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人狼物語 三日月国


59 【R18RP】花韮の咲く頃

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【人】 上原 隆司

  ……大学生くらいかと。
  大人っぽく見えてた。


>>23私服姿が高校生に見られないことを彼女がどう感じているのか、上原に知る由はない。
 が、眉尻を下げられると印象は素直に口にした。
 子供扱いされるよりは、少しくらい大人に見られたほうが嬉しい年頃――高校生というのは、少なくとも上原にとってはそうだった]
(26) 2021/02/27(Sat) 19:06:03

【人】 上原 隆司

>>24 >>25事情を聞くと頷いて]


  そういう事情ならその店にしておくか。
  何かおすすめあるか?


[深く問うでもなく受け入れて、別の場所と伝えられたコーヒーショップに向けて歩き出した。ときどき行く店のひとつだった。
 隣をついてくるだろう彼女を見やる。話しながら歩くつもりで、歩調は彼女に合わせようと考えていた]


  ハーモニー、辞めちまうんだな。
  寂しくなるな……そんなに親しかったわけでもないが。


[懇意ではなくとも、当然そこにいる人として馴染みのある相手。上原にとっての矢川はそんな店員のひとりだった。見知った環境が変わってしまう気がする。アルバイトの学生なんて、いつの間にか入れ替わっているものだけれど]
(27) 2021/02/27(Sat) 19:06:32

【人】 上原 隆司

[話しながら歩いているうちに、すぐに目当てのコーヒーショップにたどり着く。
 「お煙草はお吸いになられますか」
 店員に問われて習慣で喫煙席を申し出ようとして、上原は矢川を振り返った]


  吸ってもいいかい。


[了承を得られれば喫煙席へ、拒まれたなら禁煙席へ。
 席に着いたあとはメニューを眺めて、好みのコーヒー豆があるか探すことになるだろう。普段は深煎りで甘みの強い豆を好んでいるが、ほどよいものにはなかなか巡り会えないのが悩みの種だった。
 もし矢川おすすめのメニューがあるなら、それも考慮した上で決めることになるだろう]**
(28) 2021/02/27(Sat) 19:07:08

【人】 矢川 蛍

[老けて見えるとか、老け顔とか。
 心ない言葉なら傷ついたと思うけれど
 大人っぽい、と言葉を変えられるだけで少し嬉しくなる。
 そんな、子供と大人の線が曖昧なお年頃。
 それが現役JK、ほたると言う子だった。つまり私。]


  ふふ、いつもお姉さん役多いですから。


[なんて、お姉さんぶって答えてしまうくらいに
 私の機嫌は少し上向きになる。
 とは言え、社会人の上原さん相手では
 それも子供の精一杯の背伸びかもしれないけど。

 そんなことを話しながらコーヒーショップに向かう。
 自然と歩く速度を合わせてくれたりするところとか>>27
 やっぱり大人の人は違うな、なんて
 頭の片隅で感心していたりもした。
 深く事情を聞いてこないところも。]
(29) 2021/02/27(Sat) 20:18:22

【人】 矢川 蛍

  今の時期ならスタパがオススメですね。
  桜のラテとかは飲まないですけど、
  バレンタインの限定お豆が売れ残ってたりして
  本日のブレンドに出てくるんです。
  チョコに良く合う、深煎りの美味しいコーヒーで
  コーヒー豆として買うとかなり高いんですけど。


[コーヒー豆を買うと、一般のコーヒー豆より
 何倍かする値段に手が出ないのだがその味は好きだった。
 だからあったらラッキー、とそこにする。
 タバコは大丈夫と頷いて、喫煙席へ。>>28
 喫煙席が混雑していて煙がもうもうとしていたら
 流石に辟易してしまうが、今はそんなことは無かった。
 そして、コーヒー豆を選ぶ段階になって。]
(30) 2021/02/27(Sat) 20:18:40

【人】 矢川 蛍

  あ、今日のブレンド、さっき言ってたのですね。
  私はこれにして……あとチーズケーキ。
  上原さんは好きなお豆とかありますか?


