16:36:09

人狼物語 三日月国


161 完全RP村【こちらアンテナ、異常アリ】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


到着:カウンセラー サダル

【人】 カウンセラー サダル

─カウンセリングルーム─



   ……問題ないかな。


[ 発言に呼応するように、
  指先が9人分のカルテをめくる。
  続いて耳にかけていたペンを手に絡めると、
  細かい字で備考を書き込んだ。
  皆、それぞれ書かれていた内容は異なるが。
  まとめてしまえば言いたいことは一つ。

  ──── それすなわち、特筆なし=B ]
  
 
(25) 2022/07/09(Sat) 12:38:57

【人】 カウンセラー サダル



[ 新天地に挑む選ばれた人達。
  彼らに寄せられた期待に比べれば、
  サダルすべき事は多くない。

  主な仕事は船員のメンタルケア。
  未知への探求に心を動かされているうちはいい。
  しかし大地から離れた心細さ。
  不意に船員達の心を襲う魔物を宥めること。
  それが与えられた役割だった。

  新発見を要求される多くの船員達に比べれば
  仕事がない方が船の為になるくらいだ。
  そんな彼らのプレッシャーを和らげることも
  勿論仕事のひとつだけど。 ]
 
 
(26) 2022/07/09(Sat) 12:41:43

【人】 カウンセラー サダル



   この船、変な人多いからね。


[ カウンセラーとして大問題な発言。
  それは与えられたカウンセリングルームに
  こっそり置いておいて。
  この部屋の戸が叩かれたことはあっただろうか?
  あっても想定より多くはなかっただろう。
  変人達のメンタルは妙な方向に強固なのだ。 ]
 
 
(27) 2022/07/09(Sat) 12:43:43

【人】 カウンセラー サダル



[ というわけで。
  突発的なカウンセリングでも入らない限り。
  今日の仕事はもうおしまい。
  ……いや、皆の観察くらいはするけどね。]


   はー−−−!!
   今日もタダ飯が美味しいね。

  
[ なのでご飯を食べに行こう。
  新たに追加された問題発言。
  あいにくドアロックを解除して、
  通路に飛び出てからのもの。

  もしかしたら誰かに聞かれたかもしれないが、
  その時は、その時。 ]*
  
(28) 2022/07/09(Sat) 12:47:10
カウンセラー サダルは、メモを貼った。
(a11) 2022/07/09(Sat) 12:58:18

【人】 カウンセラー サダル



[ 全くもって統計に基づいた発言ではないので。
  こちらもオフレコと願いたいけど。
  天才には変人が多い ── 気がする。

  それほど突き抜けなければ、
  天賦の才を持っていたとしても活かしきれない。
  そう考えれば、
  別におかしいことではない。

  …… と。
  なら凡人である僕は常識人だねと。
  決してイコールでは繋がらない方程式。
  しれっと展開すれば、舌を出すのだ。 ]

(59) 2022/07/09(Sat) 20:03:59

【人】 カウンセラー サダル



[ なら優秀なクルーを多く抱える
  我らがミスティックアンテナ号。
  変わり種が多いのも頷ける。

  という指針も、サダルの物差しでしかない。
  全員が同じ星出身というわけでもない。
  変人という名のレッテルも、
  単なる異星間コミュニケーションギャップに
  過ぎないのかもしれないと。

  それでもそんな風に、興味深く。
  僕とは異なる彼らとの共同生活を過ごしている。

  ちなみに物差しって見たことないけど。
  昔の計測用具らしいね。 ]

(60) 2022/07/09(Sat) 20:04:21

【人】 カウンセラー サダル



[ ところで僕の職務の大半は給料泥棒なのだけど。

  表立って精神の不調を訴える者がいなくても。
  自身でも気付かぬ異変を確認する為に、
  はたまた単に興味本位かもしれない。
  カウンセリングルームを訪れる者がいたとして。
  おそらくそこで見られるのは、
  医療行為というには首をかしげる光景だろう。

