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人狼物語 三日月国


86 【R15RP】君と僕の、夏祭り

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【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  絶対関係なくないじゃん。
  俺、なんかした?
  
 
[だってきみは、俺に腹を立てている。
 理由は全然わからないけど、それは明らかで。
 もう一段、もう一段、とゆっくり登って、

 きみよりたった一段下で、
 きみの顔を、覗き見る。]
 
(87) 2021/07/25(Sun) 15:49:58

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  ……田邉さん。


[女心の読めない俺は、きみを苗字で呼んだ]*
 
(88) 2021/07/25(Sun) 15:50:32
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a30) 2021/07/25(Sun) 15:52:07

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[────支えてくれて、そして離れた手の熱に
 離れてからワンテンポ遅れて
 その力と大きさを残った熱で感じてしまって。
 少し照れくさくなったのに蓋をしたの。


 >>82座るよう促されるまま竹のベンチへ。
 一応軽く座る前に手で軽く払ったら汚れてなかったのには気づいたわ。]


 いえいえ。私にとってはここでの初めての夏祭りですから。一人で花火を見上げるよりは誰かと一緒の方がいいですから。

 わぁ、いいですね。ラムネ。ありがとうございます。
 この二点セットに花火って凄くお祭りらしいですね。


[素直に一本受けとって。ぷしゅっと音とともにビー玉が瓶の中に沈んでいくのを眺めるの。]
 
(89) 2021/07/25(Sun) 16:12:11

【人】 一年生 篠田 小牧

 
 あ、はい。話せました。大丈夫です。
 へぇ、長尾先生来てたのですね。
 いい先生ですよね。ご挨拶出来たらいいのですが


[挨拶して来た相手の様子については語るべきじゃないと思うから、そのあたりには触れないのよ。


 たい焼きを袋から出して、ちゃんと二膳貰ってきた割りばしをどうぞ、と差し出して頂きます。と私もそれを口にするの。
 マヨネーズ増量してくれたそれは一口で食べるには大きくて。ちょっとずつはふはふと口に運ぶのよ。

 そうこうしていたら時間になったのか。
 周りのざわめきが大きくなったの。


 ────ヒュルル
 と音が空へ     ]
 
(90) 2021/07/25(Sun) 16:14:08

【人】 一年生 篠田 小牧

 
  ドン   
ドン


      ドン
    ドン       
ドン



 大きな音と共に空に色とりどりの花火が咲き始めたの。]


 わぁ……!
 始まりましたね。
 

[座ったままお行儀よくたこ焼きをまったり食べ続けつつ。
 その景色を目に焼き付けるように眺めるの。]**
 
(91) 2021/07/25(Sun) 16:15:32
一年生 篠田 小牧は、メモを貼った。
(a31) 2021/07/25(Sun) 16:16:45

【人】 三年生 堂本 明菜

― 回想:花巻庵屋台 ―


 ありがとう。
 楓ちゃんの浴衣も素敵。
 よく似合ってる。


[遠目からでも楓が屋台内をくるくると動き回っていたのが
 見えていたから、お疲れ様、なんて声かけもして。
 すっかり板についている接客>>1:292を受ければ
 どれも捨てがたくなってしまって、
 ならばと4つ買うことに相成った。

 持ち帰り用に包んでくれている間、
 髪についているヘアクリップに気が付いて、
 昔は可愛らしくしていたなと思い出す。

 
いつだったか髪をばっさり切った時はもちろん
驚いたうちの一人で。
夏だったから、涼しそうだねなんて能天気なことを
言っていたかもしれない。
]
(92) 2021/07/25(Sun) 17:16:22

【人】 三年生 堂本 明菜

[何か心境の変化のようなものがあったのかと
 考えていたら、楓はおまけをつけて紙袋を渡してくた。]


