 なんでも持ち手の所が武器にはできないけど 使えそうな魔法石で出来てて 梳かす時に少し熱をいれるからサラサラになるとか。 セルフケアの大変そうな先輩だが、 はたしてブラッシングはお好きだろうか。]* (3) 2023/12/10(Sun) 6:54:46 |
【人】 見習い ディアスポール回想:戦士Aに纏わる話 なんだ、仲良くなったんだな、お前さんたち。 [一方は、ダンジョンの奥地で見かけた一匹の存在。 一方は、一人を好んで冒険に出る魔女。 互いに囲まれることに縁の無い者同士が、 コミュニケーションを取っていたのを見かければ、 物珍しそうな反応をしても不思議ではないだろう。] 話してるだけじゃなくて、 それこそ一緒に冒険でも行けばいいじゃないか。 アルブム、お前さんも ホントはそこそこやれるんだろ? [>>0:141 見かけた時も、膝上に乗って もふみを共有していたとしたら、ギルドに籠もっていなくとも…と、 そう思った提案だったが。] (4) 2023/12/10(Sun) 6:55:03 |
【人】 見習い ディアスポール なんだったらうちのパーティにでも誘いたいくらいだ。 最近一人減っちまって人手不足でなあ。 "向こうさん"と違って、 こっちはお気楽旅が中心だ。 向上心がありすぎると不向きかもしれんが。 [たはは…と珍しく耳を垂れさせ、 情けないとばかりに笑う彼も、一応はパーティのリーダーだ。 つまるところ、>>0:6 戦士Aは『引き抜き』された被害者だった。 とはいえ、蛇を責めたことは一度もない。 寧ろ話すことがあれば「アイツのことよろしくな」と、 送り出しさえしたかもしれない。] (5) 2023/12/10(Sun) 6:55:33 |
【人】 見習い ディアスポール[周りを、見てもらえばわかるとおり。 少年が笑っている間、息子に目をかけてやるべきなのは、 父の元同僚、ではないだろうか。 噂通り、正しく崩壊している。 ――厳密にいえば、 ウルの存在がパーティの最後の一人だった。 >>0:88 引き抜かれた方は、 死んだか、逃げたか。 それも少年の知り得ない事だった。] (6) 2023/12/10(Sun) 6:55:58 |
【人】 見習い ディアスポール[アルブムやマギサをなんとなしに誘った時には、 まだ数人ちらほら残っていたものの、 パーティというバランスの中で、 一部が欠けているというのは厳しいもので。 魔法や精霊を扱う存在は お気楽パーティでも貴重ではあったのだろう。 その後誘ったり、断られたり、話したり。 皆一人で居たのならその都度声をかけていた。] (7) 2023/12/10(Sun) 6:56:21 |
【人】 見習い ディアスポール[一つの史実がそこにはあった。] [誰かの知っている事は、誰かの知らない事。 その大半を、少年は知り得ないまま。 少年が今理解してるものは、 料理が美味しいことと、お酒が美味しいこと。 だいたい、この2つだけだ。]* (8) 2023/12/10(Sun) 6:58:16 |
【人】 見習い ディアスポール― それからしばらく後 ― ちょっと、のみ過ぎちゃいまいした…。 ……む。 [宴も程よく深まっていったころ、 テーブルの一角で、 数名が腕相撲大会をしていた。 負け抜けの試合形式な上、 勝った方は一杯ショットを飲むという、 なんとも品の無い、遊び半分の大会だが。] ボクも混ざりたいです〜! [へらっ、と抜けた笑顔になって そのしょうもない遊びに混ざるのも、 酔いの勢いというべきだろうか。 身体の大きさだけは周りよりアドバンテージが取れている。 結果としては、(1)1d20]人抜きとだった。] (9) 2023/12/10(Sun) 6:58:34 |
【人】 見習い ディアスポール『レディー…ゴー!!』 『ドゥン!!!』 [周りに居た者は、一瞬、なんの音かと疑った。 合図と共に、景色が変わったとさえ錯覚した。 土埃さえ見えたような気がしたが、 気づけば、そこには、テーブルがえぐれるほど、 もつれた腕が光の速さで倒れた様だった。] (10) 2023/12/10(Sun) 7:05:32 |