  一緒に他愛もないお喋りを楽しんで。
  お茶を飲んだりお菓子を食べたり。 ]

 
(61) 2022/07/09(Sat) 20:04:36

【人】 カウンセラー サダル



[ 書類整理を手伝ってもらったり☆ ]

    
        (あ。これもオフレコで)
 
(62) 2022/07/09(Sat) 20:04:39

【人】 カウンセラー サダル



[ メンタルつよつよの優秀なクルー達のおかげで。
  あいつはこの船に必要なんだろうか?
  そう指を差されてもおかしくないくらいの
  日々を過ごしている。

  しかしカルテの大半が、
  特筆なしの記述で埋められても
  本当は違うのかもしれないよね。

  異なる文化、生まれ持った資質。
  違う生き物である彼らを測れる物差しを、
  果たして僕は持っているのだろうか?

  ということは、考えないとはいかずとも
  考えすぎないようにはしているんだ。 ]**
 
 
(63) 2022/07/09(Sat) 20:04:54
カウンセラー サダルは、メモを貼った。
(a21) 2022/07/09(Sat) 20:11:13

【人】 カウンセラー サダル



   お、おおぅ……


[ 子供じみて駄々をこねる成人男性への対応?
  顔を引き攣らせてのドン引き一択かな。

  乗船時に顔合わせはしただろうから、
  初めましてではなかっただろうけど。
  それでも面識なんてあってないようなもので。

  深刻な表情から一転。
  早々にルヴァ・ルロットからもたらされた洗礼。
  僕の心構えを返してほしい。

  あ。これって一筋縄ではいかない船では?
  その所感自体は、おそらく間違ってなかったと。
  今になってもそう思ってる。 ]
 
(68) 2022/07/09(Sat) 21:14:10

【人】 カウンセラー サダル



[ とはいえ、僕が引いたのは、
  駄々をこねる成人男性の姿であって。
  退屈自体は立派なストレスだ。
  ホルモンバランスの乱れにもつながる。 ]


   えーと、君はルヴァだね。
   結構な無茶ぶりをするね。


[ ならば無下にすることもできず。
  室内に招き、着席を促すと、カルテを確認して。
  形式的に名前を確認する。
  問題ないようなら、そうだなあと。
  少し考えてから、君にリクエストに応えよう。 ]
 
 
(69) 2022/07/09(Sat) 21:14:14

【人】 カウンセラー サダル



   …… 臓器くじって知ってる?


[ 肯定されれば、補足する程度に。
  首を横に振られたら。
  思考実験の一種だと語ろうか。 ]
  
(70) 2022/07/09(Sat) 21:14:16

【人】 カウンセラー サダル



[ くじ引きによって健康的な国民から一人を選ぶ。
  その人から心臓、肺、肝臓、腎臓、小腸など
  臓器を移植用に取り出して、奪う。

  臓器を奪われた人間は当然死ぬが、
  移植によって患部を病に侵された5人の人間を
  救うことができる。 

  …… まあ、前提として。
  くじは公平であること。
  移植は不思議な力で必ず成功すること。
  そんな本来ではあり得ない条件が付随するので。
  現実にはなかなか当て嵌められないが。

  5人を救うために、無辜の1人を殺せるか。
  要するにこれは、こういう問いだ。 ]
 
 
(71) 2022/07/09(Sat) 21:14:18

【人】 カウンセラー サダル



   ルヴァ・ルロット
   君は、そんな星の在り方をどう思うかな?