 ……いいの?
 ありがとう。可愛い。

 楓ちゃんの願いも、はなひらきますように。


[楓の気持ちが嬉しくて、
 明菜も笑みを浮かべてそう返した。*]
(93) 2021/07/25(Sun) 17:17:13

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
 
[どうしてかって、考えると。
やっぱり私のせいで。

私、こんなに大きくなったって、
気の方は全然。
全然、自信が無い。

――そう呼んでいいのかわからなかったし、
呼んで、もし、やめてとか言われたら……

突き詰めて考えると、結局、そんな理由なんだと思う。

意気地なし。嫌になる。
自分が。

――でも君に同じ事して欲しくなかったなんて、我儘だよね。
でも私は誰だって、公平に呼んでいたんだから(過去形)


…………そうか、私、甘えていたのかな。
君がまた、我儘を叶えてくれて、それから……]
 
(94) 2021/07/25(Sun) 17:20:56

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[私の言葉は否定されて。>>86
一段一段近付いてくる、君の気配に戸惑った。

顔を背けたまま、ちらりと見た君の顔が、
まっすぐこちらを向いていて。
どうしてだろう、今は少し怖い。

弾ける花火の音。
火の粉の花弁が、ぱらぱら散って行くように。

今、零れてしまいそうなのは、私の方だった。]
 
(95) 2021/07/25(Sun) 17:22:01

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[今はほとんど変わらない、私達の背丈。
1cmなんて、踵の高さで簡単に覆される誤差で、
私は君が、いつ私を追い抜いたのかもわからない。
新学期の身体測定?私は誰かに聞かれたら答えていたけれど、
お互いにそういう事でもなければ、
よほど近付かない限り、測る事の出来ない差だと思うのに。


……それはともかく。

君が私を追い越したなら、
下に、立つのは、ずるいと思う。>>87


個人的な意見なのだけれど。
上から目線より、下から目線の方が、強い。

だって、下から覗き見られると、
俯いて隠す事もできないじゃない。

でもそういうの、
……背の低い方の特権だと思っていたのに!]
 
(96) 2021/07/25(Sun) 17:24:28

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[君の言葉と。視線と。
それから、一際大きい花火が弾け。

降り注ぐ光の色が、次々と移り変わって、
私の意地とか不安とか、
一瞬、何もかも奪い去って行ったから。

ぱらぱら散る火の粉と一緒に、
私は――零れてしまった。]


 ……した。

 こっち見ないし。
 冷たいし。


 それに、全然、


[笑ってくれないじゃない。

少しも全くって事は、もしかしたら無かったかもしれないけれど

他のみんなに向けてるように、
私には向けてくれなかったと、
私は感じていて、


せめてそれが同じだったら、
名前なんて呼べたし、呼ばれなくても、私は――]
 
(97) 2021/07/25(Sun) 17:27:25

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 

[>>88

唐突ですが、
乙女心は召されてしまうんだそうで >>1:57 >>1:251]


 
(98) 2021/07/25(Sun) 17:28:26

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 

[ぱらぱら散った花弁が消える。

次の花火が上がる前に、私は今度こそ、
全力疾走でこの場を逃げ出した。]*

 
(99) 2021/07/25(Sun) 17:33:26

【人】 三年生 堂本 明菜

― 回想:青果店屋台 ―

[その昔、350g分の色とりどりの野菜を籠一杯に持った
 妖怪野菜男(父親)が幼い堂本姉弟枕元に立ち、
 
野菜食え…野菜食え…
と唱えていたことがある。
 それが夢か現だったかは定かではないが、
 翌日からしばらく弟は泣いて野菜を食べていた。
 まぁそんな話は置いておいて、]



 4本も買ってくださるんですか?
 ありがとうございます。
 じゃあお預かりしておきますね。


[代金を受け取りながら、実はトウモロコシとどっちが早く
 本数売れるか勝負してるんです、なんて小声で伝える。
 その後長尾の口から出た言葉には一度瞳を瞬かせて。

 好きなんだねという言葉なら否定したかもしれないけれど
 喧嘩するほど仲がいいって言葉もあるくらいだから、
 仲が良くはあるのだろう、多分。


 だから、普通に手を振り返してその背を見送った。*]
(100) 2021/07/25(Sun) 17:36:33
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a32) 2021/07/25(Sun) 17:38:20