[もし好みが聞けたなら、それに合う豆を薦めてみる。
 敵情視察というあれでよくここの珈琲は口にしていた。
 ハーモニーの物も好きだが、ここも美味しい。
 それにしても喫煙席は普段は縁がない場所だから
 なんとなく辺りを見渡してしまう。]
(31) 2021/02/27(Sat) 20:18:57

【人】 矢川 蛍

  ふふ、ハーモニーのお客さんとは言え
  名前を知ったばかりの相手とデートなんて
  いけない事してるみたい。

  でも、わたし、そんなに
  落ち込んだ顔してたんですね。気をつけなきゃ。


[両手で頬を押さえて、ムニムニと軽くマッサージ。
 弱みは見せられない。見せたくない。
 恭介に心配されたくないし同情されたくもない。
 恭介の恋人に憐れまれたくないし
 他の恭介を狙う子に嘲笑われたくない。
 それに、そんな弱った自分に漬け込まれたくもない。

 ……少なくとも、学校では。**]
(32) 2021/02/27(Sat) 20:19:16

【人】 上原 隆司

>>29満足げに微笑む姿が、上原が“高校生”に対し抱いていた感覚は当たっていたと伝える。
 そんな年頃の少女らしい姿に、自然と微笑みが浮かんでいた。

 歩きながらのおすすめの話には、だいぶ興味を惹かれた]


  チョコとコーヒーは元々合うからな。
  深煎りか……あればそれにしてみるか。


[バレンタインらしいものをわざわざ頼もうという発想が、上原にはなかった。この歳だからではなく、昔から。そういう浮いたイベントは苦手で、敬遠しがちだった。
 だからバレンタインに意識が向く女子高生との会話は、新しい世界を見ている気分になっていた]
(33) 2021/02/27(Sat) 21:02:39

【人】 上原 隆司

>>30矢川が喫煙席に抵抗を示さないことに、内心安堵していた。若い女性の煙草嫌いは並ならぬものと思い込んでいたことに、今更ながら気づく。
 >>31豆選びになると]


  好きな豆か……
  飲んだときに甘みの残る豆が好きでなぁ。
  気に入る豆はレアか高いかで、あまりお目にかかれない。
  いつも深煎りで妥協してる……。

  俺も今日のブレンドにしておこう。
  それとチョコクッキーを。


[酸味が苦手だ、と一言付け加えながら、豆とお菓子を選ぶ。
 甘いものはコーヒーの酸味を引き立てやすいが、チョコに合わせる前提ならばそれも気にならないかと、組み合わせてみることにした。

 喫煙席に人が少ないのは、会社員なら仕事中の時間帯だからなのかもしれない。
 物珍しそうな矢川を見て、上原は改めて彼女が高校生だと実感していた]
(34) 2021/02/27(Sat) 21:03:00

【人】 上原 隆司

  客とデートなんかそうそうしないよな。

  いつもと比べると随分沈んで見えたな……
  学校の友達から見てどうかは俺にはわからんが。


[沈んで見えたのは、仕事中の彼女が浮かべる営業スマイルとの落差もあるのかもしれない。

 デートという表現を深く追及せずにはおいたが、実のところ、気になる表現ではあった。

 ――デート扱いでいいのか?

 デートするような間柄ではない上、10歳差。正直に言って、恋愛対象に見ているわけではなかった。
 デートごっこ。上原からすると、そんな感覚の時間だったのだが……わざわざ言って水を差すこともないか、と黙っていた]*
(35) 2021/02/27(Sat) 21:03:21

【人】 矢川 蛍

  まあ、デート自体初めてなんですけどね。
  これをデートにカウントして良いのなら。


[そう。恋人いない歴=年齢だから。
 その割には諸体験は済ませてしまっているどころか
 爛れた関係、があったのはさらりとは話せない。
 クラスメイトと帰り道にパンを食べた。
 部活仲間と一緒に。それくらいしかなかった。
 恭介と出かけたのはそれこそデートではあり得なくて
 ただのお出かけ。ただの、あそび。

