お客様と同じ対応がお望みなんですか？
　　良いじゃないですか、オフなんですし。

　　はいはい。
　　お気遣い感謝しますよ。
　　大丈夫です、私なりにはちゃんと考えてます。

[>>3:*0彼が説教じみたことをした真意こそ
計りかねるものの
軽口とか嫌味でなく、心配はしてくれてるんだろうから
それなりに忠告として聞いておく。
あまりこうした説教をするタイプでは無かったと
思っていたが、違う後輩や同期にはこうした
話をする事もあるのだろうか]

　　くふ。
　　マジになんないでくださいよ。
　　ただの軽口でしょう？

[>>3:*1彼の言葉が少しおかしくて
小さく笑いながらそう言った。
お互いに益があるから続いてる。
さてそれは間違いではないだろうが
それだけで長く続く関係とは……
さぁ、それもまぁ、私もわざわざ言葉にしない人間だ。]

　　──ンっ、奥、当たる……
　　はぁ……ん、ん…んっ…！

　　……はぁ。ちょっと、またですか？
　　まだお仕事中なんですけど？
　　もーぉ。

[>>3:*2彼が中に出したなら
その感覚に僅かに身体を震わせながらも
出されたことに対して不満を口にする。
この後仕事があるのだから、と。

仕事が無ければ？
それは分からない。何故なら彼とは仕事場の
船上でしか合わないのだから。

それに子供が出来るとかに対して文句がないと言われれば
薬こそあるものの
それは、まぁ。それは、まぁ。それはそれ。]*

　　別に、俺との仲じゃねぇか。

　　ちゃんと産婦人科行って薬もらってんだろ？
　　………少ししてから出てきな。


［　力の差で拒否していないわけではない。
　　彼の方はそうとっているものの、
　　実際彼女がどう考えているのか、
　　そんなことを聞いたことがない。

　　聞くのが怖いと聞かれたら、本心ではそう。
　　けれども聞かれたなら、
　　なんで聞く必要があるんだ、と
　　答えるのも目に見えていること。　　］

　　後の仕事は俺がしとくから、
　　急いで戻ってこようとか考えなくていいから。
　　この部屋も使えないってしておけば
　　なんら問題ない。清掃も後でさせる。


［　身なりを整えて、インカムを付け直してから
　　ありがとうの気持ちを添えた口づけを
　　彼女の額に落として、彼は先に出る。

　　おかしな関係が、まだまだ続くようで、
　　この関係に終止符が打たれるのは、
　　もう少し先のことになるらしい。　　　］*

[部屋から出る彼を見送って
彼が言った通り時間をずらして
仕事は少し任せつつ。]


　　……薬を飲まないでくれ。
　　なんて言われる日は来るのかしら。


[額を軽く触りながら
ぽつりと呟いた言葉はもちろん彼には届かない。
何故なら私は彼の前でそんな事を
絶対に言わないからだ。

それにしたっていい加減。
ツンツンしてる彼だって、いい加減、気付いてもいいだろうに。
私たちの関係はさて、いつまでこのままだろう。

私は、きっと。
面倒くさい女だから、自分から貴方に告白することは
絶対ありませんからね。と。
やはり心の中でつぶやくのだった]*