【人】 三年生 堂本 明菜

― 青果店屋台 ―

[京平は言ってしまえば父親とノリが近くて、
 お店で声をかけられたら>>0:63調子いい返事を返す
 ぐらいには、気に入られている。
 だから差し入れを持ってきてくれた時>>1:361
 気が利くなぁといって喜んでいたし、
 明菜がいないことをいいことに祭りに連れ出して
 やってくれねぇか、などと言っていたことは
 知る由もない。]
(101) 2021/07/25(Sun) 17:39:43

【人】 三年生 堂本 明菜



 待ち焦がれ……てはいないけど
 まぁ待ってはいた……かな?


[来てくれるといっていたから。
 来ないなんてことも、ないとは思っていたけれど。

 サツマイモスティックの噂は気になりつつ、
 差し入れを受け取りながら]


 花巻庵とこと食券消費には行ったけど……
 というか差し入れ多くない?
 トウモロコシとキュウリ分くらいあるのでは??


[父親の方を見れば氷や栄養ドリンクまで。
 買ってくれたもの全部お返しとして渡したいくらいだ。
 拒否されたなら後日店に来てくれた時に
 おまけがいくつかつくことになっただろう。

 そんなことに気を取られたから、一緒にという下りが
 本音か建前か判断することは出来ないまま
 話題は移り浴衣の話へ。]
(102) 2021/07/25(Sun) 17:41:11

【人】 三年生 堂本 明菜


 お母さんが仕立ててくれたの。
 ありがとう。

 京平君もお面と凄い馴染んでる。 


[浴衣が喜んでるのは比喩として受け取って、
 褒めてくれたのには素直にお礼を。
 京平に母親がいないことは話したことがあっただろうか。
 もしかしたら父親が話して知っていたかもしれないし、
 知らないなら知らないで、悲しい過去など気づかない
 くらいのいつもの表情で笑む。



 そうだね、京平君のお面はお面屋さんのお面より
 しっかりしてるし本格的だしね。


[そうやって話してる間、父親に生暖かい目で
 見られていたことには気づかない。]
(103) 2021/07/25(Sun) 17:43:30

【人】 三年生 堂本 明菜

[勝負の結果を伝えれば京平は大げさに喜んで、>>64
 なんだなんだと周りの目を集めてしまったけれど、
 自分のことのように喜んでくれるのは
 そんなに悪い気もしなくて。
 仕方ねぇなという父親や牡丹、
 京平の視線がこちらを向く中口を開く。]


               アタシの願いは――
(104) 2021/07/25(Sun) 17:45:41

【人】 三年生 堂本 明菜

[少し、悩んだ。

 売り子として改めて屋台に立ってみて、
 トウモロコシを楽しみにしてくれている人がいて、
 美味しそうに食べている人がいて、
 父親も楽しそうに満足そうに笑っていて、
 きっと、来年なくなれば残念がる人もいるのでは
 ないだろうかと思ったから。

 けれどやはり焼き場は熱いし、
 晴れれば夜になっても気温は高い。
 このまま続けてまた倒れられたらたまったものじゃない。]
(105) 2021/07/25(Sun) 17:46:43

【人】 三年生 堂本 明菜

[思考は堂々巡りになって、]


 ……ちょっと考える。
 あ、これたこ焼きと唐揚げ、買ってきたから食べて。


[そういって父親と牡丹に渡せば、少し悩むように
 明菜も一つサツマイモを口にした。]*
(106) 2021/07/25(Sun) 17:48:05

【人】 二年生 鳳 凛

〜人間になった貧乏神 
篭芽町立図書館民族伝承資料集より



貧乏神に取り憑かれた家は、成功しない。
人々に昔から語り継がれてきたその神様は瘦せ細った老人の姿をしていたが、それはあくまでも人間の想像に過ぎない。
なぜなら、貧乏神は人間の前にその姿を現すことはないからだ。

