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人狼物語 三日月国


170 【身内RP村】海鳴神社の淡糸祭

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【赤】



[ この年、一人の存在が消えました。
  贄は不在。
  海は荒れるはずでした。

  けれどもう一人の贄の名前は
  こちらにあり、すでに手に入ったようなもの。

  いつも通りのお祭りを終えられました。

  その生はゆっくりと蝕まれていき
  彼がこの上ない幸せを感じた時
  波が彼を見つけるでしょう。  ]


 
(*10) 2022/08/24(Wed) 21:36:37

【赤】




[ 神は悲しみに暮れる人間より
  幸福であるモノを好みます。  ]




 
(*11) 2022/08/24(Wed) 21:40:15

【赤】



[ そうですね。
  それこそが妖と神との違い>>2:*15

  ”なるみかいと”は記憶をなくしても
  何かを感じ取っていた。
  底知れない存在と恐怖を。


  だから幸福が駆け引きの材料となることを
  知っていた。調べたのでしょう。
  
  足掻く人を見るのは飽きることはありません。
  変わることのない未来を変えようと……。


  貴方は諦めなかった。  ]

 
(*12) 2022/08/24(Wed) 21:40:33

【赤】




  わたくしは、わたくしは淡となることを
  望むしかなかったというのに───……




 
(*13) 2022/08/24(Wed) 21:40:43

【赤】



[ 懐かしい話もこれで終わりです。
  偽りの”なるみかいと”は消えました。
  名前も、存在も、誰の記憶にも残らないまま。

  ただ、同じ名前だと信じていた子は
  少しだけあの子の存在を覚えていたようですね。 ]*



(*14) 2022/08/24(Wed) 21:42:08

【赤】   願

 
 ……だ、そうですが

 どうするんですか、『糸』

 私は嫌ですよ 貴方だけなら兎も角
 神の領分に触れるのは 面倒なので

[引き抜かれた管を自身に引き戻し、
 二つの黒と宙を泳いで

 一つの生き物の様に身体を寄せ合い、
 離れんとするそれを見下ろす]**

  
(*15) 2022/08/25(Thu) 6:38:35

【赤】



[ ちらりと声を掛けられた方向を見て>>*15
  視線を二人へと向ける。 ]


  さて……
  わたくしは繋ぐだけですので



 
(*16) 2022/08/26(Fri) 5:00:29

【赤】



[ 海は見つけた。
  幸せに溢れる贄の存在を。
 
  波が攫う、
  攫ったのは
二人
。 ]


 
(*17) 2022/08/26(Fri) 5:37:30

【赤】



──────     ──────
  





 
(*18) 2022/08/26(Fri) 5:58:44

【赤】



  どうしたか……
  はて、
わたくしは何も聞いておりませんので


  聞いていないものは
  わたしくにはどうともできません


  わたくしは、ただ、繋ぐだけ

  必死にお互いを繋ぎ合った二人を
  どうして引き剥がせましょうか


 
(*19) 2022/08/26(Fri) 5:59:31

【赤】



[ わたくしは繋ぐ者。
  二人の絆、見せていただきました。
  見せつけられた気もしますが……。 ]


 
(*20) 2022/08/26(Fri) 5:59:41

【赤】



[ 私はまだ願いを叶えるとも
  代償をもらうとも
  一言も言ってませんから。

  そもそも聞いておりませんでした。

  わたくしでも
  聞き逃すことだってあるのです。 ]

 
(*21) 2022/08/26(Fri) 5:59:54

【赤】



[ あの者の名前?

