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人狼物語 三日月国


161 完全RP村【こちらアンテナ、異常アリ】

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【人】 管制官 スピカ

【研究室/いつかあったであろう日】

[ありがとうと言うとスティックシュガーを二本>>50、コーヒーへ]

 んー、ダビーとは違うタイプか。
 なるほど。

[一人を好む操縦士を思い浮かべる。
彼は
人と話すことは苦とせず、一人でいることも苦としない
人間だが、ここにいるアマノという男は
人と話すことを苦とし、一人でいることを楽とする
人間のようだ。
なるほどと納得はしたものの、会話を打ち切るという選択肢はなかった]

 じゃあ"雑談"はやめにしようか。
 代わりに君の話が聞きたいな、今やっていること、興味のあること、なんでもいい。
 好きなことを話してほしい、私はただの聴客だからさ、思う存分話してくれないか?

[実際、アマノが何をしているかよく知らない。
ここで今やっていることを話してくれるのであれば、この船でのアマノの役割がわかるし、興味のあることを話してくれるのであれば、アマノという人物を知ることができる。
どんな話題でもアマノという人物を知ることができるのだ**] 
(74) 2022/07/11(Mon) 9:39:43
管制官 スピカは、メモを貼った。
(a18) 2022/07/11(Mon) 10:06:39

スピカは、各所からの連絡の対応に追われている。
(a19) 2022/07/11(Mon) 10:09:57

【人】 管制官 スピカ

【研究室/いつかあったであろう日】

[アマノの"講義">>93はとても興味深いものであった。
全く未知の分野の話ではあったが、こちらの知識レベルに合わせた内容で、理解できなかった部分(おそらく顔に出ていたのだろう)を察すると嚙み砕いて説明してくれる。

本当に理解している人間はどんな相手にも説明できる、という俗説を実証しているかのような内容だった]

 なるほど、つまり夢の技術……、いや、夢を現実にする技術の研究と言うわけだ。

[その捉え方で大丈夫か?という意図で声をかけ、コーヒーを一口]
(98) 2022/07/11(Mon) 11:52:40

【人】 管制官 スピカ

[だが、アマノの質問>>94には虚を突かれたようで、一瞬きょとんとした顔になる]

 原動力……?考えたことなんかないなぁ……。

[知りたいから知ろうとしているだけだ、という回答は恐らく望んでいるものではないだろう。
何故か?と自分に問うた]

 うーん……、そうだね、多分「そういった人が自分の人生にいた」という証が欲しい……のかもしれない。

[それなりに生きてきて、もう二度と会えない人もいる。
だが、自分の中ではその人と過ごした時間はなくなることはないし、今は亡き人物だとしても、自分の中では間違いなく生きているから]

 知っていれば知っているほど、私の中では話したこともどういうことをしたのかも思い出せるからね。
 だから、色々知りたいのかもしれない。

[現に今アマノはスピカの中で「夢の技術の研究をしている研究者」として刻まれているのだ**]
(103) 2022/07/11(Mon) 12:09:58

【人】 管制官 スピカ

【カウンセリングルーム/少し前】

[サダルと話して少し……少しだけ、楽になったのだろうか。
それとも、無理やり瘡蓋を剝がしたことで、再びそこから血がにじみ出したのかは……スピカにはわからなかった]

 ……そうだね、彼女が……彼女が今幸せならばそれでいいんだ……。
 私がそれを願ってよいのかはわからないけど。

[出かかった 加害者である という言葉をすんでのところで飲み込む。

カウンセラーは何度も あなたは悪くない と言っている。

昔のスピカなら、それは社交辞令だと跳ね除けて、延々と自己否定に走っていただろう。
だがそれではいけないと知っている今のスピカは、サダルの言葉を受け入れようとしていた]

[愚かでも、何度同じ間違いをしても、回り道をしても、スピカは善き人間になろうと努力している]
(145) 2022/07/11(Mon) 16:03:47

【人】 管制官 スピカ


 差し伸べた手を取ってくれる……助けてくれる人間……。

[心当たりと言われて真っ先に浮かんだのは親友の顔だった。
助けてくれるだろうか?(そうはしないと努めているが)散々振り回して迷惑をかけ続けている。
もしかすると見限られてしまうかもな、と自嘲した。