貧乏神は自身が決めた人物に取り憑いたら、その人間がこの世を去るまで、ずっと寄り添い続ける。
勿論、人間にはその自覚はないが、その傍で、その人間をずっと見守り続けているのだ。


この女性も、そんな貧乏神のひとりだった。


今より少し昔の時代、彼女がその生涯を見守ると選んだ人間はとあるアパートの一室に住まう30前後の男性だった。
彼は夢を追うために仕事を辞めてもう10年。
彼なりの努力を重ねたものの、一向に拓かれる気配のない未来に行き詰っていた。
思い悩み失敗を重ね涙して、懸命にもがきながら、日々の生活を工夫して生きる姿を貧乏神はずっと傍で見ていた。
(107) 2021/07/25(Sun) 18:03:39

【人】 二年生 鳳 凛

長い髪をマフラーのように首に巻き、よれた白いワンピース。
ずっと彼を見てきた女性は、なぜ、彼の道が開かれないのか、その理由に気付いていた。


そんなある日、男性に成功の千載一遇の機会と友人の危機が同時に訪れる。


自身の成功の機会を犠牲にして友人を助けるか。
あるいは、その友人を見殺しにし、成功を得るか。


彼は決断を迫られた。
(108) 2021/07/25(Sun) 18:03:42

【人】 二年生 鳳 凛



「 間違っていませんよ。
困っている時に人を助けてあげられる人は、
"困っている"という感情から抜け出すことができます。

貴方は今までとは違う未来を歩み始めたのです。 」

 
(109) 2021/07/25(Sun) 18:03:46

【人】 二年生 鳳 凛

貧困から抜け出せるのにも関わらず、成功目前で友人を助けることを選んだ男性からは、多くのひとが離れて行っていた。
あいつは馬鹿だ、と非難され攻撃され、自身の人生を諦めかけた彼の前に彼女は姿を現した。

貧乏神が、取り憑いた人間を成功に導くような助言をすることは禁忌。
なぜなら、その人間が成功してしまうと、存在が消滅してしまうからだ。

けれど、女性は姿を現してからというもの助言や彼を励ます言葉をかけることを止めなかった。
日に日に弱っていっている女性を疑問に思いながらも、男性は助言に従い、努力し成功を手にしていく。

布団から出られない程衰弱した貧乏神に、事実を知った男性は、成功は手放しても構わないから、なんとか助けて欲しいと天界に祈り続けたという。
来る日も来る日も、貧乏神の女性が消え行くその瞬間まで。
(110) 2021/07/25(Sun) 18:03:50

【人】 二年生 鳳 凛




その願いは叶えられたと言われている。
禁忌を侵した貧乏神の女性は人間に落とさることにはなったものの、その存在は消えることなく、今も世界のどこかで人として生きているという。**
(111) 2021/07/25(Sun) 18:03:53
二年生 鳳 凛は、メモを貼った。
(a33) 2021/07/25(Sun) 18:20:34

【人】 三年生 神田 京平

 
 ― 昔:見守る狐 ―

[子供の頃、狐のお面を被るようになってから
怪奇の話を聞くと気になってその場所に見に行っていた。
この時も
”誰もいない神社の境内から子供の泣き声がする”

そんな噂話を聞きつけてその場所に向かったんだ>>70]

 
そろり  そろり


[どこかの芸人さんのネタではなく
静かに周りの様子を探りながら足を進める。
耳をすませば……たしかに聞こえる泣いている声。]

 
そろり  そろり


[ずっと聞こえる泣き声、姿が見えないなら
確かに噂になるだろう。人以外の可能性も……。
なんて考えていた矢先。子供視点だからこそわかる
柱の陰に隠れている存在。
最初は大胆に声をかけようと思ってひょっこりのぞいたけれど
その子は泣くのに夢中で気がついてない。
流石に泣いている子を慰める術をまだ知らない京平少年は
見守ることに決めたんだ。]
(112) 2021/07/25(Sun) 18:47:22