[ これが面白い話にカテゴライズされたか。
  それは君の感性に任せるとして。

  そうだね、もし答えてもらえたら。
  僕はルヴィという人物のことを
  多少なりとも知れただろうし。

  答えてもらえなかったら?
  そこで話は打ち切りだろうから。
  逆に君が知るんじゃないかな。

  カウンセラーのサダルは、
  賭け事が不得手だってことをね。 ]**
 
 
(72) 2022/07/09(Sat) 21:14:23
カウンセラー サダルは、メモを貼った。
(a23) 2022/07/09(Sat) 21:17:16

【人】 カウンセラー サダル

―カウンセリングルーム─



[ 時に言葉を、時に文字を重ね合い。
  僕は君達のことを知っていった。

  船内には、僕と違って仕事熱心な船医がいた。>>82

  精神の健康と肉体の健康は密接に関係している。
  なので情報の共有は至極当然の提案だ。
  僕だってそれは理解しているから、

  【オメデトウ!書類作業が増えたぞ!】

  当然そんな不満は口に出さない。
  彼女の申し出にだって、二つ返事で頷いたよ。
  …… 眉は下がっていたかもしれないけどね。 ]
 
(114) 2022/07/10(Sun) 2:14:59

【人】 カウンセラー サダル


 
   ご機嫌ようチャンドラ。

    昨日はちゃんと眠れたかな。
    朝の珈琲に砂糖はいくつ入れた? 


(115) 2022/07/10(Sun) 2:15:09

【人】 カウンセラー サダル



[ 勿論、それは必要なことだったし。
  始めてみれば、そこまで手間でもない。
  少なくとも、船員達の様子を共有しながら、
  まるでついでを装って。
  彼女自身の様子を伺う余裕がある程度には。

  結果、文面から医師の不養生が読み取れれば、 ]


   医者が倒れた後の宇宙船なんて。
   想像することすらお勧めしないよ。

   ちなみに、僕の医学知識は、
   患部に消毒液をぶっかける程度だ。
  

[ ちくり。
  笑顔で釘を刺すこともあったかもしれないね。
  不眠なら力になれたかもしれないけど。
  オーバーワークが起因するなら、
  僕が貸せる手は殆どないわけだけど。 ]*
  
(116) 2022/07/10(Sun) 2:15:45

【人】 カウンセラー サダル



[ ─── そんな仕事熱心な船医に告げるには、
  大層心苦しい真実だ。
  だからこれは僕とスピカの秘密だよ。
  いいね?

  そんな前置きが必要か不要か問われれば
  間違いなく後者なわけだけど。 ]


   うん。暇だよ。


[ 訪問者に尋ねられれば、高確率で。>>79
  僕は綺麗な笑顔で首肯しただろう。
  もっともそれは、そういう時間を、
  彼女自身が見極め、選択しているせいもある。 ]
 
 
(117) 2022/07/10(Sun) 2:17:20

【人】 カウンセラー サダル



   なるほど。
   スピカは観測されない音が聞こえるんだね。
   それは君が音を知っているからともいえる。


[ 備え付きのデスクの上。
  湯気の漂う来客用のカップを置きながら、
  僕は彼女の結論に耳を傾けた。

  珈琲と紅茶はどちらがいい?
  問いを重ねれば、
  おのずと好みも知れただろうけど。
  基本的に、僕は毎回尋ねている。

  昨日までは紅茶が好きでも。
  不意に珈琲を飲みたくなる日だって
  あるかもしれないから。 ]
 
 
(118) 2022/07/10(Sun) 2:19:29

【人】 カウンセラー サダル



[ 認知を軸にした問い。
  物事は誰かに観測されて初めて
  事実として確定される。

  高名な学者の中には、彼女と逆の意見を
  掲げるものも多かった。
  だからこそ、僕はスピカの出した答えに対して
  柔らかく目元を細めて見せて。 ]


   もしも僕らに耳がなければ。
   受け取り手が不在の世界において
   音という概念すら存在しなかった。


[ 出題時にもそんな話をしただろうか?
  愛用のマグカップに視線を手に取ると、
  引いた豆の香りが鼻孔を擽る。
  おそらくこれも証のひとつ。 ]
 
 
(119) 2022/07/10(Sun) 2:19:54

【人】 カウンセラー サダル



   しかし、音を知っている君は、
   世の中には目に見えなくとも
   存在するものがあると知ることができる。

   ならばそれを儲けものとして。
   もしも君に届く音があれば、
   気まぐれにでも耳を傾けてほしい。
   それは空気を伝わらない音でも同じことだ。
 
 
[ 僕の会話の大半は、
  結論というには頼りない、
  ふわふわしたものだったと思う。

  それでも君達が耳を傾けてくれるなら、
  温かい飲み物と甘いお菓子で出迎えて。
  不透明な話を紡ぎ続けただろう。 ]*
 
 
(120) 2022/07/10(Sun) 2:20:19

【人】 カウンセラー サダル



   …… バーナードはさ。
   箱の中で死んでいた猫を見たのかな?


