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【人】 穂積紗優[堀江クンの家の玄関を開けたら、いい香りが漂ってきた。 嗅ぎ慣れた香辛料の香り、今夜はカレーらしい。 手を離して、彼が自室に戻っていくのを見送って、 私は受け取った荷物を手にリビングに向かった。] こんばんは、おじゃまします。 突然お邪魔しちゃってすみません。 これ、お土産です。 紅茶が好きって聞いたから、ダージリンと、 紅茶に合うお茶菓子。 みなさんでどうぞ。 [ラッピングされた箱を袋ごと手渡せば喜んで貰えただろうか。 おじさんはまだ帰ってきてないみたい? ううん、そろそろ帰って来る頃かも。] (71) 2022/06/17(Fri) 21:37:01 |
【人】 穂積紗優[食事に誘われればお言葉に甘えてご相伴になる。 タイミングよくお腹も減ってきて今にもくぅと音が鳴りそうだ。] いい匂いですね。 おばさんの料理好きだから食べられるの嬉しいです。 お弁当のポテトサラダも美味しかったな。 後で作り方教えてもらえますか? [ポテトサラダもカレー粉が入っていたなというのを思い出す。 カレーはまたサラダとは違う味になるだろうから楽しみだ。 堀江クンが降りてきたら、二人して手を洗って。] 支度、手伝いますね。 [堀江クンが率先して用意しだすのを追いかけて、 お皿やらカップやらを出していく。 よく遊びに来るようになったから、 お皿の場所も大体覚えてきたな。なんて考えてたら、 お父さんも帰ってきたみたいで、四人で食卓を囲んだ。*] (72) 2022/06/17(Fri) 21:37:25 |
【人】 穂積紗優[料理指南の師匠は快く引き受けてくれた。 おばさんにつられて微笑んで、改めて よろしくお願いします。と小さくお辞儀をする。 戻ってきた堀江クンが不思議そうな顔をしていたから、 料理の話、って簡潔に伝えてキッチンへ向かう。] うん、そうだね。 おばさんがいつも綺麗にしてくれてるから、 見つけやすいよ。 [リレー方式でお皿を渡して、カレーを盛り付け、 飲み物は冷えた氷が入っている。 辛いものを食べる時は水分よく取るからね。] (77) 2022/06/17(Fri) 23:19:38 |
【人】 穂積紗優[三人でテーブルに並んで食べ始めようとしたら、 おじさんも帰ってきたから、改めて立ち上がって挨拶した。 堀江クンはころころ笑ってるけど、挨拶は大事。 おじさんが着替えに行くタイミングを見計らって、 おじさんの分のカレーも盛らせてもらって。] いただきます。 [ようやく四人揃って、食事になった。] (78) 2022/06/17(Fri) 23:19:55 |
【人】 穂積紗優[食卓は賑やかで、おばさんとおじさんとも話が弾む。 大学での堀江クンの話とか、 さっき話していたポテトサラダの作り方とか、 最近大学で流行っているSNSの話とか色々。 食べ終わった後もしばらくおばさんたちと話していたら、 堀江クンが構ってほしいのかぎゅっと抱きついてくる。 おばさんたちの前では流石に恥ずかしいけれど、 おばさんたちは慣れてるのか、話を切り上げてくれた。 話し足りないっていうおばさんに、私もです。と相槌を打つ。 でも、彼の機嫌を損ねたら戻すのが大変だからね。 おやすみなさい、と就寝前の挨拶をして二人にお別れした。] (79) 2022/06/17(Fri) 23:20:11 |
【赤】 穂積紗優[堀江クンの部屋に案内されて、部屋の主がベッドに倒れ込む。 確かに晩御飯沢山食べてたし、お腹膨れてるかもね。 くすくすと笑いながら後を追いかけて、 誘われる声に手を伸ばした。 両腕を広げられた腕の内に滑り込み、ベッドに片足を乗り上げる。 誘われた手は、彼の肩口に降りて。] どんな下着って……、普通だよ? お泊りだと思ってなかったもん。 [正面から向き合うようにして、 彼がボタンを外していくのを見届ける。 カーディガンは着たままだから、シャツの前だけ開かれる感じ。 前が開かられていけば、薄いグリーンのブラが覗く。 小さなフリルが縁取りを彩って、小さな胸を隠していた。*] (*1) 2022/06/17(Fri) 23:20:48 |