それと……何故か浮かんだのは同僚の顔。
ただのよく話す同僚というだけのはずなのになぜ浮かんだ?
思わず唸る]

 ……どうかな、あまり人望がないから……わからない。

[確信を持って いる とは言えなかった]
(146) 2022/07/11(Mon) 16:15:00

【人】 管制官 スピカ

[そういえば約束の時間までは、と時計を確認してギョッとする]

 おっと、もうこんな時間か!
 あまりにも任せっきりだとアンテナに叱られてしまうからね、長々と居座ってごめんよ。

[カップの中身を空にすると、慌ただしくカウンセリングルームを後にした**]
(147) 2022/07/11(Mon) 16:17:48

【人】 管制官 スピカ

【食堂/お茶会時間】

[ダビーの話を聞きながら、ちらりとゾズマを見る。
意識的に人の心情を読み取ろうとしているから、ゾズマがカチッときた>>102ということを察し(察してしまった!)内心頭を抱えた。

ダビーに対してもそうだが、どうも気を許した相手には甘えて自戒が緩むことがある。今回もそうだ。

これはもうお茶会が終わった後にキッチリ叱ってもらおうと、覚悟を決めた]
(148) 2022/07/11(Mon) 16:24:25

【人】 管制官 スピカ

[ダビーの話す家族の話は、本人はつまらないとは言っていたが、スピカにはとても面白く聞こえた。

こういうものを作ってくれた
こういうことをしてくれた
こういうところに連れて行ってもらった
こういうものを買ってもらった

そう話す本人には日常の一部でなんともないことであっても、スピカにとっては夢のようなキラキラした話に聞こえた]

[そうして自覚ないまま、家族というものに対する憧れが膨らんでいく]
(149) 2022/07/11(Mon) 16:30:20

【人】 管制官 スピカ

 
 へぞぺぱよ>>105?変わったブランドだね。
 美味しいからいいけど……。

[もう一つ、とマカロンに手を伸ばす。
今日はなんだかゾズマの口数が少ないなと思いながら]

[結局この日のお茶会は、お菓子の感想とダビーの家族の話を聞いたけだけ(聞かれていたら自分の生い立ちの話をしたかもだけど)で終わったけども、後になって思うと、とても楽しかったなと思うお茶会であった**]
(150) 2022/07/11(Mon) 16:35:17

【人】 管制官 スピカ

【研究室/いつかあったであろう日】

[オートクレーブは問題なく動いている。これならば大丈夫だろうと思い、席を立った]

 ふふ、"雑談"も結構楽しい物だろう?
 お茶会……いや、また"講義"を聞けるのを期待しているよ。

[お茶会と誘ってもどうせまた断られるだろう。
それならば、今日みたいに彼の話を何かつまみながら聞く会にすればいいじゃないか。
そんな爆弾を残し、スピカは工具キットを片手に研究室をあとにした**]
(154) 2022/07/11(Mon) 16:43:36
管制官 スピカは、メモを貼った。
(a33) 2022/07/11(Mon) 16:49:29

【人】 管制官 スピカ

【メインデッキ】

[各所から入ってくる通信 >>59 >>76、アンテナからの報告。
どれを聞いても頭をよぎるのは 絶望 の二文字だ]

 アンテナ!直近の可能な限りの観測ログをよこして!
 レーダー、航路データ、片っ端から!早く!!!

[アンテナから貰ったデータに物凄い速さで目を通す]

 時空ハリケーン……?
 予兆もなく起こるわけがな……。

[一点、とあるデータに目が留まる]

 時空ハリケーン……異常磁場……。
 異常……磁場……?

