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人狼物語 三日月国


202 【ペアRP】踊る星影、夢現【R18/R18G】

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視点:


【人】 鈴木 深江

[まあいいかと思うものの腹は減る。

 しかしすぐ起きるのも何となく勿体なくて、
 デカい狐のモフに顔を押し付ける。
 命助かる…。(ブラックジョーク)

 ゆるゆると毛を撫でていると、
 思わず浮かぶのは笑みだ。ふふ。

 天美が起きるまではモフを堪能する気持である。
 あ、前足。
 持ち上げる。
 ぱたん。
 落とした。
 ふふ。(※素面)

 このサイズの狐を見るのは久々だ。
 住んでいる場所では狭いし目立つため。
 なので久々を堪能している。]
(168) 2023/03/06(Mon) 21:33:00

【人】 鈴木 深江

[もう一度前足を持ち上げる。
 手のひらをよく眺めた。
 肉球はとても硬い。野生動物のそれだ。
 爪も別段手入れをしているわけではないためごつごつしている。…爪の先を指でなぞる。親指の腹にあてた。力を入れると穴が開くかもしれないなと思う。*]
(169) 2023/03/06(Mon) 21:33:13

【赤】 一匹狼 “楓”

[開くとは思っていなかった扉が開いて、楓は戸惑って顔を背けた。>>*37

 似ている。>>*39
 そう表現されて横目で彼女を見て、少し考え込んで、また目を逸らす]


  在るべき場所、……


[人間だった頃なら、疑いの余地もなくそうだっただろう。
 けれど人間でなくなった今は?
 そこに留まりたいがために多数の人間を犠牲にしてきた今は?
 それでもそこは在るべき場所なのだろうか。

 そうではなくなったとわかっているからこそ、自分が変わってしまったことを隠し、重ね続ける罪を隠し、必死にしがみついている。
 それこそが現実なのではないか]
(*40) 2023/03/06(Mon) 21:44:46

【赤】 一匹狼 “楓”

 
  ……椿……、オレはさ。

  夢を見たんだ。
  人狼殺して生き延びた、その夜に。


[楓はおもむろに口を開き、吐息のような声で語った。視線は逸らしたまま]


  狼になって、身近な人たちを喰う夢だ。
  友達も、惚れた女も、親方も、仕事仲間も。

  誰喰っても美味くて、こんな美味いものは初めてだって、
  一人も残さないぐらいの勢いで喰い続ける夢。

  それで夢中になってるうちに銃声が聞こえて、
  目の前が真っ暗になって……目が覚めた。
 
(*41) 2023/03/06(Mon) 21:45:00

【赤】 一匹狼 “楓”

 
  最悪な夢だった。……けど、


[一度言葉を切って、息を小さく吸い、ゆっくり吐き出す。それから静かに言葉を続けた]


  本当に最悪だったのはその後……
  故郷に帰って、実際にみんなに会ってからだ。

  誰を見ても食欲しか感じられなかった。
  みんな本当に美味そうだったよ、
  すぐにでも食べたいぐらいに。

  それで確信した。いつかオレは“やる”んだ、って……


[悪夢はただの夢ではなくて、予知夢にも近いもの。>>0:431
 身近な人たちに抱いていたどんな感情も全て“食べたい”に侵蝕されていた。
 あの瞬間に何もかも失った気がしたのに、なぜ、まだそこにしがみついているのだろう]
(*42) 2023/03/06(Mon) 21:45:22

【赤】 一匹狼 “楓”

 
  ……誰も食べたくなかった。

  そんなことしたらオレも死ぬ、って
  思ったのもあるし……

  みんな、殺したくない人たちだったから。

  だからせめて、腹が減ってなけりゃ
  喰いたい気持ちも落ち着くんじゃないかって……

  ……それが最初なんだよ。


[人狼から受けた傷の治療を理由に休暇をもらって、そのまま旅に出た。そして旅先で飢えを満たして、もう一度故郷へ戻り──その方法で御せると知ったのだ。
 それからずっと続けている生活は、本当に……“在るべき場所”に留まるためのものなのか?
 自分の正体が、やってきたことが知られたら殺される。>>*11
 そうまで思っていて、本当にそこが在るべき場所なのか。]**
(*43) 2023/03/06(Mon) 21:45:41