【人】 二年生 蓮見 朱鷺也── かつて・ゆづるちゃん ── [補助輪なしでブイブイ言わせてた頃だったので その子のおうちまでも自転車で行ったはずで そのせいで裏切られたって思ってるなんて>>215 いやあ、さすがに思わなかったんだけど。 人違いです、って逃げようとするその子を呼び止めて なんとか呼び止めた理由をわかってもらえたら あ〜よかったぁ、って俺も胸をなでおろしたはず ……ところでちょっと 女の子みたいな喋り方の子だな? (222) 2021/07/22(Thu) 13:17:19 |
【人】 二年生 蓮見 朱鷺也[補助輪つきとはいえ、憧れのカッコイイ自転車。] 乗ってみる! [って食い気味に言うくらいにはまだ幼くて。>>214 代わりに乗ってみる?って 補助輪なしの自転車を差し出した。あ、でも] ……乗れる? [だって、その子の自転車には補助輪がついてたから。 練習したかったら広場、あそびにいこ!って 強引に連れ出したのかもしれない。 草むらのほうが、きっと練習しやすいでしょう?] (223) 2021/07/22(Thu) 13:17:30 |
【人】 二年生 蓮見 朱鷺也[たぶんそれはその1日だけじゃあなくって 翌日も、その翌日も、 もしその子が練習するって言うなら、 広場に連れてって、一緒に自転車漕いだはず。 当時から背は高かったのかな… まだ小さな俺は、そこまで背は高くなくって 中学の後半から急激に伸びたたちだから。 もしかしたら自分より背、高かったのかも。] (224) 2021/07/22(Thu) 13:17:51 |
【人】 二年生 蓮見 朱鷺也そういえば、なんてなまえ? 俺は、トキヤ! [ゆづる、という名前を聞いたなら 多分俺の第一声は「ゆづるくん」。 くん付けした俺を正してくれたら気づいただろうし そうじゃないならいつ俺は、 きみが女の子なんだって気づけたんだろうね それからきみがあの家の子じゃないってことも 夏休みにしか会えないってことも、 ……いつ、俺は知ることができたんだろうね。 知ることは、できたのかな。 ]* (225) 2021/07/22(Thu) 13:18:06 |
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。 (a63) 2021/07/22(Thu) 13:19:00 |
【人】 二年生 鳳 凛〜小牧さんと〜 [相手の良い部分を見つめて交わす会話は暖かい。>>191 その行為をお世辞だ、おべんちゃらだと非難する人もいるけれど、例えば苦手な人のことでも、ひとつでも良いところを見つけて褒めることが出来る人はきっと、自身が好意を示すことで相手がその感情を受け止め、それを返してくれることを知っている。 計算や知識としてではなく、経験でそのことを知っている人は、呼吸をするように自然に人を褒めることが出来る。 目の前の小牧も、それがわかっているひとなのだと褒められながら凛は思う。 素敵なひとだと心から、嘘偽りなく思った。] ありがとうございます。 名前を奇麗と言って頂けたのは初めてですわ。 名前は、私が生まれて最初に両親から貰ったプレゼントですから、そう言って頂けると嬉しいです。 小牧さんのお名前も、響きが可愛らしいと思います。 ええ、篠田屋さんの端切れはどれも模様が素敵で、重ねたり繋げたりして色々活用させて貰ってますわ。 (226) 2021/07/22(Thu) 13:32:39 |
【人】 二年生 鳳 凛[小牧が抱えていたゴミ箱を一旦地面に下ろすと、これからも宜しくお願いします、と微笑んで、少しの雑談。>>192 ところどころ、話が嚙み合っていない部分もあったけれど、それは小牧のせいではなく、多分に凛にあると言える。 そうして最後の『半分こ、』『駄目です。』のやり取りは先に行動に出た小牧に軍配が上がったのだった。] …もう、 [負担の少ない近い場所を凛に指示して、彼女はさっさと歩いていく。>>193 それはきっとわざと凛に有無を言わせなくするため。] 小牧さんったら意外に強引なのですね。 [遠くなっていく背中に柔らかくそう零すと凛はマークに従い、ゴミ箱を設置するのだった。]** (227) 2021/07/22(Thu) 13:32:41 |
