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【人】 平台の宮廷楽士 メイレン 『……大変失礼いたしました。 続きまして、欧巴奏者である レオン様の審査員特別賞は──』 [合議で実力を十二分に認めたものの、 最優秀者選出へ待ったをかけた彼。 私の隣で『君達、色んな意味で凄いな……。』 そう声をかけたあの彼が>>36 名前を挙げたのは、 4位と告げられたかの6人組。 周囲からは盛大な拍手が送られた。>>2:197] (151) 2020/09/29(Tue) 13:59:48 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン 『続きまして、平台奏者であり メニュレー男爵令嬢 メイレン・シュレグマー様の 審査員特別賞は────』 [私が選んだ1組も…… あの6人組だったのですから!!>>2:197 審査員特別賞を2つも受賞したことに 周囲は動揺しつつも、拍手を送ります。 今までに審査員特別賞が複数、 同一者に対し授与された例はございますが 覚える限りでは数年振りのはずです。] (153) 2020/09/29(Tue) 14:00:45 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[どよめきの中、司会はさらに続けます。] 『続きまして、琉特奏者ロビン様の 審査員特別賞は────』 [読み上げられたのは、 またまた彼ら6人組。>>2:197 周囲の動揺がさらに大きくなりました。 何せ3つも審査員特別賞が重なったのは 記憶の限りコンペ開始以来初のことでしたから。] (154) 2020/09/29(Tue) 14:01:09 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン 『最後に、最も名誉ある審査員特別賞。 宮廷楽長クロウ様の審査員特別賞は──』 [こうして最後に呼ばれた名も、 あの6人組。>>2:197 何と、審査員特別賞のうちの4賞が 同一者に贈られるという異例の事態が発生したのです! 驚きのあまり目を丸くしながら視線のみ動かすと 6人組を選出した審査員全員が想定外だったらしく 皆一様に驚きを隠しきれておりません。] 『審査員特別賞を4賞受賞した奏者は コンペ開始以来、我が国初の快挙となります。 それでは受賞者の方々──どうぞ前へ。』 [再度司会と裏方が先程のように促し>>83>>84 (なお裏方も動揺を隠しきれておりませんでした) 初めに呼ばれたものから左に、 そして右方向に1組ずつ並ぶのですが 6人組は挑戦者達から見て一番右の位置になることでしょう。] (155) 2020/09/29(Tue) 14:02:07 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[司会は審査員特別賞に対し、賞金と賞状に加え 審査員が提案する3つの褒賞のうち 一つを選択出来ること。 複数受賞した場合は、各審査員から1つを選出し 賞を与えた審査員の人数分、褒賞を獲得出来ること。 勿論褒賞そのものも辞退出来る旨も語って。] 『選択期間は3ヶ月、その間該当の楽士様と 直接の対面や手紙等を通じての ご相談が可能な権利も与えられます。 4賞受賞された方々は合計4の褒賞を獲得可能ですが 3以下での選択や全部辞退も可能です。 褒賞に関しては賞状に書いてありますので そちらをご参照ください。』 [そう言うと、各審査員が賞状と賞金を渡し 『おめでとう』と声を掛けていきます。] (156) 2020/09/29(Tue) 14:02:42 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[レオンの賞状には希望国への留学と 資金援助、我が国での音盤普及が書かれていることでしょう。] ────あなた達、 やっぱり只者じゃなかったわね。 こんなの生まれて初めてよ。 どこまであなた達は 私の期待と想像を超えてくれるのかしら! [そう言いながら私も賞状と賞金を手渡し、 『おめでとう』と告げて。 その顔は今まで見せた中でも 一番機嫌の良い顔だと知らぬ者でも分かる程。] (157) 2020/09/29(Tue) 14:03:14 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[私からの授与が終われば、 最後に楽長からの授与が] 『お前達、色々な意味でやってくれたな……。 だが、その実力は確かに本物であり この国でも認めるものが数多くいる。 審査員特別賞を同時に4賞受賞とか、 誰が想像するかって話だよ。』 [苦笑しつつもどこか嬉しそうなのは、 この状況を明らかに楽しんでいるのだと 私には分かりました。 楽長の賞状には王立劇場独占公演権と 宮廷楽士大演奏会への演奏枠招聘、 1年間の国内滞在優遇権の文字。] (158) 2020/09/29(Tue) 14:06:22 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[その後、技術賞も6人組が授与し ちょっとした偶然はございましたが こうして表彰式は無事に閉会したのでありました。 最優秀者に決定された1人の娘。 上位5位入賞に宮廷楽長を始めとする 4人の審査員特別賞4賞、技術力が高い者に贈られる 技術賞と合計6賞を総取りした異国の6人組。 多くの人々にとって関心を引くような大口の情報。 もしかすればちょっとした騒ぎになるかもしれませんわね?]** (159) 2020/09/29(Tue) 14:06:44 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン (160) 2020/09/29(Tue) 14:23:51 |
