16:52:52

人狼物語 三日月国


43 【完全RP】音の鳴る瞬間の相手は【R15】

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【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[次に弾くは本日即興の新曲。
穏やかな旋律で軽やかに弾き始めたかと思いきや



  
突然鋭く弾くのは少し強めの低いスタッカート。




曲調は変わり相手の手番を伺うような、
まるで何かを誘い込むような音調を響かせた。


時折ペダル等も用いて滑らかな旋律を加えれば
やがて曲調のリズムは速くなり始め、
勢いよくキレを意識して切り上げてる。




最初に感じた関心とゾクゾク感、
あの時のことは、今でもよく覚えているもの。
>>2:250>>2:257]
(98) 2020/09/28(Mon) 15:13:16

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[その後は宮廷音楽独自の優雅さを残しつつも
彼らの曲調>>2:231>>2:232を意識し
徐々に刺激的なものへと変えて行く。




そう、これは徐々に高まって行った
あの時の期待よ。>>2:252]
(99) 2020/09/28(Mon) 15:13:32

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[その曲が終わると、今度は一転して
しみじみという表現がしっくり来るかのような
ゆったりとした穏やかな曲を。


もしかすれば弾き語りでありそうな、
そんな印象を受けるかもしれませんわね?]
(100) 2020/09/28(Mon) 15:13:44

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[ですが]
(101) 2020/09/28(Mon) 15:14:02

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[その曲が終わり、会場が静寂に包まれた瞬間。]
(102) 2020/09/28(Mon) 15:14:20

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  (────今だわ!)




[余韻が消えた、その瞬間を狙って
静かに鍵盤で旋律を奏で……


  盛大に鍵盤を叩いて稲妻のように、
  嵐の中を早馬が駆け抜けていくかのように
  音の疾走を楽しんで!


これは明らかに普段の私の曲調では無く、
また滅多に演奏するものでも無く。
周囲の何人かが驚くような反応が
肌に突き刺さって行くけれど。]
(103) 2020/09/28(Mon) 15:14:56

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[これが、私の挑戦。
彼の言葉に対する返答の1つ。>>10


  あの時の真っ直ぐに射抜くような態度を思い出し、
  私は射抜いた音で返しましょう。>>66


道のりと歩みは違えども。
こだわりと工夫、目指すその先の視線は
私と全く同じだと思われる彼らに。


  挑戦を始めた18年>>0:41>0:42と
  その後の20年余り>>0:40に加えた
  昨日のあなた達の旋律に
  >>2:231>>2:232>>2:233>>2:234>>2:235


新たな一手を見出した
私の現在と未来そのものをぶつけましょう!]
(104) 2020/09/28(Mon) 15:15:16

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[消音ペダルも時折入れながら
別のペダルで音の伸びも加え
テンポは早くも嫌な残響が残らぬぎりぎりを。



     ──これが私の演奏、私の手法。



私の  即興曲。>>103]
(105) 2020/09/28(Mon) 15:16:23

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[演奏が終わり、最後の激しめな曲調と裏腹に
優雅なカーテシーをすれば
観客達の一部から拍手をいただきました。]


 (……いかがかしら?)



[もしも彼らと目が合ったなら、
一瞬だけ審査の時に見せた妖艶な笑みを
私に対し言葉を発した彼に向けて。>>10

話しかける何名かの会話に応じながら
午前の演奏を終えたのでありました。
時間にして1時間ほどで、終了時の時刻は
午前から昼までの範疇。

表彰式までには昼食の時間等含めて
2時間以上の空きは悠に存在したはずですわ。>>78]**
(106) 2020/09/28(Mon) 15:16:55
平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a6) 2020/09/28(Mon) 15:32:52

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 耳に触れる、ヨシュア様の声。
  歌が好きではないと、初めてご自身で
  仰ってくださいました。>>56
  なんとなくヨシュア様らしい、と思えば
  口の端に僅かな笑みが浮かんだでしょう。