二年生 鳳 凛は、メモを貼った。 (a64) 2021/07/22(Thu) 13:36:49 |
【人】 二年生 田邊 夕鶴― 続・提灯の飾り付け ― [脚立を運ぶ最中に、掛けられた声に振り向けば。>>216] あ、篠田さん。 篠田さんも手伝いに来てたんだね。 [そうか、そういえば名前があったような。 社務所でちらりと見た名簿の中身を思い出しながら、 改めて、お疲れ様、と挨拶をした。] 手伝ってくれるの? ありがとう。 高い所のは大体終わらせたと思うんだけど、 まだ提灯残っていたはずだから、 そっちもやっちゃおうかと思って。 手が空いてるなら、一緒にやってくれたら助かるな。 [脚立運びは、戻しに行くだけだから大丈夫だよ。 と、そう伝えるけれど。他の仕事でも構わないのなら、 それじゃあ、一緒に提灯取りに行こうか。 と言って、提灯置き場に案内しよう。] (228) 2021/07/22(Thu) 13:47:02 |
【人】 二年生 田邊 夕鶴[そんな感じで、私としてはすっかり顔見知りの反応だ。 仮入部に来てくれた事は勿論、 部員一同大歓迎した事もしっかり覚えている。 入部して貰えなかったのは残念だけれど、 見学に来てくれただけでもありがたいくらいなので、 特にしこりなどが残るわけもなく。 大体、とても行儀の良い仮部員だったように記憶している。 試しに書いて貰った書にも、真面目に取り組んでくれて。 丸みのある文字を覗き込みながら、] 可愛い字だね。花びらみたい。 篠田さんの雰囲気にぴったり。 [と感想を述べたのだけれど、篠田さんの反応はどうだったか。 もし、格好良い字を目指していた?ような事を聞いたなら、 可愛い字だって個性だし、私は好きだよ。 というような事を伝えていたはず。] (229) 2021/07/22(Thu) 13:48:24 |
【人】 二年生 田邊 夕鶴[それにしても、しっかりした後輩である。 今だって、上級生に自ら手伝いを申し出て。 やはりお店の手伝いをしているからなのだろうか? と、篠田屋さんの事を思い浮かべる。 仮入部に来た新入生の 実家まで知っているのには、理由があって。 お店の屋号でわかるって?そうなんだけど、どうか最後まで聞いて欲しい。 あれは確か、篠田屋さんの店先に 浴衣が並んですぐの事だったはず。] 「ねえねえ、あそこの服屋さん、 和服も扱ってるんだって!」 [と言って、書道部の先輩が部室に駆け込んで来たのは。] (230) 2021/07/22(Thu) 13:50:21 |
【人】 二年生 田邊 夕鶴[ここで一旦、話は遡るのだけれど。 時はユニフォーム戦国時代。 新入部員獲得に各部がしのぎを削る中、 今の三年が抜ければ廃部寸前の我が書道部は、 春の部活動紹介において、袴姿にたすきを掛けて、 華やかな書道パフォーマンスを披露する事で ぜひとも我が部に、と一年生を勧誘していた。 うちに入れば、こんな事できますよ、の他に。 こんな格好ができますよ、というのは、 動機としては少々不純かもしれないけれど。 あの部もその部もこの部だって、 しっかりアピールしているわけで。 つまりどういう事かというと。 通販で購入した洗いやすさが取り得の上下セットは、 和装という物珍しさはあっても、 華やかさなんてちっともなくて。 運動部と変わらない……どころか、 防具を着けた弓道部員と比べると、格好良さでは数段劣る。 これではいけない!と頭を悩ませた先輩部員達は、 文化部ならではの、何かこう…… 文化的なユニフォーム用の袴セットを欲していた。] (231) 2021/07/22(Thu) 13:51:53 |
【人】 二年生 田邊 夕鶴[そんな書道部に朗報が。 なんと、良心価格で和服を取り扱うお店があるらしい。 正確には浴衣だったのだけれど。 例え和服を取り扱っていたとしても、 部活用ユニフォームの注文なんて、 受けて貰えるかどうかもわからなかったけれど。 駄目元で交渉に行った部長と、付き添いの顧問と、 彼らの持ち帰った返事はどうだったっけ。 返事はどうあれ、そんな事があったので。 仮入部に来てくれた篠田さんが 篠田屋さんの娘さんだという事は、 私を含めた書道部の皆が知っていて。 花一高書道部の者です、この間はお世話になりました。 なんて言いながら、お店の方にお邪魔して、 お手頃価格のTシャツを数枚買って帰ったのはつい先日の事。 帰り際、綺麗な浴衣を眺めて。 私には似合わないだろうなあ、と、 手に取る事はせず通り過ぎたけれど、目に楽しかった。 ほら、着丈とか。男物の方が合いそうな予感すら…… (232) 2021/07/22(Thu) 13:53:20 |