[ そんな日々を繰り返し。

  確かそれを尋ねたのは。>>85
  木が大きな音を立てた時も
  臓器くじを肯定された時も、
  構成する全てが作り替えられてなお、
  船がテセウスと呼ばれた時も。

  すべて珈琲を選んで飲んでいた僕が、
  ここだけの話、実は紅茶派なんだと。
  意味のないカミングアウトをした日のことだ。 ]*
 
 
(121) 2022/07/10(Sun) 2:22:16
カウンセラー サダルは、メモを貼った。
(a38) 2022/07/10(Sun) 2:29:30

【人】 カウンセラー サダル



   そうだね。
   君の身体機能は特出しているらしいから。
   その点では恵まれていると言っていい。

   ならば視点は、
   殺される側の人間に寄るのだろう。
   不快感を抱くのは、わかるよ。


[ ルヴァの出身地。>>109
  断片な情報でも、いくつか候補が
  絞れたかもしれない。
  そうして対話を重ねることで。
  僕は少しずつ君達を知って、
  近付いている気持ちになれる。 ]
 
(172) 2022/07/10(Sun) 13:02:18

【人】 カウンセラー サダル



   …… 僕?


[ ならお前はどうなんだ。>>111
  それは対人関係において、ひとつの流れだ。
  そして相手が僕を知ろうとしてくれているなら。
  その機会は貴重で。

  答えない必要はない。
  だからさして躊躇う素振りもなく。
  当然のように口にした、結論は。 ]
 
(173) 2022/07/10(Sun) 13:02:55

【人】 カウンセラー サダル



   わからない。


[ そう言っててへっと舌を出して。
  ウィンクを向ける成人男性に、
  ルヴァはどう返しただろう。

  続いて緩んだ空気を結ぶように、
  こくりと珈琲のカップを傾けて。
  そうだなぁと、怒られる前に話を戻す。 ]
 
(174) 2022/07/10(Sun) 13:03:06

【人】 カウンセラー サダル



   ほら、こういう問いって
   誰もが納得する正解がないだろう?

   つまりどう答えても反対派はいるわけだ。
   今回のケースだと人権団体の皆様とか。
   何を選んでも叩かれるし、罪悪感が残る。
   割に合わないよね。


[ ただ、もしかしたらルヴァの星には、
  対立勢力はいなかったかもしれない。
  それがいくつもの悲劇を生みだしたなら、
  いやはや。星の巡りとはままらないもので。]
   
(175) 2022/07/10(Sun) 13:03:12

【人】 カウンセラー サダル



   …… 僕はね。わからないものは
   無理して答えなくてもいいと思っている。
   その必要性を感じていない。

   ただいつの日か。
   単なるもしもの話が、
   現実となって喉元に突き付けられた時。
   その瞬間に選び取った答えが、
   僕の答えなのだと知るのかもね。


[ そういう意味では、こうした思考実験は。
  一種の訓練なのかもしれない。
  逃れようのない選択の瞬間。
  少しでも後悔の少ない道を選ぶための。 ]
 
(176) 2022/07/10(Sun) 13:03:17

【人】 カウンセラー サダル



   君の星の対するスタンスは分かったよ。
   続いてこの思考実験の本題となる、
   5人の為に罪のない1人を殺せるかは、

   今この場で答えてもらってもいいし。
   思いついたときに教えてもらってもいいよ。

   何せ君に聞きたいことは、
   他にもたくさんあるからね。


[ そう言って、来客用のカップを手に取ると。
  君って珈琲派?紅茶派?
  甘いお菓子は好き?
  一番得意な賭け事は?

