【見】 病弱貴族 アメリア[ 無茶は承知だ。 了承して貰えないかもしれない。 それならば大きな声をあげよう。 生まれてから出したことのない声を。 「馬に乗れる男性はいませんか。」 この人の多さなら、きっと希望はある。 ]** (@45) 2020/09/26(Sat) 18:14:38 |
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。 (t14) 2020/09/26(Sat) 18:16:13 |
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。 (t15) 2020/09/26(Sat) 18:16:27 |
【人】 楽器リペアマン ティグレ ―― 小さな楽器工房を出て ―― [ コンペ2日目。 朝から工房はお客さんが絶えない。 国民が 王妃の誕生日を祝うこの時期。 街は大道芸や露店で賑わい>>2 たくさんの音楽とともに 多くの人で溢れていた。 ティグレは 来客の要望に合わせ音色の調整する。 故障したものは いくつものリペアの方法から その楽器に合うものを選択する。 夕頃になり店も落ち着いたころ、 ティグレは部屋に戻った。 細身のスーツを着て正装する。 前に常連の奏者にもらった招待券を 忘れずに胸の内ポケットに入れて。 ちょっと出かけてくる、と 工房にいるじいさんと父さんに告げた。 ]* (227) 2020/09/26(Sat) 18:24:36 |
【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロ・・・花屋・・・ [ ニコロは扉を開けると >>158 「いらっしゃいませ」 と美しい声が聞こえた。落ち着いた優しいこえだ。 この素晴らしい日にオススメの花を もらえないかな? なんて、唐突に言ってしまった。 普通、初見の客がこんなことを言ったら引くだろう ニコロは少し後悔した しかし、何故だかこの女性なら自分の難しいこの要望でも 応えてくれるのではないかと、ふとそう思ってしまったのだ。 「はい、では少しだけお待ちいただいても?」 彼女は少しぎこちなく動いたが、それでも ニコロの難しい要望に答えようとしてくれた。 ニコロは女性から案内されたソファに腰をかけた。 彼女が真剣に花に向かい合う姿を眺めながら 彼女の選ぶ花を楽しみに待つことにした。 (228) 2020/09/26(Sat) 18:47:30 |
【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロ今日は酒場で大切な演奏をする日。 酒場に花は似合わないかもしれない。 が、ニコロのひとつのルーティーンとして その街の花を横におき。落ち着いた気持ちで弾くのだ。 この街は、この花屋の彼女はどんな街の姿を 見せてくれるのだろうか そう思いながらゆっくりと待つことにした。 ]* (229) 2020/09/26(Sat) 18:47:37 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン―舞踏用大ホール・舞台上― [ 暗幕の張り巡らされた会場。>>213 ホールが闇に包まれると、 千人規模の観客は 潮が引いたように静まりかえった。 キリキリとした耳鳴りがしてきそうな その静寂を破るように…曲が始まった。 ] (230) 2020/09/26(Sat) 20:31:08 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ 精緻に計算された不協和音とともに 開始する#1。 枯れた音。沈み込む重圧感。 その上に重ねられる、 這い出るような低いグロウル。 曲全体に通底する仄暗さの間にはしかし、 電子ではない"生の"六弦による とろけるようなアルペジオが差し挟まれ、 そこが哀愁漂う叙情性を付加している。 …まるで、寒く霧深い、 針葉樹林の森のように。 哀愁漂う情景を想起させるとの 評価を受けており、 俺の原体験を色濃く残しているのは明白 6人組といえばこの楽曲、と言われる キラーチューンは、 それなくしては生まれなかったものだろう ]* (231) 2020/09/26(Sat) 20:31:26 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ メランコリーと耽美の狭間を行き交う#1が 終わるやいなや、 エレクトロニックな打ち込み音が 会場を包み、 そのまま、先程とは打って変わって "激しさ"を全面に押した#2へ。 序盤の打ち込み音は、それ以降も 拍を刻むように続き 曲の躍動感をさらに加速させている。 食い気味のリズムは、 クライマックスで唐突に 落ち着いたと思いきや、 その上に、トレブルの効いた 強靱なファルセットが重なった。 主歌唱のダンテの声遣いが両極端 な楽曲が、二曲連続で並ぶ。 かなり負担を掛けたが 完璧に歌いこなしてくれた。 ]* (232) 2020/09/26(Sat) 20:31:42 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ 前2曲とはまた趣を異にする、 短調で激しさはありつつも、 どこか前向きさを感じさせる#3。 