[不自然なノイズ>>0:38、ゴーストと見做してしまった予兆。
吐き気を催し、とっさに口を押える。
予兆を、見逃してしまった]
(168) 2022/07/11(Mon) 17:11:11

【人】 管制官 スピカ


[責任は誰にある?
アンテナ?No. 彼女はちゃんと観測していた。
ゾズマ?No. 計器に異常はないと言っていた。
スピカ?Yes. ノイズをゴーストだと思い込んだ。また、ゾズマにもノイズはゴーストという先入観を持って話してしまった]

 わ……私の……私のせいだ……、私が……先入観で……予兆を見逃して……。

[やってしまった、過去のどんな失態よりも重大な、船員を危機的状況に追い込むという最悪の失態を]

 ごめん……みんなごめん……!ごめんなさい……。

[気持ちは泣くまいとしているのに、勝手に涙が零れていった**]
(169) 2022/07/11(Mon) 17:11:42

【人】 管制官 スピカ

【メインデッキ】

[泣いている暇はない。
管制官は常に最悪を考えて動け、その教えがスピカを動かす]

 完全に操行不能に陥った場合、全員コールドスリープによる凍結、他船の救助を待つ方向に切り替える。

[その全員に自分は含まれていない。
古よりの習慣で、責任者の退避は最後、とそうなっている。
スピカは責任者ではないが、この事態を引き起こした戦犯として、なにより艦長であるアンテナの友人として、ここに残る]

 スリープの順序は……ゲイザーを第一に、十分な医療が受けれらない状態に置いておくのは危険と判断、早期のスリープにより身の安全を。
 次に……

[自分が最善と思う順序をアンテナに伝える。
それを採用するかは……アンテナ次第だ]

 リソース・動力を極限まで低下させた状態維持のためにラサルハグと、デブリ回避のためにダビーの凍結は最後に。
 以上、9名のコールドスリープの順序をアンテナに申請する。

[アンテナからの反応はないが、申請を受理したことを知らせるランプが点灯した]

 ……アンテナ、君を一人にはしないさ。
 あの時の私にはできなかったけど……、今回は一緒だ。
 ちゃんとずっと一緒にいるよ。**
(181) 2022/07/11(Mon) 18:16:21

【人】 管制官 スピカ

【メインデッキ/アマノ達合流>>179

[ドアが開く音に入口の方を見ると、各所の状況を確認して来たであろう皆の姿が見える。
見られてはいないだろうかと、慌てて目じりの涙を拭う]

 ご苦労様、報告を。
 ああ、ダビーとは通信が繋がっているから、情報共有できるから大丈夫。

[報告を受ける。
事前に貰っていた報告と、アンテナからの報告と、直接伝えられる情報を受け唇を噛む]

[私のせいだと、でも伝えるのは今じゃないと]

[アンテナの下した判断を皆に伝えなければいけない。
震える声で艦長の結論を伝える]

 現状は……現状の復旧は困難とアンテナは判断。
 総員コールドスリープによる待機、アンテナの活動加減ギリギリまでの低動力状態で……他船の救助を待つ。
 ……アンテナはそう判断した。
 スリープに入る順序はアンテナが判断する。

[自分の申請が通ればいいなと、現実逃避なのかそんなことをふと思ったりしていた**]
(184) 2022/07/11(Mon) 18:35:38

【人】 管制官 スピカ


 ……と、バーナード、君ロクに歩けてないじゃないか!
 ここに座るんだ。

[フラフラのバーナード>>183を抱き留め、自分が座っていたチェアに座らせる。
背もたれを倒せば横になることはできなくても、体を伸ばして休むことは可能だろう**]
(185) 2022/07/11(Mon) 18:41:20

【人】 管制官 スピカ


[絶望的な状態、それでも、少しでも明るくなってもらおうと、努めて明るい声でうろ覚えの情報を伝える]

 あ、ああ、でも安心して!
 コールドスリープ状態でも、意識はアンテナの生命維持装置に繋がっていて、体は寝ていても寝ている人同士は会話できる>>#1……みたいなことをラサルハグが言ってた気がするから!
 スリープ中も安心安心!