  さあ、
記憶にございません
、ね。 ]

 
(*22) 2022/08/26(Fri) 6:00:03

【赤】



[ 何もかもなかったことにはならないでしょう。
  ですが、二人の繋がりは強固なもの。

  わたくしには引き離せない糸

  
二人の繋がりが”まこと”ならば


  あの者の声も戻るのでしょう。 ]

 
(*23) 2022/08/26(Fri) 6:00:16

【赤】




  わたくしも面倒事は 好きではありませんので



[ 淡々と、問いの答えを。>>*15
  わたくしの口元は
  少しばかり弧を描いていたかもしれませんね。 ]**


 
(*24) 2022/08/26(Fri) 6:00:30

【赤】   願

 
 ―――……

      おやおや、珍しいですねえ

 貴方が贄の名を忘れて・・・しまうなんて

 繋がる事が縁であれば、
 また断ち切ることも縁

 如何用にも出来た筈の客人の絆とやら
 血や痛哭や快楽よりも美しく感じでもしました?
 憧れや劣情があるのならば、
 戯れに人間の真似事でもしてさしあげましょうか?
  
 [クク、と可笑しそうな『声』を漏らす。
 その生い立ちに全く興味は無いけれど >>*13
 誂うのは楽しそうだと、ふわり、近づき
 管を『糸』の唇になぞらせて。直ぐに離れる]
 
(*25) 2022/08/26(Fri) 6:52:58

【赤】   願

 ………まぁ、
 私は所詮ただの海月火ですから
 切るも繋ぐも出来ませんし

 干渉するなら、そも、どちらかの好意を
 我々か神にでも向かせて―――おや、

 なんですか、何か文句でも?

 [先程まで浮かんでいただけの二つの光が、
 その動きを激しくさせて、ぽこぽこと頭を叩く

 海月の感触など、無いに等しいのだけれど]
(*26) 2022/08/26(Fri) 6:53:28

【赤】   願

 だから友達が居ないと言われるって?
 何を滅相な 私達は主従の縁でありながら、
 皆家族みたいなものでしょう?

 いいじゃあありませんか
 『糸』の言う通り、
 あの二人に真の繋がりがあるとしたら

 落とし子が歌を辞めるとは思いません

 届いていたじゃあありませんか
 この海の中にも、貴方達の元へ
(*27) 2022/08/26(Fri) 6:54:06

【赤】   願

             o .゚.。.
     .゚.。o...  ゜。

               o  。゚ ゚
 




 貴方達の「願い」は、
 きちんと叶えて下さった神なんです

 任せましょう、頼りましょう

 私達は「今」を揺蕩っていればいいのです
 
 **

 
 
(*28) 2022/08/26(Fri) 6:55:43

【人】 闇崎 宵稚

― 肆 ―

 ………。

 ………………。

 ………………………。


[藻掻き、勢いづいて浮上した様な、
一気に目が覚める感覚があったのに、

身体は鉛のように重たくて、
目も開いているのか
閉じているのかわからなかった。
けれど意識がある、という自覚だけは――

遠くで聞こえる、花火の音のせいだろうか。>>0:n3]
(0) 2022/08/26(Fri) 21:24:30

【人】 闇崎 宵稚

 ………………ッ……ん、う?

[次に、ぐらり、と身体が揺すられる。
ぐらり、ぐらり。その度頭も揺られて、
どこかにぶつかる位の痛みにも感じた]

 イッ………ぅー……
 ……あ、れ、  何処、ここ……浜…??

[痛みが他の神経にも効いてきたのか、
漸く身体の筋肉も目覚めたか。
ひどい頭痛を伴っていたが、俯せの身体は、
ようやく上体を起こすことに成功した。]

 な、に。なんで俺、浜……?
 
 ………。
 …………かい、と?

[右手でこめかみ辺りを押さえながら、
隣に映るのは昨日今日で見慣れた姿。

ただどうしてだか――自分もなのだが、
レンタルの浴衣ごと身体はずぶ濡れで、
『どうしてだか』、それすら気に留めないとばかりに
必死な形相の友人の姿ががあったのだ。]
(1) 2022/08/26(Fri) 21:24:59

【人】 闇崎 宵稚

 

 …あれ、お れたち。
 ……確か、

 昨日、飲んで、お前のホテル部屋泊まって、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 その後、祭りで、軽く遊んで、・・・・・・・・・・・・・・

 それで……――― それで?・・・・
 それでどうして、浜いるんだっけ・・・・・・・・・・・・・・・…??