ツインの電子六弦がメロディー部を担い 絡み合いながらハーモニーを作り、 楽器演奏者も副歌唱者として全員参加、 合いの手とハーモニーを添え 歌唱に厚みを与えている。 作曲はディミトリエ。 俺の作った他の曲に比べてポップに聞こえ 好きになれなかったが、 コンセールカリヨン出身の、 品のいい彼らしい曲だ。 ]* (233) 2020/09/26(Sat) 20:32:04 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ 最後の#4。 これは、今までと一変した雰囲気を持つ。 昨日、一晩で仕上げた エリクソンの新曲。 六弦のフィードバックと 怒濤のスネアロールで始まるこの曲は 低い調弦も激しい音像も 変わらないが、どこか涼しげなドライさを 感じさせる音像。 歌詞は、抑圧された少年が 電子六弦を手にして 決意を固めるというもの。 壊れゆく世界の中で、 信じるものはただ自分のみという 悟りを開いている 最後には葛藤と決意に満ちた 歌い上げるような歌唱で以て、 曲は終わる。 ] (234) 2020/09/26(Sat) 20:32:29 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ 鬱々とした『陰』から始まり、 その正体を知り、 飲み込みながら、 "その先"を見据える『陽』への進化。 この二日間、この国で過ごした 自分自身の変化を表すような セットリストと共に。 ――全ての演奏が、終わった。 ]* (235) 2020/09/26(Sat) 20:33:45 |
鋼鉄の六弦奏者 エリクソンは、メモを貼った。 (a56) 2020/09/26(Sat) 20:37:32 |
宮廷楽士 ウェールズは、メモを貼った。 (a57) 2020/09/26(Sat) 20:58:16 |
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。 (t16) 2020/09/26(Sat) 21:04:08 |
【人】 宮廷楽士 ウェールズ−宮廷外から中へ [ 彼の提案は、小さな抵抗によりご破算となった。 しかし、彼女の体を支えるという名目で、 彼女と腕を組んで中を歩いたことだろう。 オーランジュは、子供たちに昨日彼らの’姉’の 素晴らしい出来事を物語を語るように 話していたような。 彼自身、その話は知らなかったから、 とても驚いていたことだろう。 ] (236) 2020/09/26(Sat) 21:15:20 |
【人】 宮廷楽士 ウェールズ君には歌の才能があったのか。 『宮廷楽士よりも我が家にいらっしゃいませ。 待遇はとても良いですよ』 オーランジュ、あっちに連れて行こうとするな。 『お気に召しませんでした? ……それとも、このご令嬢と離れるのが惜しい?』 うちの宝になるかもしれない女性だからな。 『ふっ、笑止千万。何おっしゃっているのやら。 ヴェーネレにいらっしゃったほうが、 …………子供たちの前でしたね。』 (237) 2020/09/26(Sat) 21:16:06 |
【人】 宮廷楽士 ウェールズ[ 従妹との痴話喧嘩。 どんなことでもこうやって お互いを触発し合う終わりのないものも、 第三者の目があれば終わる不思議。 そんな痴話喧嘩の少し後、 彼女が彼から離れひとりの男に近づいた。 >>181>>219 彼は何かを彼女に渡していた。 それが薬だと分かったなら、 自分の不甲斐なさを呪っただろう。 ] 『名前も知らない腑抜け』 [ 従妹がそう、隣で口元を扇子で隠しながら、 彼だけに聞こえるように呟いた。 その通り。 彼女から直接名前を聞いたわけでもなく、 オーランジュとの会話の中でも 彼女の名前が出たわけでもない。 いつか、彼女から名前を聞く時が 彼にはあるのだろうか。 ] (238) 2020/09/26(Sat) 21:17:43 |
【人】 宮廷楽士 ウェールズ [ そんな風に考えていると、 従妹の扇子が脇腹を突く。 はっと意識を戻すと、男はいなくなっていた。 オーランジュが子供たちを舞台の近くへと 連れて行っているのを眺めて、 彼女が戻ってきて暫く。 彼女の表情がずっと曇っているのだけは 察することができた。 ] (239) 2020/09/26(Sat) 21:19:02 |
【人】 宮廷楽士 ウェールズなにかあ、っ……… [ 声をかけようとした瞬間、 彼女はひとりの名前を呼んだ。 アメリア、と呼ばれた女性。 呼ばれた、というよりも叫ばれた、が この場合は正しいだろう。 周りにいた人々は何事だといわんばかりに 彼女の方を向いた。 アメリア・ハイアーム。 昨日、助けることが叶わなかった人物。 何故わかるのか。 あの偽善者にもなれていなかった神父が 朝方吐いたから。 先ほどの男、よく見ていなかったが、 2人の話を聞くに従者だったのだろう。 そしてアメリアは彼を見て言う。 馬に乗れるのかと。 ] (240) 2020/09/26(Sat) 21:21:01 |
【人】 宮廷楽士 ウェールズ [ 乗れないわけがない。仮にも貴族。 そして、宮廷学士の前は ナイトだったのだから。 真っ直ぐな視線を向けられれば、 首を縦に振った。 ] 病弱な娘は、早馬の馬車で追いつくといい。 オーランジュ、手筈を。 『その女性をヴェーネレに迎えて良いのであれば』 俺も一緒に行く。急げ。 『全く……馬であれば私の方が早いのに。 直ぐに手筈を整えますので、 アメリア様、でしたか。 また宮廷前へと行くのです。 降りられる頃には馬が用意できていますから』 (241) 2020/09/26(Sat) 21:24:21 |