[自分はそこに加わることはない、そのことをスピカは伝えなかった**]
(187) 2022/07/11(Mon) 18:50:19
管制官 スピカは、メモを貼った。
(a45) 2022/07/11(Mon) 18:54:37

【人】 管制官 スピカ

【メインデッキ】

[ゾズマの提案>>203に首を縦に振る]

 アンテナの判断……さっき私の言ったことはすべて最悪の事態だった場合の話だ。
 まだ計器系統のチェックは完全じゃない、何とか操行可能状態まで復旧できる可能性だってまだある。

[今までアンテナの判断が間違っていたことはあっただろうか?いや、ない。
それでも今回ばかりは……その判断が間違ってほしいと心から思った]

 それと……ラサルハグは……おっと、来たか。

[遅れてきた目当ての人物に手を振る>>225]
 
 ここに来てすぐで悪いんだけど、情報の共有が終わったら、機関部に行って出力を可能な限り下げ……閉鎖する区画の電気系統を遮断、できるだけリソースをこことコールドスリープルームに回せるようにしておいてくれないかい?
 今、アンテナが残リソースの試算をしてる最中で、閉鎖する区画については後からアンテナから連絡があると思う。
(230) 2022/07/11(Mon) 22:13:30

【人】 管制官 スピカ


 それと……。

[ダビーの質問>>205に答えようとした、その時。
全員の安否が確認できたことに安心したせいか、副責任者のラサルハグが戻ってきたからか、膝から崩れ落ちた]

 ……ごめん、みんなごめん!!!私の、私のせいなの!!!
 私が……私が時空ハリケーン発生の予兆を……異常磁場を……見逃してしまったから……、私のせいで……。

[黙っていることもできた、でもそれ以上に皆に黙っていることに耐えられなかった]

[ぐじゃぐじゃと泣きながら言葉になっていない謝罪の言葉を言い続ける。

いっそのこと、皆からお前のせいでと突き上げられ、お前が全責任を取って最後の一人なれと、そう言われればどれだけ楽になれるだろうかと、どこか冷静な部分がある自分に気が付いた**]
(240) 2022/07/11(Mon) 22:31:35
管制官 スピカは、メモを貼った。
(a51) 2022/07/11(Mon) 22:52:21

【人】 管制官 スピカ

【メインデッキ】

[かけられる言葉>>259>>260>>262に首を横に振る。
かけられたい言葉はそうではない、お前のせいだと、いっそのこと詰るような強い言葉であってほしかった。
(心からの声>>263>>273をぶつけてくれた方がよほど楽になれたのに)

そうであれば……もっとも卑怯な手段で、すべての責任を被って命を絶つことで逃げる……全員分のポットを確保することもできたのに]

[そもそも人をまとめ上げるのは私の仕事ではないとか、私が死ねば全部解決するのにとか、どうしようもない状態なの必死になって滑稽だなとか、いい年した大人が泣きわめいてみっともないとか……そうありとあらゆる考えが自分の中に飛び交っていることに気が付き、ようやく自覚する。

ああ、今自分はパニックに陥っているのだな、と]
(282) 2022/07/12(Tue) 7:44:25

【人】 管制官 スピカ


[泣きじゃくりながら力の入らない足で立ち上がる]

 ご……ごめん……、こ……こんな、ひじょ……事態だけど……ちょ……っと……やす……やすませて……。

[冷静に思考ができない自分がいては逆に指揮系統に混乱をきたす。
スピカはふらふらとメンデッキを出ていった**]
(283) 2022/07/12(Tue) 7:49:33
管制官 スピカは、メモを貼った。
(a58) 2022/07/12(Tue) 7:56:23

【人】 管制官 スピカ

【自室】

[ルヴァの手を借りて>>296メインデッキを出たところまでは覚えている。
その後どこに向かって何をしたのかが全く思い出すことはできないが、今自分が自室におり、夢を見ていたことだけはわかっている。

スピカは夢を見ない、仮に見たとしても起きると忘れるような、朧げなものばかりだ。
それなのに、さっき見た夢のことだけははっきりと思い出せる。
視覚
聴覚
嗅覚
触覚
どれもすべて鮮明で、そちらが現実だったかのような錯覚さえ覚える]

[まるで過去/自分と向き合えと言っているような、そんな夢だった]

[それを持ってスピカの覚悟は決まった]
(341) 2022/07/12(Tue) 10:58:57

【人】 管制官 スピカ


[コール音と自分を呼ぶ声>>334気が付くと、身だしなみを整えることもせずに来客を迎える]