【人】 二年生 田邊 夕鶴[そういう事もあったから、 そちらの印象の方が強く残って、 私が篠田さんの仮入部の事は覚えていないかも? なんて思われているとしたら。 そんな事はない、ちゃんと覚えているよって、 話す機会があったなら、そう言うのだけれど。]* (233) 2021/07/22(Thu) 13:54:23 |
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。 (a65) 2021/07/22(Thu) 14:00:26 |
【人】 教師 落川 禅[なんて、も一度首を捻っていたら。 ちょうど水分補給に戻ってきた男子生徒と目が合った。>>158 例の捨て犬保護の時、世話になった犬好きな生徒だ。 フードの種類多すぎてどれがいいのかわからん、だとか。 陸上部のランニングのついでに散歩連れてってくれ、だとか。 犬の世話に慣れてる様子を見て、色々と聞いたり頼んだりしたもので。] 稲出も人聞き悪いなー。 俺がいつもサボってると思ったら大間違いだぞ。 監督係ついでに、今地蔵の気分を味わってるんだよ。 地蔵っていいよなー…… 座って見守ってるだけでお供えがもらえるんだもんな。 [度々、美術室でぐうたらしてる姿や、犬とうたたねしてるとこなんかを見られたりもしたものだから。 鋭い指摘にも慣れた風に、今日も適当すぎる言い訳にならない言い訳なんぞ口にして。 稲出をちょいちょいと手招きした。] (235) 2021/07/22(Thu) 14:37:54 |
【人】 二年生 稲出 柊一― 看板運び ―いや、大袈裟っすよ……。 [眩しい!と青春の輝きに充てられているっぽい 神田先輩の様子>>210を見て、たった1つしか年変わらないし、 先輩だって青春時代圏内でしょなんて思う。 時々オレが、神田先輩だ!と目をやると、 こちらに気付いてくれることがあって、 小さく手を振ってくれるのを見て いい人なんだなと、とりあえず思った。(チョロイ説) 気付いた時は嬉しくてこちらも手を振り返すのだ。 続いて応援の言葉を受け取れば、 おじさんみたいですよ……という本音は飲み込んで。] チーム戦のスポーツとかと違って、 詰まる所は己との戦いって感じが、 オレには性に合ってるみたいです。 [そんな風に答えた。 ハードル走だって横にずらりと競合相手が並ぶわけだが、 周りの影響を受けることなど殆どない競技だ。 スタートラインに立ち、最初に一歩踏み出す瞬間の、 緊張感が自分は好きだ。] (237) 2021/07/22(Thu) 14:46:12 |
【人】 二年生 稲出 柊一[折角話す機会が出来たのだからと、勇気を出してみる。] そういえば神田先輩、関西出身なんですか? 関西弁が気になって。良いっすよね! [美人が京都弁で話せば、上品な感じがする。 可愛い子が博多弁で話せば、あざとさよりも可愛さが勝る。 もしかしたらガチの関西人が聞けば 違和感に気付いたりするのかもしれないが、 生憎自分は関西人の知人は多分いない。 お面のことはここでも、 触れて良いのか分からなかったので口に出さずだ。*] (238) 2021/07/22(Thu) 14:47:16 |
【人】 二年生 神崎 紅葉-回想/はなひら神社で、一人と一匹と- [夕暮れの神社に、女子高生がひとり。 制服は血塗れで、 鞄は取手の部分が破れていて、 なにより顔の半分が、つぶれてひしゃげて、それはもう二目と見られない姿になっていて。 なのに、少女は笑っていた。 楽しそうに、楽しそうに] (239) 2021/07/22(Thu) 14:52:29 |