  目の前にすうっと引かれつつある
  闇色のカーテン。

  いつもと変わらないあまり抑揚のないお声が、
  今日はより静かに、そよぐ風に乗っては
  心に届きます。>>57

  視界を闇に落とすカーテンが、完全に
  閉じられてしまう前に、意識を
  つなぎ止めて懸命に顔を上げて。  ]
 
(107) 2020/09/28(Mon) 15:49:12

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 目にしたそのお顔に浮かぶ微笑み>>2:182は、
  あの時>>2:182のものより随分と
  穏やかで、美しくて
   


  手向けて下さった言葉を>>-78確かに
  胸に抱いて、どうかお元気で、と呟いて。

  私もどうにか笑んだと思うのですが、
  届いたかどうかわからないまま、
  視界は真っ暗な闇に閉ざされていきました。 ]
 
(108) 2020/09/28(Mon) 15:50:54

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ あ、と気づいた時には、私は
  宮廷に居たようです。>>85
  …私は少しも覚えていないのですが。
 
  けれどそこに、もしあの華麗に馬を
  操られた方がいらっしゃるのならば>>60
  散々ご迷惑をおかけしたことを詫びて。

  一息だけついたあと、アメリア様は無事に
  ハイアームズのお屋敷に戻られたか、
  お身体にさわりはないか>>@7
  次々とその方に尋ねたことでしょう。

  その際に神父様の動向を、何かの流れで
  耳にすることはあったでしょうか。
  あったのならば目を伏せて。

  そうしてようやく、自分がまだその方に
  名乗りもしていないと言う事に気づいて、
  慌てて名前を伝えるのでした。  ]
 
(109) 2020/09/28(Mon) 15:54:09

【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロ

とある酒場にて


[ ニコロは演奏が終わるとカウンター向かった

そこにはジントニックを飲む
楽器工房の彼女がいた>>53

来て、くださったのですね
ありがとうございます

[ ニコロはそう言うとカウンターの奥の店主に
もう一曲、ここで弾いて良いかと訊ねた ]

「好きにしな。何曲でもどんな曲でも。誰に向けたっていい
ここでは好きに音楽を楽しみな」

[ ニコロはそれを聞くと微笑みながら「ありがとう」と
店主にお礼をいった ]

どうか、1曲聴いてもらえませんか?
貴女に整えて頂いたこの子の本当の音を聞いて欲しい
それと同時にあの時の>>2:79

ねぇ、自分の歩いてきた道に
  後悔したことはない?

と聞かれた時の答えを…
彼女がうなづいたのなら
[ ニコロはそう言ってヴァイオリンを鳴らすだろう]*
(110) 2020/09/28(Mon) 19:42:51

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 着替えるために一人になれた私の居る場所は
  明るく差し込む光がキラキラと眩しく、
  昨日見たシャンデリアのように輝いては、
  今までの出来事が頭を過って、
  ヨシュア様やアメリア様の笑顔が
  光の中に浮かんでは消えて。

  ふ、とその世界がぼやけて。
  しばらくの間膝を抱えて、掌に歯を当てて
  嗚咽を漏らさぬようにしながら
  止めどなく流れ出る涙で
  足を、床を、濡らしていました。

  ……同じ頃、同じようにひとり涙を流される
  アメリア様>>@17を知っていたら、
  私はあの方をお一人にしてしまったことを
  心の底から後悔したでしょう。
  例えハイアームズ家の皆様に、
  あとはこちらでと言われたのだとしても、
  あの時、あの方が、
  私にお願いして下さったのに>>58
   
 ]
 
(111) 2020/09/28(Mon) 20:04:42

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 私に湯浴みを勧めてくださる声が聞こえれば、
  ごしごしと顔を擦って。
  まだぼうっとする頭を2、3度振って、
  言われるがままお言葉に甘えてお湯を借りる
  ことにしました。

  身体中がビリビリと滲みるし、髪は所々
  ばりばりに固まっていたし、着ているものは
  汚れは酷いし、こんな姿でアメリア様や
  皆様の前に居たのかと改めて知って、
  消えて無くなりたいような思いでまた
  涙がこみ上げて、慌ててざぶんと頭から
  お湯をかけて誤魔化しました。