 
────デートじゃ、ない。  



 それにしても、そんなに沈んで見えてしまったのか。>>35
 頬をぺたぺた触って自分の今の顔を確認した。]
(36) 2021/02/27(Sat) 21:43:25

【人】 矢川 蛍

  まあ、今年のバレンタインは散々で。
  好きな人に振られ、好きな人には恋人ができ、
  元クラスメイトからはストーカーめいたことをされ、
  犯罪者予備軍にはなんでチョコをくれなかったのかと
  恨みつらみの手紙を渡される。

  ……お陰で、ハーモニーを辞めようと……。


[ああそう言えば犯罪者予備軍じゃなくて
 犯罪者だったな、現行犯で捕まえてないだけで。
 そんなことも頭をよぎったけれど
 はた、と私はあることに気がつく。
 顔を上げて、まじまじと上原さんを見つめた。
 今まさにデート?をしている相手を、だ。]
(37) 2021/02/27(Sat) 21:43:51

【人】 矢川 蛍

  ……上原さん。
  こうして知り合ったのも何かの縁ですし
  一つ、お願い事を聞いてはくれませんか。

  私の、恋人役?をしてくれませんか。
  あれなら名前だけ貸してくれたりとかでも。


[じ、と相手の目を真剣な眼差しで見つめる。
 それはちょっと思い付いた、ある作戦。**]
(38) 2021/02/27(Sat) 21:44:09

【人】 上原 隆司

>>36心を読まれたかのような発言と感じ、上原は戸惑った。

 彼女の大人びた雰囲気は恋愛経験にでもよるのだろうかと漠然と考えていたところを、思い切り否定された気もした。

 あるいはその関係の爛れ方から来ているのかもしれないが、上原にはまだ知りようのないことである]
(39) 2021/02/27(Sat) 22:12:22

【人】 上原 隆司

  …………そりゃ本当に散々だな……。


>>37語られた惨事にため息をつきながら、煙草を一本取り出した。火をつけて軽く煙を味わう。馴染んだメントールの味が喉に届いた。

 矢川はそれだけ注目を浴びる子なのだろうか、と上原の興味は湧いた。モテる、あるいは……ターゲットにされやすい、のだろうか。
 トラブルの中心にいつの間にかいる人というのは、なぜか存在する]
(40) 2021/02/27(Sat) 22:12:47

【人】 上原 隆司

[バイト先を辞めたくなるほど、付きまとわれているのだろうか。
 過去の取材で知ったストーカー事例をぼんやり思い出しながら話を聞いていると、>>38突拍子もないお願いに目を丸くすることになった]


  こ……、恋人役?
  お嬢さんの身を守るためにか?


[矢川と名は聞いたが、咄嗟に出た呼び名はどういうわけかそれではなかった。
 ストーカー対策に新しい恋人の力を借りるというのは、よくある話だが――]


  ……付きまとわれてんなら、
  すぐバレちまうんじゃないのかね。


[本物の恋人ではないことが。
 それでは火に油を注ぎかねない。

 それに――そこまでしてやる義理がない。それが上原の率直な感想だった]**
(41) 2021/02/27(Sat) 22:13:19

【人】 矢川 蛍

  でしょ? ちょっと、怖くなって。


[私が目立つ存在かどうかは分からない。
 むしろ私よりも目立っていたのが恭介で、
 いつも私は恭介への想いの橋渡しばかりしていた。
 そんな私と恭介は確かに噂されていたけれども
 実際は、違うわけで。

 それにしてもとっぴな思いつきに
 難色を示されるのはとてもよくわかる。>>41
(42) 2021/02/27(Sat) 23:15:40

【人】 矢川 蛍

  まあ、ですよね……。
  自分の身を守りたい半分、
  好きな人に、幸せになってもらいたいから、かな。

  好きな人、幼馴染なんです。
  モテるけどしょっちゅう別れてて、
  その一因に自分がなってたら嫌で。
  隣に住んでるから、どうしても距離が近いし
  でも、こっちの心配とかかけたくなくて。


  ……幸せになって欲しいな、とか。


[そう言葉にした辺りでコーヒーが届く。
 同時にデザートも届いて店員に軽く頭を下げた。]
(43) 2021/02/27(Sat) 23:17:59

【人】 矢川 蛍

  まあ、難しいですよね。
  どうにかしたいなとは思ってるんです。
  奇妙な件も、幼馴染の恋も。

  まあとにかく、頂きます!


