自分もレイピアを手に取ったものの、小さな体にそれを振るうのはどうしても躊躇いがある。

けれどせめて響く悲鳴を、痛々しい光景を、傍で。
飛び散る赤を見届けてから目を伏せた。

見たものを、これからを。
考えながらロビーへ。

端の方、ソファに腰かけると小さくため息を吐いた。

気分が悪い。
食事は取らず、飲み物だけを口にする。

「……、…」

その味すら、わからないまま。

死を見るのは好きではないなと、ただぼんやりと。
ソファで休憩している。

近付く音。視線だけそちらへと向ける。
失われた筈の小さな影を見付けると僅かに表情を緩めた。

「…皆さん、一体なにを…？水遊びですか？」

あれは何。わからない。

>>151　ヌンキ
「…？食べ物で遊んでいるのですか」

遊んでしまっていいのか？疑問は残れど大会会場に来てしまったならばと箸を持って。

びしょぬれになった。水遊びしたの？　

「………？？？」

理解　が　追いついて　いない

>>161　大惨事先輩
「テンガンさん…、えぇ、とても難しいです…」

速達AIと貴方に感謝。
甚平を受け取ると物陰で手早く着替えてくるだろう。

「お気遣いありがとうございます」

>>162　ヌンキ

「タオル、ありがとうございました」

髪を拭きながら礼を言う。
箸はやはり苦手だ。

>>174　二次惨事さん
「やはり暴れますよね、あのそうめんとやら」

普通は暴れない、ということを知らぬまま。
普段の上着等に比べて甚平は遥かに身軽で。
それ故に少し落ち着かない。

>>194　CH登録しました
「防衛部である貴方でさえ敵わない程…、というのはとても恐ろしいです」
箸が使えないだけという事実はそっとしておいた。

「えぇ…、涼しくはあるのですけれど。
上着がないと、変な感じ…というか…。普段肌を露出しないものですから、少しでも出ると見苦しくないか不安になります」

「…また騒ぎですか？」

聞こえた大声に首を傾げる。
こちらはアフタヌーンティーを楽しんだ後なので特に食べ物は注文せず。適当な場所に腰かけた。

聞こえる音色や鼻歌にふわりと表情を綻ばせて。
まだ穏やかな時間を満喫している。

そろそろ部屋でない方の風呂にでもいってみようか、とふらりと向かう。

白い肌は、少しばかり湯舟に浸かった程度でも赤みを帯びてしまうから、どこか恥じらいがあって。
広い浴場の中、人気のなさそうな方へ。

特に騒ぐでもなく、静かに入浴しているだろう。

カクテルが運ばれてくれば嬉しそうに受けとって。

その爽やかさと甘さ。どちらもゆっくりと楽しんでいる。

「それはそれは、静かになりそうですね」

「ふふ、止めてほしかったのですか？
…そうですね、お詫びに涙を拭って。死んだ貴方も愛してさしあげましょう」

あ！ふざけてる！

>>307
「
…あぁ、でも。好きかもしれませんね、賑やかで退屈しませんから」