  湯浴みに付き添ってくださった方が、
  傷も綺麗に治せますよ、と仰った時には
  驚きましたが、この国の王族方には、
  そのような不思議な力をお持ちの方が
  いらっしゃるということは聞いたことが
  あったのを思い出し、小さく頷いて。 ]
 
(112) 2020/09/28(Mon) 20:06:52

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ …それから、大変暖かいそのお申し出を、
  丁重にお断りしました。



  この傷は、私が生きる証。
  今までも、これからも。



  お気を悪くなさらなかったかしらと
  思いながらも、その方が、傷はそのままに
  綺麗に手当てをしてくださるのであれば
  その手をじっと見つめて。

  着替える為に足を踏み出した時、
  その歩みが随分軽くなっていることに気づけば、
  その方に向き直って深く頭を下げるのでした。 ]*
 
(113) 2020/09/28(Mon) 20:10:20

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

―回想・コンペ会場―

  
―終演後―



[ 彼のメイレン・シュレグマーに対する
  評価は、真実の一片を突いていたようだ。
  >>71>>72


  しかし…。
  彼女の演奏会への誘いについては、
  やや勇み足の解釈をしていたらしく。
  >>73>>74>>75           ]

   
(114) 2020/09/28(Mon) 23:32:07

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ そして、もし、そのすれ違いに彼女が
  気づこうものなら、
  彼女自身にには全く非がないのにも関わらず
  「全ての責任は自分にある」として、
  自費で損失補填を名乗り出るところだった 
  ようだ。>>76

  
  一方、かくいうエリクソン自身は、
  新たな強者、メイレン・シュレグマーから
  
言外に挑戦の引き受けを言い渡されたのだ

  と信じて疑わず、

  若さゆえなのかただの阿呆なのか、
  興奮もしばらく冷めることのない様子。


  どうやらこのすれ違いは
  解消されることもないまま、
  明日の演奏会を迎えることになりそうである。]* 

   
(115) 2020/09/28(Mon) 23:32:58

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

―表彰式・宮廷 舞踏用大ホール―




[ コンペ2日目が終了した、その次の日。
  2日目と同じ会場、舞踏用大ホールを使って
  表彰式が行われた。

  場内は、前2日のコンペ本番にも劣らぬ
  盛況振り。

  さらにこの国の貴族達や、
  審査員以外の宮廷楽士の顔ぶれもあり、>>78
  この発表が、この国にきわめて
  大きな影響を与えるのだということを
  一目で窺い知れるほどだった。    ]
(116) 2020/09/29(Tue) 0:55:01

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 6人組はじめ、コンペ参加者は、
  審査員たちと向き合う形で、
  区画された空間内に、
  わらわらと集まっている。


  遠目には、
  コンペ前日に橋の上で出会い
  そしてコンペ本番では
  奇跡のような歌声を披露し>>1:253
  観客たちを熱狂の渦に巻き込んだ
  あの、教会の娘の姿もあっただろうか。

  
  声をかけようか───
  と一歩踏み出そうとしたものの、
  ちょうどその時、
  宮廷楽長による表彰式開始の宣言
  が場内に響き渡る。>>79
  あわてて足を引っ込め
  舞台のほうに向きなおった。  ]

  
(117) 2020/09/29(Tue) 0:55:20

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 審査員の合議による
  5位から1位までの発表。>>79
  その中に……。       ]


    『4位は────』



     ………。


[ 静かに目を閉じて、
  告げられた結果を聞く。  ]
  
(118) 2020/09/29(Tue) 0:55:53

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン



     ……………。

   
(119) 2020/09/29(Tue) 0:57:16

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ ……もう既に、
  5位から1位までの全ての受賞者が
  発表されたのだろうか。