【赤】 穂積紗優[シャツのボタンが外されていって、 下着と浅黒い肌が顕になっていく。 肌が外気に晒されて、ふるりと身を震わせた。 落ち着いていた心臓が、少し跳ねる。 とくとくと早くなっていく心臓の音を 抑えるように、静かに吐息を吐き出した。] 髪の色……? 意識はしてなかったけど、 言われてみれば、一緒だね。 [堀江クンに言われて彼の頭を見下ろした。 昼間に撫でていた髪が息を吐きかけるとふわりと揺れる。 別に意識して買った訳じゃなかったけど、 無意識に君の色を選んでいたってことになるのかな。] (*5) 2022/06/18(Sat) 21:45:16 |
【赤】 穂積紗優[後ろ手にホックを外されて、胸の周りの締まりが緩くなる。 たらりと垂れ下がった下着の上から、 手で胸を覆われて、ン、と小さく喘ぎを漏らす。 堀江クンの大きな掌にすっぽりと覆われる程の小高い山は、 彼と会った時よりかはいくらか膨らみはしたけれど、 一般的な胸の大きさに比べれば小さい方だと思う。] …………ッ、…… [指が胸の膨らみに埋まって指の形を残す。 今からいやらしいことをされるんだって思ったら、 零れた息が自然と熱くなっていた。] (*6) 2022/06/18(Sat) 21:45:26 |
【赤】 穂積紗優[やわやわと胸を揉み込まれて、息が乱れる。 指の腹を撫でる彼の表情にドキリとして、 濡れた指で色の付いた先端を触れられたら、もうだめで。 ぴくんっ、と身体が小さく跳ねた。] ……ぅンっ、……ぁ…… ……ぁ、……だって……、 トヨくんの、触り方がやらしいから……っ、 [指に反応するように先端がつん、と尖ってくる。 押し潰されると気持ちよさに、睫毛が震えて。 肩口にかかっていた手にきゅ、と力が篭った。*] (*7) 2022/06/18(Sat) 21:45:43 |
【赤】 穂積紗優[意識して欲しいと言われたら困ってしまう。 おばさんと堀江クンは全然分類が違うものだから。 やわやわと胸を揉まれて、胸が形を変えていく。 ン、ン、と小さく喘いでいれば、 彼の表情が少し曇ってしまった。] ……おばさんが取るわけないじゃん。 おばさんの一番はおじさんだもん。 私のいちばんも、トヨくんなら分かるでしょ? [頭を抱き込むようにして、ちゅ、と髪に口づける。 無意識に君の色を選ぶぐらいには、 君が好きだってこと、ちゃんと分かってもらえてるのかな。] (*12) 2022/06/18(Sat) 23:28:00 |
【赤】 穂積紗優……ッ、ぁ、……ンぅッ……、 ……、は、ぁッ…… [強く弱く、胸を揉み込まれて息が上がってくる。 言葉にされれば、より一層いやらしさを感じてしまって、 感じてるかと確かめられて、小さくこくりと頷いた。] ……ン、……トヨくんに、 ……触られるの、すき…… [羞恥に色黒の肌が淡く赤く染まっていく。 促されるままにベッドに横たわれば、重力に寄って 形作っていた胸が横に流れて平らになった。 手で包み込まれれば、胸はまた寄せられて小山を作るけど。 こんな薄い胸、トヨくんは触って楽しいのかな。] (*13) 2022/06/18(Sat) 23:28:16 |
【赤】 穂積紗優[そんなことを考えていれば、彼が感想を口にする。 確かに少しは育ってきた気がするけれど、本当に小山だよ。] ……うん、……いっぱい触って、 あと……、 …………なめて、ほしい……、 [ささやかなお願いは小さな小さな声で、 ほんのりと頬を染めて呟いた。 こういうえっちなこと口にするのは恥ずかしいんだけど、 言ったら、トヨくんが嬉しそうな顔するし、 と言い訳するように考えながら、おねだりに服を引いた。] ……っ、ン……ぅ……、ちゅ…… ぁ ……ッ、ん…… [唇が寄せられて、ちゅ、と音を立てて吸い上げられる。 瞼を伏せて、唇を重ねながら招き入れるように唇を開いた。*] (*14) 2022/06/18(Sat) 23:28:52 |
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