【人】 見習い ディアスポール わ〜い!勝ちました〜! [ただ一人、へらへらと変わらない笑顔を浮かべながら、 自分の勝利を喜んでいた少年に対し、 周りの奴らが大いに盛り上がる。 よーし次は俺だ!と名乗ったモブ格闘家が腕を組み、 再び開始の合図が響き渡る。] 『ヘタン』 「ん?」 [それもまた一瞬だった。 先ほどとは反対方向に倒れた腕。 ……と、倒れた少年の頭部。] (11) 2023/12/10(Sun) 7:05:54 |
【人】 見習い ディアスポール あれえ、今度は負けちゃいました〜。 [勝利した時と全く同じテンションで、 相変わらずヘラヘラしたままの少年は、 一度礼を言ってその場から去っていく。 『なんだ、酔ってただけの偶然か…』 その真実は周りどころか少年自身もわからない。]* (12) 2023/12/10(Sun) 7:06:04 |
見習い ディアスポールは、メモを貼った。 (a1) 2023/12/10(Sun) 7:09:50 |
【人】 癒し手 イクリール[もう少し様子見をするかと思ったが、催促が入るので、ゆっくり立ち上が。 ただ酒と言うのもあり、飲んだくれている人が多いのか、あちらこちらから陽気な会話。 酔っているせいか、だんだんと言い合いになっていくのか、喧嘩腰の会話。 カードゲームを始めている人たちに、飲み比べをしている人たち、腕相撲大会をしている人たち、 あちらこちらで、各々楽しんでいるなと、離れてみていて気付いていても、こうして側を通ると楽しんでいる事がよく解る。 これ…明日大丈夫かなと少し心配になるのは、きっと素面のせいかもしれない。 全員が全員、依頼があったり、ダンジョンに潜ったりするわけではないとしても、そういう人はいるはずである。 酔いが醒めればいいが、そうでなければ、手っ取り早いのは魔法で解除する事。 パーティを組んでいる人なら、自分のパーティのヒーラーに頼むだろうが、そうでなければ…。 忙しくなりませんようにと、祈りながらマスターのところへ] お疲れ様です。 [声をかけてから、箱に手をいれて、一枚紙を引き抜く。 書いてあったのはお高いお酒一瓶vil] (13) 2023/12/10(Sun) 7:35:46 |
【人】 癒し手 イクリール ………。 [紙に書かれていたものを凝視してしまう。 人によってはこれは、とても嬉しいものだろうが、飲むなと止められている自分からしたら困る物である。 良いの出たなとか言われても、良くないと言えば、お酒の瓶を受け取る。 飲んでいる人たちから、いいなとか言う声が聞こえた気がしたが、よくない。 これをどうするか…高いお酒なら取っておいて、わいろにすればいいのか。 それとも、もう飲んでしまうと言う事なのか。 頭を抱えそうになるが、お酒の事はいったんおいておこう。 見ないふりとでも言うのか、他の人がどんなのだったのか…。 まずは微妙な顔をしていた、マギサに近づき、] マギサさん、籤の結果どうでしたか? なんだか、微妙な感じでしたけど。 [声をかけるのは、他にはどんなのがあったのか知りたいがため。*] (14) 2023/12/10(Sun) 7:42:38 |
【人】 蛇 ムルイジ─ ダンジョンの最奥で ─ [ 前兆は確かにあった。 規模の割に多すぎるモンスターの数。 だというのに、ところどころに残る誰かがそこにいた痕跡。 明らかにギルドから渡された情報よりも危険度は高い。 それでもこのパーティなら問題なく攻略できるはずだった。 最奥であの化け物に出会うまでは。 辿り着いたのはどこか祭壇を思わせる部屋。 そこにいたのは一人の男。 何をしているのかと問い詰めた俺たちに返ってきた答えは唸り声。 男の姿は見る見る間に変貌した。 上位悪魔 この時点でギルドへの救難を知らせる魔法を使ったが、ダンジョンの最奥へ辿り着くまでに生きていられるか、それすらも危うかった。] (15) 2023/12/10(Sun) 11:59:01 |