 ……ああ、サダルか。
 その……心配かけた、かな?ごめん……。

[ボサボサの髪に濡れたままの頬、赤くなった目の目尻にはまだ涙が居座っており、先程まで泣いていたと判断するのは容易であろう]

 ちょっと、ちょっと待ってて、すぐにデッキに……。

[そう言いかけてやめる。
サダルはカウンセラーだ、来た目的は突発的な自傷を心配してだろうか?きっと今すぐ戻ると言っても首を横に振るだろう。
それならと、]

 カウンセリングを、受けたい。

[覚悟の証人になってもらおうと、サダルの手首を掴んだ**]
(348) 2022/07/12(Tue) 11:10:24

【人】 管制官 スピカ

【カウンセリングルーム】

[最低限の身だしなみを整え、サダルと共にカウンセリングルームに赴く>>353]

[ここに来たのはほんのちょっと前だというのに、なんという変わりよう>>192だろうか。

もし何か飲むかと問われれば紅茶と答え、その支度をするサダルの背中に向かって話し始める]

 カウンセリングというより、自分の心の整理のようなものだ。
 話す順序が滅裂かもしれないけど聞いてもらえるかな?

[深く息を吐く。心の準備はできた]

 私の経歴は知ってると思うけど、施設育ちだ。
 ギュムナーズ院……子供の自立を第一とする養護施設として有名なところだね。

[大人になっても生活に困らぬように、その理念を掲げた施設は積極的に子供たちに教育を受けさせ、資格や技術を手に付けさせる。

宇宙船管制官のライセンスは公的資格の中でも特に取得難易度が高く、一度取れば一生働き口には困らないと言われるものである。

高等教育機関だけでなく、専門教育機関に通わねばとれぬ資格。
それだけ子供たちの教育に力を入れているということだろう]
(382) 2022/07/12(Tue) 15:22:36

【人】 管制官 スピカ


 そこに仲良くしていた女の子がいたんだ。
 目がクリッとしてしていて表情がくるくる変わる、どこに行くにもネズミのぬいぐるみを持っていく……私より2つ下の子だった。
 私たちはどこに行くにもいつも一緒でね、一緒にいないと不安になるくらいだった。

[その頃を懐かしんでいるのか、微かに笑みを浮かべる]

 あれは私が12、彼女が10の時の冬。
 彼女が「春になったら研究所に引き取られることになった」と言い出したんだ。
 ……研究所っていうのは公的研究機関の教育施設のことね、賢いとか身体能力が優れている子がそこに引き取られることはままあったから、別に不自然な事じゃないんだ。
(383) 2022/07/12(Tue) 15:34:38

【人】 管制官 スピカ

[一変、思い出すのが辛いのか、わずかだが表情が歪んだ]

 きっとあの子は引き留められたかったんだと思う、私だって離れたくはなかった。正直に言えばよかったのにね、行かないでって、一緒にいてって……。
 でも私は"いい子"だったから、変な意地張って

 「新しい生活になじめるといいね」

 そんな言葉を言ってしまった。

[その時の彼女の顔は思い出せない。
笑っていたのか、悲しそうだったのか、怒っていたのか……]

 仮に引き留めていても彼女が研究所に行くことは決まっていたから、結果は変わらなかったと思う。

[俯き、歯を食いしばる。
それでも出てくる涙は止まらなかった]

 あ、ちょっと、ごめん。
 落ち着く、時間が……欲しい……。

[大事なのはここから先だというのに、向き合わないといけないのはここから先だというのに。
スピカの己の不甲斐なさに歯噛みした**]
(384) 2022/07/12(Tue) 15:42:04

【人】 管制官 スピカ

【カウンセリングルーム】

[サダルの問いかけ>>400に思わず吹き出す
その答えを聞いてもらいたかったのに、先に聞かれてしまった。
回答を後回しにしてしまう形になるが、スピカは心の整理を優先させた]

 彼女が研究所に行った後は全く連絡を取らなくなってしまった、彼女は繊細だったから環境に慣れるのに精一杯だったのかもしれない。
 私も私で授業に追いつくのに精一杯で、彼女のことまで気が回らなくなっていた。

[紅茶を一口、喉を潤す]