【人】 教会住みの娘 エヴィ[ お互いの視線が含み>>@23を持って絡めば、 一瞬見つめあったのち、ふふと吹き出して。 けれどもこうして楽しく話していると ついつい忘れてしまうこと。 アメリア様のお身体があまりご丈夫で ないことを思い出せば、またその日々の 過ごす様>>@20などに考えが及べば、 もしや迂闊なことを聞いてしまったのかも 知れないという罪悪感に今更のように 苛まれたことでしょう。 ] (161) 2020/09/29(Tue) 15:34:25 |
【人】 教会住みの娘 エヴィ[ 微かに曇る心の中を見透かすように アメリア様のご提案>>@24がとどけば、 わ、と手をひとつぱちんと合わせて、 その顔を伺っては笑んで。 素敵ですね!と伝えれば、さてアメリア様は なにをお作りになるつもりなのか、 わくわくと逸る気持ちを抑えきれずに 思わず椅子から立ち上がってしまい、 あの美しいカップがガシャンとなって。 また慌ててオロオロする様子が、 お怒りでもなくアメリア様の口元を 綻ばせたのなら良いのですが。 ]* (162) 2020/09/29(Tue) 15:38:33 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン─回想・表彰前 王立劇場ロビー内─ [ 表彰式が行われる、2時間ほど前のこと。>>106 昨夜、交わした公約通り。 メイレン・シュレグマーの演奏を 見に行くことになった。 6人揃って、王立劇場のロビーに入る。 本日も変わらず装いは黒一色で、 そこそこ目立つ格好だったが、 ロビー内は様々な人間がおり さほど浮くこともなかった。 場内に入れば、ちょうど かの奏者が客席に向かって カーテシ―を披露している所だった。>>96 顔を上げた彼女も此方に気づく。 そして… ふ、と不敵な微笑を浮かべた…ように見えた。 ] (163) 2020/09/29(Tue) 15:43:06 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ すぅ…っと染みこむような滑らかさで 演奏は始まった。>>97 小鳥の囀りのような、 それでいて広大な河をたゆたう船のような、 ピアニッシモの、高音部の応酬が 繰り広げられる。 今はまだ日が昇ったばかりの時間帯。 初っ端からテンポの速い演奏を 持ってくるよりも、 こちらの方が、観客の心と 歩調を合わせられるだろう。 導入としてこれ以上ない選曲だ。 そして…。 ──のちに自分の世界に引き摺りこむ伏線か? なぜだか、そんな予感がした。 ] (164) 2020/09/29(Tue) 15:44:47 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ 一曲目が終わる。 次に来るのは…先ほどと変わらぬ曲調?>>98 しかし…穏やかに始まった演奏は 加速度的にクレッシェンドし、 低音部も加わり一気に厚みを見せ。 ───そして。 唐突に鋭い低音のスタッカートが始まった。 ] (165) 2020/09/29(Tue) 15:44:55 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ 観客みな息を呑む。 それもそのはず。 その音像は、さきほど優雅にカーテシーを していた時のシュレグマーとも、 一曲目を弾いていた時のシュレグマーとも 別人のような音。 …挑発的で、蠱惑的な光が踊る音。 ───だが、俺はシュレグマーの こんな一面を知っている。 忘れもしない、昨夜のあの瞬間。 あの時浮かべた彼女の表情が>>30 ありありと心に思い浮かんだ。 ] (166) 2020/09/29(Tue) 15:46:14 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ 最初は呆気にとられていた観客達だったが、 段々と、彼女の演奏に場が温められ いつしか手拍子を打ち、 楽しげに体を揺らしはじめた。 演奏は最後まで勢いが衰えることなく、 最高潮の盛り上がりとともに、 曲が終わった。 ] (167) 2020/09/29(Tue) 15:46:27 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ そして、勢いは消えぬまま、 そのまま三曲目に引き継がれる。>>99 一波乱を予期させるようなグルーヴ感。 ときに不穏さを感じさせるフレーズ。 段々と刺激を増していくメロディ。 ───二曲目、三曲目の流れで 気づいたことがある。 もしかしてこれは 昨日の俺らの曲展開を意識して──? ] (168) 2020/09/29(Tue) 15:47:14 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ 三曲目が終わり、次は一転、 しんみりとした静かな曲。 