【人】 三年生 神田 京平

[泣いている声が聞こえていないかと
毎日のようにあの場所に行って
その子が居たなら帰るまで見守って。]

 そんなに泣いたら干からびてしまうで

 ……せや、ええこと思いついた

[その子がいつも帰る時に通る道に
見えるようにと木の棒で地面に書き始めた。

ある時は少々歪んだ
狐さんの絵
”ゲンキダセ”
の文字
またある時ははなひら神社にちななんで
花びらの絵

“エガオヲサカセテ”
の文字を
それからも毎回書くようにしてみたんだ。
その子が気が付いたかはわからない。
でも気付いた時に少しでも気が紛れればいいなと思って。]
(113) 2021/07/25(Sun) 18:49:32

【人】 三年生 神田 京平

[そうしてある日、その子が来なくなった。]

 もう泣いてないのか、強くなったんやな
 泣き虫さん

[これで俺の見守りも終わり。
あの子の泣き顔もわからない、名前も知らない。
でも君は一人で泣いてなかったよ。
笑ってる顔、見てみたかったな。なんて思いながらも
あの子が今笑っていればいいと願うのだ。]


 
かけまくもかしこき はなひらの神よ

 守り幸へ賜い 清め給え
 


[これはそんな小さな頃の昔話。**]
(114) 2021/07/25(Sun) 18:54:51
三年生 神田 京平は、メモを貼った。
(a34) 2021/07/25(Sun) 18:58:09

【人】 二年生 稲出 柊一

[綺麗な所作でベンチに座る彼女が、
「誰かと一緒の方がいい」というその言葉に、>>89
同意すると同時に、彼女にしてみれば違う相手だったら……
或いは、もっと他にも人がいたらと、
どうしても思ってしまう訳で。
(責任者が天罰食らったのか、絶賛修羅場中だとは露知らず)
]

 うん。スーパーとかにさ、
 プラスチックの容器に入ってるラムネ売ってるじゃん。
 中身は同じなのかもしれないけど、
 やっぱり瓶のやつの方が美味しい気がするよね。

[喉がカラカラだったから、同じタイミングでビー玉を沈めて、
すぐにそれに口を付けた。うまい。]

 そっか。よかった。
 長尾先生、思ったより熱血教師なんだね。
 今まであんまりちゃんと話したことなかったからさ、
 初めて知ったよ。

[お箸を貰って、「いただきます」して、
男のオレは1口でぱくりと収まっちゃうけど、
少しずつ食べる小牧さん見てると、>>90
謎のタイミングでやっぱり女の子だなと思ったりした。
(尚、小牧さんが挨拶してきた相手も絶賛修羅場中だとは以下略)


そして、花火が上がったんだ。]
(115) 2021/07/25(Sun) 19:25:29

【人】 二年生 稲出 柊一

[じっと天を見つめて、瞳の中にも花が咲いている真っ最中、
オレの脳内ではけたたましく警鐘が鳴っていた。

今って、何を話したらいいんですかね……?


オレは!馬鹿か!


小牧さんを待っている間、暇つぶしに
適当なネット記事読んでいたあの隙間時間に、>>37
何故こういう時にする話題など下調べしなかったのか。

もっと言えば、長尾先生と恋バナしたときに>>1:362
こういう時にするのにお薦めの話題を何故訊かなかった!?
先生言ってくれたじゃん。
「相手の話を多く聞く」>>1:372って、なんですかさず
「何訊けばいいんですか?」って訊かないんだよ!
気になると好きの境界線なんか、とりあえずどうでもいいだろ!

女子との話題……女子……凛!
そうだ、凛という長い付き合いの女の子いるじゃん。
凛と話すことだろ。食べられる雑草。
ポイントくれるアンケートサイト。
……とりあえず不正解なのは分かった。(詰んだ)]

 あの……浴衣って結構暑いんだね。

[絞り出した一言はとりあえずそれだった。(ボスケテ)*]
(116) 2021/07/25(Sun) 19:28:31