  参列者達が一斉に
  手を叩いているのが見える。
  彼らの一部は、
  どうやら自分たちの方を向いて
  拍手を送っている気がする。


  うずくまる者の姿や>>83
  肩を落とし去って行く者の姿も
  その視界は捉え。  ]
  
(120) 2020/09/29(Tue) 1:01:22

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ そして、視線の先には。

  会場前方に呼ばれ、
  嬉しそうに手を振る者の姿。>>2:101>>81
  ──筋骨隆々の男。直垂を着た3人衆。


  あの教会の娘も
  そこに居た────。  ]

  
(121) 2020/09/29(Tue) 1:03:01

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

  
───4位。


     
───4位、だった…。



[ もとより宮廷楽士の肩書きが
  欲しかったわけじゃなかった。
  それでも。


  手応えは、あった。
  演奏も。観る者の反応も。
  

  かの平台奏者との掛け合いで、
  自分が戦う場所はもうこのコンペじゃない、
  メイレン・シュレグマーはじめ
  その道のプロ達と渡り合っていくのだと
  そう、確信していた。    ]

  
(122) 2020/09/29(Tue) 1:03:44

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 突きつけられた4位という現実に。

  さながら、丁寧に積み上げたモニュメントが
  一閃の雷で破壊されたように…

  昨夜から、まるで夢見のように
  抱いていた未来の展望が、
  がらがらと音を立てて崩れ落ちていく。]
(123) 2020/09/29(Tue) 1:05:09

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ …それは自身だけじゃなく、
  仲間達もそうだったようだ。
  全員、その場に立ち尽くしていた。


  急かすように手招きする裏方スタッフの姿が
  視界に入る。
  「はやく前に来い」ということらしい。


  重い足を無理やり動かしてそちらへ行き、
  宮廷楽長から
  賞状と景品を受け取った。 >>83>>84 ]
(124) 2020/09/29(Tue) 1:05:30
鋼鉄の六弦奏者 エリクソンは、メモを貼った。
(a7) 2020/09/29(Tue) 1:12:13

鋼鉄の六弦奏者 エリクソンは、メモを貼った。
(a8) 2020/09/29(Tue) 1:30:33

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 身嗜みを整えて、促されるまま足を向ける
  その場所は、昨日と同じ宮廷内の
  豪華で大きなホール。

  ご厚意でそれは可愛い服に着替えさせて
  頂いていた子どもたちと合流出来たのなら、
  また胸に熱いものが込み上げて
  抱えるように皆を抱きしめたでしょう。


  湧き上がる拍手に視線を上げれば、
  そこには優雅なカーテシーを行って女性>>96

  それは、あの日の審査員の方。

  私に生きる希望を下さった、
  誇り高き宮廷音楽家の
   
 ]



    メイレン様…
 
(125) 2020/09/29(Tue) 8:14:12

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 細く、長いその指>>1:85が、
盤の上を踊る。

  軽やかに、優雅に、舞う指から紡がれる音は
  華やかで、白と黒の鍵盤から鮮やかな花を
  あたり一面に咲かせるよう。


  と、曲調が変化して。
  それはなにかの始まりを感じさせるような旋律。
  刺激的な物に、でもまたしっとりとした物に、
  次から次にその姿を変えて行く音。
  私は瞬きも、息すら忘れて、食い入るように
  見つめていました。

  そしてその指が鍵盤から離れて、
  会場が静寂に包まれた瞬間
   
>>102
 
(126) 2020/09/29(Tue) 8:17:53

【人】 教会住みの娘 エヴィ


    
   
ぅ…わ……


[ 宮廷内だと言うのに、そんなはずはないのに、
  竜巻のような突風がごうと吹き付けたような
  力が、私の背を思わずのけぞらせていました。 ]


    
   
っ、すご……


[ 舞う指は、先程の優雅さとは違う、
  鋭く、強く、叩きつけるような物さえ
  垣間見れて。

  決して不快ではない轟音を轟かせ、
  その存在を確かに知らしめるような、
  それは、まるで
雷鳴
のような
   
  ]
 
(127) 2020/09/29(Tue) 8:20:32