【人】 宮廷楽士 ウェールズ [ オーランジュは、ふっと笑って 少し高い場所を見つめれば 軽く手を上げ、2、3振り。 彼はそれを見つめることなく、 急ぎ早に宮廷の外を目指した。 馬車に繋いでいる馬を外すため。 ] 『さて、男性のよく分からない行動は 男性に止めてもらいながら、 わたくしたちは、見守ることにしましょう。 ね、エヴィ様。』 [ 男を追いかけると言うアメリアは 行かせるとしても、エヴィは絶対に行かせない。 そんなことをオーランジュは思って、 彼女に語りかけるのだった。 ] (242) 2020/09/26(Sat) 21:25:58 |
【人】 宮廷楽士 ウェールズ−その少し高い場所 「おや、オーランジュがなにか言いたげ。 ちょっと聞いてきて?」 “面白いこと?” 「多分ね。さて、……… 早馬の用意と国境閉鎖だってよ。 フェンが令嬢連れて馬車。 オレとムーティが馬。王様よろしくね」 [ どうやら、オーランジュが見つめたのは、 彼らがひっそりと会場を眺めていたところらしい。 婚約者たちにひどく怒られた3人。 身なりを整えたら、追いかけることだろう。 ] (243) 2020/09/26(Sat) 21:27:15 |
【人】 宮廷楽士 ウェールズ−少しして “アメリア嬢かな、 その今にも倒れそうな表情からして。 時間はそうない。とりあえず、急ぐよ。” [ 宮廷外で待てずに迎えにきたどこかの王子。 彼女の従者には屋敷に戻るように伝え、 アメリアを担いで馬車へと向かう。 彼は急いで、と呟いて 中に入り、扉を閉めさせることだろう。 ] “さて、……君をそんな心配そうな表情にさせた 男の話でも聞かせてもらおうかな。 心配せずとも、早馬並みにこの馬車は早く着くよ。” [ にっこりと笑って、その灰色の髪をした王子は、 さぁ話したまえ、と初対面の女性に対して 促すのだった。 彼が操ることのできる風の力で、 柔な風は追い風となり 馬車が目的地へ向かうことに助力することだろう。 ] (244) 2020/09/26(Sat) 21:33:32 |
【人】 宮廷楽士 ウェールズ−それよりも物理的に少し先 大体、国を出るって言う馬鹿な発想をする前に、 誰かに話せって話だよな。 [ 自分の手を汚すことだけが、 大切な人を守る方法でもない。 勝手な判断をして、 周りが混乱していることに 気づいていないのか。 力があるか、ないか。 そんなことは、問題ではない。 ウェールズはそう考えながら、 一足先にヨシュアに近づこうとしていた。 ]* (245) 2020/09/26(Sat) 21:34:53 |
宮廷楽士 ウェールズは、メモを貼った。 (a58) 2020/09/26(Sat) 21:36:48 |
宮廷楽士 ウェールズは、メモを貼った。 (a59) 2020/09/26(Sat) 21:39:52 |
宮廷楽士 ウェールズは、メモを貼った。 (a60) 2020/09/26(Sat) 21:44:49 |
【見】 病弱貴族 アメリア[ 自身は行かなければならない。 名残惜しげに、エヴィの体に添えていた 手を離していく。 ] エヴィは、 [ 一緒に行かない、だろうか。 彼女には関係の無いことなのだから 体調も悪そうだし休むべきなのだろう。 けれど、ほんの少し。 共にいることで不安を和らげたいなんて そんな甘えのようなものを瞳に浮かべ。 ふ、と目を伏せて、それを振り払う。 ] (@47) 2020/09/26(Sat) 22:04:03 |
【見】 病弱貴族 アメリアエヴィは、身体を休めなさい。 あなたの顔色、よくないわ。 大丈夫、ヨシュアのことは きっと、止めてみせるから。 [ 安心させるように、頬を上げて笑んで。 そのまま自身は馬車へと向かおう。 側仕えの腕に寄りかかろうとしながら 歩みを進め始める。 ] (@48) 2020/09/26(Sat) 22:04:41 |
【見】 病弱貴族 アメリア[ まさか国境封鎖だなんて 大きな話になっているとは露知らず。 その場合の責任がどこへいくのかなんていうのも 知りもしないからわかりもせず。 少しして顔を合わせた相手に 驚いたように目を見開いた。 ] !? ……シュネーヴェ王国次期国王 シュラーフェン王子、ではありませんか……? [ あまり茶会に出ることはない病弱な身とはいえ 大きなものには体調を見て出ることもあった。 その時に見た顔と、よく似ているような気がして。 まさか、そんな、なんて。 状況も忘れて狼狽してしまう>>244 平伏して挨拶をしようとしたところ。 ] (@49) 2020/09/26(Sat) 22:05:59 |
【見】 病弱貴族 アメリアきゃっ!? [ 担ぎあげられ、馬車へといれられ。 いつの間にやら従者とは離れ離れ。 エヴィはどうしていただろう? 困惑に惑ってしまうけれど 彼女がいたのなら不安にさせないよう すぐに表情を引きしめたことだろう。 ] (@50) 2020/09/26(Sat) 22:06:20 |
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