【人】 二年生 神崎 紅葉早く、はやく、お祭りの準備をしなきゃ。 まだ誰もいないけど、皆が来てくれる前に。 きっと皆楽しみにしている。 わたしもすごく楽しみ。 皆に会えるのが。 みんなとお話できるのが。 だから、ああ、はやくーー。 [そんなときに、ふと聞こえたのは>>201。 可愛らしいワンちゃんと、その飼い主だろう男の子の声。 まさかこんなに早く来てくれるなんて! もしかしてもう、お祭りは始まっているのだろうか?] 来てくれてありがとう! でも、まだここには何もないの。ほんとにごめんね……。 でももしよかったら、一緒にお祭りを楽しみましょ? [そう言って少女は微笑むだろう。 血塗れの体で、相手に手を伸ばすだろう。 はたして、一人と一匹はそれにどう答えただろうか?**] (240) 2021/07/22(Thu) 14:53:03 |
【人】 一年生 篠田 小牧 ― 田邊先輩と ― [>>228振り向いた先輩からはなんでもないように私の名前が出てきたの。 今日は名乗らなくても名前を知ってて貰っている日なのね。なんてのんびり考えたわ。] はい。お祭りの準備って楽しそうですし。 [実際場所がどんどん変わっていくのを見たり、手伝ったりは珍しさも加わり楽しく感じているわ。] 提灯ですか。わかりました。ご一緒します。 [ゴミ箱設置作業はまだ残っているかもしれないけれど、自分の作業はきちんと区切って来たもの。奥の方は配置して来たし残りがあったとしてもそう苦労しないと思うわ。それなら大変な方を先にやった方がいいと判断したの。 脚立は遠慮されてしまったまま引っ込んだわ。 無理やり手を貸そうとしてバランスを崩すほうが危ないと思ったのよ。 提灯置き場に案内されれば、いかにもお祭りといったそれがおいてあって。それを触れるのに内心でうきうきしていたのよ。] (241) 2021/07/22(Thu) 15:07:01 |
【人】 一年生 篠田 小牧[さらりと名前を呼ばれたって事は、体験入部の事を覚えているのかしら。なんて考えるのよ。 体験入部は部活動に入るつもりの新入生はあれこれ行くのが通例で。入ったり入らなかったりは当然の事と思っているしこちらも特に気にはしてなく。 私は回ったのは興味を持った文化部だけだったけれど、いくつか回ったどの部でも折角だもの。きちんと真面目に頑張って来たわ。 先輩は私の丸めな文字を褒めてくれたの。つい顔が熱くなったわ。] あ、ありがとうございます。 ……花びらですか。素敵に例えて頂けて嬉しいです。 [丸さは幼さを示すようで。個人的にはちょっと恥ずかしい気はしていたのよ。でも春めいた印象で例えて貰えたのが嬉しかったわ。 格好いいというより大人びた文字にしたい、と返したわ。好きだよなんて言われたら、顔はますます紅くなっていっていたのよ。] (242) 2021/07/22(Thu) 15:08:45 |
【人】 一年生 篠田 小牧[>>230しっかりした、と思われていることを知れば、私はむしろぼんやりしてますよ? なんてきょとんとするんだと思うわ。 自分からお手伝いに来ているんだもの。お役にたちたいじゃない。 お店も学校も新入生。そんな私だけどお店関連で知ってる人は知ってる。そんな当たり前のことでもそれでもとてもありがたいことだと思っているの。 浴衣が入荷してすぐ、お客さんが目を付けてくれたのはうちからしたらとても嬉しい事だったわ。 >>231新入生獲得合戦はどこも熾烈を極めていたのでしょう。人数が少ない部なんかは死活問題だものね。 部活紹介、書道部のパフォーマンスは十分凄かったと感じていたわ。袴にたすき姿ってそれだけで十分格好いいと思うのだけれど、本人たちの内心はまた違っていたとしれれば目を丸くするのでしょうね。] (243) 2021/07/22(Thu) 15:11:17 |
【人】 一年生 篠田 小牧[話は戻り。うちの店に部活用の注文が来た時は>>232両親は有難いお話だって喜んでいたわ。 元より服を作る側の職業を経て、お店を構えた両親には注文で作るという事に関して問題なんてなかったのよ。 ただ、数があるなら専門の量販的なお店を頼る方が安いですよ? とは伝えていたわ。 もしもそっちを選んだのならどのお店を頼るといいか、まできちんと教えたことになるし、注文すると決めたのなら納得いくお値段で注文に至る事は出来たんじゃないかしら。 それからお世話になったからってTシャツを買いに来てくれた時は嬉しかったわ。 私も梱包を手伝いつつありがとうございましたって笑顔でお辞儀したわ。 浴衣を眺めている姿は残念ながら気づけれなかったけれど、先輩の浴衣姿だって似合いそうな気はするのよ。ただうちの店は専門じゃない分、合う丈のサイズで望みの柄、となると難しいのは事実だったわ。] (244) 2021/07/22(Thu) 15:12:55 |