左右の手で別々に奏でられるメロディが、 電子六弦の掛け合いを想起させた。 観客達もリズムを取るのをやめ、 すっかり彼女の音に聴き入っている。 もはや観客達は、シュレグマーの掌の上。 彼女が紡ぐ音に合わせて 彼らは高揚し、 そうかと思えばしみじみとした気分に変わる。 ] (169) 2020/09/29(Tue) 15:47:25 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ まるで演奏会の最後を飾るように、 余韻を残した音で、曲が終わる。 観客達も拍手一つせず、その余韻を味わう。 場内に満ちかけた、静寂。>>101>>102 しかし。 ───これで終わるとは思えない。 ロビー中央に置かれた平台。>>93 まばらな席。開けた空間。 …ひと思いに楽器をかき鳴らすのに絶好の環境。 ───シュレグマーが仕掛けてくるのは 次 だ。] (170) 2020/09/29(Tue) 15:48:35 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ 嵐の前兆を感じさせる、 さざ波のような導入部。 それが消えた刹那、"それ"は始まる。 鍵盤を駆け巡る怒濤の速弾き。 その下に重なる、重層的な和音。 一部の観客が驚いた表情をするのをよそに>>103 彼女の音は平台を揺らし、 会場を揺らし、 聴く者の心を…エリクソンの心を揺さぶった。 ] (173) 2020/09/29(Tue) 15:49:36 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ しかし気づけなかった。 まさかこれが、『即興』だったとは。 >>105 即興だからといって ミスもなければ粗もない。 ───当然のことだ。 6人組が生まれるよりも前から彼女は 平台奏者として生きている。 彼女がエリクソンの即興を見破ることはあれど、 その逆はまだ、難しかった。 この曲は、すでに熟練された 技を持つ者の手によって 昇華された、一つの完成品のようだった。 ] (174) 2020/09/29(Tue) 15:50:23 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ しかし一つ、分かったことがある。 これは彼女が自分達に向けた"メッセージ"。 自分らの昨夜の曲展開を踏襲したものだと。 シュレグマーは、 彼が一方的に叩きつけた挑戦状に ただ悠長に構えていたワケじゃない。 選んだ手段は違えど、 同じ音楽の求道者として自分らに 驚き、楽しみ、そして刺激をもらったと、 彼女の紡ぐ音は物語っていた。>>104 ] (175) 2020/09/29(Tue) 15:50:59 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ 演奏を終えた彼女はカーテシーののち、 こちらをちらりと一瞥し、そして。 昨日と同じように、微笑んだ。 観客の一部のみから沸き起こる拍手。>>106 彼女らしからぬ楽曲も多かったのだろうか 一部の人々はあっけにとられたような、 不思議そうな様子で彼女を眺めていた。 ───まるでどこかで見た光景じゃないか。 >>2:256 ふと笑いが漏れ、 そして6人全員 メイレン・シュレグマーに盛大な拍手を送った。 ]* (176) 2020/09/29(Tue) 15:51:26 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン―回想・王立劇場ロビー― (あら。) [カーテシーを披露したその刹那。>>163 目に入ったのは忘れるはずもない、あの6人。] (ようこそ、私の演奏会へ。) [公約通り彼らは顔を出してくれたようね。 悦びに思わず見せた微笑はどうやら 相手にも拾われたようだったわ。] (177) 2020/09/29(Tue) 17:11:23 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[最初に選んだ選曲の意図は 見事気付いて貰えた模様。>>164 ──────その伏線にも。>>164 唐突の鋭いスタッカートの音から始まる まるで私ではないかのような音。>>165 けれどこれもまた私自身。 あの時の顔を思い出して貰えたことを知れたなら それはそれは喜んだのに。>>166] (178) 2020/09/29(Tue) 17:11:45 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[周囲は呆気にとられていたようだけど やがて体を揺らし始めたりという反応が 肌感覚でも伝わり始め>>167 続く三曲目までの流れで>>168 気付かれた数々を聞いて入れば 「大正解」と、妖艶に告げられたのに。] (179) 2020/09/29(Tue) 17:12:19 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン (180) 2020/09/29(Tue) 17:12:39 |
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