  僕は時の流れを落ち着かせるような、
  ゆったりとした口調で、
  君を知るための問いを重ねていく。 ]*
 
(177) 2022/07/10(Sun) 13:03:21

【人】 カウンセラー サダル



   なるほど。
   現実的で最もな考え方だ。


[ バーナードの猫は殺されてしまったんだね。

  元より量子力学に精通しているわけではない。
  そこに僕の感情を含ませないよう、
  淡々と紡いでから。

  紅茶派の天邪鬼。
  質問する者とされる者は>>132
  その役割を逆転させる。 ]  
 
(185) 2022/07/10(Sun) 13:39:42

【人】 カウンセラー サダル



   ……… 亡き親友との約束の為。



[ 理由と問われた後、一息置いて。
  絞る出すようにぽつりと落とす。

  対峙する瞳の色。
  そこに濃い影を宿したら。
  隠すように、睫毛を伏せて。 ]
  
(186) 2022/07/10(Sun) 13:39:47

【人】 カウンセラー サダル

 

   なーんて理由は、当然ない。

   紅茶派に珈琲を強いる親友なんて。
   何がしたかったの?って聞かれても、
   僕だって答えられないよ。
   第一、親友とかいないしね。僕。

   単にね。そのうち好きになるかもねって。
   その程度の気持ちなんだよ。
 
 
(187) 2022/07/10(Sun) 13:39:50

【人】 カウンセラー サダル

 

[ 再び顔を上げれば、
  さして引っ張ることなくネタ晴らし。

  人の思考が常に合理的であるとは限らない。
  その行為に意味があると信じて求めるのは、
  疲労を招くだけかもしれない。

  これは、そういう手の抜き方もあるんだって。
  いつものようにふんわりとした話だ。 ]*
  
(188) 2022/07/10(Sun) 13:39:54

【人】 カウンセラー サダル

─ カウンセリングルーム ─



[ 今日もゲイザーに感謝をささげて。
  美味しいタダ飯を頂いた後。>>28
  思いがけない料金の取りたてに
  僕は驚愕することとなる。

  この頃には部屋を訪れる人も、
  固定されていた。
  大半が退屈を殺そうと試みる輩か、
  気分転換のための雑談相手を求めたりの。
  しかし目の前の男は、おそらく
  そのどちらにも当てはまらない。>>131

  とどのつまり、これはあれですか。
  お悩み相談。
  
…… しご、と???
 ]
  
(191) 2022/07/10(Sun) 14:46:45

【人】 カウンセラー サダル



   おっと、ごめん。ごめん。
   精神が家出してた。

   もちろん大丈夫だよ。
   アマノは珈琲と紅茶どちらがいい?


[ 現実を受け止めた後。
  常連には馴染んだ2択を預けてから
  彼に着席を促した。 ]
  
(192) 2022/07/10(Sun) 14:46:49

【人】 カウンセラー サダル



[ リクエストに応えれ貰えれば
  湯気の立てたカップと共に。
  お茶菓子はペロペロキャンディsweetにした。

  アマノの前に並べれば、
  自身も体面に腰を掛け、話を聞く姿勢を作る。 ]
 

   …… そうだね。
 
 
(193) 2022/07/10(Sun) 14:46:54

【人】 カウンセラー サダル



[ 親友どころか友達の有無さえ怪しい僕。>>187
  勝手に似たような印象を受けていた彼は
  どうやら微生物以外にも気に掛ける存在が
  いたらしい。

  アレ。この船でボッチなのは僕だけなのでは?
  なんて思ってないよ。
  心を配る相手がいるのは喜ばしいことだからね。
  本当だよ。 ]
 