【人】 一年生 篠田 小牧[体験入部行ったの覚えてます? なんて世間話をしてみればやっぱり覚えていてくれていたみたいで。 そうこうしながら提灯を手に作業を始めようとするのよ。] 先輩、これどうやって飾ればいいんですか? [なんて質問しつつ。うきうきと楽しく作業を進めていくのよ。]** (245) 2021/07/22(Thu) 15:13:51 |
一年生 篠田 小牧は、メモを貼った。 (a66) 2021/07/22(Thu) 15:19:04 |
【人】 二年生 鳳 凛─凛の家族、生活─ [幼いころの凛は今でいう、ネグレクトよりの“放置子”だった。 食事も衣服も、愛情も、父と母、それぞれが気が向いたときにだけ、与えられる。 凛の両親は心に余裕がなく、いつも自分のことで頭がいっぱいだった。 この生活から抜け出したいのに抜け出せない。 どうしたらいいのか、その道は本当はすぐそこにあるのに見えなくて、見れなくて、見ようとしなかった。 絶望を繰り返すうちに思考の凝り固まった内へ内へと沈んでいく。 彼らは周りに『助けて、』と言えなかった。 そんな彼らを真っすぐに見つめる凛の瞳は、時に彼らを励まし、時に彼らを傷つけてもいた。 凛の視線に耐えられなくて、彼らは彼女から目を逸らした。 彼らの様子に、凛は自らなるべく家に居ないよう、外出するようになった。 町の公園や図書館、このはなひら神社も、そう。 裏にある山にも足を伸ばしていただろうか。] (246) 2021/07/22(Thu) 15:21:47 |
【人】 二年生 鳳 凛[ひとりで過ごして、一人で過ごすことにも慣れて。 けれど、毎日のように公園に居れば、声をかけられることもあった。 一緒に四葉のクローバーを探したり、テレビゲームをしようと家に誘ってくれた子も居た。 初めて遊んだRPGでは、気付くと凛が『ぬののふく』や『やくそう』をいくつも買って所持金を0にしたり、高価な装備はもったいないと身に着けようとしないため、必要以上にレベルを上げることを余儀なくされたりもあっただろうか。 けれど、初期装備で工夫して物語を進めるのは普通とは違う楽しみがあり、最後のステージをクリアしたときの感動もひとしおだったという。]* (247) 2021/07/22(Thu) 15:21:50 |
【人】 二年生 田邊 夕鶴― かつて、トキヤくんとのこと ― [特に、性別を隠していたわけでもなく。 かと言って、特に、訂正するでもなく。慣れていたので。 そんな感じで、どっちかなー?と思われる事は>>222 度々あったかもしれないけれど、私は無頓着だった。 小さい頃は、どうにも『私』という一人称が気恥ずかしくて、 自分を名前で呼んでいた事も、 色々と拍車を掛けていたかもしれない。 今思うと、自分を名前で呼んでいた事の方が ]よほど恥ずかしいのだけれど。 小さい子供の言う事だから許されていたと信じたい。 そう、信じて、記憶に蓋をして、 この話は蒸し返さないようにしよう。そうしよう。 (248) 2021/07/22(Thu) 15:24:37 |
【人】 二年生 田邊 夕鶴[食い気味の返事に圧されながらも>>223 どうぞ、と自分の自転車を差し出して。 嬉しそうにペダルを漕ぐ姿を見られたなら、 私は満足げな顔で、ニコニコと見守っただろう。 代わりに差し出された、補助輪なしの自転車に、 乗れる?と尋ねられれば、神妙な顔をして。] ……やってみる。 [キリッと言いながら、頷いた。 脳裏に浮かぶのは兄の顔。 補助輪付きなんて、まだまだだな〜。お子様だな〜。 と言いたげなあの顔を思い浮かべると、 俄然やる気が漲ってきて。 そうだ、家族に面倒を見てもらわずに、 自分で補助輪なしの自転車を乗りこなせるようになったら、 どんな顔をするんだろう? それはとてもいい考えに思えて。 だから、練習をしようと広場に誘われたなら、 二つ返事で草むらまでついて行った。] (249) 2021/07/22(Thu) 15:25:42 |