【人】 蛇 ムルイジ[ 撤退すらも危険な状況で俺たちはよく戦った。 このパーティならば上位悪魔ですら戦える、人選は間違っていなかったとそう思うに十分だった。 剣も魔法も通じる。 相手の攻撃も防ぐことができる。 五分以上に戦いを進められていた。 だが、そらは楽観に過ぎなかった。 精神干渉の魔法だったらしい。 悪魔が雄叫びを上げたその次の瞬間に、メンバのうち二人がその場を逃げ出した。そして、その場に留まった他の者たちも一様にその顔には恐怖が張り付いた。 それからは防戦一方だった。 均衡していたバランスは崩れ、こちらの攻撃は意味を為さなくなった。 疲労とダメージの蓄積で動きは鈍り、ジリ貧となっていく。 一人ずつ、悪魔の爪に切り裂かれ、炎で焼かれるメンバ。 また一人、また一人と倒れていく。] (16) 2023/12/10(Sun) 11:59:22 |
【人】 蛇 ムルイジ[ 大楯を構えパーティを守るナイト。 神聖魔法によって剣を強化するヒーラー。 通じるかどうかもわからないその一撃に全てを賭けた。 最高のパーティを作り上げた。 どんな窮地でも諦めずに戦い続けた。 そしてその一撃は確かにアークデーモンの核を捉えた。 勝った。 その手応えがあった。 崩れゆくアークデーモンの体。 だけど。 同時に、もう一体のアークデーモンが姿を現した。 その絶望たるや。 剣を構える。 その俺の前で盾を構える幼馴染。 次の瞬間、視界が真っ赤に染まった。 それが最後に覚えている光景だった。]* (17) 2023/12/10(Sun) 11:59:47 |
【人】 癒し手 イクリール[仲間をなくて、パーティからも逃げ出してから、このギルドに所属するまでには約2年の時が経過している。 その間は、いろんな街や村を転々とした。 癒し手であり、女の一人旅。時には、癒しは癒しでも――と言われた事が。 その時は、魔法を駆使して逃げたりという経験もある。 逃げた後は、冒険者なのに、自分は何だろうかと、自問自答したりもした。 その答えはなかなか出せない。 路銀を稼ぐために、即席のパーティで簡単な依頼を受ける時はいい。 だけど、ポーションを売って稼ぐ時は、自分は何がしたいのか解らなくなっていた。 ――私は冒険者。冒険者を辞める事なんて許されない。 仲間を殺しているのに、一人だけなんて…。 そう思って、冒険者と言う事に拘り、でも何をしたいのか――。 その答えがでずに焦燥感があるのに、足掻いていた。] (19) 2023/12/10(Sun) 17:16:05 |
【人】 癒し手 イクリール[そんな日々の中、このギルドに所属する少し前の話。 その時に立ち寄ったのは鉱山の街であった。 まだまだ鉱石が取れるからにぎわっている街。 廃坑に住み着いた、モンスター退治と言う仕事がある為、冒険者もいくつかのグループが存在していた。 その中の一つに、紛れ込むかと考えていたが、事件が起きた。 ――崩落事故。 怪我人が多く出たらしく、街に常駐している人ではたりなく、冒険者のヒーラーに依頼として挙がってきたのである。 ヒーラー単体なんて、そうそうある物ではないし、居合わせたのは何かの縁と思い、その依頼を受けることにした。] (20) 2023/12/10(Sun) 17:16:28 |
【人】 癒し手 イクリール[血の匂いと呻き声が支配する空間。 手分けをして、対応する事になる。 一人一人、回復魔法を施し、総てが終わったのはどれだけ経った後の事か――。 ただ目の前の怪我にだけ向き合い、無心に回復していったのは初めての事だった。 助かってよかったと、やり切ったと、充実感があればよかったが、私にあったのは……ぽっかりとした何かであった。 助けた。誰も死なせなかった。それは良い事なのに。 助けた人のお礼の言葉を聞きながらも、喜べなかったのは。 同じ冒険者として、ここに参加したヒーラーが仲間からお疲れとねぎらわれているのを見たからかもしれない。 羨ましかった。まぶしかった。 ――壊れてしまったものがそこにあったと同時に思い出す。 一番初めの願いを――。 仲間を助けるために使った回復魔法の事を……。] (21) 2023/12/10(Sun) 17:16:49 |