(194) 2022/07/10(Sun) 14:47:18

【人】 カウンセラー サダル



   まず解決策に手を伸ばさない理由。
   それは単純に解決策がわからない場合だ。

   とんでもない一部の天才を除いて。
   たいていの人は、成功体験を頼りに
   それが解決法であると結論付ける。

   勿論一人の一生で得られる経験は限られる。
   だから他者の経験から学ぶことで、
   自身が納得いく解決策を選び取るのが一般的だ。

   説得力のある解決策を与えてあげる。
   シンプルな方法だね。
   指針が示されればやる気も出るかもしれない。
 
   
(195) 2022/07/10(Sun) 14:47:43

【人】 カウンセラー サダル

 

[ これで納得を得られればいい。
  しかし彼の表情や口ぶりから抱く印象。
  求める答えが明白なら、
  アマノはこの部屋を尋ねなかっただろう。

  だから早々に持論を引っ込めた後。
  一拍挟むと、じっと射抜くように、
  硝子越しにアマノの瞳を見つめる。 ]


   もうひとつの答えはね。
   
君は声をかけるべきではない

 
 
(196) 2022/07/10(Sun) 14:48:25

【人】 カウンセラー サダル

 

   星間交流が当然となった時代でも。
   残念ながらすべてを解決する
   魔法の言葉は存在しない。

   解決策を望まないのは、
   解決を望んでいない可能性もある。

   なら君にできることは、
   君が解決するための理由になってあげることだ。
   ただこれは全くもってお勧めしない。
   単純に、君の負担が多すぎる。
 
 
(197) 2022/07/10(Sun) 14:48:38

【人】 カウンセラー サダル

 

   人は突き落とされた時より。
   一度伸ばされた手を離された時の方が、
   深い絶望を抱くという。

   その問題に関わり続ける覚悟がない限り
   そもそも君は手を伸ばすべきではないんだ。

   何もしないことがきまり悪いなら
   その人を連れてきて、カウンセリングルームに
   ぶち込めばいい。
 
    プロは責任もって最後まで付き合うよ。
   …… それが、仕事だからね。
 
 
(198) 2022/07/10(Sun) 14:49:10

【人】 カウンセラー サダル

 

   君ができる最も簡易で妥当な解決策は、
   他人のままでいることだ。
   そこに罪悪感は必要ない。

   中途半端に手を伸ばすと。  
   アマノも一緒にすぶずぶ沈んでしまうかもよ。


[ どう?お気に召す答えはあった?
  ふっと笑みを零すと。
  柔らかな口調で、おどけたような雰囲気を作る。

  気付いたかもしれないけど。
  僕が語った大半は、沈んでいる誰かではなく
  この部屋を訪れた患者である君を守る方法。

  これからも君達に、
  特筆なしでいてもらうための。 ]*
 
(199) 2022/07/10(Sun) 14:49:58

【人】 カウンセラー サダル



   おや。珍しいね。


[ いつもとは違う形を作った唇。>>135
  カップを用意する手を止める。
  すぐに手慣れた様子で作業を再開し。
  やがて漂う香りは ─── 紅茶。 ]


   カフェインの量はね。茶葉の抽出法によって
   大きく左右されるんだ。
   今日の紅茶はいつもよりカフェインが多いよ。
   

[ ただカフェイン中毒という言葉もあるし
  チャンドラには内緒ね。
  囁くような秘め事。
  更に自身の唇へ人差し指を当てて閉じ込める。 ]
 
 
(206) 2022/07/10(Sun) 16:00:06

【人】 カウンセラー サダル



   珈琲はね。
   スピカが珈琲が飲みたいと思ったら
   いつでも淹れるよ。


[ お茶菓子に選ばれたのはクエコチsweetでした。

  鼻を掠める香りは、普段より深みを帯びる。
  それ以外は、目にも耳にも馴染んだ光景。

  観測を仕事に選んだ彼女。
  真っすぐに前を見て知覚する姿は、
  一種の高潔さを感じさせるかもしれない。

  見ることは容易くとも。
  見続けることは努力を伴うから。 ]
 
