【人】 小満末候 麦秋至[わたしは小雪さまの“何か”を攫うどころか、 降り積もる枯葉のような寂しさを残してしまいました。 それでも、帰ってきたいときに帰ってきていいというのです。 枯れたように思えた涙がぽろりと零れ落ちました。 頭を撫でてくれる手のあたたかさが心に染み入る] ありがとうございます、 …………そ、その、いつになるかはわかりませんけれど…… 帰ってきたらまた、お土産話をします。 約束、です。 [やっぱりお風呂場だと心がさらけ出されてしまうのかもしれない。 ともあれわたしはちょっとだけ、未来の話をした。 それから湯上り後のデザートも美味しくいただいた。 口当たりが雪のようにふわっふわだったのが印象深かった*] (284) 2022/01/30(Sun) 21:40:44 |
灯守り 立春は、メモを貼った。 (a8) 2022/01/30(Sun) 21:56:15 |
【赤】 先代“小雪” 篠花「月が綺麗だねー。」 [珍しいほどの満面の笑みで、彼女を見ながらそう宣う。 一瞬たりとも月なんか見ちゃいないくせに!] (*142) 2022/01/30(Sun) 22:23:04 |
【赤】 春分初候 雀始巣[ まるで故郷の長い冬のように、 閉じた屋根の下で過ごす時間が長かった。 (どこかの灯守りや蛍のように) 閉じ込められていたとかそういうわけではなく、 必要火急でもないと外出することが難しかった。 風が吹けば消えてしまいそうな灯りは 尋常でない移ろい方をしていたものだから おそらく、能力があると それ以外の原因を考えられなかったのだけれど 何を起因として発動するものであるのか、 当初、誰も特定することができなかったのだ。 ] (*145) 2022/01/30(Sun) 22:47:05 |
【赤】 春分初候 雀始巣[ 自覚のないまま行使される、 “あと少し”なんてありふれた望みが そのたびに灯りを削っていく。 その瞬間を捉えるなんて難しいに決まっていた 何せわたし自身、何もわかっちゃいなかったのだから ] (*146) 2022/01/30(Sun) 22:47:07 |
【赤】 春分初候 雀始巣[ 冬の入口をくぐったような 冷たくて、からっとした凩の吹く日 収穫を終え春まで眠りに就く畑で枯れ草を燃やす人々 よくある風景だ。 ぱちぱち散る火花。 風に乗せられて飛んでいって、 あ、とめなきゃ、って、 ――その後のことは何も覚えていない。 ] (*147) 2022/01/30(Sun) 22:47:09 |
【赤】 春分初候 雀始巣[ その性質が明るみになってからは いたずらに削られることはなくなったけれど 容赦する必要もなくなってしまったから 結局のところ、あまり良い思い出はない。 扱いづらい厄介事は放棄してしまって、 都合のいいことだけ利用していきたいだなんて そんなの、疲れてしまうもの。 *] (*148) 2022/01/30(Sun) 22:47:12 |
【人】 春分初候 雀始巣―― 閉幕 [ 賑やかな宴も、少しずつ、少しずつ その場をあとにする者が出てきて、静かになっていって べつに、わたしは静かなのも好きだけれど。 静かだからこそ捉えやすくなったそのお声あれば>>79 次の瞬間には、お側に戻っていることでしょう ] ―― そうですね。 ひとも少なくなってきましたし、 宴もたけなわでしょうか [ いつもおとなしく過ごしてしまいますが、それでも 立春さまのお菓子美味しかったですね、とか 啓蟄さまのところは相変わらずお元気そうで、とか 空中庭園の様子がまた少し変わっていて――、とか とりとめのない話でしたら事欠かないものですが。 ああでも、 ] 頑張りすぎは良くないですよ。 ……ご無理はなさらぬよう [ わたしなどが言っても、なんて承知ではありますが 少しだけ陰る表情は大目に見てくださいませ。 ] (285) 2022/01/30(Sun) 22:47:15 |
【人】 旅する灯守り 小暑[色々なアドバイスをくれた方々に改めて礼をして] さて、帰りますか。コーネリア、行きましょう。 [小暑の初めての「会合」が、終わった] (289) 2022/01/30(Sun) 22:58:01 |
【人】 旅する灯守り 小暑ー 小暑統治域 ー 「……いい天気だねえ」 [「会合」から10日ほど。青々と育った大木の木陰で、仰向けに寝転がりながら考える] [もちろん、仕事は終わらせているので、考えることといえば旅先をどこにするかだ。約束をした雨水か、大雪か、はたまた他の統治域か] (290) 2022/01/30(Sun) 22:58:19 |
【人】 旅する灯守り 小暑……いや、やめておきますか。 [まだまだやることがありそうなので、仕事に戻ることにした。小暑統治域をもっと良くすることが、今はできる気がして**] (291) 2022/01/30(Sun) 22:58:43 |
【人】 小満末候 麦秋至―― それから ―― もしもわたしが「実家に帰らせていただきます」と言ったら、 どうするんですか? [私が小満さまにそんなことを訊いたのは、 宴会が終わって数日経った頃。 ……ええ、楽しかったですね、宴会。 雨水さまとは一緒にポトフを食べる仲になれたし、>>272 楽しい、と思ったままを口にした彼女に笑いかけて、>>273 ヒマだったら『慈雨』にも来てください、と告げたのは記憶に新しい] ……あっ、 別に今すぐ帰るって話じゃないです。 [はたして小満さまの反応は、予想通りだったか否か。 でも、ちゃんとうろたえずに話ができた……はず] (292) 2022/01/30(Sun) 23:07:57 |
【人】 小満末候 麦秋至やりたいことができたんです。 いつか、小雪さまの代わり……いえ、後任ですねえ。 それを、血のつながりがない方でも勤め上げることができるような。 そういう風に世界を変えるやり方をまだ、知りません。 それを見つけられるまで、 真反対から世界を見ていたいのです。 …………果たしていない約束も、まだまだありますし。 [そう話すわたしの手には封筒が握られている。 立春様から届いたお手紙、そのお返事をしたためたものだ。 ちょうど茉莉花をあしらったレターセットを見つけたので、迷わず買って使った。 切手ばかりはセットにできず、デフォルメされた鱒animalの絵が描かれているものにした] (293) 2022/01/30(Sun) 23:08:21 |
【人】 小満末候 麦秋至『 立春さまへ お手紙ありがとうございます。 あのアンケートはもともとわたしの個人的な興味で置いたものです。 わたしにとっても興味深かったその結果が、 どのように反映されるのか、楽しみです。 お祭りの折にはとびっきりおめかしして遊びに行きたいと思います。 もちろん小満さまや小雪さまも喜んで来てくださるでしょう。 立春を過ぎた折ですと、 『慈雨』では春キャベツのペペロンチーノが限定メニューに加わります。 他にも、いえ、あとは遊びに来た時のお楽しみにしましょう。 一人で来るもよし、大切な方を連れて来るもよし。 お待ちしております。 麦秋至より 』 (294) 2022/01/30(Sun) 23:09:34 |
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新