【人】 癒し手 イクリール[――それから、この街にやってきて、このギルド所属になった。 新たに一歩と言う事で、即席のパーティに入ったが、怖かった。 即席なんて、何度もあるのに、改めてギルドに、そしてもしかしたらこれからもと思ったら。 何事もなく終わったけど、自分の問題が浮き彫りになった。 拭いきれない贖罪の気持ちがそうさせているのかもしれないが、これでは冒険者失格である。 でも、"仲間"と言う物を守りたくて、癒したくて――。 縋りつくように、ギルドに在中して、怪我した人を癒す事をメインにした。 自分の"仲間"と言う人はいなくても、ギルドの"仲間"と言うのはと。 魔法を使うのは、大怪我をおって運びこまれる人にだけであったが、 そんな大怪我をなんて、そう何度もあるわけではない。 魔法を使ったなんて数えるほど。 使える魔法を駆使して、傷を癒した。 助ける事が出来たら、ほっとする。 "仲間"を助けた。助けれる事が出来たと。 そして元気に活動する姿を見て、改めてよかったと。 いつかまた、自分もあのように活動したい。 活動できない。二度と護りたいと思う仲間に出会える気がしないから。] (22) 2023/12/10(Sun) 17:17:36 |
【人】 癒し手 イクリールそう無くしたモノへの贖罪の気持ち。 自分の護りたいパーティの"仲間"、ではなく、大きくみたギルドの"仲間"を助ける事だけしていくのだと思っていたが、 少しの変化はあったと思いたい。 絶対、護りたいと思う仲間を見つけるんだという思い。 でもやっぱり無理だという思い……。 楽しげな喧騒を見つめながら、想いと諦めを繰り返すのは、"仲間"の中に入れなかったからだろう。 そんな、籤を引く前の一時の揺れであった。*] (23) 2023/12/10(Sun) 17:17:53 |
式神使い スワローは、メモを貼った。 (a2) 2023/12/10(Sun) 18:40:14 |
【人】 蛇 ムルイジ[ 思った通りだった。 そこそこの賑わいの中で蛇はその目的を果たせずにいる。 崩壊前のファングスはかなりレベルの高いパーティだった。 それだけに同じレベルの人材を見つけるのはそれだけで一苦労だし、そもそも今のファングスには人を呼べるだけの餌がない。 名前と実績を残したところで一からのやり直しなのだ。] (24) 2023/12/10(Sun) 18:55:46 |
【人】 蛇 ムルイジ[ 壁の花、というよりもただ居場所がないだけのこと。 どうやらここには用が無い。 というのはこちらの都合。 こちらに用はなくても、あちらに用があることもある。 それもまた、思った通りのこと。 なぜ今のファングスに餌がないのか。 そのれを考えれば自ずとこの可能性にいきつく。 優秀な人材を引き抜くほどの力が今のファングスにはない。 全てを失い頭だけが残った蛇などは。] 『蛇≠熾ミなしだな』 [ 歯牙にもかけぬ相手だった。 ただ、かつてそこのメンバーを一人引き抜いた、その過去があるだけ。] (25) 2023/12/10(Sun) 18:56:15 |
【人】 蛇 ムルイジ[ 杯に残っていた酒を呷る。 そいつらは何かを捲し立てていた。 聞く耳は持たないが、聞かなくても言いたいことぐらいはわかる。 そしてこの後の展開も。 ほら、胸ぐらを掴まれた。 もう一人が胸ぐらを掴んだ男を制止する。 もちろんこちらを庇っているわけじゃない。ここではまずいとか何とか言ってるだけ。 ため息をひとつ吐いて、俺はそいつらの後をついて行く。 行く先は……ギルドハウスの裏手といった辺りだろう。] (26) 2023/12/10(Sun) 18:56:47 |