 
(207) 2022/07/10(Sun) 16:00:37

【人】 カウンセラー サダル



   僕はね。観察はともかくとして。
   観測を生業にしているわけではない。

   それでも君の話を聞くことで。
   見えないものを見ることもできる。


[ 喉を潤せば話を再開する。

  僕の仕事は話すよりは聞く方に重きを置く。
  それでも茶目っ気のように
  自身の主張を落とし込むこともある。

  この日のこれも、その一端で。 ]
 
 
(208) 2022/07/10(Sun) 16:01:31

【人】 カウンセラー サダル



   スピカは、優しいね。


[ 観測した一つの認知。
  寄る辺を主観に頼った、客観性に欠ける。
  事実と確定するには烏滸がましい。
  そんな一つの結論を、
  僕は紅いお茶に落として混ぜ込んだ。 ]**
 
 
(209) 2022/07/10(Sun) 16:02:40

【人】 カウンセラー サダル



   コー茶だねー。
   了解―。


[ 僕は確かに客人が飲み物でもてなすけど。
  プロではないから、淹れ方にそこまで
  こだわりがあるわけではない。

  カップも温めないし、
  茶葉を蒸らす時間は体感だ。

  何が言いたいかというと。
  出来上がった紅茶が75点を下回っても
  許してほしい。>>211

  でも君がペロペロキャンディ君を無視した件は
  許さないよ。 ]


 
(260) 2022/07/10(Sun) 21:10:05

【人】 カウンセラー サダル

 

[ いくつかの結論を作った後。
  彼の口から静かに語られた言葉。>>212

  おそらく僕に向けられたものではなく
  彼自身の考えを整理するのに必要なのだろう。
  なら僕も邪魔しない。
  黙って自己採点90点の珈琲をすする。

  やがて結論が出たようなら。
  どういたしましてと笑みを深める。

  君の研究がもたらす発展に比べれば。
  僕の役割なんて、微々たるものだけど。 ]
 
 
(261) 2022/07/10(Sun) 21:10:08

【人】 カウンセラー サダル

 

   …… そっか。
   君さえよかったらまた遊びに来てね。
   お茶とお菓子を用意しておくから。


[ 去り際の笑顔。
  彼の出した答えを知れば、
  僕は思わず目を見張った。

  どうやらアマノという人物は、
  カルテが示すより、ずっと情に厚く
  強い人間だったらしい。
  だってそれって
  一番面倒くさいやつだからね。

  迷いのない瞳。
  なるほど。君は僕の患者ではないようなので。
  別の言葉で再びを望んだら。 ]
 
 
(262) 2022/07/10(Sun) 21:11:15

【人】 カウンセラー サダル

 

   本当にこの船のクルーは優秀だね。
   書類整理だけではなく。
   船員同士でメンタルケアも行ってくれる。

   いやいや。
   帰還したら本格的に僕は解雇かもしれないな。


[ 再び人気を失ったカウンセリングルーム内。
  閉じた扉に向けて苦笑する。
  …… ただね。
  それでもまぁいいかなって思うくらいには。

  君の答えは清々しかったよ。
  アマノ・ヒロミ。 ]**
 
 
(263) 2022/07/10(Sun) 21:11:31

【人】 カウンセラー サダル

─ スピカと ─



[ 見慣れぬ菓子はスピカのお気に召したようだ。
  良かった。
  僕も何だろうこれって首を傾げていたから。 ]


   …… 今のは、僕≠ノ向けての言葉?


[ 協調性を大事にしているように見える
  彼女にしては強い言葉。>>226
  若干の驚きと共に、瞳を瞬かせる。

  肯定されたなら、ごめんねって謝罪して。
  君は自分を優しい人間ではないと思うの?
  そんなふうに、尋ねただろう。 ]
 
(266) 2022/07/10(Sun) 21:27:38

【人】 カウンセラー サダル



[ 数年前に船を降りた優秀なクルー。

  もしもこの場で名前が出てくることがあれば
  嗚呼と、思い当たる顔が浮かんだだろう。

  何故なら彼女は、
  サダルのカウンセリングを受けた後に
  この船を降りたのだから。 ]*
  
(267) 2022/07/10(Sun) 21:27:43

【人】 カウンセラー サダル

─ルヴァと─



[ 責任も発展もない保留同士の会話。>>232
  終始気楽なままに終わっただろう。 ]


