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【人】 欠けた星 スピカ>>一日目・湖畔 自分を追いかけてきた者は同行するだろうか。ついてきてもそうでなくても、女はバスケットを抱えてまっすぐ歩く。 遠い遠い、手が届きそうにない魔法の名残を追いかけて。 「ねえ、子供たち! どこにいるの!」 絶えず言葉を投げながら歩いてきたらしい。 きっとそのうち、約束を交わした子供たちの耳にも女の声が飛び込んでくるはずだ。 (8) 2022/01/18(Tue) 13:11:07 |
【赤】 婉容 ラサルハグ「── 落としてしまったのかい? 城主を?」 さすがに少し驚いた。 しかし、その程度で死んでしまう城主でないことにも既に確信を得ていたものだから。 「……まぁ、きっと遊びに満足して帰ったんだろう。 よくやったね、鯨」 しょんぼり姿のあなたの頭へ手を伸ばそう。 (*13) 2022/01/18(Tue) 13:54:52 |
ミズガネは、実はイクリールの爆乳から目を逸らすのに神経を使っている。 (a1) 2022/01/18(Tue) 14:11:27 |
【人】 こどもの アルレシャ>>一日目:湖畔 「……うん?」 ちょうどお母さんの話を終えたあたりでしょうか。聞き覚えのある声が聞こえてきました。 「ここだよ〜っ! どうしたの?」 心配されていたことなど、ちっとも知りません。先程と同じ様子で手を振りました。 淡く光る蝶々がやって来て、子供達の場所へ先導するでしょう。 (10) 2022/01/18(Tue) 15:42:05 |
【人】 欠けた星 スピカ>>10 アルレシャ 「ぅええっ!? なん、何? ぁ、綺麗…… ……じゃなかった。これもあの子の魔法みたいなものかしら」 自分たちの目の前に現れた蝶々を見つけてたじろいだ。ひっくり返った声が飛び出たが、先導する意思を汲み取るとおとなしくついていく。 「い、いた!」 二人を見つければ自然と足取りも慌ただしいものになる。城に来てから既に走ったり歩き回ったりしていても、疲労は見て見ぬ振りだ。 「貴方たち! いきなり子供二人でいなくなるなんて――」 空色の瞳と、余裕のある声を思い出す。 「――……。 …………怪我はないかしら。寒く、ない?」 叫び出しそうになるのをぐっと堪えて、女は子供たちに努めて静かな声で問いかけた。 (11) 2022/01/18(Tue) 16:19:01 |
【見】 こどもの ブラキウム>>湖畔 「アルのお母さんが、国を────?」 不思議そうに首を傾げて アルレシャと語らっていたところだろうか。 楽しげな声に出迎えられたのは、 先程の眼鏡の女性と、更にもう一人。 「アル? どうしたの……、」 騙された苦い思い出を呼び起こされれば ぐーっと苦虫を噛み潰したように眉間に皺を寄せて 寝転んでいた体勢から、重い上半身を起こした。 「なんで来たの? あたし達が怪我したとか寒いとか、 おねーさん達にはカンケーないのに?」 アルレシャを庇うように身を寄せて まるで敵視するように二人を見つめる。 (@5) 2022/01/18(Tue) 19:22:59 |
【人】 婉容 ラサルハグ>>湖畔 「関係なくても、心配でつい身体が動いたんだよ、このお姉さんは」 夜空の下も映える赤銅の髪。 ノイズけのあるハスキートーンで穏やかに告げながら、蝶々を追うスピカの背に付き従う。 「なかなかできることじゃない。 自分も、とても寒いだろうにね」 先導してくれた蝶々にありがとうを言い。 その主であろうアルレシャにも礼を告げた。 「道に迷わずここまで来れたのは、君のお陰だよ」 (12) 2022/01/18(Tue) 19:39:23 |
【人】 こどもの アルレシャ>>湖畔 「ケガ? ううん、してない。アルはさむくないよ」 アルレシャは、ブラキウムを不思議そうに見上げています。何故二人を警戒しているのか、ちっともわかりませんでした。 「えへへ〜、どういたしまして。かわいいでしょ!」 嬉しそうにラサルハグに笑いかけました。役目を終えた蝶々が、一度ラサルハグの髪にキスをします。 そして蝶々は、闇に溶けるように消えて行きました。 「おねえちゃんたちも、いっしょにパンたべよ! みんないっしょならたのしいもん。ねっ、ブラキ!」 断られる可能性など少しも考えていません。そんな笑顔でした。 (14) 2022/01/18(Tue) 20:28:46 |
【赤】 彷徨民 ウミ『落としちゃった』 『くるんと回った時に腕の中から消えちゃって……探したけど、姿も赤いのも見つからなかった』 しょぼしょぼ。 頭を下げて金魚に撫でられます。 『そうだったらいいな』 『次はもーっと高くていい所に連れて行ってあげよう』 (*14) 2022/01/18(Tue) 21:56:32 |