 
(2) 2022/08/26(Fri) 21:26:43

【人】 闇崎 宵稚

[ただ惰性の心地で、
それでも久しく会えた海音に対して、
内心で浮かれてでもいたのか。
それとも、昨日あれだけいっておきながら、
俺のほうが酒で記憶、飛ばしたのか?

……肝心な所が虫食い。いや。もっとひどい。
ほぼ何も覚えてないと来た。
飲んだ酒すら覚えてないとは相当だ。
……薬無しで酒で失敗したのはこれで初めてか?

思い出そうとすると、頭の痛みも激しくなる。
虫歯をつついた時みたいだ。暫く後引くかもしれない]
(3) 2022/08/26(Fri) 21:27:15

【人】 闇崎 宵稚

 海音、俺たち、祭り抜けたのか…?
 まさか酔って泳いでた?

 この歳になって大人げなさすぎるだろ…
 せめて着替えてから、……つか、
 一緒ってことは、海音、どこまで覚えて…?

[とにかく、自分一人では
記憶に穴がありすぎて、話にならない。
海音に問いかけるようにしながらも、
自分でも一番記憶の新しい所を手繰る。
(その間、お前の表情は辿れなかった)


痛みでままならなくて、それでも、
波に削られたかのような記憶の断片を辿って、

潮風に乾いた頬を誤魔化すように拭い。


───ふと、砂まみれの指で唇に触れる。]
(4) 2022/08/26(Fri) 21:28:02

【人】 闇崎 宵稚


  ………………………………。

  ………………………………。

  
  ……………………………………



[記憶の断片を捉えた。

 かと思えば顔から蒸気が溢れて、真っ赤になる。


 
……思わず、口元を押さえた。
]**

 
(5) 2022/08/26(Fri) 21:29:57

【赤】   願


 [ 願いは、『糸』に聞き届けられませんでした ]
 
 
(*29) 2022/08/26(Fri) 21:31:34

【赤】   願

[ 言い伝え通りであれば。願いを叶えた者は、
 隠り世の出来事は忘れてしまう

 それが、叶わなかったのだ
 隠り世に囚われた儘でもおかしくなかった
 本来なら、覚えて残る記憶になる筈だった

 それでも、男の「願い」…「欲」は、
 神の贄を奪い去るに等しく
 願いとは別に――神へ代償を支払った]
(*30) 2022/08/26(Fri) 21:32:03

【赤】   願

 

[ 彼の者の願いは、彼にとっての幸福の護持 ]

[ 代償は、「幸福」に纏わるもの以外の記憶 ]

[ 好ましき感情>>*17を見つけた海から、
 それを収奪したのだ。
 それ以外の全てを犠牲にしても、
 男にとってそれは望むもの、だったらしい ]
 
(*31) 2022/08/26(Fri) 21:33:00

【赤】   願

[そして、あの男の人生は。
男の言葉通りのまま――その人生の殆どは、
並大抵、想い人を想う感情のお陰で、幸せだった。

故に、『殆どの記憶は残ったまま』でした。

この世界で結ばれたと思わしき繋がりも、
否、それこそ明らかな「形」だった

故に、我々の存在のみを忘れ、
都合よく「幸せだった記憶」ばかり残っている

それは奇しくも、願いを叶え、
この世界から去った人間と大差なかったようです]
(*32) 2022/08/26(Fri) 21:33:44

【赤】   願

[ ただ。
 『糸』の言う通り、であれば。
 
 『声』を失った贄のように。
 繋がりが保てていれば、>>*23
 何れ戻る記憶なのかもしれない

 ―――さて
 どこまで、どんな記憶が残ったのか
 それは本人のみぞ知る、といった所でしょうか
 ] *
(*33) 2022/08/26(Fri) 21:34:13