[途中までは真剣なトーンで話していたけれど
 ケーキが届いたことで両手を合わせて
 にぱっ、と笑っていただきますをした。**]
(44) 2021/02/27(Sat) 23:18:35

【人】 上原 隆司

  ありがとうございます。


[コーヒーとデザートが届くと、上原は言葉にして店員に礼を言った。
 吸いかけの煙草を灰皿に置き、少し遠ざける]


  ん、いただきます……。


>>44元気な「いただきます」につられるように言って、まずはコーヒーを一口。酸味を感じず苦味はやや強めの、確かにお菓子と一緒に食べたくなるような味だった]
(45) 2021/02/28(Sun) 7:58:32

【人】 上原 隆司

>>42>>43身を守る以外の理由を聞き、振られた相手への想いの強さが伝わってきた]


  幼馴染かぁ……、恋になるのは難しいよな。
  振るにも罪悪感あるだろうし。

  けど、それなら尚のこと、ちゃんとした
  恋人がいたほうがいいんじゃないのか?
  恋人役がいちゃ、本物もできなくなるぞ。


[作ろうと思って作れるものではない。
 彼女の身近な男性には不安が湧く存在も多いのだろう。
 それでも見せかけの存在でごまかすよりは、ちゃんと通じ合える人を……。
 上原がどうしてもそう思ってしまうのは、“見せかけの恋人”からトラブルに繋がった事例をいくつか知っているせいなのだろう]**
(46) 2021/02/28(Sun) 7:58:52

【人】 矢川 蛍

[ああ、そうだった。
 この人をなんとなく良い人と認識していたのは
 店員側として、こんな風にお礼を言って貰えるから。>>45
 礼儀正しい人だな、と思っていたのだ。
 まずコーヒーを口にする。
 しっかりと焙煎された深煎りのコーヒーに
 ミルクにも負けないだろうな、と笑みが漏れた。
 フォークを手にしてチーズケーキも一口。
 そう、この濃厚な味とバッチリバランスが良い。
 ふふ、と笑顔が漏れてしまう。]


  はい。だから、ちゃんと? 振ってくれたから
  そこは誠実だったな、と思ってるんです。
  好きで、大切だから、適当な気持ちで付き合えないって。
  ……私も、幼馴染として普通に接するつもりです。


[幼馴染として、お隣さんとして。
 きっちりとした線を引いて過ごしていくつもり。
 けれどそうするにはお互いがやっぱり近すぎて
 無理して笑わないといけない時もあるんだと
 私は、ふわふわしたケーキにフォークを突き刺す。]
(47) 2021/02/28(Sun) 9:05:58

【人】 矢川 蛍

  ……高校の間は、良いかなって。

  あいつ、告白されて付き合って
  "なんか違う"って相手の子に振られるの繰り返して
  それで変な噂立ってるんです。
  私が横にいるから、
  お情けで告白して来た子と付き合っては
  別れるを繰り返してるんじゃないかって。
  そんな奴じゃないんですけどね。
  本気で好きになった頃に振られて、
  それを私が慰めるの繰り返しで。
  でも、きっと、今回の子は
  ……違うんじゃないかなあ。


[自分が告白した後にできた恋人。
 きっと、本当の好きから始まった。そんな気がして。
 今回の子は長く続いて欲しい。
 幸せになって欲しい。

 自分が、その邪魔をしちゃ、いけない。]
(48) 2021/02/28(Sun) 9:06:18

【人】 矢川 蛍

  だから、私自身だってそりゃ恋人欲しいですけど
  受験生になるし、高校の間はやめて
  恋愛は大学になってからにしようかな、と。

  ……その間、だけ。とかは?