   そうだね。思いついたら教えるよ。
   それは明日かもしれないし。
   100年後かもしれないけどね。


[ ルヴァも思いついても思いつかなくても。
  いつでも遊びに来てね。
  そんな流れで、話題は君の嗜好に移る。

  結果カウンセリングルームには、
  甘味料が常備されることになるだろう。 ]
 
 
(277) 2022/07/10(Sun) 22:03:35

【人】 カウンセラー サダル



[ 賭け事に関しては、単純に運がない。

  カウンティング、フォールスディール等
  この辺りは嗜みだけど。 ]


   いざという時の二択。
   僕が落したトーストは、必ずバターを塗った面を
   床に向けて着地するんだよ。


[ ダイス勝負なら、その辺りは顕著だから。
  時にはそんな話をしたこともあるかもしれない。
  賭け事において僕はいい鴨なんじゃないかな。 ]
 
 
(278) 2022/07/10(Sun) 22:03:51

【人】 カウンセラー サダル



   だから僕は選択しないですむように。
   なるべく100%を掴める状況を、
   作れるような生き方を心掛けているよ。

   まあ、それを失敗すると負けるんだけどね。

 
[ それは、いつか行われたカード勝負でのこと。

  降参。と僕は苦く笑った後。
  掲げた手のひらからJOKERと書かれた手札を、
  はらり、テーブルの上に落とした。 ]**
 
 
(279) 2022/07/10(Sun) 22:03:59
カウンセラー サダルは、メモを貼った。
(a76) 2022/07/10(Sun) 22:14:19

カウンセラー サダルは、メモを貼った。
(a77) 2022/07/10(Sun) 22:16:10

【人】 カウンセラー サダル

   

   …… ちょっと待っててね。


[ つい探るような目線になってしまった。
  スピカは気付いただろうか?
  席を立ち、備え付けの簡易キッチンへ。

  殆ど間を置かず戻ってきたサダルの手。
  水の入ったコップの中で、
  カランと氷が音を立てた。 ]
 
 
(286) 2022/07/10(Sun) 22:48:02

【人】 カウンセラー サダル

  
 
   はい、お水。
   冷たいのも美味しいよ。


[ 僕はたいてい温かい飲み物を出す。
  その方がリラックスして話せるから。

  ただ感情が昂ったように見えたから。
  冷感刺激を加えて脳に落ち着きを促そうと試みて。
  にこっと浮かべた笑みと共に、
  紅茶の隣に水を並べた。 ]


   …… スピカは、
   ううん。そうか。
 
   
(287) 2022/07/10(Sun) 22:48:08

【人】 カウンセラー サダル

   

[ 多少なりとも落ち着いたようならば。
  スピカの口から出た名前。
  聞いた瞬間、開きかけた唇を閉じた。

  前後の会話を繋げれば。
  確認せずとも、
  おおよその状況は察せたと思うから。

  あのね、と別の言葉を紡ぎながら。
  スピカの評価を改める。

  なるほど。彼女は優しいというよりは、
  優しすぎるんだ。 ]
 
 
(288) 2022/07/10(Sun) 22:48:13

【人】 カウンセラー サダル

  
 
   …… もちろん知っているよ。

   
彼女は、僕の言葉で
   この船を降りたんだから

 

(289) 2022/07/10(Sun) 22:48:17

【人】 カウンセラー サダル



[ 適性検査の結果も示している。
  元より長い航海に耐えられる人ではなかった。

  そこまでは守秘義務があるから言わないけど。

  その代わり。
  繰り返し、何度でも伝えるのは。
  スピカ。君は何も悪くないということ。

  もしも誰かに責任を取らせたいのなら。
  それは僕にするのをお勧めするよ。 ]**
 

(290) 2022/07/10(Sun) 22:48:23
カウンセラー サダルは、メモを貼った。
(a79) 2022/07/10(Sun) 22:53:52