【赤】 婉容 ラサルハグ「ふふ、そうそう。その意気だ」 浮かぶ鯨の髪を柔らかく撫で。 城主がただの人間でないと確信を持てるから、こうして穏やかにいられるのか。 いや、城主がただの人間だったとて ── 些細なことだ。 (*16) 2022/01/18(Tue) 22:05:40 |
【赤】 婉容 ラサルハグ「── そうだね。次だ。 私はミズガネに悪戯をしたいと考えている」 青い帽子を目深に被って、リュートを持った男だとあなたに説明を添えて。 「興味があるからね。 悪戯をされて、彼がどんな反応をするのか」 (*17) 2022/01/18(Tue) 22:07:50 |
【赤】 婉容 ラサルハグ/* 言っていた占い役職はミズガネです。 この時点でまだラサルハグはミズガネが占い役職ということも、自分が占われたということも知りません。 が、実はCO受ける前に襲撃候補に入れていた相手だったのでそのままGOします。 (*18) 2022/01/18(Tue) 22:09:17 |
【赤】 彷徨民 ウミ『もくもくの人だ!』 説明に姿はすぐ紐づいたようで、頷きます。 『どんな反応するかな。びっくりするかな?』 『鯨も楽しみにしているね』 (*19) 2022/01/18(Tue) 22:14:57 |
【赤】 婉容 ラサルハグ「ああ、頑張るよ。 鯨はどうだい? 悪戯の相手、見つかりそうかな?」 さすがにまだかな、と笑いながら。 漸くあなたを撫でる手を止め、緩めた瞳で見上げている。 (*21) 2022/01/18(Tue) 22:49:03 |
【赤】 彷徨民 ウミ『鯨はまだだよ』 『決められなかったら、この人だー!って思った人に会いに行く』 <<イクリール>>whoとか、<<アマノ>>whoとか。 広間にはまだまだ、悪戯しがいのある人はいっぱいいましたから。 (*22) 2022/01/18(Tue) 23:15:31 |
【赤】 婉容 ラサルハグ「ふふ、ああ。それがいい。 きっと喜んでくれるよ。綺麗な景色に、ね」 子どもでも大人でも。 何だか候補は大人が多そうだが。 「そうと決まれば少し休もうか。 君、食事はとるかい?」 訊ねたのは、取らない存在もあることを知っているからに他ならない。 (*23) 2022/01/18(Tue) 23:43:10 |
【人】 魔女 イクリール起き抜けに作った薬が乾燥したようなので小さな紙に包みました。 一回分包んでおけば処方する時も便利なのです。 「ふぅ……」 遠くで楽しそうな声が聞こえました。 「ふふ、楽しそう♪」 ここへ来た時、舘の探索に夢中になっていたせいで人の輪にはいりそこねてしまった魔女は、人々の談笑を離れた場所で聴いていました。 内容までは聞き取れませんでしたが、元気そうなのはとってもいい事。 「もしかして私って結構引っ込みじあんなのかしら? ミズガネくんにえらそうなことはいえないわね〜」 (18) 2022/01/19(Wed) 1:02:19 |
【赤】 彷徨民 ウミ『そうだといいな!』 候補に選べそうな者に意外と子供がいないのかもしれませんね。 『いいね』 『鯨、ご飯食べれるよ。魚が好き』 『金魚は食べる?なにが好き?』 (*24) 2022/01/19(Wed) 2:05:16 |
【人】 彷徨民 ウミ>>16 ミズガネ 『もくもくじゃなくて、たばこのひと』 最初の音はどうしたのか、次に床を踏んだ時は重さを感じさせる音はせず、軽やかな足取り。 ぐいぐいと近づくのは、やはりホラーじみていたでしょうけれど。 『ウミがおおきいのはあたりまえ』 『……あたりまえは、おかしい?』 あれ?と首を傾げます。 他人よりずっと大きい自覚はあるようですが、それがおかしい事とは思っていない様子。 『やべーのかー』 『たばこのひとは、おとな』 覚えたと、髪とリボンを揺らして頷いて。 『……あ、ごはんだったね』 『おさかな、おいしいよ。すき?』 指差したのは魚料理が並ぶテーブル。 (22) 2022/01/19(Wed) 2:17:45 |
【人】 酔吟 ミズガネ>>22 ウミ 「滅茶苦茶こえーし、やべーよお前はよ…… 何喰ったらってレベルじゃねえよ。異星人かなんかか?」 さすがに同じ種族とは自分の国の文明では想像できないようで。 「他の奴らは知らんが俺にとっては当たり前じゃないしおかしい。あと変なあだ名をつけるな。ミズガネって呼べ。 ……あの女、全然言ってねえじゃねえか」 余りにも理不尽な悪態をついた。 「魚?食べ慣れてるけど別に好きかと言うと……」 示されて覗いてみる。どちらかと言うと魚は故郷はシンプルな料理が多くて期待していなかったのだが、見て見ればそもそも知らないレベルの華やかさが並んでいる。 「おいこれ、本当に魚か?」 わからなかった。 (24) 2022/01/19(Wed) 3:09:01 |
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