[とは言え、それはそんなに期待していないお願いだ。
 迷惑だし、ほぼ初対面の相手だし。
 突飛なお願い事を聞いてくれるとは思えない。
 だから私はそう言葉にしてチラッと上原さんを見ながらも
 ケーキを再び口に運んで、堪能していた。
 そっちに楽しみを見出してた。

 恭介に関する悪い噂のせいで
 自分自身が被ってる様々なことまで気が回らないのは
 気づかないまま。**]
(49) 2021/02/28(Sun) 9:06:32

【人】 上原 隆司

>>47誠実だった――彼女がそう評価する相手の、>>48全く誠実に聞こえないエピソード。
 それを聞きながら、上原はもう一口コーヒーを飲んだ。理想ではないにしろ、好みの味なのは間違いなかった。

 矢川の言い分だけだと、その相手は彼女を「都合のいい女」として囲っているようにしか聞こえなかった。
 幼馴染が何度振られようとそばにいて、恋愛対象とは扱われていない少女……。
 周囲にどのような目で見られていたのだろう]
(50) 2021/02/28(Sun) 10:15:02
村の設定が変更されました。

【人】 上原 隆司

  ……その間、俺も恋人ができないってことだよな。


>>49高校を出るまでとは、短いようでいて長い。
 その間、「恋人のフリ」を維持するのは……フリだとばれないように維持するのは、相当に難しい気がした。

 ――いっそ本当に付き合うほうがマシでは?

 一瞬考えついてみるものの、さすがに勢いで提案する内容ではなかった]


  そいつのことは……なんでそんなに好きなんだ?


[語られた範囲でその相手に好感を抱ける理由は、上原には理解できそうになかった。かといって闇雲に批判するのも躊躇った。
 返答を待ちながらチョコクッキーを小さく齧る。口の中に広がる甘みを、その後に飲んだコーヒーが中和し、蕩けるような濃厚な風味を残していった]**
(51) 2021/02/28(Sun) 10:15:26

【人】 矢川 蛍

  ………………ハッ。


[そう、これは完全に自分視点でのお願いだった。
 相手の都合も考えず。
 勿論、だからこそお願いを聞いて貰えるとも思って無い
 いわゆる机上の空論、というもの。
 だから相手に指摘されて初めて気付いた。
 そう、約一年相手を縛ってしまうことになるなら
 それは相手にとっても、そういう事だ。
 多分自分の一年と相手の一年は重みが違う。
 その年齢の分、尚更に。]


  あ、ごめんなさい、私ったら。
  ですよね、上原さんの都合も考えず……。

  失礼しました。


[だからそこはきちんと頭を下げておく。
 私の考えが至らない、浅慮が招いた言葉だからだ。
 けれど向けられた質問>>51
 私はちょっとだけ、困ったような笑顔を見せる。]
(52) 2021/02/28(Sun) 13:27:31

【人】 矢川 蛍

  ……大事な幼馴染。一番はそれかもしれません。
  傍に居る、隣に居ることが当たり前すぎて
  あいつには幸せになって欲しくて。
  振られて落ち込むたびに、
  私ならそんな思いさせないのにって。
  ……庇護欲?


[自分で言葉にしてみてふと思った。
 今でも大好きで大切な幼馴染。
 共依存、どころか、自分だけが依存しているのかも。
 そんなこともチラリと思ったけれど。]
(53) 2021/02/28(Sun) 13:27:53

【人】 矢川 蛍

  甘やかしてる自覚は、ありますね。


[好きとか、それ以前の問題。
 恭介の泣き顔を、見たくなかったし
 笑っていてほしかった。
 それなら私が隣に居るといつも思ってたのに
 自分は恋人にはなれなかった。
 恋人か、それ以上の事もしてたと思うのに。

 それを思い出すと少し気分が沈んで
 手元のコーヒーカップをゆらりと揺らした。
 中の琥珀色が揺らめいて
 そこに映る私の姿も歪んで揺れた。]*
(54) 2021/02/28(Sun) 13:28:30