 ……無事に宇宙船管制官ライセンスを取った報告に戻った……星間留学で施設から出ていたからね、報告で戻った時に初めて先生から聞いたんだ、「本当はスピカが研究所に引き取られるはずだった」って。

[泣くなと自分に言い聞かせる]

 彼女が「スピカはやりたいことがあるって言ってたから、研究所には自分が行く」ってそう言って……研究所に行ったって、私はその時初めて知った。

[過去に向き合えと自分を奮い立たせる]

 ……そうして私はこの船、ミスティックアンテナの管制官に選ばれた。
(418) 2022/07/12(Tue) 18:49:13

【人】 管制官 スピカ


 そしたらさぁ!いたんだよ!!!あの子が!!!この船に!
 艦長だって!メインコンピューターだって!!!

[それは本人かもしれないし、外見のモデルにしただけかもしれないし、たまたま似てしまっただけかもしれない。
スピカは後者であることを祈り続けている、彼女は今もどこかで元気に暮らしているだろう/家族を作っているだろうと。
その祈りが打ち砕かれてもなお、祈り続けている]

[息を吸う、咽る、呼吸がままならない、それでも話そうとすることをやめない]

 あの、子が……研究所にっ……わた……私じゃなく……ほんと、は……わたしっ……わたしがっ!!!!

[研究所に引き取られるはずだったのは自分、まるで身代わりになるかのように自分が行くと志願した彼女。
本来ならアンテナになっていたの自分だった、なんで引き留めなかったのだろう、彼女から未来を奪ったのは自分、おめおめと生き延びて、皆を危機に晒して]

 だからっ
 わたしはっ
 いっしょにいる!アンテナじゃない……キューといっしょに!!!**
(425) 2022/07/12(Tue) 19:09:08

【人】 管制官 スピカ

【いつかの穏やかな日の食堂】

 内罰的……、そうかな?

[ルヴァの言葉>>188にドキリとする。
自分のせいであの子は、自分が何かを言ったせいであの子は身代わりに……、記憶の奥に追いやったつもりでも、ふとした時に顔を覗かせる後悔とその時の記憶。

誰にも言ったことはないが、仮に言ったとしても「お前の責任じゃない」と、そう言われることはわかっている。

それでも、そう思うことがスピカの使命であり、この船にいる理由なのだ]

 自分に甘く……ね。
 そういう発想ができるルヴァが羨ましいよ。

[心からそう思い、深く刻み込まれた過去の出来事だ**]
(475) 2022/07/12(Tue) 21:49:28

【人】 管制官 スピカ

【カウンセリングルーム】

[話し終えた。
出てくる涙が感情由来なのか、息苦しさから来る生理的なものなのかわからない。
必死に息を整え、質問>>449に答える]

 やりたいこと……わからない、何を言ったのか覚えていない……。

[きっと、子供らしい他愛のない物に違いない。
おもちゃが欲しいとか、テレビで見た食べ物が食べたいだとか、きっとそんな他愛のないものだ。
あの時のスピカはいい子であろうと必死だった。だから、きっと先生には言えない願望を彼女に言っていたのだろう。
(でも彼女はちゃんと聞いていた、スピカのやりたいこと「誰かと家族になりたい」という願望を)]

[コールドスリープを拒否するのか>>450と聞かれると首を縦に振り]

 そのつもりだよ。
 それが私の責任の取り方だ、この事故に対しても、引き留めることができなかった彼女に対しても。

[キューの望み>>451……聞けば答えてくれるだろうか?……アンテナに昔の話しても分からないという反応しか返ってこなかった。
だから、アンテナはキューじゃないと、その可能性にスピカは縋っていた]
(489) 2022/07/12(Tue) 22:37:44

【人】 管制官 スピカ


 大切な……友人。

[思い浮かぶ、いつも迷惑をかけてばっかりの彼女。
見限られていないだろうか?
怒らせていないだろうか?
不快な気持ちにさせていないだろうか?
そんな不安が常に付きまとうけれど、一緒にいることが苦にならない彼女]

[それと、なぜか思い浮かんだ同僚の顔に首を傾げた**]
(497) 2022/07/12(Tue) 23:02:52